イギリスの某誌から一部抜粋したものをご紹介しましょう!
◇パワーに関して
991.2GT3や991.1GT3RSと比較して20馬力しかアップしないの?と思われるのは当然のことだけど、関係者によればエンジン本体には530馬力+を出すだけのポテンシャルはあるものの、ドバイの灼熱砂漠であろうが極寒のアウトバーンであろうとも常に安定した性能を発揮する520馬力がちょうど良い塩梅だったとか。
◇9000rpm & Newエキゾースト
991.1GT3RSのレブリミットが8800rpmだったのに対し、200rpmプラス。実は新設計のチタン製エギゾーストがレスポンスアップに大きく寄与している。先日フィンランドでWalter Rohrl御大が乗ったら『別モノだっ(*´▽`*)』と爺さんは年甲斐もなくはしゃいでいた。
◇より軽く
様々な認証に係るメンドーな話もあり、カタログ上の数値がどうのこうのといった大人の事情もあるけれど、実際にはGT3RSらしい軽量化に取り組んでいる。さらにマグネシウムホイールやカーボンを採用したボンネット&ルーフ等が含まれるWeissach Packageを選べば29㎏軽くなる。
◇グリーンの理由
発表時のイメージカラーとしてLizard Greenを選んだ理由は、GT部門の開発責任者であるAndreas Preuningerが数年前にアメリカで開催された歴代RSモデルのイベントで見かけたグリーンが印象的だったから。
◇ニュルのラップタイムは?
Andreas Preuningerによれば7分5秒前後であろうと。
◇シャーシーは991GT2RSと同じ?
基本的には991GT2RSと限りなく近いセッティング。リアアクスルステアリングのチューニング、それからダンパーの減衰力、スプリングレートも同じ。991.1GT3RSよりさらにサーキット志向なセッティングだから路面の継ぎ目で突き上げは思わずショックで失禁してしまうほどではないにしろそれなりにある。オプションのWeissach Packageを選べばバネ下で約12.5㎏軽量化出来るマグネシウムホイールにより乗り心地は改善される。PCCBに関しても同様のメリットがある。
◇エアロは?
こちらも991GT2RSで確証することが出来たボディをそのまま流用した。開発陣にとっても意外な結果をもたらしたのがフロントフードのNACAダクト。これはフロントブレーキの冷却を主目的にしていたのだけれど、車体下に空気の流れを増やすことが出来た。机上の計算では予測していなかったのでびっくらぽっぽーだった。
◇生産状況は?
991.1GT3RSはなんだかんだで約5000台生産。AGとしては生産台数を991.2GT3RSに関しても増やしたい方針。でもWeissach Packageに含まれるマグネシウムホイールの生産が遅れており、その為初期ロットに関してはマグネシウムホイールを含まないWeissach Packageもあるかも!?
◇MTが無いのは何故?
991.1GT3RSに991Rの6MTを装着した大改造事例がアメリカであったように、3ペダルを好む層が存在することもAGとしては理解しているが、GT3RSは速さを追求するものであり、それゆえPDKのみ。
◇開発責任者は変態なの?
Andreas Preuningerはいわゆる典型的な堅物のドイツ人ではなく、V8 5.7LのDodge Ramに乗り、KTMのオフロードバイクで野山を駆けり、ギターやアンプも自作したり、ライフルでシューティングも楽しみ、暇になったら600馬力くらいのパワーボートを製作したいと思っているくらいの遊び心が豊富な人である。変態かどうかは未確認(笑)
・・・上記に加えて、ある情報通のオジサンによれば、、、
素GT3RSで選択できるClub Sportのスチール製ロールケージが19㎏に対し、Weissach Packageのチタン製ロールケージは12㎏。
マグネシウムホイールが標準ホイールより12.5㎏軽いことは上述しましたが、標準ホイールも同意匠ながら991.1GT3RSよりも若干軽いそうです。
さらにバケットシートは918Spyderと共通の『軽量バケットシート』よりも
『スポーツバケットシート』の方が1脚あたり2㎏軽いそうです('◇')ゞ
ボクも知りませんでしたぁ~
『軽量バケットシート』は電動で高さ調整出来ますので、それゆえ重くなってしまったのかもしれませんね。。。
ところで今日は寒くすっきりしない空でしたが、引き続き991.2GT3RS妄想に励むとしますか(笑)
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
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Posted at 2018/02/22 17:33:23 | |
気になるクルマ | 日記