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2016年11月13日 イイね!

サンクターボ復活!!

サンクターボ復活!!  昨日は晴天の中、ルノースポールジャンボリーがFSWで開催されましたね。僕も昨年までの3年間連続して参加していましたが今年は欠席でした。実はFSWに向かうルノー車がちらほら走る早目の朝の東名高速、僕のサンクターボも東名高速を下っていました。しかし向かう先は御殿場ICではなく、遥かその先、三重県です。

  秋タボ後に、燃料調整の為そのまま三重のAさんのガレージに再入庫していたサンクターボでしたが、実は先週の土曜日一旦は横浜の自宅まで引き取ってきていました。しかし、唯一、最大の問題であるA/F値については不安を抱えたままです。いや試乗する限り調子は全く問題無いどころかターボのOH効果やその他もろもろのお蔭でかなりのパワー感なのです。しかしこれまで数度のエンジンブローを経験し、もはやA/F値を無視することはできない・・・。で、翌日の日曜日、自宅周辺の高速道路で全開域でのA/F値を再度確認。やはり高い。プラグの焼け具合もススが全く無い状態。その状態をAさんに連絡したところ、この週末での再度の入庫となった次第。

  で昨日の土曜日、再度三重に向かったのですが(この1か月で3回目の三重詣でです(笑))今回は、Aさんも最終手段を準備。しかも当日作業&調整を完了させる日帰りプランの計画で臨みました。
最初に結果をご報告させていただくと、見事解決!!長年の懸案だったA/F値が全開でも12以下に収まりました。感涙!!!!嬉しいですね。


で、どう解決したか?ですが、結論は凄くシンプル。原因はフューエルデストリビューターの不良だったのです。簡単な話なのですが、ここにたどり着くまでには足掛け2年。今年3月のエンジンブローを経て、先週、昨日の各種の対策トライも含め本当に長い道のりでした。

なぜここまで長引いたのか?
実はフューエルデスビは2年前、“残る原因はこれしか無い”という状況で決断しフランスでOHを実施済でした。(なにせこの部品は既に新品パーツは無く、しかも特殊な精密部品ということでOHも凄く高価なのです。この時も20万円以上掛かりました。)しかし結局それでもA/F値は大きくは改善せず。この時点でもう八方ふさがりで、一方エンジンの方は全く快調だった訳で結局A/F値のことは忘れた振りをしてまた走っていたのです。(5ターボというクルマはもともとA/F値が薄目なのではないかと思ってみたり。周りにA/F計を付けている5ターボも無く比較することもできなかったので)
今回の燃調にあたりAさんもやはりフューエルデスビに行きつきました。そこでAさん手持ちの中古品と交換してみたところ・・・ここまでが先週の状態で前記の通り一旦引き取ったものの結局A/F値は解消しませんでした。

 
 で、今週末はとうとう最終手段。追加インジェクター取り付けの算段となったのです。システムはもともと以前Aさんが使っていたものがあったのでそれをそのまま流用。3、4Hくらいで取り付け完了したでしょうか。そして早速試走。ところがそれでもまだ燃料が足りない??濃くはなっていますがまだ目標の12以下には届かない状態。想定外の結果です。

取り付けてみた追加インジェクターの様子。結局、無用となったのでもう取り外しましたが。


 ここでAさんも再度悩んだ結果もう一度別のフューエルデスビに交換してみることに。(これが出来るほどサンクターボの部品を持っているのは恐らく日本ではここだけだと思います)そして試乗。加速してみるとエンジンが4000rpmになると突然吹けなくなります。追加インジェクターが作動しだすと燃料が濃すぎて回転が上がらないのです。えっ!!という感じで試しに追加インジェクターをオフにしてみると・・・濃いい!!!なんとA/F値が12を超えません!!!こんなの見たのはA/F計を取り付けて以来はじめてです。
 結局、ここまで長引いた最大の原因はOHしたはずのフューエルデスビが実はまだ不具合を抱えたままで治っていなかった為ということになりました。

  
  それはともかく、これまでの相次ぐエンジンブローの根本原因を対策できたことが本当に嬉しいです。これで心置きなく全開で走れそうです。
  現在、エンジンのパワー感は絶好調。ターボの炸裂感が前よりアップしたと思います。またその前に手を入れた足回りの対策も感触はいいです。クルマのコンディションはこのクルマを購入以来最高の状態だと思います。

 
  今現在、2016年の走行は僅かTC2000を4周したのみ。しかしギリギリ間に合いました。(個人的な)今年最大のイベント、ALL JAPAN HILL CLIMB Festival in 御岳に来週参加してきます。(既に台数が100台を超えエントリーが早期締め切りされることになったので本当に滑り込みでした)ドライバーのリハビリも全く無しのぶっつけ本番。昨年の同じ時期に同じ場所で開催されたコルサデマッキナ以来、1年ぶりの走行となります。もちろんそんなに無理はしないつもりです。まずは楽しく、そしてまた良い思い出となりますように!!

Posted at 2016/11/13 23:24:22 | コメント(8) | トラックバック(0) | メンテ&チューン | クルマ

プロフィール

「湾岸BASE 20:45」
何シテル?   09/14 20:49
ルノー5ターボ→インターメカニカ356を経て、 2022年12月ジュリアクーペに乗り換えました。 今度はこれで全開走行していきます!!
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