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ヨッコイしょーいちのブログ一覧

2024年01月19日 イイね!

【HCR32】愛車と出会って30年!&純正15inchアルミホイール装着

【HCR32】愛車と出会って30年!&純正15inchアルミホイール装着
こんばんは。ヨッコイです。
ボーッとしていて、少し過ぎてから気がついたのですが、2024年1月11日でR32が我が家に来てから30年になりました!

▼当時の注文書
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R30からの乗り換えで、中古の5MTを探すも、プリンスの葛西中古車センターにあったスポーツリミテッド(こちらも商品化中古車/見た個体は2500ccのGTS25 TypeX・Gベース)はAT車しかなく、そこで紹介された新小岩中古車センターで今のR32に出会います。
※当時、父はグリルレスデザインがあまり好きではなかったので、商品化中古車でグリルあり+GT-RボンネットならR32でもいいかなぐらいに思っていたみたいです。

ハンコを押したのが1993年12月12日、納車は注文書より遅れて1994年1月11日になっています。

▼私が退院した日の写真。RSが写ってます。
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▼こちらは恐らく手離す直前のRS
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納車はお任せで、仕事に出るときはRSが停まっていた駐車場に、帰ってきたらR32が入ってるみたいな、そんな感じだったらしいです。
界隈の趣味車の納車からはかけ離れた、何とも盛り上がりに欠けるエピソードですが、それぐらい普通に中古でファミリーカー買い替えたみたいなテンションです。

▼納車から8年経過したR32。弟も産まれて、もう1人は近所の子です。
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▼水海道のレッドパークの駐車場と私と弟
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納車直後にクラッチオイルが全抜けしてます。
おそらくレッカーで運ばれたのは30年でこの1回だけですが、当時まだ赤いクルマで葬儀に行くのを憚っていたころで、それまで目立たないように遠くに停めていたのに、運悪く小田原の火葬場の車寄せのど真ん中で不動になっています。

R32は開成の工場まで運ばれ、母と私たち兄弟は足が無くなったので、親戚のP11プリメーラの見た目が営業車みたいなのに詰め込まれてます。合計8人。湯河原の一方通行を逆走してしまい、パトカーに止められたのを足元で息潜めてたのですが、いま考えればたぶん見逃してくれたんだろうと・・・笑

▼本家のある埼玉・越生の家の前にて
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現時点で約149,000km。
納車時が20,186kmなので、我が家に来てからおよそ128,814km走ったことになります

そしてこのクルマは純正でホイールキャップだったものを、購入直後に社外アルミに、さらにオートウェーブ晴海の閉店セール(2005年10月)駆け込みで、現在の17inchアルミに変えております。
試着待ちで屋台の焼き鳥で「ももにんにく」のタレを食べてたのを今でも覚えています。笑

▼オートウェーブ閉店セールホイールに変えた後の今の姿(2005年~)
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要するにホイールが純正品になっている姿は記憶にない、という話なのですが、昨年ようやく、10年探した純正ホイールを装着できました!
(納車時再現ならキャップですが、コレを1度履かせてみたかったのです)

▼純正15inchアルミロードホイール
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なんだ、ローレル/セフィーロにも設定があって、R32だとセンターキャップが変わるあのホイールじゃないかとツッコまれそうですが、ここからオタクよろしく長めの解説を行います。お付き合いください。

▼前期TypeM
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R32といえばこのホイール!というのがGTS-t TypeM(と4駆のGTS-4)に設定された5穴16inchのこのホイール。

▼前期のグレード一覧(ターボのみ抜粋)
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いわばTypeMというのは、「アルミホイール/かっこいいステアリング/対向キャリパーがセットになった、日産が一番送り出したい仕様をお買い得に売り出したグレード」で、そのほとんどがDOPのアクティブアメニティシステム(電子制御アクティブフルオートエアコン/電子制御アクティブサウンドシステム)装着車として世の中に出ています。

我が家のR32はその"お買い得要素がない"同じツインカムターボでも、鉄ホイール/あまりカッコよくないステアリング/対向ではなく片押しキャリパーGTS-tというグレードで、売れなかったので後期ではTypeMに統合される形でグレード消滅しています。
(なぜかDOPのアクティブアメニティシステムは装着車が多い)

▼GTS TypeS(=ツインカムRB20DEのHICAS装着車)
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よく間違われますが、上からGTS-t TypeM/GTS-t/GTS TypeSと並べたとき、ここまでがSUPER HICAS装着車となります。

そしてRB20DET、つまりツインカムのターボ車はすべて5穴ホイールとなるので、GTS-t TypeMは分かりやすく5穴ですが、GTS-tは鉄ホイールも5穴です。

▼ローレル(全車4穴)
 外装色orグレードによってゴールドorグレーになります。セフィーロはグレーのみ。
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▼スカイラインGTS
 写真の個体はGTS TypeSのアルミを装着。センターキャップがスカイライン専用。
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ここから厄介なのが、そのGTS-tでもアルミ装着車がある、というパターンで、2dr車は標準でアルミ/4dr車はオプションで選択した場合のみアルミとなります。
そのときに出てくるのがローレル/セフィーロ/スカイラインのGTS TypeS以下で4穴として設定されるホイールの5穴版です。
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▼ここまでの装備差まとめ(抜粋版) 標準=青/オプション=黄色
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 ・ ASCDはステアリング形状に連動
 ・ ベンチレーテッドディスクブレーキはターボ車のみ
 ・ ターボ車(ベンチレーテッドディスク)の場合は5穴
というのが見て取れるかと思います。

おそらくTypeMのカッコいいステアリングにはスイッチが付けられず、ASCD(オートスピードコントロール=オートクルーズ)が装着不可なので、GTS-tでASCD装着したときの救済策でわざわざ5穴15inchアルミ作ったのでは?等の憶測はありますが、真偽は不明で(スイッチ別体にも出来たはず)我が家のR32にも装着されていないので、ますますこのグレードを選んだ意図が分かりません。。。

(オタクの説明 おわり)


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某氏よりタレコミでメルカリに出ていたのを購入。
しばらく置いておこうかと思いましたが、履かせたくなって、3年落ちで7分山残ってるLEMANS 5(LM705)を買ってきました。
(とりあえず一旦、2年もてばいいかなと。。。)

▼15inchフィンタイプアルミの会(1名)
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やっぱりこの年代のクルマは15〜16inchあたりが一番バランス取れるなと思いました(^^;)
17inchだと車高少し下げなければ、どうしても腰高に見えてくるところはあります。

細かい段差でドラレコが誤作動しなくなったり、足の硬さとのバランスも私はこっちの方が好きでした(最初はR32にLEMANSは柔らかすぎるかなと思ってました)

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父が17inch社外が好きなので、私が集中的に乗るタイミングだけ、2週間限定とかで履かせています。現在は元の姿です。
都度サイドシルで上げるのは嫌なので、メンバーで上げられるようにフロアージャッキ買い直しました(^^)

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間違ってもセキュリティ付けてあるクルマには見えない・・・「ただ30年乗ってます」感
(ボディ修理後にセキュリティ付けました。もちろん詳細は明記避けますが。。。)


そんなこんなで納車30年を迎えたR32スカイライン。
ちょうどそれを迎える直前の年末に、ハチマルヒーローに掲載されたときの記事がWeb記事となり、記念日の2日前にYahooニュースに載っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f42004ade2d5899c46d276d2453a4ccaf73ee3ac

そこまでされて納車記念日忘れるか、という感じですが、Web化にあたり加筆修正されているものの、本誌発売時の記事で目標を掲げていました。

 ・ いつかDR30に乗りたい!
 ・ ボディにサビが出て来たので直したい。


取材は2016年12月(発売は2017年1月)だったので、それからおよそ6か年のうちに何とか達成率100%に持っていくことができた、という振り返りになりました!

ここから先の目標は、6か年では難しそうなので10か年計画ぐらいにしておきますが、

 ・ R32はこの先(3年ほど)で細かいリフレッシュを行う。
 ・ R30はより安心して普通に使えるクルマを目指し、必要な修理を概ね終えたので、エンジンO/Hを目標とする。
 ・ その上で私のカーライフの王手、ケンメリ2000GTに乗りたい。

だいぶ難易度上がって来ましたね。笑

 * * *

1月11日で愛車と出会って30年になります!
この1年の愛車との思い出を振り返ります!

■この1年でこんなパーツを付けました!
■この1年でこんな整備をしました!
⇒ このあたりは書いていないことが多いので、追々ブログにしていきますね。

■愛車のイイね!数(2024年01月15日時点)
567イイね!
⇒ ありがとうございます!

■これからいじりたいところは・・・
⇒ 少しリフレッシュの方を進められば思います。

■愛車に一言
⇒ 特にないのです。笑
  乗れるようにしたので、この先もまた30年がんばってください。

>>愛車プロフィールはこちら


というわけで引き続きよろしくお願いします!
Posted at 2024/01/19 04:31:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2023年10月07日 イイね!

【HCR32】ボディのリフレッシュ《完結編》


おはようございます。ヨッコイです。

前回の《塗装作業編》からかなり日が空いてしまいましたが、2022年7月に預けてからおよそ1年、2023年6月13日に納車となりました!

▼東京駅で"姫路のスカイライン・ジャパン乗り"の方と、なぜかお互い電車の状態で偶然鉢合わせしつつ、浜松駅に到着。
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順番前後しますが、車検切れのクルマの引き取りには以下の手続きを行いました。

 - 自賠責保険の更新
  当時ナンバー継承のため継続しており、継続です。

 - 自動車税の納入
  車検切れになると自動で徴収を止められてしまうので、
  税事務所に直接支払いに行く必要があります。
  車検切れの時期によりますが、納付書は送られてきません。
  この場合、車検取得時にちゃんと納付を行えば、徴収をストップされても
  ナンバー変更の必要はありません。

 - 任意保険の確認
  こちらも継続したままにしておいたのですが、継続中の保険契約については、
  ナンバーではなく車両と運転者にかかっているので、通常契約時と同様の補償内容となる旨、
  確認を取りました(各自念のため確認が必要です)。

 - 臨時運行許可証(仮ナンバー)の取得
  自賠責保険証と自動車税の納税証明を持って、役所に届け出に行きます。
  借りられる期間は私の住む自治体は最長5日間の貸し出しとなっており、
  運行区間/運行経路の届け出を行う必要があります。
  (土日で引き取りのための回送、翌月曜日に車検取得をする場合、その前の木曜日か金曜日に役所に行く必要があります)
  返却は貸出期限日までに発送すれば、郵送でOKです。

▼上記手続きにより、やっと仮ナンバーを借りてきています(^^;)
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話を戻しまして、やっと"愛車・スカイライン"とのご対面です・・・!

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塗装ブースに収まる愛車をひたすら写真で撮ってました。
カサカサになっていた訳でもなく、褪色が酷かったわけでもなく、かつ作業をお願いしたところの腕も良いので、再現度が高く、感動というよりは、「あー、帰ってきたな」という安心感のほうが強かったです。笑
(実際には色替えぐらいの勢いで行くか、カサカサの状態から直したほうが感動は強いかもしれませんね。笑)

でも実際に近づいてみてみると、クリア層が厚くなっているので、ツヤ感にうっとりでした!

▼取り外し後にしばらく置いてあるので赤サビが目立つルーフパネルです。
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▼ここでお別れとなりますので、感謝を込めて一緒に写真を撮ってきました!
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▼そして、"2回目の納車"の記念写真も撮っていただきました。
 R32をもう1回買ったぐらいの気持ちでここから走り出します。
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▼家族と過ごす中で、塗装の下にたくさんのサビ穴を作っていたR32は、、、
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▼奇跡的なタイミングの部品調達と、職人さんの腕できれいに蘇りました(^^)
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※このとき東海地方の皆様に久々にお会いしていますが、長くなるのでブログは別立てにしておきますね。

▼俯瞰で撮っても、今まで気になってた場所(ルーフ前端)が気になりません!
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▼何故か我が家のR32は、ぶつけたわけでもなくボコボコしていたのですが、
 デントリペアでこちらも直していただいています。
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▼ドアの内側まで塗ってもらったので、このまましばらく乗りたかったです。笑
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そして新東名経由で東へ。
御殿場~大和トンネルがいつも通り大渋滞だったので、長泉から下道で箱根越えしつつ、
保土ヶ谷BPか高速に戻り、なんとか父の日の23:00に父に見せることができました!

▼戻ってきたスカイライン(※画像は翌日です)
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■主な修復ポイント
この日のうちに主だったところは写真撮って置きました。ここで振り返っていきます。
※ボディ本体は省略します。ボディは総剥離+塗装です。

①ルーフパネル
フロントウインドウ上端のモールの縮みから、隙間に水が侵入。
車庫が北向きで直射日光は避けていたものの、代わりにその水が蒸発しにくく、ルーフパネル前端に腐食が発生
ルーフトリムを剥がすと骨格が曲がっており、前オーナー時代に何かやっていることは分かったものの、
製廃になっている4ドア用ルーフパネルの中古良品を入庫1週間後にオークションで発見して貼り替え可能に。修理目処立たなかったところが急に目処立っています。
このクルマの生命力強い。。。
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②フロントバンパー
父と弟がそれぞれ下側と前側を擦っていたものの、直してくれなかったので、
このタイミングで直しています。。。






③ボンネット歪み
GT-R用アルミボンネットなのですが、歪むわりにアルミは修正の金額が高くなりがちなので、
大きい歪みだけ修正して、一部残ったまま塗装していただいています。
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④リアスポイラー
こちらは前の家で後ろに外階段があったので、トランク開閉時に一部接触し、
そこの塗装が剥がれていたのですが、中古の当時塗装品を買ってきて上から塗ってもらっています。
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⑤ドアミラー
こちらも父が電柱にぶつけた擦れ、枠の破損があったので、
S13系の黒樹脂の素地(強度がR32の白樹脂より強いので)ミラーを購入して、
ニコイチして塗装していただきました。
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ざっと、塗っていないところはトランクリッドとリアバンパーということになりますね!
(この部分は塗膜も残っており、色も合うので磨きで対応)

 * * *

▼帰ってきたとはいえ、うかうかもしていられず、ディーラーに車検入庫する前に、
 内装パーツを急いで戻しています。
 ユーザー車検ではなく、再度ディーラーで見てもらいたいというのは、父の希望でした。
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▼ついでにリアバンパーの樹脂部分に復活剤を塗ったりしました(^^)
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▼車検は1年間置いてありましたが、その間に不調は出ず、すんなり1週間立たずに出庫。
 心配だったカップリングファン(ひび割れ)とラジエターホース(アッパー/ロア)をこの車検で交換しました。
 他は水と油(LLC、エンジン、ミッション、ブレーキ、デフオイル)の交換だけで済みました。
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この、戻ってきたファミリーカー・スカイライン。
早速今年の家族旅行(長野・小諸)に登板しています。
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▼去年はR30で行ったので、「あー、この家族クルマ代替えしたのね」とは、
 さすがにもうこのご時世、そうはならんやろという比較写真。
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▼初日のお昼は小諸市街地の「丁子庵」で信州そばを食べました。
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▼旅行では小諸から三分一湧水、清里あたりを観光しています。
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▼そしていつものお仲間に、「発表展示会」を催していただきました!
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ここでも不調は出ず、無事に家族旅行とお披露目ツーリングを完走しています(^^)
他にも色々作業をやっているのですが、長くなりすぎるので、ボディリフレッシュの記事はこちらにて終了して、
その後の作業は追って書いていきますね。

最後に小諸への家族旅行にて、夕方に一人で高峰高原に走りに行った時の写真で締めたいと思います!

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R30/C33だけでなく、産まれてから35年目を走るR32スカイラインも共々、
引き続きよろしくお願いいたします。

作業に当たってくださった颯人さん、本当にありがとうございました!大満足です!
Posted at 2023/10/07 08:44:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2023年06月16日 イイね!

【HCR32】ボディのリフレッシュ《塗装作業編》


こんばんは。ヨッコイです。
前回の”サラッと書いて可能な限り短くしたのに長かった”《板金作業編》に続き、《塗装作業編》で最長記録を更新していきます。

■剥離作業〜プライマー処理
我が家のR32は再塗装車であり、一部密着が悪くなってしまっていました。
しっかり密着している塗装面であれば表面を足付けするだけで塗装自体は可能なのですが、塗った後から剥がれることが容易に想像できる状態のため、ボディ本体/ドアパネル/フロントフェンダーに関しては塗装を剥離しています。

▼いままでお世話になった塗装です。剥がすのが少し惜しくなりました(^^;)
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相当塗装面が分厚いらしく(赤は発色が悪いので塗り重ねが多くなる)、剥がすのに相当時間がかかったようです。
(赤いクルマは塗装が分厚い+そもそもの塗料代も高いので、塗装が高くなりやすいとのこと)

▼剥がされた状態
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▼完全に地金が出るまで剥離しています。
 「メタルのおもちゃだ。」(Y11ウイングロードのキャッチコピー)を思い出しました。
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▼剥がした部位は腐食しないよう、すぐにプライマーが入ります。
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ここからが再塗装車の泣きどころ。
密着が悪い部分は部品を外しただけで塗装が剥がれてしまいます。涙

▼ドアのヒンジ
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しかも再塗装時(製品化中古車にされたタイミング)に装着状態で塗装しており、ドアの内側は土汚れや油脂が付いた状態で塗ったようで、塗装面はガサガサ、剥がれやすい状態でした。

▼ドアの内側
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▼コーキングの上から塗装しているので、ある意味コーキング自体は相当しっかり守られていたようです。笑
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▼そしてドアのヒンジの下は対策も難しいので、どのクルマも当然サビています。
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というわけで完全に追加作業として、ドア内側&ボディのドア受け部分もやり直すことにしました(^^;)

赤い塗装が剥がれても、元色のグレー塗装は(その下にあっただけあって)むしろしっかり残っていたので、塗装されていて腐食を防ぐ状態になってはいるものの、グレーが見える状態(地が出てるように見える)で持って行って、「しっかり塗りました!」と言っても、完全に素人の目を持つ家族が、まず納得しないだろうなと思いまして・・・。

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▼しっかり密着していない、剥がせるところまで剥がして処理します。
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都合上、順番が前後してしまいましたが、外せるパネル類(ドア表/フロントフェンダーパネル)等も剥離して、プライマーが入っています。

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▼給油口の蓋とかも同様に。笑
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パネルは外した状態ですが、ここまででこんな感じになっています(^^)
ここまで防錆してあると考えると安心してきますね。笑

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■ドアハーネスとか(閑話休題)
休題でもないのですが、装着状態で塗装されていたドアパネル、ハーネスにも塗装が入っていたため、予備車から拝借していますm(_ _)m

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また、一部ドアについても状態がいい方を選択して拝借しています。

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▼ドア内部は装着されていたもの、予備車のものともに状態は悪くありませんでした(^^)
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■サーフェイサー
さて、ここから一気にテンションが上がる部分です!
作業してる方もたぶんテンション上がらない作業の方が長いんだろうな・・・なんて、どこの業界も同じですね。笑

▼サフ塗装風景
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▼フェンダーの凹凸が無くなったのが、サフまでくると分かりやすいです!
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▼10年ぐらい悩みに悩んだフロントガラス上部がこの綺麗さになったのは感動しました。
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■塗装色選び
今回は今までと同じ#AH3レッドパールMでいこうという話だったのですが・・・

▼左の明るい方がレシピ通りの#AH3です、まず合いません。。。
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「レシピ通り」とはいっても、

 - レシピ記載の元の塗料自体が変わっている可能性。
 - 新車時の塗装工程ですら、継ぎ足しなのでレシピ通りの塗料が塗られているかはまちまち。
 - その上で再塗装車となると、どういうレシピで作ったのか分からない。

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ただ、R32の赤って暗いイメージだったよなと思い、レシピに忠実ではなく、イメージに忠実な左側の色で塗装しています。
(先程までの写真と逆転しているので、右側の明るい方が#AH3です)

▼このイメージ(この仕様もいずれやりたい)
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色を合わせること自体は調合で可能なのですが、2度と作れない色が出来上がってしまうので、今後塗装したときに絶対に色が合わなくなります
そのため、レシピが存在して、一番いまの色に近い色としました。

ちなみにこの色ですが、

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北米の日産で売っていたアルティマの#A15というカラーコードの色です。

さすが北米、綺麗な車体の写真は無く、なんとなく砂が乗っかっていますが、実際にはもっと綺麗になってます。笑
これで#A15で指示すれば、しばらくはレシピ通りで同じ色が出てくることになります。

■本塗装
運命の本塗装です。めちゃくちゃ緊張しました。
(色が実際違いすぎたらどうしよう・・・と。)

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▼そしてクリアーを吹いていきます。
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このあたりから優勝を確信しています。
もうベンチに腰掛けている選手がいない状態みたいな感じです。
全員前のめり。ありがとうございます。

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▼ドアノブやミラー等も塗装しています。
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▼こんな感じで一品ずつ展示したいですね。
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アルミボンネットは、本格的に歪みを直そうとすると、鉄のボンネットよりの修正がかなり高くなってしまうため、少し歪みを修正していただき、塗装を乗せていただきました。

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▼塗装したボディ本体とパネル類を組み合わせるとここまで来ました!
 2023年5月のはじめごろのお話です。
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シートベルト挟み込みの際の塗装の欠けとかもなくなり、ドアを開くたびにご満悦になれそうです。
圭子の夢は夜ひらきますが、私の夢はドアひらいたときです。

▼サイドシルも塗装して、ピシッと引き締まって見えます(^^)
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リアスポ(やバンパー)は塗装剥離をすると高くつくものの、再塗装車は剥がさないと密着が悪くなってしまうとのことです。
そのため、リアスポのみ別途新車時塗装の部品を買っています。
(今まで装着していたリアスポは予備にでも回します)

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リアスポの取り付け穴は開けた後、ホントに穴を開けただけで何の処理もされていなかったようですが、そんな中でも全然錆びずに済んでいたようです・・・。
雨の中も普通に使っていたクルマだったのですが・・・驚きです。
(リアスポレスの姿、とてもいい。。。)

《塗装箇所まとめ》
1.  剥離から行った箇所
 - ボディ本体
 - フロントフェンダー
 - ドアパネル(表裏)

2. 足付けして上から塗った箇所
 - ボンネット
 - フロントバンパー
 - グリル
 - ドアミラー(カバー部分は素地のものに交換しているため、地から塗った状態)

3. 塗らなかった箇所
 - トランクパネル
 - リアバンパー
 ※塗装が分厚く色褪せがなかったので、磨きだけで済ませて、ここの色に合わせることに。


■ガラス装着
今回は、
 - フロントガラスファスナー: 汎用品(上からリテーナーで隠れる)
 - リアガラスファスナー: 実験的に2ドア純正品を流用
という内容でやってみました!

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角の位置はズレるので、若干の歪みは出ていますが、それでも1本で装着出来るのかと、勉強になりました!


というわけで、ここまでで全行程が完了しました。
2023年5月22日の完成となりました!(^^)

ここまでやっていただいた颯人さんには感謝しかございませんm(_ _)m


完成編は引き取り後、書いていきたいと思います。
それでは!
Posted at 2023/06/16 10:50:12 | コメント(8) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2023年06月15日 イイね!

【HCR32】ボディのリフレッシュ《板金作業編》


こんにちは。ヨッコイです。
前回に続き、今回は実際の作業内容です。

無理を言った入庫日だったので、本格的な作業スタートは少し順番を待って、2022年の12月です。
ここから隙間を縫って進めていただきましたm(_ _)m


■Cピラー周りの鉄板の穴埋め
こちらでも取り寄せたルーフパネルに付いていた、余分な部分の鉄板が役に立ちました!

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近しい形状の部分をカットして部品を作ってもらい、穴あき箇所周辺を切除、新しく作った部品を溶接して塞いでいます。

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■ルーフパネルの交換
ルーフパネルの溶接を剥がし、今回はパネルボンドで接着していただいています。
※溶接箇所はサビの原因になることと、パネルボンド自体も事故レベルの衝撃が加わらない限り(=その時はどのみち板金が必要になる)剥がれない強度が保てることがその理由です。

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意外と乗せただけでもガッチリ寸法が合って安心しました!笑
ルーフを剥がしているところを1回見学に行って、骨格の断面等を観察させていただいています(^^)
R32ターヘル・アナトミア(解体新書)を作りたい。。。

▼ルーフ前端の骨格断面
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▼ルーフパネルおよびその内側の骨格
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▼上記を裏返さずに見たところです。
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▼外したルーフパネル前端は朽ち果ててました(^^;)
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▼ルーフの裏骨も交換後はもちろん隙間なくパネルに張り付いています!
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▼隙間がある方が外した裏骨です。
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■テールランプ周り
外してみると新たに腐食が発覚。。。
颯人さんが予備車から鉄板を切り取って、こちらも切除の上で新しい鉄板を貼りました!

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■ここまでのサビの要因
ガラスやテールランプ等、ブチルやコーキングで止まっているものは、板金屋さんによってはL字カッターのようなもので手っ取り早く外すことが多いようです。

L字カッターは手っ取り早く外せる一方で、ボディを傷付けてしまう(その上、タッチアップ等もされないことが多い)ため、ゴムやコーキング類の痩せにより水が侵入すると、鉄板を直接腐食させてしまうとのことです。。。

新車時から触っていない塗装であればこのようなことはないものの、我が家のR32は購入時に全塗装された個体のため、そのときの傷によって腐食が進行したものと思われます(-″-;)

このあとも数回出てきますが、古いクルマで全塗装済みのものは気をつけた方がいい(シケてても当時塗装でいじっていないものの方が、変な修理は発生しない)というのがよく分かりました(^^)


■ドアミラーの予備部品差し替え
ドアミラーは父が電柱にぶつけたりしたので、傷や歪みが出ていました。
こちらは塗装に入る前に、予備部品を購入して私の方で差し替え、颯人さんのところに送っています。

▼R32のミラーは白樹脂のカバーですが、これが劣化して脆くなりやすいので、同形状のSS13用の無塗装(黒プラスチック)に変えています。
鏡を囲む部分はS13用、土台になる根本部分は置き換えが効かないので、元の部品を組み合わせています。

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▼このカプラーを外すのにものすごく苦戦しましたが、馴れてからは30秒あればいけるようになりました。笑
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▼外した部品はすべて掃除しました!
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■ボディの小さい凹みの修理
なぜかうちのクルマはボディに小さな凹みが多かったので、デントリペアで修正していただいたりもしました!

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ここまでかなりサクッと書いてますが、サクッと書かないと終わらないのでそうしてます。笑
かなり労力を使っていただいていることだけ、追記しておきます。

ここまでで年を跨ぎ、2023年の3月に入っています。
本格的なスタートからおよそ4ヶ月といったところまで来ています!

次回は塗装作業編です。それでは!

Posted at 2023/06/15 12:00:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記
2023年06月14日 イイね!

【HCR32】ボディのリフレッシュ作業《現状把握編》


こんにちは。ヨッコイです。
修理中のR32が完成を迎え、まもなく帰ってくる予定なので、徐々に記事にしていきます(^^)


■前置き(長いので適宜飛ばしてください)
我が家は父がスカイラインを乗り継いでいます。
4代目のケンメリ(C110)→6代目のRS(R30)と乗り継ぎ、'94年に今の家車であるR32スカイラインを中古で購入しています。

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ケンメリ/RSはこの当時、初度登録から10年を超えると車検が1年おきになったため、1年車検になったタイミングで代替をしていました。
R32はその制度が無くなったので、完全に乗り換えのタイミングを失ったことと、これまで偶数代のスカイラインを乗り継いでいたものの、R34は都内下町の狭小地域で乗るには大きい、ということで、乗り換えもせずに29年間、家車として活躍してきました。

▼購入時の注文書。'93年12月12日に契約して、納車は'94年1月11日でした。
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私が2歳の時から家にあるクルマで、免許を取って初めて乗ったのもこのR32、このクルマ趣味を始めたのもR32でした。

しかしながら、これだけ長く乗っていると、10年ほど前から窓の周りを主として、ルーフやCピラー周りにサビが浮いてきてしまい、最終的に豪雨の時は雨漏りをするようになりました。

▼窓周りの隙間から水が入り、乾かないために塗装の下で腐食が進行。
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詳しい理由は後述しますが、これを何とか留めるために自家板金を試みるも、結果的にあまり仕上がりが良くなく、作業中に窓ガラスにもヒビを入れてしまったため、「車検でどうせガラス交換するなら修理も・・・」ということで、車体のリフレッシュに踏み切ることになりました。

▼自家板金の様子(ワックス塗れば何とか・・・という感じに。汗)
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■修理に至った要因

前述しているものもいくつかありますが、

①車検にあたり、ヒビの入ったフロントガラスでは車検を通せず、交換が必要になったため。
②ガラスを外す際に、腐食した鉄板も同時に剥がれ、結局板金修理の発生が見込まれたため。
③仮にフロントガラスだけ交換して、その部分の板金が発生しても、Cピラー側の腐食問題は残り続けるため。
④父(60歳)から引き継ぐことを想定すると、引き継ぐタイミングでボディがどうにもならない状態では、引き継ぎ自体が難しく、廃車の一択になってしまうため。
⑤しかしながら、現状で手放す選択肢がなく、修理期間の足(R30&C33)も十分に確保出来るため。
⑥この先自分は最後にケンメリまでは乗りたいものの、その前段階として、まず今のラインナップが十分に保全されなければ、購入準備段階に入れないこと(一番年式が新しくなるであろうR32は、一番足として使える状態でなくてはならない)。

ちょっと高めの目標値も含みますが、この6つの理由が揃っている状況だったので、一旦本腰を入れてやるしかない!と思い、修理に至っています。


■入庫〜現状把握

2022年7月1日、この日で車検が切れてしまうため、ちょっと無理を言って自力回送の上で、今回作業にあたって下さる颯人さんのところに入庫させてもらっています。

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作業工数圧縮のため、外せそうなものは事前に外してから向かいました。
内装のトリムはほぼ無し、ウェザーストリップも取り払ったので、養生テープ貼っています。笑

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一抹の淋しさもありながら、片道220kmの入庫ドライブを経て、浜松まで無事回送しています。


▼リアガラスの周囲
こちらの方が思ったより深刻で、ガラスを外すとご覧のように、すでに穴が空いています・・・。

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表面を削るとハッキリと穴が空いているのが分かりました(-″-;)

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▼フロントガラス(ルーフ)周囲
こちらはルーフパネルに凹凸が出来ていますが、ものすごいタイミングで「4ドアのルーフだけ」という出物が出てきて助かりました!
(入庫1ヶ月以内に急に出てきました)

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※4ドアの新品ルーフパネルは製廃。

そのため、ガラスを受けているルーフの骨格部分だけ何とかすればいいことになったのですが、もちろんこちらも例に漏れず朽ちています。

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屋根を剥がし、骨格だけの状態だと分かりやすいです。

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※この錆びている部分にフロントガラスの上端が乗っかってくるイメージです。

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逆に綺麗な場所もありまして、元色の#TG0グレーMの状態ですが、ガラス下端のカバーを外すと腐食しておらず、隠れていたために色褪せの無いグレーMを観察することが出来ました。笑

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ルーフライニングを外すと何ということでしょう!
裏骨がルーフパネルから剥がれています(汗)

おそらく30年近く前の前オーナー時代、何かしらのかなり重いものを落として骨格まで歪ませています。
押して直した形跡があり、両サイドの骨格に波及していないことから、真上から何か落としていそうな感じでした・・・!

本来は骨格は生かす(両サイドのボディパネルに働く張力をそのままにして、ボディの歪みを抑え、修理後の雨漏り等を防ぐため)予定でしたが、フロント側のサビ&中心の骨格の歪みにより、この2本は差し替えています。
※他に2本残るので、張力は問題ないとのこと。

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改めて、このタイミングで裏骨までそのままなのに、ルーフだけという必要な場所だけにカットされた部品が出てきたことに感謝しました。笑
(丸車も覚悟してました)


というわけで、いよいよ修理スタートです!
修理中に分かった現況もありますが、それは時系列に沿って書いていきます。

それでは!
Posted at 2023/06/14 11:48:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | スカイライン | 日記

プロフィール

「これは!笑
この時はまだR30欲しいとか言ってますね。笑
Webには載っていませんが、取材自体は2016年末なので、サビ直したいとかも言ってたはずです・・・目標達成率やっと100%です。笑 @ノイマイヤーさん」
何シテル?   01/18 13:36
そこそこノーマルで、そこそこ古いクルマが好きです。 ■我が家のクルマたち ・HCR32スカイラインGTS-t(4Dr/父親のクルマ)  キャッチコピー...
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