宇都宮城の南東約10kmにある
「満福寺」。
1200年代に
宇都宮頼綱公によって
開基されました。
ここは
戊辰戦争・宇都宮城の戦いにおいて
土方歳三所属の旧幕府軍の宿陣として使われ、
門前では
黒羽藩士が旧幕府軍に斬殺された場所。
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慶応4年4月19日(1864年5月24日)。
土方軍は早朝に
満福寺から出陣、
宇都宮城を攻撃。
前日の18日には下館から
満福寺に到着。
土方歳三・大鳥圭介軍は
その日のうちに宇都宮城を落とす。
しかし、宇都宮藩兵が
城に火を放ったため城郭は炎上、
宿泊できる状態ではなかった。
よって満福寺にもどり宿泊。
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目に留まるのは
樹齢390年を超える大イチョウ!!
樹高はなんと
22.1m!
土方さんも当然見ていますね。
どんな気持ちで
眺めていたんだろう。
幕末の頃は現在の約2倍ほどの境内の広さで、
1,000人あまりの旧幕府軍が寝泊まりしたそう。
新選組宿陣地といえば
「流山」にも行ったなぁ。
近藤勇が捕縛され、
土方さんと近藤さんが
永遠の別れとなった場所。
ご本堂の中には
土方さんたちが
軍議をしたと伝えられている部屋も残っています。
戦時中には
(裕福な)早稲田小学校の生徒たちが学童疎開をしており、
彼らが疎開を終えて戻るときに残していった
寄せ書きや絵も大切に保存されています。
とっても優しいご住職より
ご朱印拝受。
わたしが、新選組や土方さんに興味があると知ると
奥から
たくさんの資料を出してくれました。
(
古文書のコピーも
一生懸命時間をかけて探していただいたようですが
切れてたみたい。
ネット上で探すと出てきますが、
門前で斬った黒羽藩士のことなども
書かれています)
たくさんの資料を
ありがとうございました!!
ワクワクが止まらない参拝となりました。
(が、土方さんの気持ちを考えると
ちょっぴり切ない気持ちも...)
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神社仏閣 | 日記
Posted at
2023/12/24 11:23:50