今朝の最低気温は、
氷点下17℃。
安定した寒さになってまいりました (;_;
いつもの周回路を3号機 ( NBロドスタ ) で一周して帰宅した。
茶の間で BGM代わりにTVをつけ、お湯を沸かして インスタントのドリップ珈琲にお湯を注いでいた時に、玄関からの呼び鈴が鳴った。
「
またN〇Kの雇われじゃないだろうな(-_-メ 」
ってことで、念のために消音してからインターフォンの受話器を手にした。
近所の婆様であった。
金庫を開けてくれ ・ ・ ・ ・ ・ なんのこっちゃ ( ̄_ ̄?
聞き返すと、
今朝、頼みに来たらクルマで出てっちゃって、また来てみたらクルマがあったから・・・
聞いてみたものの、何の事やら良く分からない。
番号は判ってるんだけど、やっても開かないから ・ ・ ・
小さな紙を差し出された。
受取って紙を見れば、
右に〇〇、左に△△ ・ ・ ・ ・ という、いかにも金庫の・・・。
ただ、〇〇 とか △△ とかの数値が大きい。 一番大きなのは90台。
手さげ金庫にしては数字が大き過ぎないか? それとも、それが一般的 ( ̄_ ̄???
あまり話が見ないので、とりあえず誘われるままに婆様の家まで行ってみることにした。
玄関に出た時は半袖Tシャツだったので、フリースを羽織って、早朝に除雪車が通らなかったくらいに雪が降らなかった日なので、サンダルをつっかけて。。。
案内された先に有ったのは、仏間の 仏壇の隣に鎮座した立派な金庫だった。
話だけ聞いていた時には、せいぜい旅館の客室に置かれているのと同じ程度の代物だろうと思っていたのに、これは家庭用にしては立派が過ぎるだろう・・・。
ダイヤルを見たら、90台の数字が刻まれていた。
マジで 360°を100分割して刻みがあるのね。
細かすぎて、微妙な手ごたえにしかならないだろうなぁ。。。
ダイヤルを回してみたが、するする と回ってしまう。 何も引っ掛かりが無く回ってしまう。
集合住宅の1階に ずらっと並んだ郵便受けに付いた、1ノッチずつ カチカチカチ っと手応えの有るダイヤルとは まるで異なる するする感。
暗証番号だという紙を見ながら 試してみた。
まずは、右に〇〇を◇回 ・ ・ ・ ・ ・ 通り過ぎてしまった。
360°の100分割を するする 何の手ごたえも無く回ってしまうダイヤルを、こんなにも右へ左へ何回も ( 計2桁回 ) 失敗せずに合わせて止めて回すのは 老眼には難しいよぉ (=_=;
通り過ぎてしまったら、もう1回 1からやり直し。。。
ただなんとなく、刻みに1~2の誤差というか 遊びがあるに違いないと思え始めた。
ダイヤルを全て合わせ終わっても
音 は無し。
途中で数回だけ、微かに何か響いた気もしたが、音としては無音のまま。
続いて、
この金庫の鍵だという物を 鍵穴に挿して回す ・ ・ ・ ・ ・
カチャ
開いた (^_^v
扉は引かずに、閉じたままの状態で婆様に 「
開いたよー 」 知らせた。
婆様が 「
良かった~。 どうやったの? 」 と言いながらダイヤルを回した ( ̄□ ̄;
いやいやいやいや・・・・
再び・・・。
まぁまぁまぁまぁ、それが歳を重ねるという実態なのだから、受け止めるしかない。
ダイヤルに刻まれた文字が小さくて見え難い事と、ダイヤルを何回も回しているうちに合わせるべき数値を間違えてしまう事が、金庫を開けられなくなる原因っぽかった。
無理はないと思う。
1時間ほど、昔話をしてから退散させていただいた。
帰り際に、仏壇に供えてあった物を礼にと渡された m(_ _)m
帰宅まで あと数m。 道から玄関までの小さな坂を、サンダルで登るのに難儀した。
まさか自宅の前で 滑って転ぶわけにもいかないが、滑り止めの刻まれていない底 ( 裏 ) で傾斜を登るのは不可能に近いくらいに難しかった。 下るのは 滑ったことを気にしなければよいだけなんだけど、登るのは気にしようが しまいが進まない。
1回も すっ転ばずに、どうにか玄関まで登りきった。
さて、
帰宅して、冷めきった インスタントのドリップ珈琲。
そしてこちらが、頂いてきた
缶ビール と
葡萄。
顔を見たこともない爺様の 飲みかけ 食いかけ という見方もできるが、封は切られていない。
発泡酒ではなく、ビール 500ml (^_^v
葡萄なんて、1年以上も前に ホテルの晩飯に 数粒 付いてきたのを食った以来。
1房なんて、少なくとも北海道に戻ってからは1回も食っていない。
安価な1杯の
インスタント・ドリップ珈琲 が、高額商品に
化けた(笑
Posted at 2021/01/26 05:58:21 | |
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