
一昨日、友人からNew Range Roverが気になっている・・・との話を聞いていたら、ふと今から10年前のことを思い出しました。
軽~い気持ちで覗いたディーラーで、DiscoveryとRange Rover 4.0HSE&4.6HSEの3台を試乗し、最も気に入ったのが4.6HSE。確か車両価格が700万円をちょっと切っていたと記憶していますが、そこからさらに100万円近い値引きを 提示され思わずハンコを押しそうに・・・
最新のRange Roverの価格表を見たら、10年前の約2倍

Superchargedを選ぶとさらに
・・・それはともかく、まずエクステリアから見るとサラウンドカメラシステムが装着されたことにより、あの醜い補助ミラーが消滅し、本来の綺麗なスタイリングとなりましたね
インテリアはRange Roverならではのセンス良い空間。高速SAで買った牛串を食べながら運転したらヒンシュクを買いそうです・・・
価格差のことは置いといて、NA or Superchargedのどららを選ぶかですが、ボクならNAを選ぶと思います。速さを求めるクルマではありませんし、NAを選んでも非力さに歯痒い思いをすることはないでしょう。タイヤサイズはNAが255/55R19に対し、Superchargedが255/50R20ですが、Range Rover本来のしなやかな乗り心地を求めるのであればNAの19インチでいいように思います。
閑話休題。
・・・ボク自身は昨年12月に父が所有していた期間も含め計9年半乗ったランクル100を手放していますので大型四駆はしばらくいいかなぁ・・・と。。。
ちなみに以下はランクル100を7年半ぶりに運転した時の印象を書いたものです。
『・・・考えてみれば父がこのクルマを購入した99年5月にちょっと乗った程度で、それ以来ほとんど乗っていませんでしたので、都内の駐車場から動かそうとした瞬間、あまりの巨大さに固まりました
高速に乗ってしまえばもう大丈夫!というわけで快調に巡航しはじめたのですが、「おお!対向車線のクルマも見えるのかー!」と、いつもと違う風景に喜んだのは最初の30分くらい。次第にあれこれ気になる箇所が出てきました。
1.エンジン
4.7L V8ではあるものの、もうすこし低中速トルクがあってもいいかなぁと思いました。後期型が5ATとなりより細かく変速するのでしょうが、ウチの4AT仕様だと強引にキックダウンさせなければならない場面もあり、歯痒さがちょっとあります。普段速いクルマに乗っているせいか尚更そう感じてしまうのかもしれませんが。。。
2.ブレーキ
新車時はもっとサーボアシストが強く、カックンブレーキになりがちのように思えたのですが、あれから22,000km走行し、適度にブレーキパッドが磨耗しローターとのクリアランスが出来たのか、それほど違和感がありませんでした。ただ、高速を可及的速やかに移動中、急ブレーキを要した場合、あまりに制動距離が長くて焦りました

重量を考えれば当たり前の話なのですが。。。
3.足回り
まず高速の直進時にステアリングの中立付近で「座り」がなく、ぐにゃぐにゃしてて不安になります。コーナー進入時に切り込んでいっても、Gとヨーの予測が慣れていないせいか戸惑い、運転の仕方によってはクルマ酔いしそうだなぁと思っちゃいました
4.シート
ホールド感ゼロのシートは、アメリカによくいる身長190cm 体重120kgといった熊五郎みたいな体格の持ち主にはいいのかもしれませんが、もう少し形状を工夫すべきだと思います。それと1時間乗っていると、腰が痛くなってくるのも考えものです。はっきり申し上げてランクルのシートはコストが掛かっていないと思います。
ついつい不満を列挙してしまいましたが、カイエン・X5・レンジローバー等のヨーロッパ車と比較してしまうと、根本的な考え方が異なるのかもしれません。
ただ信頼性、きめ細やかな各部の操作性、リセールバリューの良さは魅力ですね!』
・・・これを書いた2年後に手放してしまいましたが、New Range Roverはボクが抱いてしまっている大型四駆へのネガティブなイメージを変えてくれるのか?、機会があれば試乗して確かめてみたいと思っています

Posted at 2009/11/23 18:39:55 | |
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