
そして ・・・ お疲れ様でした(涙が混じる)。
トヨタの4気筒ニセン2バルブDOHCは、
あの暗黒の排ガス規制時代にあっても、「スポーツエンジンを消してなるものか」という信念で作られ続けました(ちょっと褒めすぎかな)。
EFI化で幾分マイルドになった印象でしたが(未対策ソレックスツインは豪快だった ・・・ らしい)、
マニアでなくても乗れる柔軟性で、DOHCを広く大衆に広めました。
2代目セリカ前期(丸目4灯)の途中から、「GTV」に代わる「GTラリー」と共に登場し、
GTラリーはGTの廉価モデルとして、若者にもやさしい存在でした。
多くの人にDOHCを楽しんで欲しいという、トヨタの志を感じます(こういう志、思い出して欲しい)。
できれば2代目セリカ(カリーナ)で売り切って欲しかったですが ・・・
当時、910ブル人気や日産のターボ攻勢に、
3代目前期の途中まで、1800ツインカムターボにスイッチするまで、
その販売は続きました(遠くをしみじみと見る)。
最終的には、
3代目セリカ&カリーナ、ロジャームーア卿のコロナ、
4代目前期のコロナマークⅡ(及びチェイサー)にまで載せて、その生産を終えました(涙が混じる)。
若かった私にとっては、どれも「憧れ」でした、買えなかったけど ・・・ 感慨深い。
その後、セリカ・カリーナ・コロナには、1800ツインカムターボ(3T-GTEU)が、
コロナマークⅡ(チェイサー&クレスタ)、そしてセリカXX(後のソアラ様クラウン様にも)に、80年代の「ニセンGT」1G-GEUが、
ほぼ同時期(1982年後半)に華々しく登場します。
そして、こっちの「ニセンGT」はダンナ仕様のフル装備(特にコロナマークⅡ3兄弟はね)で、
重ステ、重ペダル、手開け窓(パワーウィンドゥはオプションのもあったけど)の、暑苦しく男臭い(偏見です)、トヨタの「GT」は大きく生まれ変わります。
それは、1980年代初頭に登場した、あのクルマがきっかけでしたがね(爆)。
それは ・・・ あ、また明日ですね(笑)。
まだまだ、トヨタツインカム、お話しさせてくださいね(32ネタはどうなる ・・・ 爆汗)。
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Posted at
2016/06/23 05:48:20