ローバーミニ ステディーロッドブラケット修理完了

ボディー側ステディーロッドブラケットの破損により、先週修理で写真のショップに入庫しましたが、本日引き取りに行ってきました。

小さなショップですが、技術力は素晴らしく、旋盤、フライス、溶接作業を駆使して無い物は作ってしまう頼れるショップです。
今回の修理は入庫した翌日に終わっていました。

修理途中の写真をショップのFacebookから拝借しました。

ブラケット回りを分解するとやはりブラケットは見事に千切れていました。

代用パーツは写真のレーザーカット鋼板、板厚も多少厚いようです。

これを専用治具で定位置に固定し溶接、

流石プロ、流れるような溶接で奇麗に仕上げてくれました。



防錆ペイントを塗布して、ステディーロッドを装着

クラッチマスターを分解・洗浄して、写真のシールリペアキットを組み込みます。


ゴムだけのキットもあり、価格もそれ程変わらないので、こちらでお願いしました。

翌日、クラッチマスターと


ブレーキマスターのエア抜き、

ステアリングのセレーションも締め付けが緩かったようで、


多少摩耗していたそうです。

スリットを拡幅して、



タッチアップして、クロモリキャップスクリューで締め付けてくれました。

その他、サービスでストロークの足りなかったヒーターケーブルも、


操作ワイヤーを処置して改善してくれました。

そして、本日クルマを引き取り帰宅、走行時に時々カㇰって鳴っていたステディー

ロッドも全く音がしなくなりましたし、クラッチも操作力が格段に軽くなりました。

溶接したブラケット部分、あと20年イケるか？

予定していたクラッチはまだ滑りが発生していないので今回は見送りました。

因みにクラッチはどの位の距離まで持つのか聞いたところ、20万㎞持たせた方も居られるようです。
使い方にもよりますが、クルマが軽いことも影響していると思われます。

何はともあれ、無事修理完了したので明日からまた毎日通勤で頑張ってもらいましょう。