
昨日はナイジェル井桁さんの鈴鹿走行会に参加してまいりました!
思い起こせば991.1Carrera S Cabrioletで同走行会を走ったのがちょうど5年前。
わかりきったことではありましたが、Cabrioletのボディ剛性と足回りでは鈴鹿だと物足らず、またFSWのスポーツ走行枠では走らせてもらえないことも知り、思い切って991.1GT3への乗り換えを決意したのでありました。
しかしながら茨の道とでも申しましょうか、ポルシェ役モノの連敗記録を更新し続け、ようやく991.2GT3 MTが納車されたのが昨年10月。
ですからこのクルマで鈴鹿を走れることが嬉しくて嬉しくて、数日前から多感な頃の少年よろしくムラムラしていました(笑)
前夜祭は長年苦楽を共にしてきたドリフト修行仲間たちと焼肉&たこ焼きを堪能し、早めに就寝zzz
目覚めると快晴!気温はグングン上昇し、10時半からのコースイン時には34℃に。
純正装着のCUP2の適正空気圧がどれくらいなのかがよくわからないので、とりあえず冷間F1.8 R2.2に設定。
ダンパーはスポーツ、まずはGT3で鈴鹿は初走行なので慣れるまで最初はオートブリッピングON、さらに灼熱なのでエアコンON😅
気楽に走る為にもレーシングスーツは着用しませんでしたが、6点式ハーネスとhansはしっかり装着。
慣熟走行後、コースインするなりバックミラーには友人の996GT3RSが!しかも彼はジムカーナ全日本選手権にも参戦中の凄腕!
背後から闘魂注入されているような緊張感に包まれつつもクルマの感覚を徐々に掴み始め、辛うじてリードを拡げることが出来ました😅
50台前後走行していて速度差もかなりありましたから完全なクリアラップはなく、28秒台がベスト。タラレバでも昨日は25秒台が限界だったかも!?
それにしても、エアコンONのまま約30分連続周回しても水温86~87℃ 油温105~106℃で安定し、ブレーキもまったく問題なし!
Endless MX72は鈴鹿でも扱いやすく純正パッドからの違和感なし。但し、より速度域が高くブレーキへの負担が大きいFSWやモテギだと役不足かもしれません。帰路もまったく鳴かず、タッチも変わらず、ストリート&お気楽スポーツ走行用としてなら合格だと思います。
GT3のハンドリングで感じたことは例えばデグ1でもう少しフロントのレスポンスが良くインへ入っていけばなぁ...と感じ、カナードを装着する意味がよくわかりました。
欲を言えばもう少し前後のバネレートを上げてロール量を減らしたいところ。
ターンインでステアリングを切り始めるタイミングが遅れると、アプローチアングルが深くなることからロールが大きくなり、リアがロールオーバー傾向になり、CUP2はそうした状況下だと国産ハイグリップラジアルのA052などのようにギリギリまで粘ることなく、意外にズバッと流れました。ドライビングミスとはいえ、CUP2が熱ダレしてくるタイミングがまだ把握出来ていなくて、空気圧は温間F2.2 R2.5〜2.6あたりが良さそうな気がしましたが、しばらく試行錯誤してみる必要はありそうです。
例えば991.2GT3RSならばフロントトレッドが広く件のレスポンスは改善されているでしょうし、ロール量も少なく、サーキットでタイムに拘るならば正しい選択と言えるでしょう。来年あたりに出るらしい718Cayman GT4RSもいいですよね!
ただボクのように公道を長距離移動しても快適であり、サーキットでは他車と比べての絶対的な速さではなく、自己ベストを少しずつ更新していくことに楽しみを見出しているのでGT3が合っており、オートブリッピングOFFで3ペダルを操りながらヒールアンドトーが楽しめるところもお気に入り。
今回感じたのは自己ベストを更新していく為にはより正確なドライビングを身につけること。公道では気負うことなくフツーに乗れるクルマですが、サーキットですとステアリング、アクセル、ブレーキングのいずれかでも雑な操作をしてしまうと、突然牙を剥く一面があることを何度かカウンターを当てなければならなかったことからも思い知らされました😅
それと吊しの仕様で乗るのではなく、ドライビングの上達に合わせながらアライメントやリアスタビ調整でセットアップしていけば、より楽しくなるだろうなぁと感じました。
閑話休題。
紆余曲折の末、ようやくGT3で鈴鹿を走ることが出来、感無量でした!
帰路は寄り道もしましたので2日間で約900キロ走破し、このクルマとの距離もより近づき、F355challengeと同じ特別な存在になりつつあります!
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
Posted at 2019/09/17 21:22:57 | |
991.2GT3 6MT | 日記