潮来ドライブも後半戦。
北西にドライブし、
「権現山公園」へ。
ここは
「茨城百景」にも選ばれた
桜とつつじの名所。
北利根川沿いの水郷地帯や
霞ヶ浦を一望できる展望台があります。
(右端にうっすらと筑波山)
晴天の日には
筑波山と
富士山を同時に
見ることができるそう。
「牛堀」の前に入り込む川が
現在と同じ。
(
葛飾北斎の
『富嶽三十六景』に影響を与えた
河村岷雪『百富士』巻四より
「常州牛堀」)
葛飾北斎の代表作『富嶽三十六景』、
「常州牛堀」はこの場所から描かれています!
(ま、北斎さんはインパクトを与えることが第一なので
だいぶデフォルメしていますが)
(巨大な舟の舳先を
対角線に置くことでダイナミズムを演出!
船の先端には、乗員が寝起きしている
屋根で覆われた部屋が。
船のうえで日々を送る人々の一日が始まる。
朝飯の仕度で、コメのとぎ汁を船外に流しています。
その音に驚いて白鷺が飛び立っていく。
静けさの中に感じさせる、音)
ここは、
赤松宗旦『利根川図志』巻六で、
「
牛堀 霞が浦入口なり
霞が浦ハ至て渡り難き海なれバ
此所に滞船して風をまつ故に
出入の船多く此河岸に集り
また鹿島に至るに
利根川より横利根に入り
北利根を経て
浪逆(なさか)の海にいたる」 と言及されています。
なるほどー。
確かにこの船も帆をたたんで
風待ちをしているようです。
ちなみに、
「浪逆(なさか)の海」は
「潮音寺」がある場所にあった湖です!
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2023/05/04 22:59:18