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ナベエ (ガレーヂ27番地)のブログ一覧

2019年05月30日 イイね!

(番外編)試乗する時なんですが・・・

時々新車試乗して、試乗記を書いています。

今回は、試乗する時にやっているというか、文章にする時にどうしているか・・・そんな事を書いてみたいと思います。

まず、試乗車種を決める時は自分が興味ある車や同僚や友人が気になっている車を乗ってみて感想を聞いてみたいという場合の2通りです。
田舎なので、特に外車Dラーは少なく、国産車でも試乗グレードが限られますし、広報車を借りるなんて事は100%不可能・・・ですので、頻繁に試乗しているという事はありません。
事前にはチラっとWEBサイトを見る「場合もある」位で、余程新規のデバイス(例えば今だとマツダSPCCI)は想像が付かないのでちょっと調べたりしますが、基本はあまり予習無しで試乗に臨みます。
例えば先日のRAV4は同僚から感想を求められただけだったので、発進ギア付CVTはその存在すら知らなかったのです。

構造、機構、数値・・そこから導かれる(想像される)事は多いと思いますが、個人的に「乗ってみて感じた事が全て」ですので、あまり情報が先行しても乗った感じとのギャップがあると文章化が個人的に難しくなるのでガッチリと予習はしてません。
ですので、調べ物は後から・・・カタログをもらい、知らない技術情報はネットで調べたりして文章化する時の材料にはします。

試乗では、実際にグルっと車を見てからタイヤサイズを確認してドアを開けて指定空気圧ラベルを確認、実際に空気圧は測ってませんがタイヤサイズと指定空気圧でメーカーの狙いがちょっと見える時が(特に軽は)あります。
あとは乗ってみるだけです。

試乗時の速度はアクセルを殆ど踏まない歩くような速度から、アクセルを踏んでも開度6割程度・・・「踏んでみて下さい」と言われてもMAX80km/h位です。
個人的は低~中間域の駆動感(それにはエンジントルクとトランスミッションの総合性能と車両重量との関係が大きい)が分かればOK。それ以上は必要無いですし、限られた時間(せいぜい20分程度でしょう)で見るべきは「自分の意図した操作に対しての車の反応、挙動が全て」であって、いわゆるアクセル全開でレッドゾーンまで引っ張ったその一瞬は普段、9割方ほぼ使わない領域なので踏み切りません(昔は踏んでましたけど)。

そこまでしなくても、良い車は周りの流れと同じ速度でドライバーが探りを入れたりしなくても過剰な反応や意図されたレスポンスの不足というモノを感じずに自転車に乗ってるような感じでドライバーに対して従順だったりします。
初めて乗る車種なのに、何も緊張せずに運転していける・・・こんな車はあまりありませんが一つの理想形であります。

気になった事は出来るだけ忘れないように気を付けながら、最後は出来るだけ駐車スペースに後退で駐車するようにしています。
バックカメラが無い試乗車でも、車体の見切りや前後感覚が良いか・悪いかは前進している時よりも意識する事が出来ます。

最後にカタログを貰って、気になる車種(これは興味があるとかではなく、反応や挙動が気になったりする場合が多いです)であればDラーを変えて2度乗りする場合もありますし、排気量やトランスミッションの違い(1.5と2.0LとかMTかATか)で2台を1日で乗る事もありますが、複数車種は乗らないようにしています。

工業製品ですから個体差は必ずあります。
毎朝にタイヤ空気圧を確認するDラーはほぼ皆無なので、そういう面でもその車がちゃんとしているのかどうか?は分りません。(唯一簡単にチューニング出来る部分なのですが・・)
雑誌記事はメーカー広報車だったりするので、恐らくDラー試乗車とはセッティングが違う場合もありますし、試乗車がアタリかハズレかなんていうのも分りません。
世の中には新車は良くて80点(それ以下?)という事で、社外品を使わずそこから100%に向けてチューニングしていくという工場も有ったりします。
そうなると、その車の本来の姿が出て来る場合もあるでしょう。

ただ、それらは一般的に言えばレアな作業ですし、そこまで望むユーザーは自動車を所有する全体の中のほんの僅かな方々でしょう。
新車買って納車されたそれが一般的には100%ですし、アタリ・ハズレはあったにせよ、それはメーカーの完成検査(問題になりましたが)をパスされて保障された完成品なのです。
ですから、DラーA店とB店で試乗車の印象が違ってもそれは仕方ない事で、それで試乗記を書くしかないのです。
まあ、その車種がおしなべて雑誌や一般ユーザー等で評価が高い場合は良い車でしょうし、完成検査の基準・精度も高いのでは?と思います。
因みに、ステアリングセンターがズレてて左に寄って行く車は意外と多かったりします。

良くも悪くも印象の高い車は文章化し易いのですが、どの部分を見ても良い所が無いとか、雑誌等で評価が高くても自分が乗ってみて「え~?コレはどう表現しようか・・・」と悩んで、実際に文章にしている途中でダメだこれ・・・とボツになる車もあります。
まれにこういう車でも再度試乗して文章化する事はあるんですが、殆どがボツのままになっているのも事実です。
例えば、NDロードスターは出たての時に乗りましたが、乗ればロードスターらしさがあって良いと思いつつ、自分では綺麗な旋回Gが描けなかった・・・難しい車だ・・何故だろう?それを文章化するのが難しく未だココには掲載していません。

それと、試乗記にはデザイン等の感想はほぼ書いてません。
これは個人の好みの部分が多く、インテリアの質感は価格に比例しますし・・・スイッチが多いとかシフトレバーなんかが(プリウスのように)扱いにくい、ヘッドクリアランスが極端に狭いというのは書いたりしますが、基本的にはインテリアやエクステリアの事はあまり書きません。

それと共に、あまり技術解説にならないようにもしています。
興味があればネットで検索出来ますし、全て本に載ってたりします。
前述の通り「乗って感じた事が全て」という考えと、読んで下さる方にとって技術論はクドさに繋がると思い書いてません。

以前、著名な方にスポーツカーとそれ以外の車の評価軸を同じ基準で書く事は止めた方が良いと指摘されたりもして結構ガクっとましたが、一方で思った事を自由に書いて良いんですよ・・・と、エンジニア関連の方に言われてホっとして今の文章に至ります。
試乗にあっては現在で試乗記で118(台)ですが、ボツになった車種やちょっと特殊な車は書いていません。
一番影響を与えられたのは2011年モデルの997型ポルシェ911です。
勿論、エッセもNAロードスターもアナログな車なので一つの基準にはなっていますし、アナログな車(機械)を仕事でも扱ったりしています。

色々と書いちゃいましたが、こんな感じで専門家ではありません・・・単なる素人の戯言ですのでご了承下さい。





Posted at 2019/05/31 22:28:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2019年05月26日 イイね!

好きにまみれ・・・

好きにまみれ・・・試乗記118 トヨタRAV4です。

試乗グレードAdventure 2.0L CVT 4WD 車両重量1630kg
タイヤ YOKOHAMA AVID GT 235/55R19(F&R 230Kpa)

新型になったオフロード色が濃くなった印象のあるRAV4。
受注も順調のようです。
今回は2.0Lガソリン車を試乗しました。

試乗グレードはパワーシートを装備、チルト&テレスコ機能は全車標準です。
ポンと座ってみて、シート自体の座り心地は悪くなく上記装備によってポジションの自由度は高いと感じました。
フロントウインドウの面積も大きく、視界も良好に感じます。
ただ、やはり1865mmという車幅でサイドミラーの目線の移動量は大きいと感じますし、ミラー面積の上下幅が少ないのでそこは車両感覚が掴みにくいかな?と感じます。
 
では・・・と、Dレンジに入れてクリープのままディーラーにしては狭い駐車場を進みますが、極低速ではこのタイヤサイズに対して軽すぎるステアリングの手応えです。
で、ブレーキを軽く・・・おっと、少し・・・このパッドがローターを抑え込んで制動が立ち上がりまし「た!」という時に少し制動Gが高い部分がありますね。
それを過ぎるとコントロールは楽なんですが、この初期に少し気を遣います。

この車格(見るからに重そう)にして2.0L NAエンジンはCVTもあって今までのトヨタ車的駆動感なんだろう・・・という想像はしていました。
ところが、本通りに出てこの想像は期待を裏切る事になります。
自分の踏み加減(これはエッセMT車)でアクセルを踏むと・・・意外にも駆動感が付いて来るじゃないですか。
おお?これはCVTにしては良い出来・・・と思ってるところで、セールス氏が「エコとかスポーツモードもありますよ」というのでチラとみるとセレクタースイッチがありました。(通常はノーマルモードのようです)
CVTは発進用ギアを使って・・とあるのですが機構的にはよく分りません(これから調べてみますが)。ただ、この駆動感は従来のトヨタCVT車には無いもので好印象です。
エコ・ノーマル・スポーツと何度か切り替えてみますが、エコモードが従来のトヨタCVT車に近い駆動感で、その他は従来無かった駆動感に感じます。
これはエンジンのトルクとCVTの統合制御が良いと言う事になると思います。

駐車場では軽すぎると感じたステアリングの重さも本通りに出て速度が増すと重さが増します。
センター付近からの遊びはほぼ無いのですが、妙な固着、引っかかり、戻しの過度なアシストも感じずに切ったら切った分、ジワっと切っても過度に反応はしない電動PSの感じも好印象で、ちゃんと運転している感覚があります。
こういう部分もよく詰めたと感じます。

19インチ・・・これは例えオプションであってもやり過ぎと感じます。
ですが通常ではとてもこのような大径タイヤを履いているとは思えない程ドタバタした感じはなく、乗り心地はちゃんとした「張り」も感じられ(これには車高の重要性もあるでしょう)、終始安定した感じを受けました。
これはザックス製ショックアブソーバを採用したC-HRよりも乗り心地は上です。
勿論、これはボディ剛性が良い事が挙げられるかと思います。

とはいえ、残念に思う部分もあります。
路面ノイズと共に、ザラザラとした微振動が常に入って来る感じがします。
これはマウントなのか?フロア剛性が低いからなのか?分りませんが、こういう部分が惜しいと感じます。
タイヤは恐らく17インチ65扁平が良いのでは?(自分はコレを選びます)と思います。 

また、最近の車の常というかサイドミラーの視界の狭さを感じます。
やはり上下幅が少なく駐車スペースにバックで入れる際には自分の感覚をちょっと修正する必要がありました。
サイドビューモニターとかソナーではなく、やはり車体感覚を掴みやすい車というのも運転のし易い車造りには必要と感じます。

総じて・・・従来のトヨタ車というよりはスバル車をブラッシュアップしたような印象でした。
駆動感と乗り心地、運転している感じは従来のトヨタ車には無かった感じで、ここまで良くやったというのが正直な感想です。
CX-5危うし!とまでいかないものの、思わず言ってしまいそうになる・・・価格は少し高め(個人的にはあと15万円位安くても良い)ですが、久々に良いトヨタ車と感じました。




Posted at 2019/05/27 14:49:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2019年05月25日 イイね!

隠れれば良いのですよ

隠れれば良いのですよ
ガレーヂ27番地ではチマチマと内装リニューアルが進んでいます。


さて、今回はこのツィータでして・・ご覧のとおりホーム用を半ば強引に取り付けてるのですが、純正の内貼りを一切加工(穴開けとかマウント拡大とか)していないので結構浮いているんですね。
ここはまあ、これで良いかとレザーバッグの残骸からレザーを切り出してぐるっと巻いただけにしてあったんですが、昨年辺りから両面テープが剥がれて来て何とかしたいなあと考えていました。



それに加えて今回のリニューアルです。
ただ・・・この感覚と曲線は・・・どうしたものか。
このツィーターの外径が65mmで結構大きいんです。
CRC556のキャップの外径とほぼ同じ、ただ、こういうキャップをカットして加工するにはちょっと厚と硬さが自分にとっては厳しいかなと。

今回の作業はコチラ
 
で、様々な物をノギス片手に測ってみてコレは難易度が高く無くて良いかもと思ったのが「紙コップ」です。
要は中身のボルト等が隠れれば良いので、加工が簡単でそこそこの見栄えであればクオリティはさほど高く無くて(少なくとも最初のレザーが貼りよりは良いだろう)良いだろうと思い、早速簡易的に紙コップを切り出して適当にブラックを塗ってみたところソコソコいけそうだったのでこの案でいってみる事にしました。

そして本番・・素材が紙なので切り出しも簡単です。
若干径が大きいので、のりで止まっている部分を外し径を詰めて接着し、補強でホッチキスで留めます。
あとはカット面を微修正して塗装・・・ここからが紙に見せない為の工夫をしてみます。
そのままブラックを塗っても芸が無いので、アンダーコートを吹き塗装の厚みを持たせてみます。
更に乾燥後に艶消しと書かれていながら半艶に仕上がる缶スプレーで上塗りして内装材との違和感を消していきます。

どうでしょうか?
少なくとも最初のレザー貼りよりはマシになったのではないかと思います。
たまにはこういう安い材料でやってみるのもまあ一つの手でしょうか。
と、言いつつサイドブレーキブーツ等はナカマエさんにオーダーしました。
約3週間掛かるとの事で、30周年イベント等でナカマエさんの製品で仕上げたい方は早めのオーダーが良いかと思います。
 



Posted at 2019/05/25 23:10:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ
2019年05月19日 イイね!

SVXオーナーさんとの車談義

SVXオーナーさんとの車談義最近知り合ったご近所の「こるり」さんと車談義してました。
氏の趣味車はアルシオーネSVXでして、個人的にはこの年代のスバル車の中でジウジアーロデザインのスタイルが好き車種です。(次点は初代レガシィ・・・実は自分のNAのステアリングは初代ツーリングワゴンSTIの4本スポークMOMOだったりします)

ただ、自分ではフラット6 3.3L という位の知識位しか無く、少し詳しく教えて頂いたので驚く事もありました。
いやあ、やはりフラッグシップだけあって各部にコストが掛ってます。
重いドアを支えるヒンジは鋳物の厚い形状の物が付いてますし、リアハッチのヒンジもダブル構造+ダンパー付と凝った物になっています。
広大なガラス面積に伴ってFRP製のリアハッチにも驚きました。
そしてこの車も言われなければ分らないという凝ったモディファイがされていて奥深さも垣間見えました。
意外だったのが車両重量・・・というよりも前軸重で、フロントに970kg掛っています。
記憶だと三菱GTOツインターボの前軸重が約1tという事を聞いた事があるのでそれに近い値ですね。
雨の高速安定性は良いのでは?と思います。
フラット6 3.3Lの型式はEG33・・・EJ系かと思いきや、EJ22に2気筒プラスしたとの事。(後で調べましたがバルブトレーンは新設計だったんですね)

最終96年式という事で、自分のNAとほぼ同じ年式・・・やはり維持という事は話題になります。
専門店は関東にあって(おそらくこの1店舗だけ?)、氏もそこに作業依頼しているとの事ですがやはり部品の無さには苦労しているようです。
ネットやSNSの情報交換等もあるようですが、現存台数が少ない事での苦労もあるようです。
海外ではアメリカにはオーナーズクラブが有ったりもするようですし、MT化するキット(但し左ハンドル用)も存在するとか。

こうなると、NAロードスターがいかに維持に恵まれているのかという事を改めて思い知らされます。
確かに部品は全て出る訳ではないし、部品価格も高騰してますがまだ維持は金銭的な事以外は楽な方なんだろうと思いました。

こるりさん、ありがとうございました。
Posted at 2019/05/19 21:01:26 | コメント(2) | トラックバック(0) | 古い車・バイクも好き | クルマ
2019年05月17日 イイね!

コロンブス・アドカラーによる修正

コロンブス・アドカラーによる修正
内装のリニューアルでサイドブレーキグリップをNB6のMVリミデット(廃盤となったFC3Sのグリップの代替え品?にもなるようですが・・・)純正レザー品にしてみました。

品番 N070-44-034

ただ、色がブラックというよりはグレーに近くて一旦装着したものの結局は純正に戻しました。

さて・・・どうしようか。
売るか?・・・いや、塗るか。

思い浮かんだのは「染めQ」・・・うん、これはアリなんですが・・・高いんですよね。
まあでも・・とホームセンターに行くも、有るのはブラックじゃなくホワイトだけ。
ん~、そうか・・・染めQは使うなって事か、と暫し考えると・・・あるじゃないですか!しかも既に持ってる材料で。

コロンブスの「アドカラー」です。
NA6再生計画でNB8VSの純正シートを補修した時に使った主に革靴の補修に使われる業務塗料です。
今回は、これで色変えを行いました。

前置きが長くなりましたが、このアドカラーはDIYでは使い易いと思います。
ドア内貼りやシート等を単一カラーで統一したい場合は染めQは非常に良いと思うのですが、顔料が薄くてスプレー缶が高いので結構な量を使ってしまう場合があると思います。
サイドブレーキグリップのような面積に高価なスプレーを新たに買うよりは、手持ちのアドカラーでも十分に色変えが行えます。
アドカラーの良い部分は、調色出来る事、水性でありながらも乾燥が早い事・・・この2点でしょうか。
絵の具を扱っている感じです。

サイドブレーキグリップのビフォー・アフターはコチラ

結構変わりますね。
ただ、アドカラーは指や筆で塗り伸ばし過ぎると妙にテカり(艶)が出過ぎたり、泡立って表面がザラついたりする場合もあります。
実際に指だけで塗り伸ばしたNA6のシートは結構テカりが出ました。

それを基にして、バッグを補修塗装してみる。

嫁さんがローカルTVで革靴の補修・修理をしている番組を録画していて(着色はアドカラー使ってました)「アタシのバッグの角とか底がスレて色が剥げてるの、こういうトコで直るのかな?」と聞いて来たので、「あの番組で色を塗ってたのと同じ材料持ってるよ、状態見て塗ってみようか?」と提案してみます。
「出来るの?(ちょっと半信半疑なカオで)なら・・やって欲しい」という事で、早速バッグの状態を確認して、必要な材料をシュミレートしてみます。

「状態」としては各部に軽いスレがあって元色が剥げている程度でガリ傷や亀裂は無い・・・ただ、そういうスレ場所が多数あるのと全体的に色がくすんでいます。
色は簡単に言えば単一のブラックなのでちょっと調色すれば良いでしょう。
ここは全体を整える為に全面に色を入れて染め上げる事にします。

「作業」はまず下地をどうするか?
サイドブレーキグリップでは染めQ下地塗料のミッチャクロンを吹きましたが、装飾のあるバッグではマスキング部分が多くスプレー吹きには向きません。
そこで、激落ちくん(メラミンスポンジ)で表面を軽く傷つけ(いわゆる足付け)てそこにアドカラーを筆で塗る・・・というよりも塗料を置いて行き、指で塗り伸ばすのではなく、ガーゼでしみ抜きのように塗料を押し付けていく方法としました。
出来るだけテカりを無くす・・・これでどうかな?と。

「実作業」を始めます。
激落ちくんがあるので汚れごと下地処理をしていきます。
縫製の境目で分割して8分割、それにストラップと装飾ベルトが加わります。
少し曇る位表面を擦って、調色したアドカラーを乗せていきますが・・・ちょっと色味を見る為に小範囲を塗って調色を修正していきます。
単にブラックではなく、サイドブレーキレバーはグレーとブラックは1対2、バッグはグレーとブラックが1対3という調色としました。
筆で塗っていきますが、あまり追加の水分が多かったり、筆の往復が多いと泡立つのでパレットの塗料の乾き具合と水分、追加塗料の調色を考えつつ塗って・ガーゼで押しつけて・・を繰り返します。

画像でどうでしょうか?
スレ部分に色が入り、サッと全体に色が馴染む程度・・・やり過ぎない程度で止めておきます。
あとは金属部分に付いた塗料を取り除いて(水性なので、爪なんかでカリカリこすると金属部分に乗った塗料は落とせます)、仕上げに保護剤・・・いつもは野球グローブ用オイルを塗るのですが見当たらなかったので、紫外線防止も兼ねて303エアロスペースプロテクタントを塗ってみます。
主にタイヤや内装に使ってますが、ギラつかずシリコンたっぷりのような滑り感も少ない、紫外線防止(元々ボート用ですし)も出来るので万能で良いと思います。

いかがでしたでしょうか?NA6再生計画で使ったアドカラーが少しづつではありますが自分のモノに出来つつあります。


Posted at 2019/05/18 17:09:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | ロードスター | クルマ

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「旧い車を維持する事は壁が多いのです
アメブロ更新です
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何シテル?   04/22 05:03
捨てるのは勿体無いとモノをためてしまう・・・ロードスターは1台なのにホイールが4セットもある。 通勤車両は何でも良いと言いつつも、何かしら手を加えてしまう困っ...
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