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2025年08月31日 イイね!

湾岸~都心へナイトクルージング

湾岸~都心へナイトクルージング夏休みに行った一連のチューンナップ?作業の様子は既報の通りですが、唯一残っていたフロントスタビの取り付けを先週行いました。
取り付けブラケット固定のネジ穴が1か所完全に舐めてしまったので、M8→M10へサイズアップしタップを切り直しました。
ただしネジの掛かり代が短い部位ゆえ、ネジはピッチ1.0の細目に。マイナーなサイズだったのでボルトとタップの入荷に少々時間を要し、夏休み中に間に合わなかった次第。
まずφ9ドリルで穴を拡げM10タップを切ります。スペースが狭くT字ハンドルが使えなかったのでモンキーレンチで少しづつ回す地道な作業。
ブラケット側の穴拡大も必要でした。



スタビの取り付けは概ね順調に完了したのですが、ここで新たな問題を発見!

今回装着したクスコの14段ショックですが、なんとステアリングをフルに切るとナックルアームと干渉することが判明!


大きく飛び出した調整ノブが問題でした。
一方、多くの先人の方々が使われているTRDの8段調整ショックの方は、この調整ノブの飛び出しが小さいので問題ないものと思われます。


そこで対策としてショックの取り付けを180度反転させることに。(調整ノブ車両後方→調整ノブ車両前方に変更)



これでOK!
と思いきや・・・
なんと今度はサスがストロークして縮むとバンプストップラバーがノブとガッツり干渉します。


止む無く再びショックを180度回転させ元の状態に戻します。
こうなると策はひとつ。
ステアリングストッパーを調整し、干渉手前でステアリングの切れ角を止めるしかない。
元々右タイヤは最大角切るとホイールハウスと干渉していたこともあり、止む無しですがこの機会にストッパを効かせることに。(因みに左右でホイールハウス形状が違い左側はタイヤの干渉はなかった)
こちらのストッパーボルトも細目が必要です。(ネジサイズはM8)本当は60mm長のボルトが欲しかったのでが近所のホームセンターにあったのは50mmまで。
苦し紛れに家具の足用に売っていたゴムキャップを嵌めてかさ増し。
耐久性に一抹の不安が有りますが・・・




取り敢えず対策はできましたがお陰でステアリングの最大切れ角は減少。
ステアリングの切れ角は、
左方向:1.5回転 → 1.2回転
右方向:1.25回転(タイヤ干渉による) → 1.2回転
へとかなり減少・・・
サーキットでは問題ありませんがジムカーナでは結構痛いですね・・・
実際車庫入れでは明らかに切り返しが多くなりました。前のインターメカニカと同じくらい切れない感覚。


さらに加えて本日、クルマの最終チェックをしていたらなんとリヤショックも調整ノブが干渉していることが判明!!
こちらはスプリングとの干渉です。(自分のスプリングの内径は82mm。ノーマルより少々小さ目かもしれません)
L/H側は調整ノブが1クリック動いていました!

そしてR/H側はこんな感じ。
7にセットしていたものが10まで動いています。


7に戻しましたがノブにはしっかり擦れて削れた跡が!


今回は時間も(元気も)無いのでもうそのまま行きます。
その後で、ノブの干渉部をカットするしかないですね。前後とも。

ということで、もし同じくショック交換を考えている方は、クスコよりもTRDの方がお勧めです。走り以前の問題で。
ただしお値段は、クスコの方がかなり安く買えますが。(実勢価格は4本でクスコ6万円、TRD 8万円)

そして昨夜、いつもの代官山蔦屋までナイトクルージング。
昨日も真夏の暑さでしたが夜であれば窓&扇風機全開で大丈夫!
車の流れもスムーズな湾岸~首都高をのんびりクルージングしてきました。
実は、標高の高いヒルクライム次戦に備え既にキャブのアイドルジェットを55F17→55F2に交換してしまいました。当然、平地では少々セッティングが合わず回転の低い領域での調子はイマイチ。



今回、車載カメラは天井に!



尺は長目ですが、まったりと夜景をお楽しみ下さい!!


いよいよ次週は、ヒルクライムシリーズ4戦目です。
舞台は再び御嶽山山麓に戻ります。自分のクラスの出走は9/7(日)
足回りの変更が良い方向に行ってくれますように!
Posted at 2025/08/31 16:02:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2025年08月17日 イイね!

夏休みのチューニング&メンテ

夏休みのチューニング&メンテ今年の夏休みも我が家は特にイベント無しでした。
暑いし、高いし、混雑するし。うちの奥さん全く出掛ける気無しなので・・・・
唯一、映画「国宝」を2人で観に行ったくらい。子供抜きのふたりきりで映画を見るなんて「タイタニック」以来?何年前だ(笑)

7月のヒルクライム以降、この暑さでジュリアも半休眠状態ではありますが、折角の長期休暇となれば色々やりたかったところに手を入れることに。
今回のメニューは計8項目。以下長文で(笑)

<フロントタイヤ新品交換>
前戦7月のヒルクライム後のチェックで右フロントタイヤの剥がれを発見。インナー側の一部でカーカスが顔を出していました。左タイヤもアウト側の摩耗が激しかったので止む無くフロント2本を新品交換です。
夏休み前の週末にいつものタイヤ交換屋さんに持ち込んで組み換えしてもらいました。
以前と同じA050 Mコンパウンドです。
折角の新品なのでもっと涼しい時期ならTC2000にタイム出しに行きたかったですが真夏の交換とは勿体ない・・・・



<フロントスタビ取り付け修理>
こちらも前戦後のチェックで発覚したスタビマウントの脱落
紛失したブッシュと曲がってしまったブラケットの部品はいつもの海外通販で購入済。再組付けして簡単に完了!


のはずだったのですが・・・・
組付けしてみるとやはりマウントブラケット取り付けネジ穴が舐めていたことが判明。
今回の脱落の原因が正にこれだった訳です。
当初の確認時は、ボルトを手でねじ込んでみたところスルスル入っていったので、ネジ舐めの問題ではなく、自分の作業の締め込み不足が原因かと判断したのですが、実際部品を組んでトルクが掛かった状態で締め込むとボルトがいつまでも回り続ける・・・
やはりネジが舐めていました。


悪いことにこのネジ部は袋構造のフレーム内部に有り交換できる構造ではない。
なので策としては、ドリルで拡大穴を明けてから新たにネジを切るしかない。
今回の不具合はL/H側のマウント部なのですが、実はR/H側のマウント部は既に過去にネジ穴拡大されおり本来のM8が1か所だけM10となっています。元々ネジが舐めやすい場所なのでしょう。
更に調べるとこのネジは細目でした。構造的にネジ長が短い部分なので細目にしてトルクを稼いでいるようです。よって今回もR/Hと同様の細目のネジを切ることに。ネジサイズはM10 P1.0です。このP1.0が結構レアなサイズで街のホームセンターでは置いておらず。結局、タップと共に通販でオーダー。納期は夏休み明けなので入荷次第、今月中に施工の予定です。それまで取り敢えずはフロントスタビ無しのままで。

<フロントショックアブソーバー交換>
ここ最近、ジムカーナイベントへの参加も増え普段は見られない自分の車の走行シーンの外からの写真を撮っていただいたり。また会場で自分の走行を見た方から直接話を伺う機会も増えました。
兎に角、気になるのは異常にロールが大きいこと。





確かに当時のジュリアのレース車輛の写真をみると太いスリックタイヤを履きながら大きくロールして走っている様子が伺え、それ故「ジュリアで3輪走行を目指す!」がこのブログのタイトルでもある訳ですが・・・
しかし、そうは言っても実際タイムを競うイベントで気持ち良く走る為にはネガが大きいのは確か。
まずスタビは当初装着のものより太くてレートの高そうなφ29のものに既に交換済。
そしてスプリングですが、そもそも今のスプリングレートがいくつなのかが不明でした。しかしみん友のgrungeさんより「概算は計算で求まりますよ」と計算サイトを教えていただき線径、内径、巻き数などから算出してみたところスプリングレートは32kgと算出されました。これはサーキット走行用としても決して柔らか過ぎることはないレートです。(ジュリアのフロントサスはアームの中央付近にスプリングが有るのでレバー比の関係から一般の車のレートよりもかなり高いレートとなります)
因みにもう一つ持っているAlfaholicsのFast Road kitのスプリングレートは13.4kgと算出されました。
そうなればあとはショックアブを換えてみるか!
現在は吊るしのビルシュタインを装着していますがこれはどちらかと言うとロードユースを想定したスポーツショックのようです。
そこでアルファ乗りの皆さんから教えてもらったAE86リヤ用ショックの流用を試してみることに。AE86のリヤ用がそのままボルトオンでジュリアのフロントに流用できます。
TRDの8段調整式とクスコの14段調整式があることを教わりましたが今回自分は後者のクスコを選択。まずは最固からやや落とした12段でセットしてみました。これは車載状態でも簡単に調整可能。



<フロント車高ダウン>
自分がこの車を最初に観に行ったとき、車高は最低地上高(オイルパンドレン部)9cmと車検ギリギリの高さでした。元々ヒルクライムに出るつもりだったのでこれではぶつけそうで心配。そこで納車前にフロントスプリングの下に10mmのスペーサーを入れ車高を3cmほど上げてもらいました。
しかしアンダーが強い自分のジュリアの現在の特性からすると走りを考えればやはりフロントはもっと下げてみたい。
ヒルクライム次戦のコースは、確か酷いギャップはなかったはず。その後にタイムトンネルトライアル(ジムカーナ)もあるので試しにここで車高を下げてみることに。
そこで今回はじめてスペーサーを抜いてみました。これで3cm車高ダウンのはず。



今回同時にショックアブもビルシュタイン→クスコに変えたのでその影響も有り最終的に最低地上高は138mm→95mmとなりました。(ビルシュタインは結構車高上がります)
これだけ下がると見た目の違いも明らか。クルマの横に立ってみても高さの違いを感じます。

Before


After


ただし11月のヒルクライム最終戦のコースでこの車高はオイルパンヒットのリスクが高いのでその前にはまたスペーサーを元に戻すようですかね。

<フロントキャンバー調整>
自分のタイヤの状態を見ると、左フロントの外側の摩耗が圧倒的に激しい。本来であればもっとキャンバーを付けたいところ。
自分の車には既に調整式のアッパーアームが装着されていたので調整は可能です。
ではなぜこれまで手付かずだったかというと、自分でキャンバーを測ってみると既に結構なキャンバーがついていたから。-3.7度くらい。
一方右は-2.4度。しかし見た目では右の方がキャンバーついているように見えるという状態。
しかし、よくよく考えてみるとキャンバーを測っていた自宅ガレージは左右で傾斜があることに気づく。およそ1.5度!(自宅前は坂道になっており)極めて初歩的なミス・・・
と言うことは、実際はL/H -2.2度 R/H -3.9度 だったということになる。
やはり見た目は正しかったのか・・・
という訳で今回、躊躇なくL/Hのキャンバーを増すことに。
リンクの調整代の残り分を命一杯使ってリンク長を2mm短縮。
今回、同時に車高ダウンも行っているのでそちらの影響でもキャンバーの値が変化。
最終的に現状以下のキャンバー角となりました。(傾斜補正後)

L/H -4.5度


R/H -5.8度


R/Hは特に弄っていないのですが車高ダウンの影響でさらに大きくなってしまった?
調整して戻そうかとも思いましたがまずはこれで様子見てみます。

<リヤショックアブソーバー交換>
フロント交換となれば合わせてリヤも交換です。実はリヤにもAE86リヤ用がリ流用できます!もちろんこれも教えてもらいました!
ただしこちらはボルトオンとは行かずブラケットの追加が必要。ただしこれも社外パーツとして市販しているブラケットを流用可能です。
ブラケットを装着してこんな感じ。


作業として少々手間を要したのはこちら。
ブッシュの内径に入れるカラーの径が大き目なので、カラーの端面を面取り削りしたあとにハンマーで叩き込みました。



またリンクへの取り付け部のネジ径がM16にアップ。リンク側の穴径はもともと大きくそのまま貫通可能なのですがなにせM16となれば工具の2面幅は24mmサイズかつリンクの深い位置なのでモンキーやスパナも入らない。よって24mmのボックスレンチを買いに近所のホームセンターに駆け込むはめに。


装着にあたっては、通常はショックアブ本体を室内側から下に落とすのですが、クスコのショックは調整用のノブが大きく(ブラケット未装着の状態でも)上の穴を通らないことが判明。よってスプリングを完全に外し、事前にブラケットを組付けたショックアブをスプリングの中に通した状態で一緒にセットする方法を取りました。むしろこちらのやり方の方が簡単かも。
ブラケット込みのショックの全長が長くなるので上側のマウント取り付けに手こずるかと思われましたが特に問題無くそのまま固定できました。


<リヤブレーキパッド交換>
昨年フロントのパッドは寿命を迎えエンドレスのMX72plusに交換済でした。
実は同時にリヤパッドも同じエンドレスのMX72を購入済だったのですが中々交換のタイミングがなくようやく今回交換。
フロントはキャリパーがRX7用に変えてあるのでパッドの在庫もあり即納でしたが、リヤはアルファロメオ純正なので受注生産となり納期は2カ月ほど掛かりました。それでもカタログ上にちゃんと設定が有ったのはよかった。
で、交換作業を進めるとここでも問題が発生。
左右とも外側のパッドが厚過ぎて入らない・・・
どうも内側と外側でローターに対するキャリパのクリアランスが違っている。
外したパッドの厚みも外側の方が厚みが薄かった。
これはキャリパーの変形が原因なのでしょうか?
仕方が無いので、外側に使うパッドの方のみ厚みを15mmから14mmへ1mmほど薄くすることに。均一な厚みで削るとなると我が家のツールでは上手い手が無く、地道にシコシコと60番のサンドペーパーで削り込むことに。僅か1mmとは言え2個を加工するのに2時間は要したでしょうか。

左:未加工  右:1mm削り後



<リヤホイールハウス内フェンダーエッジカット>
実は、昨年11月のヒルクライム走行の際、右リヤタイヤに何かでカットしたような傷跡を発見。この時は、現地でSタイヤに交換したのでコース走行中にカットしたのは間違い無し。コースの路側には側溝などもあったので金属蓋など何か鋭利なものを踏んでしまったのか?とその際は考えていました。
しかしその後、grungeさんがこのタイヤを見てフェンダーに当たっているのでは?とのご指摘。なるほどそうか!ここではじめて本当の原因に気付きました。
自分のジュリアはご覧の通りFRP製のオーバーフェンダーを装着済。しかしその内側には大きくカットされてはいるものの元の鉄フェンダーが残っています。
11月のヒルクライムの際は、スプリングはソフトなFast Road仕様でかつリヤスタビレスそしてタイヤは225/50R15のA050と太いサイズでした。さらに自分のクルマは右リヤの車高が下がり気味。そして内側のフェンダーの状態を確認したところ右側の方が長めに残っている状態でした。
大きくロールしてこのインナーフェンダーにタイヤが干渉。状況からしてドンピシャです。
それにしてもまさかこんなにもロールしていたとは。しかもヒルクライムコースで。どのコーナーでそんなにロールしていたのだろう?
恐らく今のサス仕様であればあそこまでロールすることは無いとは思いますが、やはり心配なのでフェンダーを更にカットしておくことに。

Before


フェンダーをディスクグラインダーでカットした後、錆防止も兼ねてボンドを盛り、さらにゴムカバーを接着しておきました。

After


<マフラーサイレンサー外しトライ>
最後は、長らくやってみたかったこれです。
自分のジュリアのエンジンスペックはロードユースとしてはかなりのハイチューンな仕様です。調子も良好で2速であれば7500rpm(あるいはそれ以上)までストレスなく回ります。しかし、その加速感については“それ程速くはない”と感じるのも事実。
現実に筑波のバックストレッチでの最高速が143kn/hというデータがあります。エンジン絶好調の状態での数字です。
比較として参考になる数字がJCCAのHPにアップされているヒストリックレースのResult表にあります。
この表にはLapタイムに加え筑波バックストレッチでの最高速が表示されているのです。(もともとTC2000コースにはsec1~sec3の区間タイムに加えバックストレッチに最高速の測定ポイントが有ります)
これがクルマの動力性能を表す良い指標になります。

例えば、直近でドライ走行だった2025年4月のレースの予選Resultがこちら。
アルファロメが多く走るSクラスのものです。


ポルシェ911の178km/hはもう別クラス!
510ブルで171km/hも出ちゃうの?
など注目点は色々ありますが、同じジュリアに注目すると
自分のジュリアのエンジンを組んだ柳原メンテナンスからエントリーの3台の最高速は、
23号車 158km/h
27号車 157km/h
26号車 151km/h
の結果です。
バリバリのレース車輛と同等とはいかないのは当然ですがそれにしても自分の143km/hとは差が有り過ぎる気が・・・。しかもこの3台のエンジンは決してレースにしか使えなピーキーな仕様ではなくロードユースも可能なくらいのエンジン仕様と思われます。
教えてもらったキャブセットも自分のクルマとほぼ同じ。ただクロスミッションは入っていると思いますが。
そこで自分が疑っているのは排気系の違い。タコ足は限界サイズと思われるものが装着されているのでその先。まずマフラー径そのものが外径51mmとエンジンスペックからするとやや細目か?の疑い。
そして一番怪しいのがタイコ。ジュリアのタイコはノーマルではリヤアクスル前に1個と後ろに1個の計2個装着されています。自分のクルマも同様に2個あり。実は前の前のオーナーさんの時代に(ロードユースオンリー。現在とは別のチューン度の低いエンジン)もっと排気音を静かにしたいとのオーダーで後方のタイコを装着したという経歴があることが分かっています。このタイコが悪さをしているのでは?
この後部のタイコですが観察すると、どうも取り外してしまっても前方のタイコのマウントポイントは残るのでそのまま走行が可能な様子。
そこで今回、後方タイコを外してみました。暫くこの状態で走ってみます。
もしこれが犯人なら後方タイコ無しのマフラーを製作ですね。

外した後方タイコ


残っている前方タイコ




という訳で夏休み中の丸3日間を使ってスタビ装着以外の上記作業を完了。
天気が悪く比較的気温低目だった日に作業ができたのが幸いでした。

そして早速弄ったところの確認の為、箱根まで早朝ドライブへ。
AM5:20に自宅発。AM8:30に下山開始。そしてAM10:00に帰宅。
この時間なら渋滞無し。暑さもなんとか凌げて旧車でもOKです。
走ってみた感触は・・・
まず足回りは、フロントスタビが未装着なせいかなんとなくステアリングがシャキッとせず安定感が無い感じ。ショックやキャンバーの効果はまだなんとも分かりません。
今回、車高を落とした影響の確認もあり(R/H側がホールハウスに干渉する)敢えてSタイヤを履いて行ったのでタイヤグリップの安心感はこれまでになく高かったですが。
一方タイコレスの効果ですが、こちらはかなりイイかも。上の方での吹け上りが軽くなった気がします。体感上のことなので毎度のプラシーボである可能性も捨てきれませんが・・・
TC2000を走れれば数字で効果が確認できるのですが。
次戦のヒルクライムはこのままで走ってみようかな?
タイコはまだ1個あるので爆音では無いし。唯一の問題は、水が入ると抜けないことですが、ただ位置的によほどの土砂降りでなければ問題無さそうだし。

天気も良く、富士山もくっきり見えて気持ちの良い真夏のドライブとなりました!!



本日で夏休みも終わり。明日からまた仕事です。
そして次戦、御岳高原ヒルクライムまであと3週間!
Posted at 2025/08/17 15:41:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ
2025年08月16日 イイね!

GC Returns 2025 観戦!

GC Returns 2025 観戦!既に夏休みも終盤を迎えていますが、夏休みに突入して早々の先週の土曜日、富士スピードウエイで開催されたGC Returns 2025の見学に行ってきました。
GC=グラチャン!! そもそもグラチャンが何の略だったのか?を知っている人は寧ろ希少ではないでしょうか。私も知りません(笑)
グラチャンとは、70年代初頭から80年代終盤に掛けて途中マシンの仕様は変化しつつも長らく続いた日本独自規定のレースです。今で言えばGT選手権に近い立ち位置の人気カテゴリーでした。ただし、大きな違いは自動車メーカーのワークス参戦がなかったこと。ドライバーとそれをサポートするレーシングチームによるレースの始まりで、現在の国内レーシングシーンの礎を築いたイベントだったのではないでしょうか?
自分も当時中学生の頃、日曜日の昼間にTVで録画放送されていたレースを見るのが楽しみでした。

さてそんなグラチャンですが、国内にまだ残る当時のマシンを集めて復刻イベントとして開催されることになったのが今回のイベントです。
現在のマシンのオーナーの大部分は当時のレースシーンに思いを寄せる武闘派カーマニアの方々。(そして当然お金持ち)
流石にこのくらいのレーシングマシンともなると自分でメンテという訳にはいかず皆さんプロのメカニックとサービスカーを従えてのエントリーです。
まだ電子制御の無い、機械の時代の車ゆえ、今となっては面倒を見れるメカも限られると思われます。
オーナー自らがドライバーを務めるケースに加え、往年のレジェンドドライバーにステアリングを委ねる車もあり、往年のドライバー及び現オーナーの年代を考えるとこのタイミングでの復刻が最後のチャンスだったのかもしれません。







当日集まったクルマのコンディションにはそれなりの差がありましたが、それぞれの車に当時から続くヒストリーがあっての現在なのでそれもまたクラブマンイベントとしては面白いところです。

自分の好みは、最初期のクルマ達。排気量2L。
当時の主流は、シェブロン、ローラ、マーチなどの英国レーシングカー
エンジンは、やはり当時のF2由来のエンジンが多く、コスワースではFVAやFVC。そしてBDAから派生してアルミブロック、2L化させたBDG。その後、当初はマーチにのみ積まれたBMW M12が台頭。(M12のベースは市販車2002用のM10エンジン。最終的には80年代のF1用1.5Lターボエンジンにまで進化)その他ではハート製のエンジンも登場しました。(ハートについても最終的にはF1用1.5Lターボエンジンにまで進化。トールマンなどのマシンに積まれました。セナのF1デビューのマシンはトールマン・ハートでしたね)

1971 シェブロンB19 コスワースBDG



1971 シェブロンB19 ハート420S




1973 シュブロンB23 ハート420S


これは当時の国内コンストラクター製作のオリジナルマシン
1973 マナ 09 ロータリーRE12A



その後、F2のシャシーにカウルを被せた1シーター仕様に。エンジンの主流はパフォーマンスが高く、そしてF2でもトップコンテンダーだったBMW M12に。そこにライバルとして国内独自エンジンのロータリー勢が加わる図式に。
さらにカウルの方は、あの由良卓也さんのムーンクラフトが登場。

1980 ウルフ MCS  ロータリーRE13B
当日は当時のドライバーであった関谷正憲選手がドライブ


1980 MCS マツダ  ロータリーRE13B


1982 マーチ MCS BMW M12



こちらは当日、由良卓也さんが足として乗り付けたと思われる6輪カー。


GCの終盤は、エンジンは3Lへ。当時のF3000のエンジン&シャシーにカウルを被せた仕様へ。

1987 ローラT87/50 MCS  無限MF308


1987 ローラT87/50  Ford DFV
今回の優勝車!





1988 マーチ 88GC Ford DFV



1988 ローラ T88/40 ロータリーRE13G(3ローター)




1989 ローラ T88/50 ロータリーRE13G(3ローター)


エントリーリスト


予選Result


決勝Result


イベントは、予選~レースまで午前中で終了。
東名の混雑前に帰るにも十分時間に余裕があったので最後にここに立ち寄って来ました。


現在の1コーナーの更にその先にあった伝説の30°バンク!!
現在もその一部が当時そのままの姿で残されています。
当時、正に決死の覚悟でこの壁を掛け上がって行ったマシンとドライバー達に思いを馳せる・・・

当日のマシンのサウンドはこちらの動画で。
カメラマンが下手なので映像は諦め、音だけお楽しみください。


因みに当日の朝一、メインゲートに行ってみるとなんとこんな面々が集合していました!!



当時、グラチャンの開催日は所謂“竹やり出っ歯“の皆さんのお祭りの日?となっていたのですがこちらも復刻のようです!(笑)
(当然主催者とは何の関連も無い独自の集会だと思いますが)

このイベント、来年からはさらに台数を増やし3回/年開催のレースイベントにする計画だそうなので楽しみです。
Posted at 2025/08/16 12:16:52 | コメント(5) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2025年08月08日 イイね!

DクラスチャンピオンAE86の区間タイム!!

DクラスチャンピオンAE86の区間タイム!!7月13日に恵那モータースポーツパークで開催されたBRIGヒルクライムシリーズの一戦。D-Lクラス4台の比較に引き続き、調度Youtubeに車載動画がアップされたDクラス優勝車 SさんのAE86の区間タイムを計測してみました。

因みにBRIGヒルクライムチャレンジシリーズのヒストリッククラスにはDクラスとD-Lクラスの2クラスがあります。初年度登録が昭和63年以前というのがクラス規定。
Sタイヤの装着も認められています。(ただしこのイベントの参加車輛はナンバー付きであることが大前提)
ではDクラスとD-Lクラスの違いは何かと言うとこれが謎です(笑)
D-LのLはLegendのLです。これまでの参加車輛の例から判断すると、70年代前半までのクルマはD-L。80年代(88年まで)がDクラスなのは確か。
微妙なのは70年代後半の車両がどちらに入るのか?
もっともこの時代はオイルショック、排ガス規制以後の不毛の時代で余り人気のある車が無い時代でもありますが。
あともう一つの疑問が、初年度登録が昭和63年以前の考え方。
昭和63年以前に市販開始したモデルであればその個体の登録がそれ以後の年度であっても良いのか?
さらに具体的に言えば、昭和63年に市販開始されたマーチRは、現車が平成1年式であってもDクラスで出られるのか?です(笑)
もしお悩みの方が居れば主催者にお問い合わせください。

さてDクラスのSさんですか毎年チャンピオンの絶対王者です。少なくともここ最近5年以上に渡る連続チャンピオン。(確か2018年くらいからかな?だとすると7年だ)
ここ最近は、FC3S(RX7)との争いとなっていますがチャンピオンの座を守っています。

まずDクラスの公式結果はこちら
今回もAE86が優勝です!


因みに2位のRX7はSS2の島回り侵入で大スピンをしており大きくタイムロス。
自分の分析によると、もしこのスピンが無く仮にこの区間をSS1と同じタイムで走っていたとすればRX7のSS2のタイムは2’17”2であったと推定されます。AE86のSS2と同タイム!
と言うことは、もしRX7のスピンが無かったとしても今回の勝者がAE86であったのは変わらずか。




そして、AE86の区間タイムを計測した結果がこちら


一番気になったのはSS1に対しSS2が遅くなった原因。
当日Sさんご本人に聞いてもタイムダウンとなった原因が分からないとのことだったので。
区間タイムで比較してみると、まず最後の島回り区間は、SS2の方が-0.80のタイムアップです。ここはSS1では失敗していましたね。
しかしその前の中盤の区間3~9はずっとSS2の負けとなっています。
区間3の+0.40の負けは、2速への余計なシフトダウンをしてしまったのが原因のようです。
一方、最大の差+0.67となった区間4についてはパッと見こんなに差がついた原因が分からない。そこでさらに区間を細分して比較してみましたがどこかでロスが発生したと言うよりもどうも全域に渡って遅い感じ。
その他の区間も含めて比べてみた結果からの推測ですが、SS2の方が遅かった要因はエンジンパワーが落ちていた為の様です。2速の加速ではそれ程でもないようですが3速の加速が落ちている感じ。気温差の影響なのか?(ただ他車のタイムを見るとその傾向は余り無さそう)あるいはこのクルマ固有の何らかの要因があったのか?


なお僭越ながらAE86と自分の車の区間タイム比較をしてみるとこんな感じ。


なんと絶対王者に対し、自分のタイムが上回っていた区間が4区間も有った!!
そう言えば、今回AE86とのタイム差がかなり縮まりました。タイトコーナーの少ないコースのお陰か?
今後も、チャンピオンAE86とのタイム差をさらに縮めるのが目標です!!
という訳で早速これまでのタイム差を表にしてみました(笑)


SさんがYoutubeにアップしているAE86の車載動画はこちらです。
是非ご覧ください!
Posted at 2025/08/08 22:25:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ
2025年08月06日 イイね!

ヒルクライムシリーズ ヒストリッククラスの4台の走りを比較する!

ヒルクライムシリーズ ヒストリッククラスの4台の走りを比較する!7月13日に恵那モータースポーツパークで開催されたBRIGヒルクライムシリーズの一戦。D-Lクラス(70年代以前のヒストリックカーのクラス)に参戦のドライバーさん達とも親しくなりお互いの車載を共有したりしております。
と言うことで次戦以降の戦いをより面白くする為に、今回揃った4台の車載動画を使って比較動画を作ってみました。
各々の速いところ遅いところが分かるよう今回独自にコースを13区間に分割。それぞれの区間毎に比較できるようにしています。
分析してみると、区間によって結構順位も違ったりして面白い結果となりました。

まず公式の結果はこちらの通りでした。


独自分析の区間割はこんな感じで。
電柱、標識、ガードレールなど極力毎年変わらなさそうなものを区間の目印としています。
スタートはシグナルではなくクルマの動きだしから計測開始としました。(公式計時はシグナルグリーンで計測スタートのはず)


そして区間タイムの結果がこちら



4車の比較で分かったことをまとめると以下の通り。
・動力性能はやはりアルファ2000GTVが一番!
動力性能の順位は恐らくこんな感じ。
 アルファ2000GTV>510ブル=TE27トレノ>アルファ1300GTJr
 1位と最下位は誰が見ても明らか!
 510ブルとTE27トレノの比較は微妙ですが、実は案外TE27の方が上かもしれません。
 TE27はこの中では車重が圧倒的に軽いのが有利に働き、実際STARTダッシュではトップタイムでした。最後の島回り区間でもトップタイムでしたがこれも最後の直線の立ち上がりダッシュが速かったせいかもしれません。
・タイトコーナーではアルファ1300GTJrが速い!
 今回のコースは余りタイトコーナーは多くなかったのですが、区間5「シケイン」や区間11「右180°コーナー」では動力性能の一番低いアルファ1300GTJが1位の結果でした。ドライバーが上手いのに加えA050のGSコンパウンドも効いていると思います。
・510ブルの区間2「左右切替えし前半」と区間3「左右切替えし後半」でのトップタイムは凄い!
この区間は結構タイヤのグリップに依存するような気もするのですがなんと唯一ノンSタイヤである(しかもハイグリップタイヤでもないシバTW280)510ブルがトップタイムとは。ギヤ比とトルクのバランスが良かったのかもしれないですね。
この区間アルファ2000GTVは2速レッドゾーンでとても速く走っていた気分だったのですが(笑)、やはり3速に上げてさらにもっと踏める余地があったのかもしれないです。
510ブルがSタイヤを履いてきたらやばし・・・
・TE27トレノはもっとアクセル踏める!
今回TE27のタイヤはA050 GSを初投入だったのですがなぜかタイムが伸びなかった。車載を見ると、コーナー手前でアクセルを早目に戻してしまっている箇所が多い感じ?Sタイヤの限界を掴めばもっと全然スピードをのせていけるはず。軽量ボディにGSコンパウンドの威力発揮となれば・・・まずい。
以上、全くのド素人による、無責任な分析結果ではありましたがタイムの方は真実です(笑)





そしてこちらが今回の分析の総決算の車載動画による区間タイム比較です!
製作に休日丸1日以上掛かった挙句、何故か最後のビデオ化が途中でフリーズする現象が発生。一週間以上に渡る試行錯誤の末、なんとか裏技でビデオ化に成功しました!
こんなに手間のかかった動画編集はこれまでに無かった・・・
スチール写真の多くは、大会の公式カメラマンさんの写真を使わせていただいています。毎回どうもありがとうございます。



なんやかんやと動画編集に苦戦しているうちに大会終了後もう1か月が過ぎ、次戦はもうあと1か月後。
もはや前戦を振り返っている場合ではない!
という訳で今週末からの夏休みはクルマのポテンシャルアップに取り組みます!!
Posted at 2025/08/06 21:15:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | ヒルクライム | クルマ

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「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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