
好天のGW。
わたくしも
「漂白の思ひやまず」
「白河の関越えんと」、
とうとう来てしまいました
「白河の関」。
「白河の関」の
勝手なイメージとしては
うっそうとした森の中にある
峠の関所、的なものでしたが
意外と開けた場所にあり、
周辺の景色もグッド!!
式内神社の「白河神社」もあります。
まずは、隣の「白河関の森公園」の駐車場に
クルマを駐めて。
「白河の関」跡に向かい
こんもりとした
お山の周囲を散策します。
立派な木が見えてきました。
もぉ、
重ねてきた歴史の重さに
圧倒されます。
正面に回りました。
「白河神社」にお参りしましょう。
かつては
要塞化されていた時期があったのが
わかります。
お山をぐるっと回って
離れた場所にある「社務所」へ。
「奥の細道」では
芭蕉の句ではなく、曽良の句が載っています。
卯の花を かざしに関の 晴着かな
(芭蕉さん、このあと、
須賀川に到着した際、
「白河の関では、どんな句を詠んで越えられましたか」と問われ、
「長途のくるしみ、身心つかれ、且は風景に魂うばゝれ、
懐旧に腸を断て、はかばかしう思ひめぐらさず
(長い旅の苦労のために心身ともに疲れ、その上、
すばらしい風景に心をうばわれ、
むかしのことを考えると懐かしさに堪えかねて、
いい句を案ずることができませんでした)」と述懐し、
陸奥国入りの感慨を
「風流の 初〈はじめ〉やおくの 田植うた」の句に込めて示しています)
Posted at 2017/05/06 18:24:21 | |
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