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2023年10月01日

走行後メンテ&最終減速比確認!

走行後メンテ&最終減速比確認! 先週末のTC1000走行後、少々メンテが必要になったので本日はジュリアをジャッキアップしてのメンテナンスを。
ジャッキアップ前にまずやらなくてはならなかったのがフューエルポンプの確認。

TC1000でガス欠停止してしまった際に、片方のフューエルポンプが動いていなかったので暫定的に取り外して帰宅していました。
本日改めてもとの配管経路に戻してみてエンジン始動。
あれ?エンジン掛かった。
フューエルポンプちゃんと動いているし・・・
結局、ガソリン無い状態ではフューエルポンプの脈動もなくポンプが動いているのに気づかなかったということか・・・?
まあ、余計な出費も無く済んで一安心です。

その次は、ブレーキのエア抜き。
前回走行時3本目くらいからややペダルフィールにふかふか感が出ていました。
その為にはジャッキアップが必要です。
リヤ側を自分でジャッキアップするのは今回が初めて。


折角のチャンスなので色々観察です。
自分のクルマのリヤサスには特殊なパナールロッドが装着されているのですがよくよく見るとそのブラケットの位置がデフのオイル注入穴と完全に被っているのを発見。
デフオイル交換は厄介そう・・・


よくよく見るとリヤショックは可変式だ!
YZ suports carsという聞きなれない名前。
8段調整の3段にセットされていました。


フロントサスはこんな感じ。
ジュリアのフロントスプリングの位置はロアアームの上。
スプリング長は短く、その代わりスプリング径は物凄い太さ。


このクリアランスではスプリングコンプレッサーなど入らない・・・
ではどうやって外すかと言うと、このスプリング受け皿がロアアームにボルト3本で止まっておりこれを(スペシャルな方法で)外してスプリングを外すようです。

自分のクルマは納車時にフロントの車高を3cmほど上げてもらっており、その際の方法はこのスプリング受けにスペーサーを噛ましたと聞いていました。
狭い隙間からスプリング受けの底を覗くとチラリとアルミ板が見えました。これがスペーサーか?


ステアリングギアボックスの下部。少々オイルが漏れています。
いずれ手当が必要か。


ブレーキのエア抜き作業は特に特別なことも無く手持ちのツールでできました。
フロントのキャリパーはMAZDA製の4ポッドに換装されています。4ポッドでもエア抜きニップルは1か所のみなのですね。以前の5ターボのWillwoodは2か所あって面倒でしたが。
1人作業なのでエアの混入具合は確認できませんでしたが左フロントのフルードのみが異常に汚れていました。何が原因だろう?


そして最後にエンジンオイルの補充0.3L。今回の走行のみで0.3L減ったことになります。
勿論普段の街乗りではこんなに減りません。


そして今回はじめてリヤ側をジャッキアップしたのでもうひとつずっとやりたかった作業を実施。
最終減速比の確認です。
以前走行速度とエンジン回転数から最終減速比の算出をしていますがその時の算出結果は、4.81と言う異常に低い値。とすれば存在するギヤ比の中から一番近いのは4.7か?
という結果でしたが、タコメーターの誤差やタイヤ径の誤差など不確かな面もあるので半信半疑でした。
今回は、ジャッキアップしてプロペラシャフトとタイヤの回転数の比を直接確認したのでかなり確度の高い方法です。
そしてその結果は、
プロペラシャフト4回転でタイヤの回転は0.87回転。
よって、 4÷0.87=4.576 と算出できました。
存在するギヤ比と対比すると、最終減速比は4.55であることでほぼ間違いないでしょう!
以前Grungeさんに教えていただいた情報によると、
本来の2000GTVの標準が4.1であるのに対し4.55は1750の標準です。
そうすると自分のクルマのデフケースは1750用に換装されているのかもしれないですね。
いずれにしてもローギアであることは嬉しいことです。
実は、当初4.7では?と考えていた際、昔のアルファ専門雑誌の広告でこれを発見。


このOS技研の4.77ファイナルが組まれているのでは?と期待していたのですが残念ながら違ったみたいです。

因みにこの上に出ているギヤトレインKIT。
なんと自分のクルマに組み込まれていることを前回のヘッド修理の際に確認済です。
(カム駆動はチェーンのままですがその下のクランクシャフトからカウンターシャフト?までをギア駆動とするKITです)



ジュリアを正面からじっと眺める。


この間の走行からするとまずはアンダーステアをなんとかしたい。
フロントタイヤは既にそこそこのネガキャンが付いています。
一方、トーインはかなりトーアウトしているような・・・
まあ見た目で言っているだけなので適当ですが。
次の走行の前にまずはここを調整してみたいですね。
道具を買って自分でチャレンジしてみるか?
あるいはショップに持ち込むか?
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Posted at 2023/10/01 23:38:38

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今日はフロントブレーキやって、、、。
にゃぼさんさん

この記事へのコメント

2023年10月2日 21:53
ジュリア系はキャスターも調整式なのでそこも要チェックですね!!
アライメントは自分の好みを探る為にも是非ともご自分で(笑)

私もFスプリングは簡易治具作って交換しました、スプリングの自由長が短いので意外に楽かもしれませんよ!!

ファイナル4.55も良かったし、これからが楽しみですね・・・・
車検証の車重はどのくらいでしょうか?
コメントへの返答
2023年10月3日 0:53
そうですよね。アライメントは自分で弄れた方が色々試せますよね。
しかし、中々思うように調整できずジャッキアップを何度も繰り返す泥沼に陥いる姿も思い浮かんでしまう(笑)

車重は960kgとなっています。オバフェン、2名乗車での登録なので恐らく実測に近い数字と思われます。オリジナルよりは軽いとは言え旧車としては重いですね。
もうこれ以上軽量化するところも余りないですし。
2023年10月5日 7:27
スプリング受け皿外しのスペシャルな方法って…
ロングボルトと入れ替えて、後は緩めるだけって事ですよね?

ブログ楽しく拝読させて頂いてます。
コメントへの返答
2023年10月5日 8:07
はいそうです!
いずれ自分でやることもありそうなので物を準備しておかないと。
2023年10月5日 11:15
スペシャルツールのそれなら、昔作ったのが何処かにあるのであげますよ😊
ただの全ネジ棒とナットですが(笑)
コメントへの返答
2023年10月5日 12:15
えっ!
ください❗️
2023年10月15日 23:29
スペシャルツール見つかりました(笑)
私のアルファロメオスパイダーの整備手帳に載せましたが、なに分10年以上前のことで説明文は自信がありませんが・・・・・・

こんなんでも入用でしたらどうぞ!!
コメントへの返答
2023年10月15日 23:56
これは素晴らしい!!
是非下さい!!
今度いただきに参上します!!


プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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