楽しみにしていた試乗の日がやってきました!
新しいパンツを履き、気合を入れてディーラーへ向かいました。
今回の試乗車はA110SではなくA110 Pureの右ハンドル仕様。
ブルーアルピーヌMが鮮やかで眺めているだけも気分が上がりました!
早速運転席に座り、操作説明を受けたところ、
後方視界が限られており、特に左斜め後方はかなりツライかなと。
左ハンドル仕様だと右斜め後方視界が辛いでしょうから、その昔360Modenaで高速の合流で何度か怖い思いをしたことを思い出しました😓
バケットシートのホールドはイマイチですが、長距離でも快適かもしれません。
まずはNORMALモードで走り始めたのですが、少々かったるい印象があり、SPORTモードへと切り替えてみたところいいじゃないですか!
今回の試乗コースではレブリミット手前まで踏むことは出来ず実用域の範囲ですが、それほどトルクの太さは感じないものの、とても心地よい加速感。
劇的な速さを求めず気持ちよさを味わいたいならば252psの素モデルで十分以上。
乗り心地はしなやか。ステアリングレスポンスもクイック過ぎず良好。
7速EDCはポルシェのPDKと同等の完成度ではないものの、パドルシフトしながら走りはなかなか楽しかったです。
ブレーキは踏み込んでいった時の剛性感がちょっと足らないですが、サーボアシストが強すぎることなく、おそらくショートサーキットならばこのままでも軽量ゆえ大丈夫かもしれません。
私見では、ボディ剛性はしっかりしており、足回りは減衰が高めでバネレートが低めのフランス車らしいセッティングで、Pilot Sport4というそれほどグリップが高くないタイヤとの相性が良いのでしょう。
バネレートが50%上げられたA110Sでも装着タイヤは前後10㎜ワイドサイズになったPilot Sport 4であり、もしもPilot Sport 4Sや国産ハイグリップラジアルを履かせるのであれば、足回りは純正に拘らず煮詰めていく必要があるかもしれません。
さて既に納車されたA110の不具合について質問したところ、フロントウィンドー&リアウインドー亀裂、リアトランク雨漏り、オルターネーター故障、燃料ポンプ故障、ディスプレイ表示不良等があるとか。この中で走行不能になってしまうのがオルターネーターと燃料ポンプ。初期不良なのか原因究明で出来ていないみたい。
さらに最も気になるのがミッション(EDC)の油温上昇。サーキットでの連続周回は厳しいそうで、EDCクーラーをワンオフしてテストしているオーナーさんもいらっしゃるとか。
そもそもA110に搭載されるEDCはMegane RS用と異なり、軽量なタイプ。それゆえ許容トルクが小さく、ノーマルでも結構ギリギリだそうです。
A110Sはブーストアップにより40psアップされた292psですが、最大トルクが32.6kgmとA110と変わらないのは、強化タイプではなく同じEDCが搭載されているからみたいです。
Megane RSと同じEDCならば頑強なのでしょうが、そうすると重量増になってしまう・・・そこが悩ましいところなのかもしれません。
それともうひとつ個人的に気になったのが、サーキット走行では必須のhansを装着する為に4点式以上のハーネスが取付できるかどうか否か。
純正バケットの形状からして股ベルトは装着不可なので4点式のみ。問題は肩ベルトを装着するのに、リアバルクヘッドを穴あけして、果たして十分な強度が確保できるかはちょっと怪しいかも。。。
純正ショルダーベルトの取付ボルトを左右連結させるハーネスバーをワンオフするしかなさそうです。。。
結論として、公道で乗るなら、特にワインディンロードならば楽しいクルマであることは確か。サーキット走行するならばこのクルマをベースにいじるよりも、ナンバーは付かないもののA110 GT4で楽しみなさい!ということなのでしょう。
正式契約は保留とし、しばらく考える時間を頂くことにしました😅
公道だけならフロントトランクの積載量に不便さを感じそうですし、リアトランク内は熱くなるそうでお弁当を温めるのには便利ですがそれ以外では・・・。
ラグビーW杯決勝をTV観戦しながら騒ぎすぎたので、、、今夜はA110S煩悩に包まれながら早目に寝ることにいたしますデス。。。
・・・というわけでこちらの曲↓を聴いちゃいましょうか!
VIDEO   Posted at 2019/11/02 22:16:13 |  | 
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