事の重大さをわかってほしいなっ！ふたたび。

２０１５年だったか、佐藤琢磨選手が日本人初のインディ５００チャンピオンになった時。

その偉業について、レーシングドライバーの脇坂寿一氏がこう例えていました。





「松山英樹がマスターズで優勝するようなもの」






と。




現実になりましたね！
自分はゴルフはしないのですが、朝、最後の２ホールを見て、歴史的瞬間を見ました。


最終ホールアウト後、移動する松山英樹選手の表情が、何かをこらえているようでもあり、噛み締めているようでもあり。

ゴルフのことを何も分からない自分ですら、グッと来るものが有りました。
暗い世の中を元気付けるニュースをありがとう！



時系列は少し流れ、夕方の話。
地方ローカル番組の「ＯＨ！バンデス」のメインパーソナリティのさとう宗幸氏(以下、宗さん)が「松山英樹選手からメールが来まして」と切り出しました。

松山選手は東北福祉大在学中のアマチュア時代、２０１１年からマスターズに挑戦してるそうなんですが、初挑戦の海外遠征中に東日本大震災が発生し、マスターズ出場をすべきか逡巡していたそうです。
そこで、宗さんが被災地を元気付けるために是非出場して欲しいとＦＡＸを送った経緯が有ったとのこと。

「その時のＦＡＸはまだ持っています。
東北に良いニュースを届けられて良かった。
仙台に行った際には、宗さん、ご飯をよろしくお願いします。」

そんなメール内容だったようです。
食事会が実現した際には、宗さんが渾身のおもてなしをするのは想像に難くないですね。(牛タンをご馳走します！と宗さん談)

今や全世界が注目するスーパースターになった彼が、その日の内に宗さんにメールを送って来た。

その人間性に感動しました。
義理堅い人なんですね。

大学時代の恩師によれば、まだ住民票を仙台に残して有るとも。
それだけ、心は東北と共にあると考えていてくれるのであれば、本当に嬉しいことです。


松山英樹選手が急に身近に感じた日で有りました。