
開催から10年を記念して振り返ってきたのも今日が最後、LEG3のセレモニアルフィニッシュです。
ここまで書き記すのを忘れていましたが(初日に書いたけど消えてしまったのデス)、
RJ2005のシャトルバス乗車券と観戦チケットはコンビニではなく、JR仙台駅の1階にあるJR北海道プラザで発売日の朝一番に並んで購入。
たまたま勤務カレンダーが休みだった事もあり、わざわざ仙台駅まで行ってきました。
JR北海道って仙台駅の中にあったよね!的な感じでチケット発売と同時に乗り込んだのですが、少なくとも札内スーパーSSのチケットに関しては入手困難な事態にはならなかった様に思います^^;
・2005年10月2日(日) LEG3 セレモニアルフィニッシュ
時刻は12時30分を過ぎた頃、札内スーパーSS観の戦を途中で切り上げ、セレモニアルフィニッシュに備えてサービスパークに戻ってきました。
前年よりも数メートル程ですが、ポディウムに近づけました。(それでも相当離れてるけど)
RJ2004では表彰式を終えたクルーが観客とハイタッチしながら歩いてきたのを、その向かい側で羨ましく眺めていたので、'05年はハイタッチが出来た側に陣取る事にしましたが果たして・・・。
(結果は既に昨年の振り返り記事に書いたけどね)
当初は最前列に居ませんでしたが、ボクとカミさん(仮)の前にいたお兄さんが携帯で何かを話し込んだのち、ボクらに場所を譲ってくれました(お友達が更に良い場所を確保したのかな?)
こうしてセレモニアルフィニッシュが始まるまでの時間は、ペター・ソルベルグが今年も首位で帰って来るのを、今か今かと待ち構えていたのですが、ペターがSS25でリタイアの報が飛び込んできて、サービスパーク全体がため息に包まれました(T_T)
それではセレモニアルフィニッシュの様子です。
まずはP1ドライバーがリバースオーダーでフィニッシュランプを通過し、観客の前を通ってパルクフェルメへ向かいます。
総合11位は三菱のジル・パニッツィ・・・写真がありませんm(__)m
ジャパンではワークスノミネートされるも第6戦キプロス以来の出場で成績は振るわず。
グラベルでの出場機会を求めて三菱にやって来たターマック・キングも三菱のチーム体制に翻弄され失望の年となりました。
総合10位 シュコダのアルミン・シュバルツ

昨夜シュバルツにサインを貰ったシュコダの旗も大きくはためいていますネ(^^)
総合9位 フォードのアントニー・バルムボルト
WRC plus誌を読み返したら、'04年はWRカーでGr.Nの新井選手にスーパーSSで敗れる逆快挙を成し遂げると書かれていました^^;
今年はパニッツィやシュバルツより上位でフィニッシュと、2年連続出場が活きましたね。
総合8位 プジョーのダニエル・カールソン

ラリーGBのアクシデントで引退を表明したマルティンに代わり急きょ参戦。
次戦オーストラリアと期待された成績は挙げられず翌年はプライベーターに逆戻り。
総合7位 フォードのロマン・クレスタ
総合6位 フォードのトニ・ガルデマイスター

フォードのワークス2台はこの年資金難のため、勝負の年とはならず苦戦でした。
総合5位 三菱のハリ・ロバンペラ

報道ステーションでは優勝候補の一人と紹介されていましたね(笑)
三菱が'06年も活動を継続していれば、熟成なったランサーであるいは・・・。
ランサーWRC05、ジャパンでは随所で良い所を見せてくれました。
総合4位 シトロエンのフランソワ・デュバル 写真が無いですm(__)m
次戦オーストラリアでWRC初優勝を挙げるものの、時すでに遅くそのままWRCからフェードアウト。
その後のWRCでは散発で名前を見掛ける程度になってしまいました。
ポディウムフィニッシュを決めたのは、
3位 スバルのクリス・アトキンソン、2位 シトロエンのセバスチャン・ローブ、1位 プジョーのマーカス・グロンホルム。
メディアタワーの後ろ側へ車を並べていきます。
総合3位、自身WRC初表彰台を獲得したクリス・アトキンソンはラリー北海道時代から走っており、誰よりも多い参戦経験を充分活かした活躍でした。
インプレッサWRC2005は、ペターが首位を快走してラリージャパン前に取得したサスペンション改良のホモロゲーションが奏功した形ですが、クリスの車は旧型サスペンションのままだった様です。
ペターのリタイアにより、プジョーはマイケル・パークに捧げる劇的な勝利を挙げました。

上位3台の車はドライバーがFIAの記者会見に出席するためチームスタッフが移動させてます。
表彰式を終えて、いよいよ選手を迎える時!
と思ったら、ドライバー達はメディアタワー傍に見えるハイエースに乗り込み、記者会見場へと移動していきました・・・(T_T)
歩いて観客とハイタッチを交わしたのは昨年のみだったんですねぇ・・・。
トホホ、だったらWRカーは左ハンドルだもの、去年と同じ向こう側で見るんだったよorz
続いてPCWRCの表彰式。
こちらは順位通り、上位3組からの登場。
1位 新井敏弘、2位 奴田原文雄、3位 アキ・テイスコネンです。
談笑する新井選手と奴田原選手
新井選手はPCWRC優勝に加え、Gr.Nクラスでも優勝でした。
(PCWRC2位の奴田原選手はGr.Nクラス3位、同3位のテイスコネンはGr.Nクラス4位でした。)
PCWRCもGr.N車両なのですが、シリーズ参戦費用を抑えるためか、PCWRCにエントリーしていないGr.Nに対して使用燃料やタイヤに制限があり、通常のGr.N車よりも不利らしいです。
この後の写真は撮っていませんが、この年も最後の1台まで見送ってラリー・ジャパン2005の観戦は終了。
そういえばこの時サービスパークで見掛けたこちらのお方

一人は言わずと知れた3代目BE/BH系レガシィの主管で、当時STI社長の故桂田勝氏、右隣は富士重工の竹中恭二社長ですかね?
この竹中社長と思われる方、夜の帯広駅でもスーツ姿を見掛けました。
私の人違いかも知れませんケド^^;
翌10月3日はカミさん(仮)と朝から十勝観光へ。
昨年は一人で収まった旧愛国駅で、この年はカミさん(仮)とパチリ
車がフルレプリカGD9からセミレプリカGG3に変わったのが・・・。
旧幸福駅でインプがチラリ
十勝ワイン城でも
今回、ラリー・ジャパン観戦以外にも目的があり、2ヶ月後の結婚式披露宴で乾杯に使うシャンパン用に、十勝ワインの「ブルーム」を買ってくる事でした。
昨年のラリー・ジャパン表彰式で使われたスパークリングワインが、「ブルーム」だったからです。
F-1好きの友人の結婚式に出席した時に、乾杯で使ったのが'90年代のF1の表彰式で有名な「モエ・エ・シャンドン」だったんですね。
これは良い!とボクも真似をして、WRCにちなんで十勝ワイン「ブルーム」を使いたかったのです。
ただ、いくら探しても店頭に「ブルーム」が置いていませんでした。
店のご主人にこちらの事情を話して聞いたところ、この年は原料となるブドウが不作で、2005年のラリー・ジャパンもサントリーに取って代わられた(F1の表彰式と同じ「マム・コルドンルージュ」でサントリーが輸入元)と惜しんでいました。
「ブルーム」は11月頭には何とかなるかも知れないから、その時に連絡をくれと言われたので、1ヶ月後に「先月結婚式でワインを使いたいと言っていた者ですが。」
と電話したら、ボクの事を覚えていませんでした・・・。
うん、まあ、一日に何百人と観光客を相手にしているんだから、1ヶ月前の出来事なんて覚えてないよね^^;
(白ではなく赤ワインになりましたが、ブルームは無事に確保できました。)
旧愛国駅でカミさん(仮)が手にしているスティッチのぬいぐるみは、出発前に仙台のゲーセンへ寄り道した際に獲った物。
調子に乗って帯広駅地下駐車場ではこんな事をしていました(^^ゞ

10年経った今でもこのスティッチは部屋に鎮座しておりますw
今回、帰りの船は10月3日月曜日の苫小牧発だと思っていたのですが、
改めてデジカメのデータを見てみると、苫小牧港の写真は10月4日の日付が・・・。
いやぁ~、すっかり記憶違いをしていた様です(^^ゞ
10月4日(火)、日高自動車道の沼の端東ICから苫小牧港へ向かう途中、左側を走るフォレスターの道路パトロールカーが、ボクのインプレッサをガン見してきます。
そのフォレスターを見てみると、フェンダーの白い帯の中にSWRTのコメットマークの転写ステッカーが貼ってありました(笑)
苫小牧港のフェリー乗船待ちの車列にラリーカーを発見!
PCWRC3位入賞 SYMSのアキ・テイスコネン車でした。
こうしてラリー・ジャパン2005の旅は終了。
古い話に長々とお付き合い頂きありがとうございました。
特に、今回の十勝観光の件は余計だったかもね^^;
懲りずに来年もラリージャパン2006を振り返ると題してやっちゃいます。
2006年は遅い新婚旅行も兼ねて、セレモニアルスタートからフィニッシュまでのフル観戦となったので、相当な量になる事必至です。
では、また来年(^^)/~~~