ナベエ (ガレーヂ27番地）のブログ一覧

こういうステッカーが車に貼られる日が来るかもしれません・・・・






先週、セレナに試乗したのですが発売間もなく出荷停止になっているのだとか。
Ｓハイブリッドのみらしく、アイドリングストップの再始動時の問題・・・となるとスターター・モーターでしょうか。
先代と同じとなると（仮定で）これを造っているのはヴァレオなんでしょう。
ネット上ではこのメーカーはメガサプライヤーながらあまり良い噂は聞きません。

さて、リコールが有るのは機械モノなのである程度は仕方無いにしても新型車が出てすぐに出荷停止やリコールというのが最近目立つように思います。
こういうのを見ると、単にテスト不足のようにも思えますが・・・どうでしょうか？

車は部品の寄せ集めです。
工場ではそれを組み上げるだけです。
問題は、その個々の部品の良し悪しと他の部品とのマッチング等でしょう。
自動車メーカーの要求する性能と耐久性とコストを満たすものですが、最近では部品メーカーに設計と開発を依頼して、自動車メーカーは仕様書を渡すのみ・・・という事も多くなっているようです。
ホンダはその傾向が強いか？とも思います。

そういうモノが寄せ集めとなっているのですから、中身なんて実際はどうなっているのか？という事も分りません。
例えばある部品の納入先がＡとＢ社の２社ですが壊れる比率はＡ社の方が高いだとか、壊れた部品を新品交換してもロクに対策していないのでまた壊れる・・・そんな話を整備士の話として見聞きします。

何度か書いてますが、家やマンションを買えない方々にとっては自動車というのは単品で買う最も高額な物であるのです。
そして動き回る機械なのですよね・・・命を乗せて。

新型として出して直ぐに出荷停止など、恥と思わなければならないでしょう。
例え部品メーカーの問題でも。
そういう部品メーカーとは取引停止とか、コスト重視ではなく信頼性重視という方向に視点を変えてもらいたいですね。

崩壊するプラスチック、焦げるコネクター、サビるボルト・・・まあ、見ていて疑問に感じる事も有ります。
今の自動車は本当に耐久性が無い。
安く造ってあるよなあ・・・と、思う事も多いです。

誰の為の製品でしょうか？
日本を代表する工業製品として、考える時に来ているのではないでしょうか？