千葉県野田市にある
茂木本家美術館(もぎほんけびじゅつかん)。
開館は2006年1月。
キッコーマン創業家(高梨・茂木一族8家)である
茂木本家の第12代・茂木七左衛門が収集した
美術品を展示しています。
略称は
MOMOA (MOGI-HONKE MUSEUM OF ART)。
かつて茂木本家が使っていた「くしがた」を
現代風にアレンジしたロゴ。
「くしがた」のマークは、
茂木本家の商標の1つ。
(今から10年前、「野田市郷土博物館」で写真を撮っていました!!)
主な所蔵品には
葛飾北斎「富嶽三十六景」や
歌川広重、
喜多川歌麿などの浮世絵500点や、
横山大観、小倉遊亀、中島千波などの日本画。
梅原龍三郎、和田英作、絹谷幸二などの洋画、
高村光雲、平櫛田中の彫刻など。
その数は総計で3700点にも及びます。
横山大観「霊峰不二」。
梅原龍三郎「鯛」。
筆を使わず
チューブから直接キャンバスに絵の具を絞り出して
描かれたもの。
この作品のために
本美術館は作られました。
(生で見ないと、その迫力は伝わりません!!)
これら、カエルの2作品。
非常に精細。緻密。
気に入りました!
富士山を描いた
さまざまな作品を展示している
「ギャラリー1」。
天井の窓は
富士山と筑波山を結んだ線と並行に切られており
「富士山軸」と呼ばれています。
松本哲男「一宇一月明」。
冬の山梨県忍野村に滞在した作者が
月明かりに浮かぶ富士山に感動して描いたもの。
銀河に浮かぶ星々の瞬きを背景に、
富士山が地上と天空をつなぐ、壮大な風景画!
「コラムコート」へ。
白い円柱(コラム)が並ぶ美しい空間で、
部屋の中心と
茂木本家の稲荷神社(あとでお参りします)の
中心が一致して、
土地の今昔が精神的につながっています。
庭に面した椅子に座ると、
左右のコラムの効果もあり、
眼前の景色を独り占め。
(美術館HPより)
開館時間は
水曜日から日曜日の
午前10時から午後5時(入場は4時まで)。
夏季と冬季には長期休館。
余裕をもって観覧できるように
定員・事前予約制ですが、空きがあれば予約なしでも入れます。
(つづく...)
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美術館 | 日記
Posted at
2023/07/02 13:04:37