
ふと思い立ちABARTH 500を試乗してきました。
試乗車は5MTの右ハンドル。
まず右or左について。右ハンドルですと左足のフットレストが狭く、しかも左膝がセンターコンソールと当たってしまい長距離移動が辛いかな!?左ハンドルはその点問題ないのですが、ヒール&トゥをした時に右踵がセンターコンソールに触れそうになるので内装を若干カットするオーナーさんもいらっしゃるとか。総合的に判断すると左ハンドルの方が自然だと思います。
クラッチもシフトも軽く、エンジンは低速トルクが太いとは言えませんがフレキシブルでスポーツモードに切り替えフル加速してもボク自身の感覚が麻痺しているせいか刺激的な速さは感じませんでした
ブレーキはサーボアシストがほどほどでヒール&トゥを合わせやすくいい感じ。
問題は足回り。意外にもマンホール等の段差を乗り越えた時の衝撃はC63よりマイルド。しかしながらダンパーの伸び側の減衰が足らないのか、一発で収まらずピョコピョコした余震あり。これはダンパーのピストンの低速or高速側を問わず同じような動きを感じ、ショートホイールベースの特性を差し引いてもこのままでは長距離移動は疲れそうです。
esseesse kitを組むと、ダンパーはそのままで若干レートが上がったローダウンスプリングが組まれるそうで、乗り心地だけの面でお話すればさらに悪化しそうです。
個人的にはesseesse kitを装着せず、社外品のダンパーの中で選ぶと思います。あとはボディ剛性がお世辞にも高いとは言えないのでロアーバー等で補強すると思います。そこからさらにモディファイの世界へと踏み込むならばキャンセルが出て枠が2台ある695 Tributo Ferrariも一瞬考えたのですが、乗り出し約六百弐拾というお値段と、決して洗練されているとは言えないセミATが・・・
素のABARTH 500が悶々とした気持ちを吹き飛ばすような痛快で弾けるクルマだったら琴線に触れたかもしれません。。。
・・・というわけでこちらの曲↓をどうぞ
Posted at 2011/05/04 15:15:48 | |
気になるクルマ | 日記