結婚式の恒例の祝辞で登場する「人生には3つの坂がある」のスピーチ。
上り坂、下り坂、 まさか、、、
しかし、セブン保有十年余のワタクシには「まさか」の連続の日々だ。
先日、近所を走行していると突然、シフトレバーが在らぬ方向に、、、
えっ 折れた!?
そんな、、 まさか、、、
シフトは3速に入ったままだ。
あわてて、セブンを路肩に停車した。
シフトレバーブーツの上からどの様に折れた?のか手探りで確認すると何やらボルトのネジの感触がする。
どうやら、折れたのではないようだ。
あっ、!!
そう!思い当たるフシがある。
7年前にシフトレバーをグラインダーで切断してボルトを溶接、切断した頭部の方にはナットを埋め込み溶接してシフトレバーと頭部を取り外しできるように
加工したのだった。
何のため?と皆さん思うだろうがこの年式の4速ミッションにはシフトレバーの根元にシリコン製のシフトリンケージボールというものがあり、これでスムーズなシフトチェンジを実現している。
しかし、これが劣化すると粉砕するという悲劇を各オーナーは体験する。
そう!7年前のその日、、、
マイセブンにもついにその日がやってきたのだ。(詳細は
当時の投稿を参照ください)
皆さんは、「粉砕したら新しいシフトリンケージボールを付ければいいじゃないか」とお思いだろうが、実はこのシフトレバー側はノブの下にある釣鐘状パーツが外れないために交換が出来ないのだ。
つまり、シフトレバー+シフトリンケージボールはアッセンブリー部品となっており、当時はシフトリンケージボールが破壊されたたら丸ごと交換することになっていたのだ。
しかし、このアッセンブリー部品は当時、既に製造中止となっており、上記のような加工をする他に方法がなかったのだ。
*その後、分割様式のシフトリンケージボールがサードパーティとして製作されるようになり、現在ではこれを入手して対応する事が可能だ。
話は長くなったが、この時の頭部が7年という時を経過して緩み、とうとう外れてしまったということなのである。
これはアブナイ、、
割ピン等で回らないようにしなければならないなぁ、、、
マイセブン最新の「まさか」談でした。
お粗末様。
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Posted at
2023/06/17 05:14:57