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kim5tのブログ一覧

2025年09月26日 イイね!

74th タイムトンネルトライアル参戦!!

74th タイムトンネルトライアル参戦!!今週9/23の祝日は愛知県岡崎市まで遠征。TTT(タイムトンネルトライアル)に参戦してきました。
今年5月以来2度目の参戦です。
前回は、1本目走行直後に白煙もくもく。ガスケット吹き抜けでドナドナ帰宅の憂き目に会ったので今回こそは!

旧車のジムカーナと言えは、東の大磯ジムカーナと西のTTTが両横綱。どちらも長年続くイベントで、参戦車のレベルも高い。
自分も大磯ジムカーナには何度か参戦していますが成績は撃沈。8位に入ったことが一度だけ。そして前回のTTTは10位でしたか。
まあ人生これまでジムカーナで入賞したことは一度もない位の腕前です(笑)




前回5月からのクルマの仕様変更は、
Frスタビ交換、Fr、Rrショックアブ交換、Fr車高3cmダウン、Frキャンバー増、ブレーキサーボレス、マフラータイコ外し。と言ったところ。
果たして違いが出るか?

実際の走りを動画でどうぞ。
お仲間の方々に外からの映像も撮っていただき大変に参考になりました。


成績はなんと驚きのクラス5位入賞!!
嬉し~い!!
実のところ本人はそれほど上手く走れた感触はなく、1本目は毎度のスピン&パイロン飛ばしの仕出かしだったし、2本目はタイムを残すために兎に角抑えモードで走っていたので。
まあ確かに5位と言うのは他の強豪の方々のミス、トラブルに乗じた結果ではあるのですが・・・。(この日はじゃんけん大会で商品Get!福引で1万円札Get!と兎に角つきまくっていた事実もあり(笑))
ただ上位陣とのタイム差という点でも今回はかなり差が縮まったのやはりクルマは速くなっている!!
・・・と思いつつ確信がないのはドライバーが鈍感だから(笑)
でも外からの映像を見るとブレーキングでしっかり前荷重が掛かっている様子などが見えイイ感じ。ただまだ何箇所かで3輪走行が出ていますね。まあこの位ならジュリアらしくて良いか?(笑)
果たしてクルマのポテンシャルは上がっているのか?白黒つける為に近々筑波サーキットのタイムで証明したいと思います。

今回は、いつものBRIGヒルクライムのお仲間も多く参戦。
P70Ⅳクラスでは1位:赤ジュリア、2位:白510と流石の好成績を残しています。
赤ジュリアはこのイベントの優勝の常連!


以前より大注目のX1/9!!
カッコイイ!!
しかし今回はマシン不調だった模様。


大磯ジムカーナでもご一緒だった20代の若者が乗るX1/9。
とても綺麗でモディファイのセンスもイイ!
P70Ⅳクラス3位入賞と腕前も中々!
なので只今来期のヒルクライムに勧誘中です(笑)
帰り道のSAで偶然遭遇。夕飯食べながら引き続き勧誘(笑)


こちらは嘗て5ターボでヒルクライムを走っていた時のライバル。
当時はエランでしたが今回はアルピーヌで参戦です。



このヨタハチは凄い!!
エンジン換装ゆえスーパー7と同じクラスで参戦していましたがとても速くなんと2位に入賞していました。
イイな~



こんな珍しいクルマも。
ビーマックRD180です。
日本のレーシングカーコンストラクター東京R&Dが作ったロードカー。
ス~っと走り抜け、そしてタイムも速かった。


















表彰式を終えて無事帰路に。
最後は、会場出て直ぐのGSで給油です。
と言うか前回のお礼を言いに(笑)
5月の際、レッカーを待つ間の実に5時間に渡ってここに滞在させていただきました。
(5月の写真。今回は写真を撮り忘れ)

なんでもその時の顛末を書いた自分のみんカラブログをお客さんがみつけて教えてくれたそうで家族の中でも話題になったそう。
という訳でクルマの方もしっかり覚えていていただきました。いや~恐縮です!!


今回の遠征は日帰りだったので、AM3:00に自宅を出発~PM10:00に帰宅の長旅でしたが良いことが沢山あっ6て大満足!!
さらに翌日は平日休みを取っていたので疲れを癒しつつ車載動画で復習する至福の時でした(笑)
Posted at 2025/09/26 22:19:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | ジムカーナ | クルマ
2025年09月21日 イイね!

撃墜マークを刻む!!

撃墜マークを刻む!!昨年途中よりジュリアでの参戦を開始したBRIGヒルクライムチャレンジシリーズ。
今年もここまで全戦の参戦を果たし残すは11月の最終戦あと1戦となりました。
嬉しいことに昨シーズン最終戦での1勝を加え、ここまで計4勝を上げることができました!!
前から思っていたのですが、折角の価値ある勝利なのでその記録をマシンに刻みたい。
そう撃墜マークです!!
風吹裕矢のロータスヨーロッパはボンネットの上に★マークでしたがまあ29個も刻まなくてはいけないとなればそうなるか。
自分の場合は、1個1個の勝利をもっと大切に(笑)
シリーズ年とイベント名を入れ、かつヒルクライムであることを表現をコンセプトに助手にデザインを依頼。
で、何度かの修正指示を経て出来合ってきた作品がこちら。


御嶽山を表現したであろうこのデザインがいきなり出てきたのには驚かされました。
因みに助手とは、誰でもタダで雇えるMicrosoftのCopilotつまりAIです(笑)
此処から先の作業は、自分が引継ぎイラストアプリで画像データ化しつつ小変更してデザイン完成。
ステッカー作成は、インターメカニカ356用に作って以来何年かぶり。当時の専用シートがまだ残っていたのでそれを使って今回の分をまとめてA4 1枚で作成できました。



撃墜マークはボディーサイドに。


正にこのクルマの誇らしい金メダル!!



さて、ここでもう一案。
今度はドライバーの金メダルのグレードアップです。
毎戦、優勝者には金メダルが贈呈されるのですがそれがこちら



ただ毎戦同じものでイベント名とかの刻印も無いので記念感がいまいち。
そこで無地のままの裏面に先ほどのステーカー(ただしサイズは小径化)を貼るとこれがバッチリ!



因みに今回の撃墜ステッカーは既に次戦の分まで作ってしまいました(笑)
もちろん自分自身で貼って帰って来たい訳ですが叶わなかったら勝者に贈呈したいと思います。

という感じで、走らなくとも楽しめるクルマ趣味を楽しんでいるうちにもう次の実戦が。
9/23祝日開催のTTT(タイムトンネルトライアル)です。
今度は旧車によるジムカーナ大会。ショックを換えてからジムカーナを走るのははじめて。
走りが良い方向に変わってくれていると嬉しいのですが。
そしてなにより前回5月の“ガスケット吹き抜けでドナドナ”の雪辱を果たし、岡崎から無事自走で帰ってくることが最大の目標です(笑)
月曜日の仕事を終え火曜日の早朝3時、岡崎に向け出発です!
Posted at 2025/09/21 17:52:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | グッズ | クルマ
2025年09月13日 イイね!

BRIGヒルクライムシリーズ 御岳高原ヒルクライム参戦!!

BRIGヒルクライムシリーズ 御岳高原ヒルクライム参戦!!先週はBRIGヒルクライムチャレンジシリーズのシーズン4戦目。御岳高原ヒルクライムに参戦してきました!

今回のコースは再び御嶽山の麓に戻り、シリーズ中最も寂れた(笑)山中のコース。
パドックのエリアが狭いのでクラスによって開催日を土曜と日曜の2つに分けての変則的な開催となります。
自分の参戦するD-Lクラス(ヒストリッククラス)は日曜日開催です。

振り返ればちょうど1年前のこのイベントがジュリアでのヒルクライム初参戦、そしてドライバーにとっては5ターボでの参戦以来実に7年ぶりの復帰戦でした。
以降1年、ここまで無事に全戦参戦することができてヨカッタ!
まあ1年前の最初の1戦はSS1の走行途中でエンジン停止してリタイヤという出だしだったのですが(笑)

今回、土曜の夜は伊那市のビジネスホテルに前泊することに。5ターボで参戦の頃は早朝出発が基本で前泊した記憶は殆どありませんが、このところ体力の消耗を考えて前泊しがちなのは酷暑のせいか?歳のせいか?
渋滞が解消したのを見計らって土曜の午後3時に自宅を出発。


伊那市着が午後6時過ぎ。
夕食はホテルの向かいの食堂で名物ソースカツ丼を食す。


明けて朝6:30に宿を出発。一山超えた先の会場まで1時間少々。


今回、D-Lクラスのパドックは広場だったのでラッキー!昨年は、道路脇のパドックだったので。



午前中、まず最初は全車コンボイでの下見走行です。このコースはパッドックが上にあるので、まずスタート地点の先まで下りUターンしてからスタートからゴールまでを上ってくる感じ。
実は今回のコースは昨年よりやや短縮されています。ゴールラインが1km?位手前になりました。でも来年は逆にスタート地点をもっと下に伸ばしたいとのことだったので期待です。(実は下の方には5ターボで130km以上出る直線もあるのです)

下見の後はすぐに試走です。まあ練習走行ですね。試走は1台づつ30秒間隔で走ります。(本番は1分間隔)
試走なのですが、基本的にはゆっくり走る訳ではなくほぼ全開(笑)。気持ちリスクは避けるくらいの感じで走ります。(自分の場合)
そんな感覚で走ったのですがこの後の本番のベストタイムと比べてみると実に15秒も遅いタイムでした。まだコースに慣れていないせいもありますがやはり勝負はその先の詰めの部分で決まっているのですね。
なお、自分のジュリアはここ御嶽に来ると毎回スタート地点で被りの症状が出ます。スタートの順番待ちでアイドリングが長くなるので極力エンジンを止めるようにして凌いでいる感じ。普段平地ではそんなことはないので高い標高のせいだと思います。
今回対策として燃料薄目のアイドルジェット(55F2)を装着してきたのですが、結果は全くダメ。さらに被り症状が悪化してしましました。
止む無く本番前に再び元のアイドルジェット(55F17)に戻すことに。
アイドルジェットはまた別の番手を試してみるか・・・

全車の試走が終わり、ここまでで時間は11:30くらい。
今回はここで昼食。弁当とお茶をお貰います。
この後の本番を前にD-Lクラスの皆さんとコース攻略?を語り合いながらしばし休憩。


12:15いよいよ本番スタート。スタート地点までゼッケン順に並んで下って行きます。
このコース、下って行ってスタート地点の先で1台づつUターンするのですがスペースが狭く、自分のジュリアは3,4回の切り返しが必要、かつ低い回転でキャブが被り気味と来てここでかなりの体力を消耗(笑)

SS1 前戦の分析の結果、スタートタイミングで0.8 秒ロスしていた反省から今回はスタート1秒前に動作を開始してまずまずのスタート。まだコースに慣れておらずシフト選択に迷ったところが2か所。七曲りは侵入でブレーキ余り気味。最後の下りは全く踏み切れず。
それでも順位はクラス1位! 2位の赤ジュリアとは1.8秒差。

SS2 SS1では3速のままで曲がったオフィシャルの居る左コーナーをSS2では2速で行ってみる。七曲りは侵入でもっと突っ込んで。下りはまたまた踏み切れず。
これでSS1からさらに3.5秒縮めてのクラス1位!SS1から大幅にタイムを短縮してきた2位の510ブルとは2.6秒差。
結果、今回もクラス優勝できました!!2連勝!!そしてシーズン3勝目です。



全車の走行が終了し、暫し経ってから表彰式。




今回は、1日の台数がいつもの半分なので進行がやや速く表彰式が終わって16:00前には会場を後に。
途中PAでゼッケンを貼ったまま帰ってきてしまったことに気づく。


しばし中央高速を走り18:00頃双葉SA着。
夕食のモツ煮定食は筑波サーキットのモツ定に遠く及ばず。


この先、事故渋滞もあるようで大月、小仏渋滞2時間の表示。
諦めて双葉SAに長居を決め込む。


GOPROから車載動画をスマホに落とし簡単に編集してFBにアップなどして時間をつぶし20:30頃に双葉SAを出発。
この時間でも小仏トンネル付近の渋滞はまだ1Hくらい掛かりました。
結局自宅着は23:00過ぎ。
今回の冒険も無事完走でした!!

さて次戦は11月15日・16日の最終戦ヒルクライムフェスティバルin王滝です。
が、その前に9/23のタイムトンネルトライアルにも参戦予定。前回初参戦だった5月はガスケット吹き抜けの憂き目に会い途中で離脱してのドナドナ帰宅だったので今回はゆっくりと楽しみたいところです。

BRIGヒルクライムチャレンジシリーズのHPはこちら
ご興味ある方はお知らせください!!
Posted at 2025/09/13 23:13:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ
2025年08月31日 イイね!

湾岸~都心へナイトクルージング

湾岸~都心へナイトクルージング夏休みに行った一連のチューンナップ?作業の様子は既報の通りですが、唯一残っていたフロントスタビの取り付けを先週行いました。
取り付けブラケット固定のネジ穴が1か所完全に舐めてしまったので、M8→M10へサイズアップしタップを切り直しました。
ただしネジの掛かり代が短い部位ゆえ、ネジはピッチ1.0の細目に。マイナーなサイズだったのでボルトとタップの入荷に少々時間を要し、夏休み中に間に合わなかった次第。
まずφ9ドリルで穴を拡げM10タップを切ります。スペースが狭くT字ハンドルが使えなかったのでモンキーレンチで少しづつ回す地道な作業。
ブラケット側の穴拡大も必要でした。



スタビの取り付けは概ね順調に完了したのですが、ここで新たな問題を発見!

今回装着したクスコの14段ショックですが、なんとステアリングをフルに切るとナックルアームと干渉することが判明!


大きく飛び出した調整ノブが問題でした。
一方、多くの先人の方々が使われているTRDの8段調整ショックの方は、この調整ノブの飛び出しが小さいので問題ないものと思われます。


そこで対策としてショックの取り付けを180度反転させることに。(調整ノブ車両後方→調整ノブ車両前方に変更)



これでOK!
と思いきや・・・
なんと今度はサスがストロークして縮むとバンプストップラバーがノブとガッツり干渉します。


止む無く再びショックを180度回転させ元の状態に戻します。
こうなると策はひとつ。
ステアリングストッパーを調整し、干渉手前でステアリングの切れ角を止めるしかない。
元々右タイヤは最大角切るとホイールハウスと干渉していたこともあり、止む無しですがこの機会にストッパを効かせることに。(因みに左右でホイールハウス形状が違い左側はタイヤの干渉はなかった)
こちらのストッパーボルトも細目が必要です。(ネジサイズはM8)本当は60mm長のボルトが欲しかったのでが近所のホームセンターにあったのは50mmまで。
苦し紛れに家具の足用に売っていたゴムキャップを嵌めてかさ増し。
耐久性に一抹の不安が有りますが・・・




取り敢えず対策はできましたがお陰でステアリングの最大切れ角は減少。
ステアリングの切れ角は、
左方向:1.5回転 → 1.2回転
右方向:1.25回転(タイヤ干渉による) → 1.2回転
へとかなり減少・・・
サーキットでは問題ありませんがジムカーナでは結構痛いですね・・・
実際車庫入れでは明らかに切り返しが多くなりました。前のインターメカニカと同じくらい切れない感覚。


さらに加えて本日、クルマの最終チェックをしていたらなんとリヤショックも調整ノブが干渉していることが判明!!
こちらはスプリングとの干渉です。(自分のスプリングの内径は82mm。ノーマルより少々小さ目かもしれません)
L/H側は調整ノブが1クリック動いていました!

そしてR/H側はこんな感じ。
7にセットしていたものが10まで動いています。


7に戻しましたがノブにはしっかり擦れて削れた跡が!


今回は時間も(元気も)無いのでもうそのまま行きます。
その後で、ノブの干渉部をカットするしかないですね。前後とも。

ということで、もし同じくショック交換を考えている方は、クスコよりもTRDの方がお勧めです。走り以前の問題で。
ただしお値段は、クスコの方がかなり安く買えますが。(実勢価格は4本でクスコ6万円、TRD 8万円)

そして昨夜、いつもの代官山蔦屋までナイトクルージング。
昨日も真夏の暑さでしたが夜であれば窓&扇風機全開で大丈夫!
車の流れもスムーズな湾岸~首都高をのんびりクルージングしてきました。
実は、標高の高いヒルクライム次戦に備え既にキャブのアイドルジェットを55F17→55F2に交換してしまいました。当然、平地では少々セッティングが合わず回転の低い領域での調子はイマイチ。



今回、車載カメラは天井に!



尺は長目ですが、まったりと夜景をお楽しみ下さい!!


いよいよ次週は、ヒルクライムシリーズ4戦目です。
舞台は再び御嶽山山麓に戻ります。自分のクラスの出走は9/7(日)
足回りの変更が良い方向に行ってくれますように!
Posted at 2025/08/31 16:02:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月17日 イイね!

夏休みのチューニング&メンテ

夏休みのチューニング&メンテ今年の夏休みも我が家は特にイベント無しでした。
暑いし、高いし、混雑するし。うちの奥さん全く出掛ける気無しなので・・・・
唯一、映画「国宝」を2人で観に行ったくらい。子供抜きのふたりきりで映画を見るなんて「タイタニック」以来?何年前だ(笑)

7月のヒルクライム以降、この暑さでジュリアも半休眠状態ではありますが、折角の長期休暇となれば色々やりたかったところに手を入れることに。
今回のメニューは計8項目。以下長文で(笑)

<フロントタイヤ新品交換>
前戦7月のヒルクライム後のチェックで右フロントタイヤの剥がれを発見。インナー側の一部でカーカスが顔を出していました。左タイヤもアウト側の摩耗が激しかったので止む無くフロント2本を新品交換です。
夏休み前の週末にいつものタイヤ交換屋さんに持ち込んで組み換えしてもらいました。
以前と同じA050 Mコンパウンドです。
折角の新品なのでもっと涼しい時期ならTC2000にタイム出しに行きたかったですが真夏の交換とは勿体ない・・・・



<フロントスタビ取り付け修理>
こちらも前戦後のチェックで発覚したスタビマウントの脱落
紛失したブッシュと曲がってしまったブラケットの部品はいつもの海外通販で購入済。再組付けして簡単に完了!


のはずだったのですが・・・・
組付けしてみるとやはりマウントブラケット取り付けネジ穴が舐めていたことが判明。
今回の脱落の原因が正にこれだった訳です。
当初の確認時は、ボルトを手でねじ込んでみたところスルスル入っていったので、ネジ舐めの問題ではなく、自分の作業の締め込み不足が原因かと判断したのですが、実際部品を組んでトルクが掛かった状態で締め込むとボルトがいつまでも回り続ける・・・
やはりネジが舐めていました。


悪いことにこのネジ部は袋構造のフレーム内部に有り交換できる構造ではない。
なので策としては、ドリルで拡大穴を明けてから新たにネジを切るしかない。
今回の不具合はL/H側のマウント部なのですが、実はR/H側のマウント部は既に過去にネジ穴拡大されおり本来のM8が1か所だけM10となっています。元々ネジが舐めやすい場所なのでしょう。
更に調べるとこのネジは細目でした。構造的にネジ長が短い部分なので細目にしてトルクを稼いでいるようです。よって今回もR/Hと同様の細目のネジを切ることに。ネジサイズはM10 P1.0です。このP1.0が結構レアなサイズで街のホームセンターでは置いておらず。結局、タップと共に通販でオーダー。納期は夏休み明けなので入荷次第、今月中に施工の予定です。それまで取り敢えずはフロントスタビ無しのままで。

<フロントショックアブソーバー交換>
ここ最近、ジムカーナイベントへの参加も増え普段は見られない自分の車の走行シーンの外からの写真を撮っていただいたり。また会場で自分の走行を見た方から直接話を伺う機会も増えました。
兎に角、気になるのは異常にロールが大きいこと。





確かに当時のジュリアのレース車輛の写真をみると太いスリックタイヤを履きながら大きくロールして走っている様子が伺え、それ故「ジュリアで3輪走行を目指す!」がこのブログのタイトルでもある訳ですが・・・
しかし、そうは言っても実際タイムを競うイベントで気持ち良く走る為にはネガが大きいのは確か。
まずスタビは当初装着のものより太くてレートの高そうなφ29のものに既に交換済。
そしてスプリングですが、そもそも今のスプリングレートがいくつなのかが不明でした。しかしみん友のgrungeさんより「概算は計算で求まりますよ」と計算サイトを教えていただき線径、内径、巻き数などから算出してみたところスプリングレートは32kgと算出されました。これはサーキット走行用としても決して柔らか過ぎることはないレートです。(ジュリアのフロントサスはアームの中央付近にスプリングが有るのでレバー比の関係から一般の車のレートよりもかなり高いレートとなります)
因みにもう一つ持っているAlfaholicsのFast Road kitのスプリングレートは13.4kgと算出されました。
そうなればあとはショックアブを換えてみるか!
現在は吊るしのビルシュタインを装着していますがこれはどちらかと言うとロードユースを想定したスポーツショックのようです。
そこでアルファ乗りの皆さんから教えてもらったAE86リヤ用ショックの流用を試してみることに。AE86のリヤ用がそのままボルトオンでジュリアのフロントに流用できます。
TRDの8段調整式とクスコの14段調整式があることを教わりましたが今回自分は後者のクスコを選択。まずは最固からやや落とした12段でセットしてみました。これは車載状態でも簡単に調整可能。



<フロント車高ダウン>
自分がこの車を最初に観に行ったとき、車高は最低地上高(オイルパンドレン部)9cmと車検ギリギリの高さでした。元々ヒルクライムに出るつもりだったのでこれではぶつけそうで心配。そこで納車前にフロントスプリングの下に10mmのスペーサーを入れ車高を3cmほど上げてもらいました。
しかしアンダーが強い自分のジュリアの現在の特性からすると走りを考えればやはりフロントはもっと下げてみたい。
ヒルクライム次戦のコースは、確か酷いギャップはなかったはず。その後にタイムトンネルトライアル(ジムカーナ)もあるので試しにここで車高を下げてみることに。
そこで今回はじめてスペーサーを抜いてみました。これで3cm車高ダウンのはず。



今回同時にショックアブもビルシュタイン→クスコに変えたのでその影響も有り最終的に最低地上高は138mm→95mmとなりました。(ビルシュタインは結構車高上がります)
これだけ下がると見た目の違いも明らか。クルマの横に立ってみても高さの違いを感じます。

Before


After


ただし11月のヒルクライム最終戦のコースでこの車高はオイルパンヒットのリスクが高いのでその前にはまたスペーサーを元に戻すようですかね。

<フロントキャンバー調整>
自分のタイヤの状態を見ると、左フロントの外側の摩耗が圧倒的に激しい。本来であればもっとキャンバーを付けたいところ。
自分の車には既に調整式のアッパーアームが装着されていたので調整は可能です。
ではなぜこれまで手付かずだったかというと、自分でキャンバーを測ってみると既に結構なキャンバーがついていたから。-3.7度くらい。
一方右は-2.4度。しかし見た目では右の方がキャンバーついているように見えるという状態。
しかし、よくよく考えてみるとキャンバーを測っていた自宅ガレージは左右で傾斜があることに気づく。およそ1.5度!(自宅前は坂道になっており)極めて初歩的なミス・・・
と言うことは、実際はL/H -2.2度 R/H -3.9度 だったということになる。
やはり見た目は正しかったのか・・・
という訳で今回、躊躇なくL/Hのキャンバーを増すことに。
リンクの調整代の残り分を命一杯使ってリンク長を2mm短縮。
今回、同時に車高ダウンも行っているのでそちらの影響でもキャンバーの値が変化。
最終的に現状以下のキャンバー角となりました。(傾斜補正後)

L/H -4.5度


R/H -5.8度


R/Hは特に弄っていないのですが車高ダウンの影響でさらに大きくなってしまった?
調整して戻そうかとも思いましたがまずはこれで様子見てみます。

<リヤショックアブソーバー交換>
フロント交換となれば合わせてリヤも交換です。実はリヤにもAE86リヤ用がリ流用できます!もちろんこれも教えてもらいました!
ただしこちらはボルトオンとは行かずブラケットの追加が必要。ただしこれも社外パーツとして市販しているブラケットを流用可能です。
ブラケットを装着してこんな感じ。


作業として少々手間を要したのはこちら。
ブッシュの内径に入れるカラーの径が大き目なので、カラーの端面を面取り削りしたあとにハンマーで叩き込みました。



またリンクへの取り付け部のネジ径がM16にアップ。リンク側の穴径はもともと大きくそのまま貫通可能なのですがなにせM16となれば工具の2面幅は24mmサイズかつリンクの深い位置なのでモンキーやスパナも入らない。よって24mmのボックスレンチを買いに近所のホームセンターに駆け込むはめに。


装着にあたっては、通常はショックアブ本体を室内側から下に落とすのですが、クスコのショックは調整用のノブが大きく(ブラケット未装着の状態でも)上の穴を通らないことが判明。よってスプリングを完全に外し、事前にブラケットを組付けたショックアブをスプリングの中に通した状態で一緒にセットする方法を取りました。むしろこちらのやり方の方が簡単かも。
ブラケット込みのショックの全長が長くなるので上側のマウント取り付けに手こずるかと思われましたが特に問題無くそのまま固定できました。


<リヤブレーキパッド交換>
昨年フロントのパッドは寿命を迎えエンドレスのMX72plusに交換済でした。
実は同時にリヤパッドも同じエンドレスのMX72を購入済だったのですが中々交換のタイミングがなくようやく今回交換。
フロントはキャリパーがRX7用に変えてあるのでパッドの在庫もあり即納でしたが、リヤはアルファロメオ純正なので受注生産となり納期は2カ月ほど掛かりました。それでもカタログ上にちゃんと設定が有ったのはよかった。
で、交換作業を進めるとここでも問題が発生。
左右とも外側のパッドが厚過ぎて入らない・・・
どうも内側と外側でローターに対するキャリパのクリアランスが違っている。
外したパッドの厚みも外側の方が厚みが薄かった。
これはキャリパーの変形が原因なのでしょうか?
仕方が無いので、外側に使うパッドの方のみ厚みを15mmから14mmへ1mmほど薄くすることに。均一な厚みで削るとなると我が家のツールでは上手い手が無く、地道にシコシコと60番のサンドペーパーで削り込むことに。僅か1mmとは言え2個を加工するのに2時間は要したでしょうか。

左:未加工  右:1mm削り後



<リヤホイールハウス内フェンダーエッジカット>
実は、昨年11月のヒルクライム走行の際、右リヤタイヤに何かでカットしたような傷跡を発見。この時は、現地でSタイヤに交換したのでコース走行中にカットしたのは間違い無し。コースの路側には側溝などもあったので金属蓋など何か鋭利なものを踏んでしまったのか?とその際は考えていました。
しかしその後、grungeさんがこのタイヤを見てフェンダーに当たっているのでは?とのご指摘。なるほどそうか!ここではじめて本当の原因に気付きました。
自分のジュリアはご覧の通りFRP製のオーバーフェンダーを装着済。しかしその内側には大きくカットされてはいるものの元の鉄フェンダーが残っています。
11月のヒルクライムの際は、スプリングはソフトなFast Road仕様でかつリヤスタビレスそしてタイヤは225/50R15のA050と太いサイズでした。さらに自分のクルマは右リヤの車高が下がり気味。そして内側のフェンダーの状態を確認したところ右側の方が長めに残っている状態でした。
大きくロールしてこのインナーフェンダーにタイヤが干渉。状況からしてドンピシャです。
それにしてもまさかこんなにもロールしていたとは。しかもヒルクライムコースで。どのコーナーでそんなにロールしていたのだろう?
恐らく今のサス仕様であればあそこまでロールすることは無いとは思いますが、やはり心配なのでフェンダーを更にカットしておくことに。

Before


フェンダーをディスクグラインダーでカットした後、錆防止も兼ねてボンドを盛り、さらにゴムカバーを接着しておきました。

After


<マフラーサイレンサー外しトライ>
最後は、長らくやってみたかったこれです。
自分のジュリアのエンジンスペックはロードユースとしてはかなりのハイチューンな仕様です。調子も良好で2速であれば7500rpm(あるいはそれ以上)までストレスなく回ります。しかし、その加速感については“それ程速くはない”と感じるのも事実。
現実に筑波のバックストレッチでの最高速が143kn/hというデータがあります。エンジン絶好調の状態での数字です。
比較として参考になる数字がJCCAのHPにアップされているヒストリックレースのResult表にあります。
この表にはLapタイムに加え筑波バックストレッチでの最高速が表示されているのです。(もともとTC2000コースにはsec1~sec3の区間タイムに加えバックストレッチに最高速の測定ポイントが有ります)
これがクルマの動力性能を表す良い指標になります。

例えば、直近でドライ走行だった2025年4月のレースの予選Resultがこちら。
アルファロメが多く走るSクラスのものです。


ポルシェ911の178km/hはもう別クラス!
510ブルで171km/hも出ちゃうの?
など注目点は色々ありますが、同じジュリアに注目すると
自分のジュリアのエンジンを組んだ柳原メンテナンスからエントリーの3台の最高速は、
23号車 158km/h
27号車 157km/h
26号車 151km/h
の結果です。
バリバリのレース車輛と同等とはいかないのは当然ですがそれにしても自分の143km/hとは差が有り過ぎる気が・・・。しかもこの3台のエンジンは決してレースにしか使えなピーキーな仕様ではなくロードユースも可能なくらいのエンジン仕様と思われます。
教えてもらったキャブセットも自分のクルマとほぼ同じ。ただクロスミッションは入っていると思いますが。
そこで自分が疑っているのは排気系の違い。タコ足は限界サイズと思われるものが装着されているのでその先。まずマフラー径そのものが外径51mmとエンジンスペックからするとやや細目か?の疑い。
そして一番怪しいのがタイコ。ジュリアのタイコはノーマルではリヤアクスル前に1個と後ろに1個の計2個装着されています。自分のクルマも同様に2個あり。実は前の前のオーナーさんの時代に(ロードユースオンリー。現在とは別のチューン度の低いエンジン)もっと排気音を静かにしたいとのオーダーで後方のタイコを装着したという経歴があることが分かっています。このタイコが悪さをしているのでは?
この後部のタイコですが観察すると、どうも取り外してしまっても前方のタイコのマウントポイントは残るのでそのまま走行が可能な様子。
そこで今回、後方タイコを外してみました。暫くこの状態で走ってみます。
もしこれが犯人なら後方タイコ無しのマフラーを製作ですね。

外した後方タイコ


残っている前方タイコ




という訳で夏休み中の丸3日間を使ってスタビ装着以外の上記作業を完了。
天気が悪く比較的気温低目だった日に作業ができたのが幸いでした。

そして早速弄ったところの確認の為、箱根まで早朝ドライブへ。
AM5:20に自宅発。AM8:30に下山開始。そしてAM10:00に帰宅。
この時間なら渋滞無し。暑さもなんとか凌げて旧車でもOKです。
走ってみた感触は・・・
まず足回りは、フロントスタビが未装着なせいかなんとなくステアリングがシャキッとせず安定感が無い感じ。ショックやキャンバーの効果はまだなんとも分かりません。
今回、車高を落とした影響の確認もあり(R/H側がホールハウスに干渉する)敢えてSタイヤを履いて行ったのでタイヤグリップの安心感はこれまでになく高かったですが。
一方タイコレスの効果ですが、こちらはかなりイイかも。上の方での吹け上りが軽くなった気がします。体感上のことなので毎度のプラシーボである可能性も捨てきれませんが・・・
TC2000を走れれば数字で効果が確認できるのですが。
次戦のヒルクライムはこのままで走ってみようかな?
タイコはまだ1個あるので爆音では無いし。唯一の問題は、水が入ると抜けないことですが、ただ位置的によほどの土砂降りでなければ問題無さそうだし。

天気も良く、富士山もくっきり見えて気持ちの良い真夏のドライブとなりました!!



本日で夏休みも終わり。明日からまた仕事です。
そして次戦、御岳高原ヒルクライムまであと3週間!
Posted at 2025/08/17 15:41:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ

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「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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