どうも今年の6月は前年までの6月に比べて鹿が多い。
路上に鹿の脚だけなんてのを見たのは 10日くらい前のこと。
鹿との遭遇頻度が高い分だけ 鹿との事故が多いのは、当然の結果。
さて、
いつもの周回路。
カーブを出て直線に入った瞬間から前方に
何かいる と感じた。
左側の路肩、茂みに少しだけ色合いが妙だと感じる部分が見えるような、見えないような。
1~2秒後、
少し茂みが動いて 鹿 らしき物が茂みの端から出てきたっぽい。
どうしようか迷う。
次の瞬間、
明らかに 鹿 だと目視できたが、動く様子はない。
動かないと信じるわけにもいかないので、減速開始。
あと数メートルで鹿の横にさしかかる . . . って辺りで鹿が急に車道中央方向に動き出した。
フルブレーキ!
まだ停止できる前に、鹿がこちらの左側を併走する状態で加速。
まだ停止できる前に、鹿が何故かこちらの前方を斜めに車道の横断を開始。
車幅1,700mm にも満たない NBロドスタ だから、ほんの数秒で 鹿 は対向車線側に抜けるはず。
がしかし、
運転席の正面あたりで、前方を向いたままの姿勢で 斜めに路面を蹴って横方向へ移動していた 鹿 は、後足だけ路面で滑ってしまったのか、下半身だけ こけた (0_0;
上半身 ( 前脚 ) はそれまで通りに動かし、下半身 ( 後脚 ) は斜めに尻を付くようにしながらも ( 左後脚は空を切るも ) 右後脚だけは路面を 削るように蹴ろうとしていた。
視界には鹿の後脚がボンネット下に潜り込んだようにしか見えない状況を経て、鹿 は反対車線側へ抜け、尻を路面に付けたまま反対車線側の茂みに辿り着き、後脚側を起き上がらせる間もなく茂みの中へ消えていった。
耳にはアスファルトを蹴る音だけが聴こえていたが、茂みに入ってからは草を押しのけたり蹴ったりする音がしばらく残った。
鹿 が反対車線側に抜けた時点で、まだエンジンは止っていなかった。
ブレーキペダルを放し、クラッチを切り、シフトダウンして加速開始。
何かに乗り上げた感触は感じなかった。
たぶん、タイヤは何も踏んではいないだろう。
なるほど . . . . . 膝 か 肘 かから先だけが路上にあった10日ほど前の状況は、同じような状況の結果だったのかもしれないな。
気が付かずに通常走行のままでタイヤが回転していたなら、脚を踏まれても、折れはしても 千切れはしまい。 ブレーキが踏まれて急減速している状態でなら、タイヤが乗り上げた時点で タイヤは自ら乗り越えようとはしない状態だろうから・・・。
それにしても、
何故に 鹿 は わざわざ移動している物体の前に出たがる???
Posted at 2023/06/29 04:08:27 | |
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