
事の発端は友人から「フツーのクルマを一台も持っていないねぇ・・・セダンもあれば便利だよ~」と言われたことでした。
フツーのクルマをどう定義するかは人それぞれではありますが、例えば4ドアセダンで実用性を有しながらも運転が楽しく、サーキット走行もこなせ、ついでにドリフトもかまそうと思えば出来てしまう・・・そんなクルマがボクにとって理想です。
そこでかつての愛車W204 AMG C63 Performance Pacakageを連想させるLexus GS Fを試乗してみました!(^^)!
エンジン始動時の咆哮はなかなか勇ましく、走り出してみるとマンホールを踏んだだけで衝撃がキョーレツだったAMG C63と比べ、実にしなやかな乗り心地で快適!
ボディーサイズも都内で不便さを感じないギリギリであり、取り回しに関して気をそれほど遣わないのもいいですね。
ECOモードでゆるゆる走っている限りではまったくフツーのクルマですが、VDIMをSPORT S+、ATをマニュアルモードにしてゼロ発進からフル加速してみたところ、VSCでホイールスピンは辛うじて抑えられているもののなかなかの加速。しかしながら排気量とトルクの差もあり、C63の方がさらに力強かったことは確か。
ブレーキのサーボアシストは良好。コントロールもしやすくいい感じ。
ステアリングのレスポンスは悪くないものの、中立付近でもう少し「座り」があると個人的には好みかなと。
室内空間は快適で、運転席をボクのポジションに合わせてからリアシートに乗りこんでもレッグ&フットスペース共に余裕あり。トランクも広いです。
実用4ドアセダンとして使えますし、運転する楽しみもそれなりに味わえ、主要サーキットではリミッターがカットされる設定になりますので全開走行も可能。ドリフトもおそらく出来るでしょう( ̄▽ ̄)
ただサイドブレーキはレバーもボタンもなくATをPに入れれば自動的に作動してしまいますので、サイドを使った変態技が出来ないのがちょっと残念('◇')ゞ
総合的には良く出来たクルマ。しかしながら強い個性や華を求めるならば少々物足りない・・・そんな気がします。
加えて乗り出しで約1200近くとなり、そこまでの価値をボクには正直見出せませんでした・・・(^^ゞ
フツーのクルマを試乗したら、自分自身がフツーではないことを再認識した次第です(笑)
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2016/01/24 18:58:28 | |
気になるクルマ | 日記