過日は宅地の売却手続きでありました。
父が購入したのは50年ほど前。滋賀南部から大阪への通勤はいささか厳しいのではと思いますが、当時は列島改造論とかで増える人口に対して家不足土地不足。そんな明るい時勢でありました。
しかしその後は転勤を繰り返しましたので、将来に備えて買った新しい造成団地の土地は永きにわたって税金を払うだけの不動産となったのであります。
途中では、バブルの頃は持ってるだけでも資産価値が上がり引き合いなどもあったと聞きますが、今はそれも夢物語。人口や景気の先細りは予感では無く想定される未来であり、眺めもいまいちで駅や買い物への便も悪く特筆できる物も無い三流の物件は不動産屋にも顔を背けられるあり様。
自分だったら絶対買わない、タダでもいらないと正直思うのですが、頑張って手放さない限り毎年税金が来ます。
なのでめげずに不動産屋にお願いし、半年おきに流通機構に掲示してもらう事幾星霜。同じ区画に住む人が車の台数を増やすからと駐車場用に購入してもらえる事になりました。やったー(棒
ちなみに50年前の購入金額の半分。土地評価額よりぐっと安いですが、肩の重みがちょっと軽くなった気がします。
Posted at 2018/08/02 18:04:57 | |
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