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休暇を取りLas Vegasへ行ってまいりました

LA～Vegas間は往路がレンタカー、復路が飛行機で移動。

LAXのHertzにDodge Challengerがあり、どうせならと一瞬考えましたが、SRT8ではなくRTでしたし少々割高なので断念し、、、世界のカローラを選んでみました。

405号線→10号線→15号線のルートを走行。15号線の長い登坂区間ではキックダウンしなければならない局面もありもうちょっとパワーが欲しいなぁ・・・とは思いましたが、あとは必要十分。

ハンドリングをどうのこうの語るべきクルマではありませんが、ステアリング中立付近の曖昧さがむしろ継ぎ接ぎだらけのフリーウェイでは直進性に優れ、乗りやすかったです。

ユル～イ感じでドライブしていたら、ふとこの曲↓を聞きたくなっちゃいました

新年あけましておめでとうございます！

旧年中は拙いブログにお付き合い頂きまして有難うございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さてさて、年末より恒例の温泉強化合宿へ出かけておりました。

4人乗りでスタッドレスを履けるクルマが無いので、レンタカーでスタッドレス付のカローラを借りてみました。

既に5万キロ近く走行したクルマでしたが、意外によく走るのです！エンジンは1.5LのINZ-FE。長い登り坂ではパワー不足は否めないものの、それ以外では必要十分。

もちろん運転する楽しさを求めてしまうと不満な点はそれなりにありますが、これはこれでいいと思います

ところで、せっかくですからアイスバーンのテストコースでロングサイドの練習をみっちりやったのはココだけの話

雪道はホント勉強になりますね～！

閑話休題。

カローラを返却してから帰宅すると、'11 C63のオフィシャル画像が出ているではないですか！詳細は1週間後のデトロイトショーで明らかになるみたいですね



相変わらず煩悩多き日々を送ることになりそうです


さて公私共に激動が予想される2011年。まずはこの曲↓から聴いてみましょうか！

ホントは今週末からニュルブルクリンクへ5年ぶりに遠征する予定でした。

ニュル行きをふと思い立ったのが1ヶ月前。溜めたマイレージを使おうと思い、ネット予約しようとしたら、ビジネスはマイレージ向け席数が少ないらしく満席。ファーストも同様。

しょうがないので空席待ちをして、席が確保できたとの連絡があったのが出発10日前。しかしながら、現地情報によれば、ちょうどボク達が走行する日にイベントが入ったらしくコースが混んでいるようなので、せっかく行ってもなぁ・・・となり、延期に

でも正直ホッとしています。5年前に遠征した時は、Gran Turismo4を1ヶ月間毎晩やり、コースを完璧に覚えていたのですが、今回はGran Turismoで練習する環境がなかったので、ひたすら599XXのタイムアタックビデオを観て、コースを思い出すくらいしか出来ませんでした



唯一備えていたのはカラダづくりでしょうか。ジャンピングスポットが数箇所あるのですが、そのうちキツイのが下り坂。これが上り坂よりも腰に負担がくるのです。なので体幹を鍛えるトレーニングをやってました。

あっそうそう、前回はレンタカーの997CarreraSで走り、返却時にはタイヤのショルダーがボロボロだったので、「ニュルを走ったのか？」とレンタカー屋のオジサンに聞かれましたが、言葉がわからないフリしてすっとぼけました　万が一ニュルで自爆しても、保険適用外ですから、レンタカーは神経を遣いますよね。。。

そこで今回はニュル走行を認められているクルマをレンタルする予定でした。ロールケージの入ったBMW等があるとか。詳細はこちら

なんとか年内にもう一度遠征する機会をつくれればと思っています

997Carreraには日本でも何度か試乗させて頂きましたが、一番印象深いのはドイツでの4日間でしょうか。

2005年7月。大井さんに誘われニュルブルクリンクへ走りに行くことにしました。

恥ずかしながらボクはどうしても機内で1時間以上眠ることが出来ないのです。お酒飲んだり、ビデオを観てもダメ、いつも寝不足のまま到着となってしまうのです

フランクフルト空港へ到着すると、案の定寝不足でフラフラでした。先に現地入りしていた大井さんと到着ロビーで落ち合い、空港のパーキングへ向かうと、そこにあったのがバサルトブラックの997CarreraS 6MT スポーツクロノパッケージでありました

当初の予定ではBoxter Sだったのですが、レンタカー屋の手違いで同料金で997を貸して頂けることになったとか！！

早速キーを受け取り、ニュルへ向かってステアリングを握ることになりました。

先導する大井さんはTOYOタイヤヨーロッパ所有の'02 996Carrera 6MT 。普段はタイヤテスト等に使用されているらしくバケットシートとロールケージが入り、一見GT3風でそれなりの雰囲気がっ！

アウトバーンに入ると、あいにくの雨。しかも金曜の夕刻ということもあり結構混んでいました。その中を大井さんは容赦なく飛ばします　ただでさえ寝不足でボーっとしているのにオッサンそんなに飛ばさないでよ・・・と心の中で泣きながら、これも合法高速特訓だと思い必死についていきました。

アウトバーンではみなさん決して車間距離を十分に取っているとは言い難く、日本の感覚でちょっとでも車間距離を取ると強引に割り込んできます。いわばガチンコです！？

混んでいるにも拘らず200kmオーバー巡航、時には250kmあたりまで出しましたが、大井さんの前を走るクルマがもしも急ブレーキでも踏んだら嫌だなぁ・・・と不安に思えるくらいの超接近戦！？でありました

走行中、200kmオーバーの高速コーナーでは瞬間的にアンダーでもオーバーでもない不気味な挙動の兆候があってすぐに収まる・・・というのが気になりました。オンザレールから外れるわけでもないのに一瞬外れそうな兆候があるとでも申しましょうか。

エア圧をチェックしてみたら正常、あとで大井さんに確認すると「997にはそういう動きがあるね。だからその領域に入れないよう乗れば大丈夫だよ！」とは言われましたが、不安がありました（余談ですが、'09モデル 997Carreraにも同じ挙動があることを大井さんから伺いました）。



さて、ニュルでは2日間で25周しました。1周約20kmですから約500km走破したことになります。

PASMはノーマルとスポーツの両方を試してみましたが、スポーツの方がコースに合っていました。日本のクルマ雑誌では、「PASMのスポーツモードは街中では硬すぎる！」との論評を目にしますが、ドイツの郊外の道は路面が良いのか、特に不快感はありませんでした（またまた余談ですが、その後、PASMスポーツにして天現寺から恵比寿方面へ向う明治通りでの荒れた路面では確かに硬さを感じました）。

ニュルではさすがに強固なボディに包まれ、クラッシュしても生存率は高いのでは？と思えるくらいの不思議な安心感があり、疲労も少なかったです。こういうところはさすがPorscheだなぁ～と思いました。実は、ボクが走った2日間に死亡事故が2回あり、サーキットを走るなら安全なクルマでなければと再認識いたしましたです。。。

ブレーキは別にPCCB仕様ではなくても制動力および耐フェード性ともに充分でして、ここでも感動！
但しPSMを頻繁に作動させるとそれだけブレーキを酷使していることとなり、パッドの磨耗が早そうでした。

997から新たに採用されたアイシン製6MTも従来のゲトラグ製のような剛性感はあまりないですが、スパスパ入ってこれまた気持ちいいです！

PSM（ポルシェ・スタビリティ・マネージメントの略）はOFFにしてもブレーキペダルに触れると制御が一時的に復活してしまいます。これってブレーキングをきっかけにリアを振り出すこともあるドリフターにとっては邪魔なのです。

オプションのスポーツクロノパッケージを装着し、スポーツモードを選択すれば、ABSが作動しない限り、PSMの介入は無いと聞いていましたが、ボクが想像していたよりもABSの作動タイミングは早かったです。このあたりはC63も同じです。

そういえばニュルマイスターのオネーサマ（地元ホテルのご令嬢とか！？）がドライブするRING TAXIのM5がドリフトしていたので対抗して一発かまそうかと思いましたが、さすがにレンタカーなので万が一を考え我慢しました。。。




4日間で1000km少々乗りましたが、すっかり自分のクルマのような錯覚もあり、返却する時は寂しかったです

91年4月、再びドイツへ。フランクフルト空港のHertzで借りたのがE34 BMW520i 5MT。ホントはBudgetに964Carrera2があったのでそちらを借りたかったのですが、大幅に予算オーバーだったので断念しました　

フランクフルトからデュッセルドルフへ移動し、ベルリンの壁が崩壊した旧東ドイツへも足を伸ばしてみました。

当時、東西の違いを感じたのは路面の整備状況、そして速度差。200kmオーバーで走行中にトラバントが80kmくらいでいきなり車線変更してきて何度か衝突しそうになり焦りました　後から聞いた話ですが、当時はそういった衝突事故が多かったそうです。。。

ちょっと話が脱線しますが、当時の日本は既に実体経済は崩壊していたのにも拘らず、輸入車業界はまだバブルを引きずっており、大手商社が某クルマ雑誌とタイアップしてオークションを開催したり、F40が2億5000万円、テスタロッサが5000万円、348tbが4000万円なんていう驚きの店頭価格でした。

その頃のボクは、Ferrariに憧れてはいたもののあまりにも現実離れした価格なので、代わりに目標としていたのがE34 M5だったのです。M1から始まる名機M88ユニットの流れを汲む直6　3.6L　315hp、そしてもちろん5MT。

そんなわけで将来M5に乗ることを想像しながら520iのステアリングを握っていたわけです。日本仕様にはない5MTでしたし。

520iはとてもいいクルマでした。ハンドリングは素直ですし、雨のアウトバーンでも安心して200km巡航できましたし、欲を言えばもう少しパワー・トルクがあれば・・・とは思いました。最高速はアウトバーンの平坦路で210km、長い下り坂で220kmといった感じでした。

結局その後にM5を購入する機会は巡ってこなかったのですが、つい先日首都高で綺麗なE34 M5を見かけ、18年前を思い出したのでありました