1時間のフライトでStockholmへ移動。
空港から中心街に位置するCentral Stationへ20分のArlanda Expressに乗ってみました。
シートもゆったりしていて車内も綺麗。嬉しいことに速度表示もされるので、しばし観察。本日の最高速度は205㎞!片道約3000円はちょっと高いなぁと乗る前には思いましたが、バスで40分かけて移動することに比べれば遥かに快適でありました。
Central Station至近のRadisson Hotelにチェックインしてから、街を散策してみました。夕方5時で気温13度。東京の11月頃の気候でしょうか。以前この街を訪れたのは8年前。でもその時は7月末でしたので寒さを全く感じませんでした。もしもこれからの季節に北欧へお出かけの方がいらっしゃいましたら暖かい服装を用意された方が無難です。
さてさてStockholm市内でクルマウォッチングをしていたら、我がトヨタプリウスのタクシーが走っているではないですか!
頑張れ日本!と心の中で叫びながら、その一方で探したのがVolvo 240。
旧くても940まででしょうか。中心街ということもあり、比較的新しいクルマばかりだなぁ・・・と思ったら、目の前をMG-B Coupeが凄い勢いで通り過ぎていきました。もしもドリフトなんぞ見せられたら思わず失禁しちゃうところでした(笑)
そういえばSASの機内誌にも1964年式あたりのJaguar E Typeで颯爽とCopenhagen郊外を走る写真が載っていましたので、ある年齢以上の北欧の人達にとって旧い英国スポーツカーは憧れの存在なのかもしれませんね。
閑話休題。
つい先日も知人の240wagonに乗せて頂く機会がありました。実にいい味を出しており、ボクも最終型240wagonを新車で購入し今日に至るまで実用車として乗り続けるカーライフもありだったなぁ~と思ったものでした。
話は70年代後半に遡ります。当時の輸入元は帝人。「ウチのおとーちゃん」で知られる大屋正子女史のご主人が社長と務められていた時代でありました。
父親に連れられ見に行った240は当時のボクにとっては単なる無骨な四角いクルマにしか見えず興味ゼロであり、その意識が変わるまでしばらく時間を要しました。
今でこそシンプルかつ温かみのある北欧デザインは日本でも評価されていますが、当時はそれほどでもなかったように思います。一般的にはIKEAの日本進出による影響も大きいのではないでしょうか。
ところで93年の出来事です。当時の彼女を家へ送る途中、交差点で一時停止無視してきた240wagonに左リアフェンダーへ突っ込まれてしまいました。すぐさまクルマから降りると、なんとその240wagonはバックして逃げようとするではないですか!慌てて止めさせ警察を呼びましたが、そのことがきっかけで240の最終型が欲しいなぁ・・・との思いが一気に吹っ飛んでしまったのです。。。
その後一度だけVolvo購入を検討したことがあります。黄色の850Rに少々心惹かれたこともあり、V70R AWDはいいなぁ~と思いましたね。R34GTRのベイサイドブルーをちょっと薄くした鮮やかなブルー。確か乗り出しで800万円前後でしたので明らかに予算オーバーであり諦めました。
それ以降のVolvoは例えばBMW・M.Benz・AUDIと比較検討すると、そちらへ流れてしまうような気がします。
商品力はあるとは思いますが、もしかしたら何かが足らないのかもしれません。
個人的には一目惚れもクルマ選びの上で大切な要素ではありますが、所有すれば所有するほど味が出てくる240のようなモデルがVolvoから再び出てきたらいいなぁと思っています。
・・・とかなんとか言いつつ、Stockholmの街中で「おっ!」と振返るくらい綺麗な女性を何人か見かけ、思わず一目惚れしそうになったのはココだけの話です(笑)
・・・というわけでこちらの曲をどうぞ!
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Posted at 2012/09/15 04:36:10 | |
気になるクルマ | 日記