荒川、利根川の水を引き込み、忍城を水攻めにするため全長14㎞にわたり築かれた石田堤。やっと行くことができました。ブラタモリでも紹介されていましたね!1590(天正18)年石田三成が忍城を水攻めにすべく、元荒川の自然堤防の一部等を利用して築いた堤が石田堤。「石田堤之碑」。三成の城を落とす作戦は、城の周囲に14km(28km、4kmとする説もあり)もの堤を築き、荒川と利根川の水を城内に流しこむ水攻め。この地域に点在していた古墳を取り崩しその土などを利用して自然堤防を補強してつなぎ短期間で堤を築いていったと推測されています。一説には堤をわずか5日間で築いたともいわれていますが、当時の記録から忍城攻めが始まって約1か月後の7月前半にも堤の補強等が行われていたことが伺えます。突貫工事で築いた堤を水攻めしながら補強していたようです。(ここで堤が切れたのか!!「堀切橋」!!)さすがの忍城も約1カ月の攻防のはてに開城となりましたが、日本でも数少ない水攻めの史跡として知られ、現在は、行田市堤根地区に残る282mが埼玉県指定史跡に指定されています。鴻巣市 袋に残る約300mが鴻巣市指定史跡に指定されて、石田堤史跡公園として整備されています。いつまでも時の流れに思いを馳せていたいのですが...。駐車場に戻りましょう。土に還らんとす、アルトさん。駐車場、着ー。たいへん気持ちのよいお散歩になりました!!帰りは来るときに気になったお店に立ち寄ります。(さきたま古墳公園の横、もしくは向かい。以前は有名なうどん屋さんだった)「観光物産館さきたまテラス」。あーー、「のぼうの城」、また観たい!!