日が暮れ暑さが弱まるのを待ってから、F355challengeに火を入れました。
長すぎるクランキングは相変わらずですが、頻繁に長距離を走るようになったらどう変化するのか?を観察してみることに。これで改善しなければ原因が他にあるわけですし。
久しぶりにちょっとだけ真面目に走ってみようとレーシングシューズを履き、空気圧を冷間前後2.0にセットして、2時間コースへ出発!
水温&油温そしてミッションのウォームアップ完了を確認してから鞭を入れ8500rpmへ。
もちろん数値で示す速さでは991Cabrioletに敵わないのですが、独特の昂揚感に包まれますね!
余談ですが、F355と360Modenaの6MTを比較すると、遙かに360Modenaの方が冷間時にも軽くスムースに入り、しかもショートストロークで小気味良いです。じゃF355の6MTがダメかというと決してそうではなく、今の季節でもミッションがしっかりウォームアップするまで丁寧にシフトし、2速が渋ければ飛ばして3速か4速へ入れてしまえばいいのです。ウォームアップが完了すれば電光石火とまではいきませんが、ミッションマウントの状態が良く尚且つシフトリンケージの調整がちゃんと出来ていれば気持ちよくシフトできますよ!
脱線ついでに思い出話をひとつ。ディーラー曰く新車在庫車の最後の一台だったらしいFD3S Spirit Rを購入したのがちょうど10年前。このクルマでイマイチだったのがシフトフィーリング。かなり丁寧に慣らしをして、ミッションオイルも良いと言われるものを片っ端から入れてみたのですが渋かったですね。もしかしたらミッションがハズレだったのかもしれませんが。。。それが当時出たばかりのRX8の6MTを試乗した時はあまりにもフィーリングが良いのに驚き、もしも耐久性に問題なければこのミッションをFDに載せ換えたいなぁと思ったほどでした。
話をF355challengeに戻します。今回は某テストコースのあらゆるコーナーでしっかり踏み、時としてカウンターも何度か当てました。Michelin Pilot Super Sportの限界特性はとてもわかりやすく、例えばブレーキングドリフトを誘発させながら進入すると、テールが滑り出した直後にアクセルオンするタイミングが感覚的にズレないのです。最初の滑り出しで中途半端に踏ん張るタイヤもありますが、PSSはこの塩梅がとても良かったです。
実はこの領域まで試してみるとロアバーを強化した違いが感じられました。おそらくリアのアライメント接地変化が少なくなり、限界特性は以前よりマイルドに。そしてトラクションも良くなりましたね!ラジアルではなくSタイヤならばより違いを感じやすいように思います。
ところでF355のダブルウイッシュボーンは、上下2本のアームがリアフレームと接続していて、ダンパー上部に掛かる荷重はダンパーとスプリングに対する上下方向のみのような気がして、ここにタワーバーを装着しても果たして効果はあるのかなぁ?と思っていたのですが、ちょっと試してみたくなりました!
あっ!またもやFDの話に戻ってしまいますと、Autoexeのメンバーブレースセットを装着したところ捩じれ剛性がアップし、轍にもステアリングを取られにくくなりましたね。
こういう補強パーツは気になるとあれこれ装着したくなっちゃうものですが、重量UPもするわけですから厳選したパーツだけでいいのかもしれません。
・・・さてさて楽しい2時間はあっという間に過ぎてしまい、許されるならばもっと走りたかったです!
また近日乗ってみて、件のクランキングを確認してみようと思っています。
久しぶりにちゃんとドライビングし、興奮状態が納まらないのでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
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Posted at 2013/07/12 23:25:02 | |
F355challenge | 日記