こんにちは。ヨッコイです。
修理中のR32が完成を迎え、まもなく帰ってくる予定なので、徐々に記事にしていきます(^^)
■前置き(長いので適宜飛ばしてください)
我が家は父がスカイラインを乗り継いでいます。
4代目のケンメリ(C110)→6代目のRS(R30)と乗り継ぎ、'94年に今の家車であるR32スカイラインを中古で購入しています。
ケンメリ/RSはこの当時、初度登録から10年を超えると車検が1年おきになったため、1年車検になったタイミングで代替をしていました。
R32はその制度が無くなったので、完全に乗り換えのタイミングを失ったことと、これまで偶数代のスカイラインを乗り継いでいたものの、R34は都内下町の狭小地域で乗るには大きい、ということで、乗り換えもせずに
29年間、家車として活躍してきました。
▼購入時の注文書。'93年12月12日に契約して、納車は'94年1月11日でした。
私が2歳の時から家にあるクルマで、免許を取って初めて乗ったのもこのR32、このクルマ趣味を始めたのもR32でした。
しかしながら、これだけ長く乗っていると、10年ほど前から窓の周りを主として、ルーフやCピラー周りにサビが浮いてきてしまい、最終的に豪雨の時は雨漏りをするようになりました。
▼窓周りの隙間から水が入り、乾かないために塗装の下で腐食が進行。
詳しい理由は後述しますが、これを何とか留めるために自家板金を試みるも、結果的にあまり仕上がりが良くなく、作業中に窓ガラスにもヒビを入れてしまったため、「車検でどうせガラス交換するなら修理も・・・」ということで、車体のリフレッシュに踏み切ることになりました。
▼自家板金の様子
(ワックス塗れば何とか・・・という感じに。汗)
■修理に至った要因
前述しているものもいくつかありますが、
①車検にあたり、ヒビの入ったフロントガラスでは車検を通せず、交換が必要になったため。
②ガラスを外す際に、腐食した鉄板も同時に剥がれ、結局板金修理の発生が見込まれたため。
③仮にフロントガラスだけ交換して、その部分の板金が発生しても、Cピラー側の腐食問題は残り続けるため。
④父(60歳)から引き継ぐことを想定すると、引き継ぐタイミングでボディがどうにもならない状態では、引き継ぎ自体が難しく、廃車の一択になってしまうため。
⑤しかしながら、現状で手放す選択肢がなく、修理期間の足(R30&C33)も十分に確保出来るため。
⑥この先自分は最後にケンメリまでは乗りたいものの、その前段階として、まず今のラインナップが十分に保全されなければ、購入準備段階に入れないこと(一番年式が新しくなるであろうR32は、一番足として使える状態でなくてはならない)。
ちょっと高めの目標値も含みますが、この6つの理由が揃っている状況だったので、一旦本腰を入れてやるしかない!と思い、修理に至っています。
■入庫〜現状把握
2022年7月1日、この日で車検が切れてしまうため、ちょっと無理を言って自力回送の上で、今回作業にあたって下さる颯人さんのところに入庫させてもらっています。
作業工数圧縮のため、外せそうなものは事前に外してから向かいました。
内装のトリムはほぼ無し、ウェザーストリップも取り払ったので、養生テープ貼っています。笑
一抹の淋しさもありながら、片道220kmの入庫ドライブを経て、浜松まで無事回送しています。
▼リアガラスの周囲
こちらの方が思ったより深刻で、ガラスを外すとご覧のように、すでに穴が空いています・・・。
表面を削るとハッキリと穴が空いているのが分かりました(-″-;)
▼フロントガラス(ルーフ)周囲
こちらはルーフパネルに凹凸が出来ていますが、ものすごいタイミングで「4ドアのルーフだけ」という出物が出てきて助かりました!
(入庫1ヶ月以内に急に出てきました)
※4ドアの新品ルーフパネルは製廃。
そのため、ガラスを受けているルーフの骨格部分だけ何とかすればいいことになったのですが、もちろんこちらも例に漏れず朽ちています。
屋根を剥がし、骨格だけの状態だと分かりやすいです。
※この錆びている部分にフロントガラスの上端が乗っかってくるイメージです。
逆に綺麗な場所もありまして、元色の#TG0グレーMの状態ですが、ガラス下端のカバーを外すと腐食しておらず、隠れていたために色褪せの無いグレーMを観察することが出来ました。笑
ルーフライニングを外すと何ということでしょう!
裏骨がルーフパネルから剥がれています(汗)
おそらく30年近く前の前オーナー時代、何かしらのかなり重いものを落として骨格まで歪ませています。
押して直した形跡があり、両サイドの骨格に波及していないことから、真上から何か落としていそうな感じでした・・・!
本来は骨格は生かす(両サイドのボディパネルに働く張力をそのままにして、ボディの歪みを抑え、修理後の雨漏り等を防ぐため)予定でしたが、フロント側のサビ&中心の骨格の歪みにより、この2本は差し替えています。
※他に2本残るので、張力は問題ないとのこと。
改めて、このタイミングで裏骨までそのままなのに、ルーフだけという必要な場所だけにカットされた部品が出てきたことに感謝しました。笑
(丸車も覚悟してました)
というわけで、いよいよ修理スタートです!
修理中に分かった現況もありますが、それは時系列に沿って書いていきます。
それでは!
Posted at 2023/06/14 11:48:21 | |
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スカイライン | 日記