• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

モータージャーナリスト 町山絢香のブログ一覧

2013年11月26日 イイね!

【選ぶならどっち?・第170号】 メンズから、レディースへ・・・。

VS

 人生において転換期は、誰しも訪れるものだけど、時として一生の途中で性別を変更する人たちは、決して少なくはない・・・。

 かつて、強い男を演じるために、または純粋に少年のハートでFRスポーツカーを愛し、スカイラインを愛し、ツインカムターボを愛し、マニュアルで手足のように操ることを愛してきた少年も、社会的に男として生きることに行き詰まりを感じ、一転してレディとして残りの人生を生きることを決心したとき・・・。

 次第にアクセルを床まで踏みこむことへの情熱は薄れ、黒い2ドアボディにフェミニンなファッションで乗り込むことに違和感を感じ、経年変化と共に故障箇所が増えて修理代が嵩むようになってきたことをきっかけに、一転して燃費が良くて可愛らしいデザインをした現行キューブに乗り換えた・・・。

 そんなMTFと呼ばれる、元少年の女性の物語を知ったとき、当方としては複雑な心境だった・・・。


’91 日産 スカイライン 直6縦2.6T 2ドア GT-R 5速MT AWD (58.0) 5.29(1480kg/280馬力)
    

 改めて32GT-Rの外観デザインを見て、スポーツクーペと言えどこれ程にレディースファッションが似合わず、どこか男の一人部屋みたいな雰囲気を持っている・・・そんな気がしたものです。

 思えば、911だってフェラーリだってM6だってR8だってガヤルド・アヴェンタドールだって、ドレッシーなレディースファッションが、それなりに似合うじゃないですか?

 新車当時、あれ程に走りの良さが絶賛され、日本のスポーツカーの基準にすらなった32GT-R。

 あれから20年以上の年月が過ぎ、当時は最強だった2.6Lツインカム・ツインターボのRB26DETTに、電子制御トルクスプリット型4WDを組み合わせ、当時のグループAではワンメイク状態にまでなる程の最強マシンだったけれど、今乗ってみると、何ともトルク感が薄いエンジンでターボらしい加速感はあるけれど、M5の560馬力を知った身体には、普通にパワー感あるスポーツクーペの一つ、に過ぎなかった・・・。

 それでも、32GT-Rは、今も偉大なクルマだと断言できる。

 何故ならば、32スカイラインの全ラインナップ中、最もエンジンマウントがしっかりしてて3ペダルMTと組み合わせて、最もクラッチミートがやりやすくて、結果最も乗りやすい32スカイラインだったことは間違いないから。

 これが、2LターボのタイプMになると、低速トルクの薄いエンジンでAT前提の弱いエンジンマウントで、余程上手く発進でクラッチミートしないと、エンジン本体がガクガクブルブル震えて、クラッチミートのタイミングを外すとエンストしかねないから・・・。

 今回の物件は、社外ラジエーターでサーキット等の連続走行にも耐えうるようになっており、サスペンションもテイン製の車高調で交換後あまり走行していないもの。

 エンジン本体・タービンはノーマルながら、触媒から後方を交換した砲弾型社外マフラーと組み合わされる。

 車高調が新しかったことで、経たった車高調独特の底付き感はなく、GT-R用に補強されたボディとの組み合わせで、路面の凹凸を拾っても硬さはあるけれど、衝撃の収束性に優れたもので、クルマの動きが非常に心地良いものでした。

 更に、インテリアに行くと、ステアリングが社外のナルディに交換されてて、シフトノブが社外になっていた以外はノーマル。

 純正のモノフォルムバケットシートは、ドライバーによっては相性が合わないこともあるようですが、シートのホールド性面で言って、当方にとっては非常にマッチングが良いものと思った・・・。少なくとも、タイプM純正は×。脇腹付近の圧迫感が強い割に、ショルダー部分のホールド性が著しく低かったから。

 そんな純正シートも、本物件ではへたり気味でシート座面は抜け気味でした。

 ステアリングも、出来れば純正に戻したいと思った。と言うのも、路面の凹凸に対する収束性を含めると、ある程度のステアリング重さのある純正の方が、遥かに操作性に優れていると思うから。

 また、ステアリングボスが長めになってて、ステアリング位置が手前になってたのもNG。これだと、ステアリング操作する腕のスペースを確保するために、どうしてもシートバックを寝かせた姿勢を取らざるを得ず、純正シートとの組み合わせでショルダー部分のホールド性の弱さを感じたから・・・。ということは、ステアリング位置が手前になった34スカイラインのGT-Rって、それでショルダー部分の張り出しが大きい形状になってるんだね。^^;

 加速性の話をすると、加速が持続する感はあったけれど、ギア比が高くてレッドゾーンを使い切るには、ある程度のスピードレンジが必要な感じはした・・・。これも、6速になったら、ある程度解決するのかな?ファイナルギアをローギア化したのでは、高速巡航が辛いクルマになっちゃうから。

 レディースファッションが似合わないGT-Rだけど、元32タイプM乗りだった当方としては、話が尽きない・・・。


 日産 キューブ 直4横1.5 15X・ロルブーセレクション CVT FF (156.5) 10.81(1200kg/111馬力)
    

 その意味で言えば、キューブだと、また新たに特別仕様車が出てお洒落なインテリアをした仕様が出たんだね、で大概の話は済んでしまう・・・。

 と言うのも、それ以外は基本的に普通のキューブだから。

 CVTでエンジン回転を高回転に・・・というのが難しくなり、というかエンジン自体が実用エンジンだから、そもそも高回転まで回そうという気にならない、というのはあるのですが。

 それは良いとして、ドライビングポジションに違和感あるのが相変わらず、というのは如何なものか?

 背高の割にステアリングコラム低く、シート形状がどうにも身体にしっくりこない・・・のも今まで通り。

 それでも、「この瞬間が日産車だけ」なのは、ステアリングインフォメーションが高くて、フィーリングが心地良いこと。この感覚は、格安中古でもマークⅡよりはローレルだね、とかクラウンよりはセドリックだね、に近い。


 MTF当事者の当方はどうか?

 32タイプMは、車検切れ前に手放して、いきなりキュート系ミニバンに移行・・・はしなかった。

 燃費求めて、でも走りは譲らず13シルビアQ’sを経て、2ストジムニー・ロードスターを経て、クルマで商売を・・・と軽自動車を何台も買っては売っての日々・・・。

 そして今、低燃費を徹底的に求めるために、再びMT乗りに復帰して、HA23Vアルトバンに乗っている・・・。

 キューブに乗り換えた方は、アクセルを踏み込むことへの情熱は失ったけれど、当方は未だに失ってはいない、どころか復帰すら目指している雰囲気なのだ。

 そんな当方が、キューブで満足するわけないでしょ?

 ならば、どうにかしてレディースファッションが似合うようにモディファイしてでも、32GT-R支持です。


 提案として、モコ・ドルチェのセンスを拝借して、ボディカラーをモコピンク(それか、シックにダークグリーン)にして、インテリアをドルチェ風にベージュを基本としながらも、革張りシートにして中央にブラウンを入れて・・・って、これが32GT-Rに果たして似合うか・・・?
Posted at 2013/11/26 21:57:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日産 | クルマ
2013年11月26日 イイね!

五選の途中経過

 今日のの五選
       (2)
11・2411・2411・2411・26
Posted at 2013/11/26 21:40:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 選抜 | クルマ
2013年11月25日 イイね!

【選ぶならどっち?・第169号】 浜松スポール vs ルノースポール

VS


 マツダ AZオフロード 直3縦0.66T XC 4速AT AWD (158.0) 15.63(1000kg/64馬力)
   

 今のAZオフロード、というかジムニーは、むしろ生きた化石のようなクルマ、というのが現実だと思う・・・。

 何故ならば、軽自動車でありながら燃費性能は2.2Lディーゼルを積むクリーンディーゼルに遠く及ばず、エコカー減税の対象に全くならないから。

 そして、ターボエンジンもターボラグが大きめで、昨今のダウンサイジングターボ程トルク特性がフラットで自然じゃないから。

 軽自動車枠で悪路走破性を重視した設計で、ショートホイールベースで重心が高くなるパッケージングは避けられず、高速走行時の安定性の面で不利になるのは、どうしても避けられないから。

 しかも、前後リジットサスできめ細かい路面追従性は期待できず・・・。

 と、デビュー当時は、これでも大幅に現代化されたように思えたAZオフロード、というかジムニーは、またしても古典になってしまった・・・。

 けれども、実際に乗ってて、これが決して嫌じゃない、どころか、むしろクルマの動きがダイレクトに伝わって、パッセンジャーを安心させるには向いていないけれど、クルマと対話して苦楽を共にする面白さには、非常に満ちたクルマであることを再確認したわけです。

 クルマの動きのダイレクトさでは、先日絶賛?したCX-5をも超えたもので、本家スズキじゃなくて、あえてマツダ・・・というのも、レアで魅力的なもの。

 という訳で、グレード選びで迷う余地はなく、またオプション装備で迷いことなく、ただMTにするか?ATにするか決めるだけでいい、のです。


 ルノー ルーテシア 直4横1.6T ルノースポール シャーシ・カップ 6速DCT FF (309.0) 6.40(1280kg/200馬力)
    

 ルノー初のDCTでデビューした新型ルーテシア、だけど思った以上にステアリングインフォメーションが希薄で、搭載された1.2Lターボがエンジンを回す面白さに欠けたもので、欧州基準で一定の仕上がりの良さはあったものの、あえてルーテシアを指名する魅力がインテリアデザイン以外に見当たらなかった、という印象でした。

 そこで、1.6LターボにDCTを積んだルノースポールが誕生し、今度はスポーツシャーシとカップシャーシが選択可能で、後者の方がよりモータースポーツ向けな仕様。

 となると、あのウィリアムスルノーを彷彿とさせる、全身スポーツマシン的な魅力を期待したくなるもの。

 結果から言えば、あれ?と思う程乗り味コンフォートで、レーシーでスパルタンなイメージとは裏腹な、どちらかと言えばプレミアムスポーツ的な味付けだったのが意外。

 ステアリングインフォメーションの面でも、通常グレードでこのくらいは欲しい、と思うもので、カップシャーシになって、ようやく路面状況がわかりやすくなったような印象すら・・・。

 ただ、これをホットハッチを呼ぶには、DCTの変速がまだ遅いし、かつスムーズじゃないから、どうしてもゴルフⅥ時代のRとかシロッコRとかと比べちゃうと、まだまだ甘いなと思わざるを得ない・・・。

 という訳で、ルノースポールも一定の完成度を誇るBセグハッチであることは確か、だけどエンスー推奨物件とは到底言えないもので、例え速さや燃費で見劣りしたとしても、左HでMTのみのトゥインゴ・ゴルティーニが気になる、というのは今も変わらず、なのです。


 という訳で、この対決。

 単純に性能比較すれば、俄然ルーテシア圧勝なのは間違いなしですが、よりドライバーとクルマとは対話して楽しめるか?と言われると、圧倒的にAZオフロードの支持なのです。
Posted at 2013/11/25 21:53:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ
2013年11月25日 イイね!

五選の途中経過

 今日のの五選

11・2411・2411・1911・1811・24

 今日のの圏外;;

11・1911・2411・24


 今日のの五選

11・2411・2411・24
Posted at 2013/11/25 00:59:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 選抜 | クルマ
2013年11月23日 イイね!

【選ぶならどっち?・第168号】 マツダ・プリウスvs元祖トヨタ・プリウス!

VS


 マツダ アクセラ 直4横2.0HV セダン ハイブリッドS・Lパッケージ 無段変速 FF (262.5) 9.93(1390kg/140馬力)
    

 マツダのスカイアクティブ技術と、トヨタのTHSシステムを組み合わせた、マツダ車初のハイブリッド車です。

 で、実際に乗ってみて、エンジン音がほとんどしなくて、低周波音がトヨタよりかは抑えられてて、ディーゼルのCX-5良いなと思ったけれど、この音の静かさにグラっと・・・。

 しかも、セダンはこれの他1.5Lガソリンしか設定なくて、ホワイトレザーはハイブリッドのみで、所有欲が沸いてくる国産Cセグメントセダンで・・・。

 という部分で言えば、内外装の質感でマツダが他を圧倒するという、前代未聞な形に・・・。

 いざ走らせてみて、いくら低燃費重視とはいえ、この加速の弱さはないだろうとも。

 これじゃ、運転は好きだけど、スピード出すのは苦手、みたいな人にしか勧められんじゃん。

 エンジンが2Lでモーターが付いて、1.5Lより確実に遅いなんて・・・。

 でも、運転環境はさすがにプリウスよりも遥かに真っ当で、ここは評価したいところ・・・って、アクセラなら当然か。


 トヨタ プリウスPHV 直4横1.8HV S 無段変速 FF (300.0) 10.07(1410kg/140馬力)
    

 当方、プリウスの運転環境を褒めた試しは一度もなく、車両感覚の掴みにくいボディ形状・居住空間設計で酷評し続けて来たけれど、プラグインHVという形でEVへの繋ぎとしての意味合いとしてのPHVの可能性について一定の評価をし、それを2012年2月のモニター記事で執筆してきたところです。

 そして、今回の一部改良ではPHVを特化する意味合いもあって、アルミホイールのデザインを専用とし、画像のストライプをオプション設定することに。

 更に、Sグレードでも革巻きステアリングが装着され(モニター車もSグレードだったけれど、ウレタンでした。)、Gグレードになるとスエード調と合成皮革のコンビネーションになって、通常のプリウスよりも高級感を増したものに。

 こうした革の採用一つで、クルマに対して感じる質感が飛躍的に向上するもの。それが、プリウスαの特別仕様車でも証明されたもので・・・。

 で、いざアクセラHVと乗り比べてみると、悔しいけれど?動力性能ではプリウスの方が上手。

 エンジン排気量は、プリウスの方が1.8Lで小さいのに・・・、と思ったけれど、こちらはバージョンアップされたTHS-Ⅱが基本になっているからか・・・。

 ただ、クルマの動きとしての重さは、正直プリウスの方に感じた・・・。

 どこか、ゆらゆらユサユサ動いているような脚の動きで・・・。


 では、いざどっちのHVを選ぶか?となると、色々迷う要素はあるけれど、やはりパワートレインとしてのパワー・トルクの高さよりも、少々加速が鈍かったとしても、クルマとしての基本的なパッケージング・動きの良さ・運転環境の良さを重視したい・・・。

 というところで、辛うじてアクセラHVの支持です!
Posted at 2013/11/23 22:54:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | マツダ | クルマ

プロフィール

「メルセデスやBMWと比較するのはやめましょう──レクサス新型ESを考える
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190123-10378107-carview/

これね、次期GSが計画されてない、というのが謎の答えだと思うんだけど。」
何シテル?   01/23 21:07
モータージャーナリスト 町山絢香です。よろしくお願いします。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2013/11 >>

      12
3 45 6 78 9
10 11 12 1314 15 16
17 1819 20 21 22 23
24 25 26 2728 2930

リンク・クリップ

「俺のカー・オブ・ザ・イヤー2015」 はどのクルマ!? 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/12/09 06:32:24
【 ムフロンの五選 ・ 厳選6号車 ・ 2合目 】積んで積んで走って走れ!  
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/06/21 21:45:37
五選の途中経過 ~ ドライビングプレジャーを求めて、MTロードスターvsAGSアルト♪ ~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/06/12 00:28:36

愛車一覧

ダイハツ ミラ 和製JCW仕様(笑) (ダイハツ ミラ)
絶品のサスペンションで、下手な普通車よりもスタビリティーの高い脚に定評のL900ミラ。 ...
ダイハツ ミラ 和製JCW仕様(笑) (ダイハツ ミラ)
絶品のサスペンションで、下手な普通車よりもスタビリティーの高い脚に定評のL900ミラ。 ...
三菱 ミニキャブトラック 土屋軽市@41T (三菱 ミニキャブトラック)
 2017年6月末の、クラコンシリーズ生産終了に伴い、小型FR絶滅の危機が迫る。  そ ...
ダイハツ ムーヴ 神ってる!史上最高のムーヴ♪ (ダイハツ ムーヴ)
 WA32セフィーロワゴンに代わる、長距離用の伴侶を探してる間に、遂に出会った名車の予感 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation