
近日デトロイトショーでの発表が予定されているNew Gクラスでありますが、現行Gモデルとの共通パーツは下記の5つしかないそうです。
・ドアハンドル
・ヘッドライトウォッシャーノズル
・トーイングフック
・サンバイザー
・スペアタイヤカバー
最新のクラッシュレギュレーションに適合し、ホイールベースは40mm長く、全長は50mm長く、それゆえ室内スペースに余裕が生まれたとのこと。
足回りに関しての最大の変更点はフロントがリジットアクスルからダブルウィッシュボーンに、ステアリングがリサーキュレーティングボールからラック&ピニオンに。ダンパーはグレードによって減衰力調整が可能。
Low Rangeへの切り替えはGモードのスイッチを押せばOK牧場。しかしながらこの状態ではまだESP等の電子制御がONであり、そこからデフロック(前・中・後)をONにすればESPは解除となる。
さて、、、
ラダーフレーム(34%剛性UP)を踏襲しつつも、ダブルウィッシュボーン化されたフロントサスペンションとラックアンドピニオンにより、高速での直進性は大幅に改善されるハズ。高速をそれなりのペースで移動した時の疲労度が明らかに違うでしょう。その反面、凸凹の激しい本格的なオフロードを走った時には、ステアリングのキックバックが強くなり、リサーキュレーティングボールの鷹揚さを懐かしく感じるかも。
室内スペースに余裕が出来るのも有難いところ。しかしながらその反面全幅が1860mmから1970mmになると、コインパーキング等のように隣のクルマとの間隔が狭いところでは不便さを感じるでしょう。
ボディは鉄のパーツを減らしてどこまで軽量化されるのかはわかりませんが、9G-Tronicと相まって燃費は大幅に良くなるでしょう。
ちょっとだけ懸念するのが、良くも悪くもGクラスらしい個性が薄れてしまっても、カイエン・レンジローバー・レヴァンテ等々に対し、New Gクラスを選ぶ魅力があれば・・・と('◇')ゞ
私見では現行GクラスはClassic MINIと同様に、BMW MINIに比べクルマとしての総合性能を数値で評価するならば劣るものの、独特の運転感覚に対する楽しさを含めた所有する喜びは大きい・・・そんな感じかもしれません。
ボク自身は今後もG350dで走り続けますが、New Gクラスがどのようなクルマなのか興味あります(^^)
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2018/01/06 21:50:32 | |
気になるクルマ | 日記