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2018年05月15日 イイね!

フォレスターがハイブリッド化されるとかは目くらましだったのかな?

フォレスターがハイブリッド化されるとかは目くらましだったのかな?スバル初のPHV、直噴ボクサーに新型トランスミッション採用へ…XV ベースでEVモードも

SUBARU(スバル)の米国法人、スバルオブアメリカは、『クロストレック』(日本名:『XV』)に設定するスバル初の市販プラグインハイブリッド車(PHV)に関して、さらなる情報を公開した。

日本のスバルの発表によると、トヨタ自動車のハイブリッドシステム(THS)を搭載したXVベースのPHVを、2018年内に米国市場で発売。エンジンは水平対向エンジンになるという。

スバルオブアメリカの今回の発表では、XVベースのPHVには、直噴水平対向(ボクサー)4気筒ガソリンエンジンを搭載。駆動方式は4WDとなり、新開発のトランスミッションを組み合わせる。専用のエクステリアも採用。EVモードによるゼロエミッション走行も可能にする。

XVベースのPHVは、米国市場では2019年モデルに設定される予定。スバルオブアメリカは、ガソリン車に備わる幅広いオフロード性能と、ハイブリッドならではの燃費性能を併せ持つ、としている



スバル初のプラグインハイブリッドは、XVがベース

スバル初のPHEV(プラグインハイブリッド)は、XVベースとなる。5月11日、スバル・オブ・アメリカは、クロストレック(CROSSTREK)のプラグインハイブリッド仕様を2018年末までに発売すると発表した。

 スバル・オブ・アメリカが年末までに発売するクロストレック(CROSSTREK)の2019年モデルにPHEV仕様が追加される。クロストレックは、スバルXVの北米でのモデル名だ。CROSSTREKは、北米で3番目に売れ筋のモデルである。現在のCROSSTREKは、もちろんSGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用している。

技術的な詳細は明らかになっていないが
・エンジンは直噴の水平対向4気筒エンジン
・ハイブリッドシステムはTHS(トヨタ・ハイブリッドシステム)
・まったく新しい(All New)トランスミッションと組み合わせる

ことは発表されている。
トヨタのPHVと言えば、プリウスPHVをすぐに思い起こすが、プリウスはエンジン横置きだ。スバルの水平対向エンジンは、フロントに縦置きされるので、プリウスPHVのTHSを単に移植すればいいというわけにはいかない。

つまり、CROSSTREK PHVは、トヨタの縦置き系のハイブリッドシステムを、おそらくトヨタ、スバル、そしてトヨタ系のサプライヤーと共同開発したものになるということだろう。

先日の北京モーターショーで、スバルは「INTELLIGENT BOXER」と名付けたモーターアシスト式マイルドハイブリッドシステムを発表している。


これは、新型フォレスターとXV(つまりCrosstrek)の中国仕様に搭載することになっている。XVは、コンベのパワートレーン(水平対向4気筒+リニアトロニックCVT)、マイルドハイブリッドシステム(水平対向4気筒+リニアトロニックとモーター)、そしてこのPHVシステムの3種類のパワートレーンを持つことになるわけだ。

注目はトランスミッションで、スバル内製のリニアトロニックCVTにトヨタのTHSを移植するのか、トヨタの縦置きハイブリッドトランスミッション(アイシン・エィ・ダブリュ製)を水平対向エンジンに適合させるのか、である。

詳細はこれからの発表を待たなければならないが、後者になるのではないかと予想する。今後トヨタとスバルに縦置きエンジン系のPHVを追加するとなったら、ボリューム的にトヨタ・エンジンを使うモデルの方が圧倒的に多いからだ。

となれば、スバルの水平対向エンジンとアイシン・エィ・ダブリュのトランスミッションの組み合わせが実現するわけだ。
さて、どうなるか。非常に興味深い。



スバル XVベースのプラグインハイブリッドを2018年に米国で発売…THS搭載

SUBARU(スバル)の吉永泰之社長は5月11日に都内で開いた決算会見で、『XV』をベースにしたプラグインハイブリッド車2018年中に米国で発売することを明らかにした。トヨタ自動車のハイブリッドシステムにスバルの水平対向エンンジンを組み合わせることも披露した。

吉永社長は「『クロストレック(日本名スバルXV)』をベースモデルとして、トヨタ自動車のハイブリッドシステム(THS)を搭載したプラグインハイブリッドを2018年内に米国で販売を開始する。エンジンは水平対向エンジン」と述べた。

スバルは米国のZEV規制への対応として2018年にプラグインハイブリッドモデルを投入することを表明していたが、具体的なモデルを示したのは今回が初めて。

また2018年の新車投入計画について吉永社長は「(新型SUVの)『アセント』の生産を5月7日から米国の工場で開始した。米国で好評に受け入れて頂いているので、非常に期待している。投入国は米国とカナダ。また5代目となる『フォレスター』を国内を皮切りに世界でフルモデルチェンジする」と話した。

6月22日開催の株主総会を経て吉永泰之社長は会長に退くため、この日は社長として最後の会見となる。「ここ数年、商品もヒットし、工場もフル操業で回り、アメリカのインセンティブも少ない状況の中で、やはり企業の実力が伴っていなかった。真の実力がついていけなかったことを最も強く感じている」と吉永社長は振り返った。

続けて「やはりまだ100万台を何の問題もなく最高の品質で造り続けるだけの力が、当社あるいは取引先を含めたグループとしての力がまだ十分に至っていなかった。そのことがここ最近のクレームの多さとかに表れていると思っている。それは完成検査の問題でもやはり仕事の進め方につたないところがあったと思っている」とも。

その上で「まずは実力をとにかくあげる。おそらく今までやってきた方向は間違っていないと思っているので、実力を付けながらスバルというブランドをさらに魅力的にしていって、利益率ももう一度上げられるようにしたい」と語り、会長就任後は会社の実力を高めることに専念することを改めて強調していた。



単なるトヨタからの借り物にならず、スバルらしい仕立てに昇華出来るのか否か…
Posted at 2018/05/15 23:00:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年05月15日 イイね!

マンタイのポルシェが総合優勝!!流石だね

マンタイのポルシェが総合優勝!!流石だねニュルブルクリンク24時間レース:ポルシェ912号車マンタイ・レーシングが逆転で6度目の優勝飾る

2018年のニュルブルクリンク24時間レースは、ポルシェの912号車マンタイ・レーシング(フレデリック・マコヴィッキィ/ニック・タンディ/リチャード・リエッツ/パトリック・ピレ)が総合優勝を飾った。

 ポルシェがニュルブルクリンク24時間レースで前回勝利したのは2011年。今回の優勝により、マニュファクチャラーとして12回目の優勝を飾った。また今回912号車をドライブした4人にとっては初優勝だ。

912号車は最初のスティントでスローパンクチャーに見舞われた一方、姉妹車の911号車(ケビン・エストレ/ローレンス・バンスール/アール・バンバー/ロマン・デュマ)はレース序盤をリードしていた。しかしスタートから14時間が経過したところでデュマがクラッシュし、リタイア。そこからは912号車と4号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3がバトルを繰り広げた。

 明け方に雨が降り始めて以降、何度も首位が入れ替わった。しかし912号車が速度違反により3分のタイムペナルティを科されるなど、状況は4号車に味方した。

 だが残り時間が3時間となったところで霧が悪化してレースが中断。これにより4号車の持っていた5分のリードが消滅した。この後の優勝争いは、912号車と4号車による、90分間のスプリントレースとなった。

 レース再開後、4号車はスピンを喫してしまい912号車の逆転を許す。4号車は戦列に復帰し912号車の後ろに戻ったが、最終的には912号車がトップチェッカー、4号車はそこから26秒後方でレースを終えた。

 3位には5号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3(トーマス・イェーガー/ルカ・シュトルツ/イェルマー・ブールマン/ヤン・セイファース)が入った。5号車はリスタート後にスピンをして表彰台を逃す可能性もあったが、6号車ブラック・ファルコン・メルセデスAMG-GT3や7号車アストン・マーティン・ヴァンテージGT3との争いを制して見事表彰台を獲得した。4位に7号車、5位に6号車という結果となっている。

 6位に1号車ランド・モータースポーツのR8 LMS、7位に3号車フェニックス・アウディとアウディ勢が入賞。BMWは101号車ロウ・レーシングM6 GT3が冷却トラブルとドライブ・バイ・ワイヤにトラブルを抱えて夜明け前にリタイア、姉妹車の102号車は4周遅れの13位でレースを終えた。

 日本勢は、90号車スバルWRX STI(カルロ・ヴァンダム/山内英輝/ティム・シュリック/井口卓人)がSP3Tクラス優勝(総合62位)、42号車NOVEL Racing Lexus RCF(ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー/吉本大樹/佐々木孝太)はSP8Tクラス2位(総合45位)、56号車TOYOTA GAZOO Racing(松井孝充/土屋武士/中山雄一/蒲生尚弥)は総合96位だった。

「タフで、フェアなバトルだった」とマコウィッキ。ポルシェ博士に捧げる勝利に

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、決勝レースの赤旗中断が現地時間14時に解除され、再開後逆転しトップに立ったマンタイ・レーシングの912号車ポルシェ911 GT3 R(リヒャルド・リエツ/パトリック・ピレ/フレデリック・マコウィッキ/ニック・タンディ)が優勝を飾った。レース後、ポルシェ陣営から喜びのコメントが出されている。

 深夜2時頃から雨が降りはじめ、ウエットコンディションに転じた2018年のニュルブルクリンク24時間。トップを走っていた僚友の911号車のクラッシュ後、首位に浮上したのは序盤パンクチャーに見舞われた912号車だった。

レースは途中から雨となり、さらに朝から霧が深まりはじめる。そんななか、トップ争いは912号車と、メルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3との争いになる。912号車は雨のなかで接触、それにともなうペナルティも課せられたが、11時59分のレース中断、そして14時のレース再開の時点で、2台は同一周回。残り1時間30分で2台によるマッチレースが始まった。

 912号車は、日本でもスーパーGTで活躍したマコウィッキがステアリングを握る。対するのは、4号車メルセデスのアダム・クリストドロウだ。2台は競り合いながら、129周目の1コーナーでアウトからマコウィッキがオーバーテイク。接触しクリストドロウはハーフスピンを喫し、これで勝負あり。マコウィッキは追撃を振り切り嬉しい勝利を飾った。

「リードを奪うために、タフだったけど、完全にフェアな戦いをすることができたよ」とレース後マコウィッキは語った。

「この勝利は本当に嬉しいよ。スタートからパンクチャーがあって、それは良くなかったけど、僕たちは毎ラップ向上することができた。クルマはドライにもウエットにも合っていたし、最後までハードにプッシュすることができたんだ」

 また、ポルシェ・モータースポーツの副代表で、GTカー担当のステファン・バリザー博士は「雨、赤旗、最後のスプリント勝負と、信じられないほどの世紀のレースだったと言える」とコメントしている。

「他の耐久レースで、残りの1時間半ふたりのドライバーが戦うレースなんてないだろう。フレッド(マコウィッキ)はセンセーショナルな追い抜きで勝利を手にした。遅ればせながら、ウォルフガング・ウルリッヒ博士の75歳の誕生日を祝うことができたと思う」



【ニュル24時間】ファルケンモータースポーツ、ポルシェ911 GT3Rが総合9位 BMW M6 GT3は15位

住友ゴムグループは、5月10日から13日にドイツで開催された「第46回 ニュルブルクリンク24時間耐久レース」にファルケンモータースポーツチームとして2台体制で参戦し、「ポルシェ 911 GT3R」は総合9位、「BMW M6 GT3」は総合15位で完走した。

住友ゴムグループは1999年以降、世界一過酷なレースとも言われるニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦。昨年はBMW M6 GT3は総合8位で完走、ポルシェ 911 GT3Rは接触によるアクシデントによりリタイアとなっていた。

決勝当日、Porsche 911 GT3Rは2番手、BMW M6 GT3は21番手からスタート。深夜から雨が降り始め、終盤では濃霧の影響でレースが一時中断するなど、激しいコンディション変化があったが、ファルケンタイヤはドライ、ウエットグリップ性能や耐久性能など、総合性能の高さを発揮した。その結果、ファルケンモータースポーツチームのポルシェ 911 GT3Rは総合9位、BMW M6 GT3は総合15位で完走を果たした。




住友ゴム 2018年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

『ニュルブルクリンク24時間耐久レース』でFALKEN Motorsportsチームの2台が完走

 住友ゴムグループは、5月10日(木)~13日(日)にドイツで開催された世界最大級のツーリングカーレース『第46回ADACチューリッヒ ニュルブルクリンク24時間耐久レース』にファルケン・モータースポーツチームとして2台体制で参戦し、ポルシェ911 GT3 Rは総合9位、BMW M6 GT3は総合15位で完走しました。

ポルシェ911 GT3 Rは2番手、BMW M6 GT3は21番手から決勝をスタートしました。
 
 深夜から雨が降り始め、終盤では濃霧の影響でレースが一時中断するなど、激しいコンディション変化がありましたが、2台が装着するファルケンタイヤはドライ、ウエットグリップ性能や耐久性能など、総合性能の高さを発揮しました。
 
 その結果、完走することさえ難しいと言われる本レースでファルケン・モータースポーツチームのポルシェ911 GT3Rは総合9位、BMW M6 GT3は総合15位で完走を果たしました。


『ニュルブルクリンク24時間耐久レース』でFALKENタイヤ装着車両がクラス優勝

 住友ゴム工業(株)がタイヤを供給しているスバルWRX STIが、5月10日(木)~13日(日)にドイツで開催された世界最大級のツーリングカーレース『第46回ADACチューリッヒ ニュルブルクリンク24時間耐久レース』のSP3Tクラスにおいて5度目となるクラス優勝を果たしました。

 本年のレースはスタート時点では快晴でしたが、深夜から雨が降り始め、終盤では濃霧の影響でレースが一時中断するなど、激しいコンディション変化がありましたが、FALKENタイヤはドライ、ウエットグリップ性能や耐久性能など、総合性能の高さを発揮しました。その結果、スバルWRX STIは総合62位、SP3Tクラスで5度目となる優勝を果たしました。




ニュルブルクリンク24時間:912号車ポルシェが4号車メルセデスを下し逆転勝利

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、決勝レースの赤旗中断が現地時間14時に解除され、1時間30分の戦いが展開されたが、ここで逆転しトップに立ったマンタイ・レーシングの912号車ポルシェ911 GT3 R(リヒャルド・リエツ/パトリック・ピレ/フレデリック・マコウィッキ/ニック・タンディ)が優勝を飾った。

 深夜2時頃から雨が降り、いったんは小康状態だったものの、夜が明けた頃からふたたび雨が降りはじめたニュルブルクリンク24時間。レースは終盤を迎えていたが、11時59分、レース中断を告げるレッドフラッグが提示されていた。

しばらく霧は深いままで、13時頃にメインストレート上の霧こそ薄くなったものの、強い雨が降るなかリスタートが告げられた。13時45分、ふたたびグリッドに並べられたマシンがフォーメーションラップに出るが、コースは完全にヘビーウエット。そのなかで残り1時間30分の戦いが展開されていった。首位に立っていたメルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスと、2番手の912号車ポルシェは同一周回。3番手争いも4台が同一周回という展開だ。

 グランプリコース周辺が非常に霧が濃い状態だったが、中断時トップの4号車メルセデスを駆るアダム・クリストドロウは、ハイペースで同一周回の2番手だった912号車ポルシェを駆るマコウィッキとの差を広げようとするが、なかなか2台は差がつかない。また、007号車アストンマーチンとブラックファルコンの2台のメルセデスAMGの間でも、激しい表彰台圏内の争いが展開されていった。

 2台によるトップ争いは129周目の1コーナーで決した。ドッティンガー・ホーエからスリップストリームにつけたマコウィッキは、グランプリコースに入りふたたびスリップへ。1コーナーでアウトにマシンを振ると、ギリギリまでブレーキングを遅らせ、クロスラインでアウトからオーバーテイク! 2台は接触し姿勢を乱すが、わずかなカウンターステアで立て直したマコウィッキに対し、クリストドロウはハーフスピンを喫してしまった。
 あきらめないクリストドロウは猛プッシュでマコウィッキを追撃するが、その後ガードレールにヒットしてしまい、マコウィッキとの差は3秒にまで広がる。一時ふたたび差を詰めたものの、最後はジワジワとギャップが広がった。

 トップを守ったマコウィッキはそのままフィニッシュ! 現行型のポルシェ911 GT3 Rにとって最後のニュルブルクリンクで、ポルシェに嬉しい勝利をもたらした。また、マンタイ・レーシングの優勝は最多記録を更新する6回目となる。2位はブラックファルコンの4号車メルセデスAMGという結果となった。3位争いは、ブラックファルコンの2台のメルセデスと、007号車アストンマーチンの争いとなったが、5号車メルセデスがこれを制し、表彰台の両脇をメルセデス勢が固めている。

 SP-PROクラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLCは、明け方にグランプリコースで雨に起因するエンジントラブルに見舞われ大きく順位を落としたものの、しっかりと総合99位でフィニッシュ。目標を完遂し、喜びに沸いた。

 一方、SP3Tクラスに参戦するスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIは、序盤のトラブルを克服した後はウエットコンディションにも助けられ快調に周回していたものの、残り1時間ほどというところで、電気系のトラブルでストップ。しかし必死の作業でふたたびコースインし、総合62位/SP3Tクラス優勝という結果を残した。

 また、SP8クラスに参戦したNovel Racingの佐々木孝太/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー組42号車レクサスRC Fは小さなトラブルを抱えながら、ドライバーたちが好ペースで周回。総合45位/クラス2位、43号車レクサスIS F CCS-Rの東徹次郎/小山佳延/松井猛敏/佐々木孝太組も順調に走行を重ね総合46位/クラス3位と表彰圏内を獲得している。梅本淳一と奥村浩一が乗り込んだ125号車ルノー・クリオも、総合90位/クラス5位でフィニッシュした。



【ニュル24時間】トヨタGAZOOレーシング、SP-Proクラス1位・総合96位で完走

トヨタGAZOOレーシングは、5月10日から13日にドイツで開催された第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに「レクサス LC」で参戦、SP-Proクラス1位、総合96位で完走した。

トヨタは、ボデイの軽量化や高剛性化、ドライバー支援技術、エアロダイナミクス、燃費向上技術など、レクサス LCに将来市販車への採用を目指す先行開発技術を搭載。土屋武士選手をはじめ、若手の松井孝允選手、蒲生尚弥選手、中山雄一選手の4名でレースに挑んだ。

10日・11日に行われた予選の結果、レクサスLCは8分34秒591を記録し、総合32位で決勝を迎えた。出走台数147台となった決勝レースは、現地時間12日15時30分にスタートし、松井選手がスタートドライバーを担当。スタート直後の接触で車両へのダメージが心配されたが、緊急ピットインまでには至らず、ルーティーンのピットインで処置を実施。その後も、パワートレーン・ブレーキ・タイヤ・電気系等のトラブルが発生したが、そのたびにドライバー、メカニック、エンジニアが迅速かつ確実に対応し、クルマを再びコースに送り出した。

13日早朝6時30分以降は、大きなトラブルなく周回を重ねていき、徐々に順位をアップ。そして、15時30分にチェッカーフラッグが振られ、レクサスLCは総合96位、SP-Proクラス1位で無事完走を果たした。

GAZOOレーシングカンパニープレジデントの友山茂樹氏はレースを終え「ここニュルブルクリンクで得られた知見や、鍛えた技術は、GRブランドの各モデルに採用されていくばかりでなく、今後トヨタ自動車が投入する市販車の数々に、必ずや活かしていく。トヨタの”もっといいクルマづくり”と、それを支える”人づくり(人材育成)”に終わりはない。そのためにも、これからもニュルへの挑戦を続けていく」とコメントしている。

トヨタ、レクサスLCでニュル24時間耐久レース SP-Proクラス1位・総合96位で完走

■レクサスLCは総合96位、SP-Proクラス1位で無事完走

 TOYOTA GAZOO Racingは、2018年5月10日(木)から13日(日)にかけて、ドイツにあるニュルブルクリンクサーキットで開催された第46回ニュルブルクリンク24時間耐久レースにレクサスLC(56号車 : 土屋 武士/松井 孝允/蒲生 尚弥/中山 雄一)で参戦し、SP-Proクラス1位、総合96位で完走しました。

 10日(木)、11日(金)に行われた予選の結果、レクサスLCは8分34秒591を記録し、総合32位で決勝を迎えました。出走台数147台となった決勝レースは、現地時間12日(土)15時30分にスタートし、松井選手がスタートドライバーを担当しました。

 スタート直後に他車との接触があり、車両へのダメージが心配されましたが、緊急ピットインするまでには至らず、予定通りのピットインで処置を実施。その後も、パワートレイン、ブレーキ、タイヤ、電気系等のトラブルが発生しましたが、そのたびにドライバー、メカニック、エンジニアが迅速かつ確実に対応し、クルマを再びコースに送り出しました。

 13日(日)早朝6時30分以降は、大きなトラブルなく周回を重ねていき、徐々に順位を上げていきました。そして、15時30分にチェッカーフラッグが振られ、レクサスLCは、総合96位、SP-Proクラス1位で無事完走を果たしました。

 ニュルブルクリンク24時間耐久レース 2018を終えて、GAZOO Racing Company President 友山 茂樹氏は、「何度も予定外のピットインを強いられながら、何とか24時間を走り切りって完走できたことを感謝します。ドライバー、メカニック、エンジニア、サポートスタッフがそれぞれの役割を果たし、最後の最後まであきらめずにクルマを走らせようと努力した結果だと思います。 ここニュルブルクリンクで得られた知見や、鍛えた技術は、今後GRブランドの各モデルに採用されていくばかりでなく、今後トヨタ自動車が投入する市販車の数々に、必ずや活かしていきます。

 トヨタの『もっといいクルマづくり』と、それを支える『人づくり(人材育成)』に終わりはありません。そのためにも、これからもニュルへの挑戦を続けていきます」と語りました。

ニュル24H:TOYOTA GAZOO Racing、トラブル多発も「未来に繋がる」収穫

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、レース途中からの雨と霧のなか、長い戦いのチェッカーフラッグを迎えた。SP-PROクラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLCは、総合99位でフィニッシュしたが、順位以上に得るものは大きかったようだ。

「もっといいクルマを作る」。「クルマを鍛える」。

トヨタ自動車の豊田章男社長が常に口にするこの言葉は、豊田社長自らがドライバー”モリゾウ”として、2007年にスタートさせたニュルブルクリンク24時間への挑戦のなかで生まれてきた言葉。今季、4人のドライバーたちとともにニュルへ挑んだレクサスLCは、今後のトヨタ/レクサスのクルマ作りに繋がる新技術が盛り込まれたマシンだ。

 挑戦するクラスは、SP-PRO。1台だけのクラスで、完走すればクラス優勝だ。ただ、これは目的ではない。過酷なニュルでLCを鍛え上げ、新たな技術の蓄積を持ち帰る。そして、トヨタの若手メカニックを育て上げることが目的なのだ。

 迎えたレースウイーク、TOYOTA GAZOO Racingの戦いは順調そのものだった。国内テストで仕上げたレクサスLCは、VLN等の参戦を通じ今回の“本番”に挑んでいたが、予選まではトラブルフリーでセッティングも決まっていた。しかしレースでは一変。さまざまなアクシデントが襲いかかることになる。
■襲いかかるトラブルも、異変に素早い対応
 もともとLCはGT3カーとGT4カーの中間くらいのスピードをもつクルマだったが、松井孝允がステアリングを握ったスタート直後、GT4カーと競り合いながら周回を重ねる。しかし、そのなかでエキゾーストを破損。さらに蒲生尚弥に交代した後、ブレーキにトラブルを抱えてしまう。蒲生はすぐにトラブルに気付き、長いノルドシュライフェに入る前にピットにマシンを戻すことができた。

 さらに、今度は3速を失うミッショントラブルで2時間ほどの作業を要してしまう。このときドライブしていたのは松井だが、その前にドライブしていた中山雄一から伝え聞いていた違和感をもとに、すぐにピットへ戻すことができたのだという。

「すごく良い経験をさせてもらいました。その一言に尽きますね」と松井は言う。

「スタートの混乱もありましたが、メカニックの方にクルマを直していただいたり、大事に至る前にトラブルに気付いてミッション交換ができました。蒲生選手も北コースに入る前にブレーキの異変に気付いたりしたので、みんなが異変に早く気付いたことで、チェッカーを受けられたのだと思います」

 夜に入ってからは、今度は雨が降り出す。このレクサスLCにとって、これまでウエットレースの経験はない。ドライバーのスケジュールを決めていた土屋武士は、リスクを避けるため初めてのニュルとなる中山に、夜の雨を回避させた。

 さらに、今度は雨が予想外のトラブルを生じさせる。「雨でエアクリーナーが水を吸い、それがエアロセンサーを壊してしまった。濡れたことで慣性で吸われてしまったみたい。今まで水しぶきがあるウエットを走ったことがなかったから」」と土屋。

 ただ、こちらも無事に交換し、それ以降はトラブルなくフィニッシュへ。レース後、チェッカーを受けた喜びに沸くテントには、このマシンに携わったチームメンバー、そして関連企業のスタッフと、驚くほどの人数が集まっていた。改めてこのクルマは、将来の市販車に向けた“実験車”なのだと感じさせた。

 レース後、初めてのニュルブルクリンク24時間参戦となった中山雄一に感想を聞くと、「ドライバーとして、走るのはすごく大変でした。クルマもトラブルが多かったですが、大変な思いをしたことが良かったと思います。みんながクルマを直してくれて、明け方からはノントラブルでしたし、ここで頑張らせてもらえたことが嬉しかったです」と貴重な経験を積むことができたようだ。

 また、蒲生は「疲れました(笑)。僕が乗っているときにいろいろトラブルもありましたし、僕たちのクルマにとっては天候も合っていなかったです。でも、本当に無事にフィニッシュすることができて良かったです」とホッとした表情をみせている。
■トヨタのクルマづくりに繋がる経験に
 そして、4人のドライバーのまとめ役として、またクルマ作りを担う立場として参戦した土屋は、こう今年のレースを総括してくれた。

「ありとあらゆるトラブルが出た。でもそれには必ず原因があるので、それを追求して解決するという意味では、いろんなことが起きて良かったです。それに雨を初めて走れて素性も見れた」と土屋。

「レースという部分では、もちろん応援してくれる人の期待はできるだけ上位で……というのはあったと思うし、ノントラブルで集中して、どこまでいけるかも楽しみだったので、そこに対しては残念な気持ちはもちろんある」

「でもいちばんのプライオリティは、人を鍛え、クルマを鍛え成長するプロジェクト。スーパーGTでも言っているとおり、人は失敗や悔しいものから得るものの方が圧倒的に大きいですから」

「そういう意味で、言い方は難しいけど『楽しかったな』と思います。このレクサスLCの1年目としては最高のシチュエーションだった。1年目のスタッフも4人いるし、サーキットが初めてというスタッフもいる。これは絶対に未来に繋がるし、いろんな経験ができたのではないでしょうか」

「あとは個人的な部分で言えば、“引退”した僕にまたこんな素晴らしい経験をさせてもらえるなんて、本当にありがとうございますという気持ちですね。クルマ作りができる、ニュルを走れるなんてそうそうない経験ですから」

 レース後、GRカンパニーの友山茂樹プレジデントは、「ここニュルブルクリンクで得られた知見や、鍛えた技術は、GRブランドの各モデルに採用されていくばかりでなく、今後トヨタ自動車が投入する市販車の数々に、必ずや活かしていきます」と語った。

「トヨタの『もっといいクルマづくり』と、それを支える『人づくり』に終わりはありません。そのためにも、これからもニュルへの挑戦を続けていきます」

 激しいトップ争いを展開したドイツ車の戦いの一方で、別のスタンスの戦いを展開したTOYOTA GAZOO Racing。その挑戦は、これからも続いていきそうだ。


【ニュル24時間】アウディ、5度目の総合優勝はならず

ドイツで決勝レースが開催されたニュルブルクリンク24時間耐久レース。アウディスポーツのカスタマーレーシング勢は、5回目の総合優勝を果たすことはできなかった。アウディ勢最高位はアウディスポーツ・チームランド(SP9クラス)の総合6位だった。

アウディスポーツのカスタマーレーシングチームのひとつ、アウディスポーツ・チームランドは、今年のニュルブルクリンクにおいて、日曜日朝まで表彰台をかけて戦っていた。前回優勝したアウディドライバーの1人、ケルビン・ファン・デル・リンデ選手が、アストンマーティンとスリリングな3番手争いを展開していた。

しかし、インターミディエイトタイヤで走行していたリンデ選手は、高速S字区間のホーエアハトでガードレールに接触。修理のため3周分のタイムロスを余儀なくされた。最終的にリンデ選手は、弟のシェルドン、クリストファー・ミース、ルネ・ラストの各選手とともに、総合6位、クラス5位で完走を果たしている。

アウディ「R8 LMS」は、ニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいて、過去に4回総合優勝を果たし、高い能力を示してきた。アウディは、3つの異なるクラスで優勝を目指して準備しレースに臨んだ。今回の結果は残念、としている。



【ニュル24時間】総合優勝はポルシェ911GT3 R、スバルはクラス優勝…ラスト1時間の大波乱

2018年ニュルブルクリンク24時間レース、総合優勝は912号車ポルシェ911GT3 R。2位の4号車メルセデスAMG GT3とは、終始トップ争いを続け終盤のゴール1時間ほど前にテールトゥノーズのホームストレートから第1コーナーのバトルの末、ポルシェがメルセデスを抜き去りトップ交代。そのまま逃げ切った。

今回のレースは夜半から降り出した雨がほとんど降りやまず、夜が明けてからもウェット路面のコンディション。多くの車がペースが上がらない中、トップ2台は異次元の走りを繰り返す。リードは終始メルセデスがとっていたものの、ポルシェもくらいつく形で、ルーチンのピットごとに順位が入れ替わるくらいの一進一退が続いてた。

ポルシェは、スタート直後のパンクと昼間にレッドコーションによる速度制限違反のペナルティによって、一時は4分程度もメルセデスに引き離されたが、雨の中奇跡の激走を見せ、メルセデスのテールを捉えるまでになった。ゴールまで残り1時間となったとき、ホームストレートで912号車が勝負をかけ、第1コーナーで外から4号車にかぶせてきた。4号車も譲らず続くS字で前にでようとするが、912号車と軽く接触しハーフスピンを喫してしまう。その後、4号車の必死の追い上げを振り切り、912号車が24時間レースを制した。

注目のスバルは、前日序盤のオイル漏れトラブルのあとは極めて順調に周回を重ねていた。AWDの90号車、スバル WRX STI NBRにとって雨をむしろ味方につけ、SP7やSP8クラスに匹敵するタイムで総合50位前後、SP8で走行するレクサスRCFより上位についたほどだ。このまま走り切ればクラス優勝は安泰と思われたが、今年もニュルの魔物はスバルの楽勝を許さなかった。

SP9クラスのトップが入れ替わった直後、山内選手がドライブする90号車が突然スローダウン。その前にエンジン回転数がばらつくなど不調が出始めていたようで、最後はピットに戻る途中で停止してしまう。なんとかピットまでたどり着くと、ここでもメカニックが落ち着いた作業を見せて(おそらくコンピュータ交換)、残り22分でコース復帰を果たし、なんとか完走。総合62位、SP3Tクラス優勝を果たした。

SP-PROクラスにエントリーしていたレクサスLC(トヨタGAZOOレーシング)は、総合98位で完走。トヨタは、新しいLCでのニュルブルクリンクを特別公認クラスで持ち込んだ。何度かのトラブルを喫したものの、来年に向けたデータと経験を得た。

日本人ドライバーが参加する42号車レクサス RC Fは総合45位、43号車レクサス IS F CCRが総合46位。SP8クラスの3位と4位だった。




アウディ 2018年ニュルブルクリンク24時間 レースレポート

アウディ、ニュルブルクリンク24時間レースで6位フィニッシュ

◆アウディスポーツ・チーム・ランドが6位でフィニッシュ
◆46回目となる世界有数のレースは厳しいコンディションの中で開催
◆ボン・モータースポーツがTCRクラスで表彰台を獲得

2018年5月13日 ニュルブルク/ノイブルク アン デア ドナウ(ドイツ):今回で第46回を迎えた世界有数の耐久レース、ニュルブルクリンク24時間レースがドイツのアイフェルで開催されました。濃霧と雨による最悪のコンディションのなか、アウディスポーツ・カスタマーレーシングは、ディフェンディングチャンピオンとしてこのレースを迎えましたが、5回目の総合優勝を果たすことはできませんでした。
 
 最終的には、ケルビン・バン・デル・リンデ/シェルドン・バン・デル・リンデ/クリストファー・ミース/レネ・ラスト組が、アウディ勢最高となる総合6位でチェッカーを受けました。決勝レースは、悪天候のため、終了まで残り3時間30分の時点で、1時間以上にわたって赤旗中断となる波乱の展開となりました。

 アウディスポーツ・カスタマーレーシング責任者のクリス・ラインケは、次のようにコメントしています。「今年のレースで、Audi Sportカスタマーレーシングは10周年を迎えますが、多くのモータースポーツファンの皆さまの期待に応えることはできませんでした」
 
「私たちのカスタマーチームとドライバーは、3つの異なるクラスで優勝を目指して懸命に準備し、レースに臨みました。そのため、今回の結果は残念でなりません。今年は、途中でレースが中断されるほど、厳しいコンディションのなかで開催されました」

 アウディR8 LMSは、この有名な耐久レースで、これまで過去に4回も総合優勝を果たし、非常に高い能力を示しています。2018年の耐久レースシーズンは2月にオーストラリアで開幕し、アウディは初戦のバサースト12時間レースで見事に優勝を飾っています。次の大会は、6月に開催されるスパ24時間レースです。

 アウディスポーツ・チーム・ランドは、今年のニュルブルクリンクで、日曜日の朝まで表彰台をかけて戦っていました。昨年優勝したアウディドライバーの1人であるケルビン・バン・デル・リンデが、天候の悪化によりポジションを落とすまで、アストンマーチン・V12バンテージGT3とスリリングな3番手争いを展開していました。
 しかし、インターミディエイトタイヤで走行していたリンデは、高速S字区間のホーエアハトでガードレールに接触し、修理のため3周分のタイムロスを余儀なくされます。最終的にリンデは、ミース、ラスト、兄弟のシェルドンとともに、6位でフィニッシュしました。
 
 その後ろには、アウディスポーツ・チーム・フェニックスのクリストファー・ハーゼ/ニコ・ミューラー/フランク・スティプラー/フレデリック・ベルビッシュ組も続きました。ニュルブルクリンク24時間レースに初参戦したアウディスポーツ・チームBWTのクリストファー・ハーゼ/ニコ・ミューラー/マルクス・ヴィンケルホック/マイク・ロッケンフェラー組は、総合12位でチェッカーを受けました。
 
 チームBWT・ミュッケ・モータースポーツのマルセル・フェスラー/クリスター・ジョンズ/ピエール・カッファー/ステファン・ミュッケ組は総合14位でした。
 
 耐久レースのエキスパートチーム、カーコレクション・モータースポーツも、悪天候による影響を受けました。エイドリアン・デ・リーナー/サイモン・トルーマー/クリストファー・フリードリッヒ/ピエール・カッファー組は、総合20位でレースを終了しました。同じチームから参戦した、ステファン・アウスト/クリスチャン・ボールラース/ロニー・ザウレンマン/ピーター・シュミット組は56位でした。2015年に優勝したアウディスポーツ・チームWRTは、アクシデントによりリタイアとなりました。

 アウディスポーツのカスタマーチームは、各クラスで素晴らしいパフォーマンスを展開しましたが、期待した結果を出すことはできませんでした。アウディR8 LMS GT4でSP8クラスに参戦したチーム・フェニックス・レーシングは、レース開始から10時間経過時点までトップを走行していました。
 
 しかし、11時間経過時点に、4人の才能ある若手ドライバーで構成されたミラノ・ドンテ/シャオル・フゥ/マックス・ホーファー/ニコライ・モラー・マドセン組は、パワートレインのトラブルによりリタイアとなりました。激しいバトルが展開されたTCRクラスでは、アウディRS 3 LMSで参戦したチーム・プロスポーツ・パフォーマンスGmbHが、6時間経過時点までクラスをリードしていました。
 
 熟練ドライバーのクリストファー・ブロイアー/ユルゲン・ネット/マルクス・オエストリッヒ/ケネス・ベスヴォルド組は、15時間経過時点までトップの座をキープし、18時間経過時点までは2番手を走行していましたが、マシントラブルによりリタイアとなりました。一方、昨年同様、ボン・モータースポーツが表彰台を獲得しました。ドイツのミュンスターを拠点とし、アウディRS3 LMSで参戦したこのチームは、ヘルマン・ボック/マックス・パートル/ライナー・パートル/フェルカー・ペエプマイヤー組が3位でフィニッシュしています。


ニュル24時間レースにダブルエントリーしている佐々木孝太選手に聞く

今年はRING RACING with NOVELチームの2台でニュルブルクリンク24時間レース・SP3クラスにダブルエントリーをしている佐々木孝太選手。スバル/STIチーム時代を含め、豊富なニュルブルクリンクの経験を買われ、まさに大車輪の活躍だ。
 残り4時間となったところでドライバー交代を終えた佐々木選手に話を伺った。

--今年のニュルですが、ずっと乗っていませんか?
佐々木:
ほんとですよね。すでに6、7、8スティント(10時間くらい)乗ってるかな?
42号車のRCFは、ファーンバッハー兄弟と吉本大樹選手と自分のチームで上を狙っていく体制なんだけど、ファーンバッハー兄弟の体調が悪くなってしまって、乗車回数が増えたんですよ。
43号車のCCS-Rは、日本人チームのヘルプということでエントリーしたのですが、コースがかなりヘビーコンディションになってしまい、まだ経験が多くなこちらの乗車回数も増えました。

--雨の様子はいかがでしたか?

佐々木:
走る周によってまったくコンディションが違うので、かなり大変でした。クルマも2台の性能とかタイヤの太さも違ったり、合わせていくのは大変でしたね。ちょっと疲れました。

--途中、カルロ選手が乗るWRX/STIが近くにいたことは知っていましたか?

佐々木:
本当ですか!? 全く知らなかったです。順位も近かったんですか? 一つ後ろ? いやぁ、知らなかったです。でも、こういうコンディションはスバルにとってはいいですよね。

--かなり迫ってきていましたね。

佐々木:速かったでしょ? まあ、それはともかく、こんなおじさんドライバーにこれだけのスティントを任せてもらえるのはありがたいことですよ。残りも頑張りますよ!

  ★  ★  ★
若干お疲れの表情だった佐々木孝太選手。
残りのスティントも頑張ってほしいと思います!

(F WATANABE)


「ニュルブルクリンク24時間レース2018」残り6時間。序盤苦戦のWRX STIがジャンプアップ、 GRはメカニックが驚異の粘りを見せる!

Gazoo Racingは、序盤からトラブルの連鎖が続き、メカニックの頑張りが目立つ2018年のニュルとなっています。
 マフラーの破損、ブレーキホースの破損、トランスミッションの交換、ECUの交換、パンク、エアインテーク系のトラブルで、1時間以上のピット作業が次々と続いています。
 ルーティングのピット作業やそれに伴うタイヤなどの準備作業もあり、休む間のない18時間だったのではないでしょうか。
 残りの時間、無事にレクサスLCが無事に走ってくれることを心から願っています。

 スバル/STIチームは、こちらも序盤からパワーステアリングの油圧ホースが抜けるというトラブルが再び発生し、その修復のために大きくタイムロス。一時は141位まで順位を落としました。
 しかし、午前3時ごろに山内選手から井口選手への流れのなかでトップを奪取。
 残り6時間という段階で、総合55位近辺を走行中です。
 SP3Tクラスの他車は、トラブルやペースの遅さなどもあり直接のライバルと見るのは無理があるというのが正直なところ。あと6時間で、総合順位でどのあたりまで上げていくのか。ぬれた路面の中で、AWDの力をどれだけ発揮できるのかといったことに注目したいと思います。

また、NOVELチームはダブルエントリーしている佐々木孝太選手の活躍もあり、43号車のISF CCS-RがSP8クラス3位・総合50位、42号車のRCFがSP8クラス4位・総合54位を走行中。終盤の粘りでダブル表彰台に期待したいと思います。

 残り1/4となった2018年のニュルブルクリンク24時間レース。
 最後まで応援よろしくお願いします!

(F WATANABE)

ニュルブルクリンク24時間は残り3時間半を残し霧のため赤旗中断に

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月14日、レース終了まで残り3時間30分というところで、濃霧のため赤旗中断となった。現段階でトップはメルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3となっている。

 深夜2時頃から雨が降りはじめ、ウエットコンディションに転じた2018年のニュルブルクリンク24時間。レースは序盤快走していたマンタイ・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 Rがクラッシュしたことから、メルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3とマンタイの912号車ポルシェの戦いに変化していった。

コース全域を濡らした雨は、深夜4時頃には小康状態に。すっかり空が明るくなってからは路面は少しずつ乾いていったが、10時前にはふたたびポツポツと雨が降り出してしまう。そんななか、7時前に912号車はハッツェンバッハでラップダウンの車両をかわそうとした際に、接触しスピン。この修復を強いられたほか、3分ものタイムペナルティが課されてしまうことに。また、トップの2台を追っていたアウディスポーツ・チーム・ランドの1号車アウディR8 LMSが左リヤタイヤのバーストに見舞われ遅れてしまう。

11時30分、912号車ポルシェはタイムペナルティを消化し、トップは4号車メルセデスに。2番手に912号車マンタイ、そして3番手にはアストンマーチン・レーシングの007号車V12バンテージGT3が続く展開となっていった。さらに5号車、6号車とブラックファルコンのメルセデスAMGが続く展開となった。

終盤に向けて戦いが展開されていったレースは11時前後から、少しずつ霧が出はじめてしまう。霧は少しずつ深さを増してしまい、11時59分、レース中断を告げるレッドフラッグが提示されてしまった。

 SP-PROクラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLCは、明け方にグランプリコースでエンジントラブルに見舞われ、その修復に1時間半ほどを要してしまうことに。コースには復帰したものの、赤旗時には総合102番手となっている。

一方、SP3Tクラスに参戦するスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIは、序盤のトラブルを克服した後は快調に周回。ウエットコンディションのなかでAWDのパフォーマンスを発揮し、総合50番手までポジションを回復した。

SP8クラスに参戦するNovel Racingの佐々木孝太/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー組42号車レクサスRC Fはライト等にもトラブルを抱えながら、総合51番手/クラス4番手、43号車レクサスIS F CCS-Rの東徹次郎/小山佳延/松井猛敏/佐々木孝太組は順調に走行を重ね総合48番手/クラス3番手につけている。

 現在雨も降り続いており、再開の目途は立っていない。


【ニュル24時間】バラエティに富んだ参加車両もレースの醍醐味

「世界最大の草レース」ともいわれるニュルブルクリンク24時間耐久レース。現在はワークスチームが最新マシンを持ち込んで総合トップ争いをするが、もともとはアマチュアレーサーが多く参加するローカルレースだったからだ。いまでも一般の参加者に対して広く門が開かれている。
参加車両の多さもこのレースの特徴で、今年の決勝出走車両はなんと147台。約25kmととんでもなく長いコースで戦うニュル24時間レースだからこなせるが、通常のサーキットでは考えられない(コース内で大渋滞が起きてしまう)台数である。
総合トップを争うのは例年ポルシェ911やメルセデスAMG GT、アウディRS、そしてBMW M6などのSP9クラス(FIA GT3車両)の最新ハイパワーマシン。いっぽうで、147台もの車両があれば珍しいクルマや少数派もあり、それらの走りを見るのもニュル24耐の醍醐味だ。
総合上位を目指すランボルギーニ『ウラカン』やKTM『X-BOW』などに交じり、トヨタ『カローラ』、そして年季の入ったオペル『マンタ』などもありとにかく見ていて飽きない。いずれにせよ、カローラや古いマンタが最新のハイパワーレースマシンに交じって走るのだから凄いレースだ。


【ニュル24時間】雨中の激走! トップ争いはAMGとポルシェ、スバルはクラス1位復帰

ニュルブルクリンク24時間レースはスタートからちょうど12時間を迎えたところ。予報通りナイトセクションで雨が降り出し、レースも荒れ模様だ。現地は気温16度。ウェット路面。

総合1位は、それまで順調に走っていた911号車のポルシェ911 GT3-Rが脱落し、変わって4号車AMGメルセデスGT3がトップを走行。2位は912号車(ポルシェ911 GT3-R)が同一周回で追っている。3位は47号車(AMGメルセデスGT3)が1周遅れで走行中。予選で強さを見せたポルシェだが、リソースを912号車に集中して、安定した走りを見せるメルセデスを追い上げる。

なお総合4位は7号車、アストンマーティン バンテージGT3(SP9-LGクラス)が同一周回で47号車を追っている。

日本車勢では、総合60位に43号車のレクサスISF CCS-R、67位に42号車レクサスRCFが入っている。それぞれSP8クラスの3位と5位だ。

GAZOOレーシングの56号車、レクサスLCは、序盤のブレーキトラブルによる緊急ピットインと、2度目の緊急ピットインに手間取り総合115位と苦しい展開だ。56号車は予選ではトップ30位が見えているタイムだっただけに、残り後半での盛り上げに期待したい。

90号車、スバル WRX STIも、序盤にパワステオイルの漏れが発生し、ピットでは白煙を上げるほどだったが、メカニックの必死の作業により約50分ほどでコース復帰した。このピット作業でSP3Tクラスの最下位まで転落したが、ラップタイムではクラストップであるため、確実に上位2台(オペルアストラ、ゴルフ7 TCR)を追い上げ、現在総合71位、クラストップを走行中。AWDのスバルは、雨で他車がペースを落とす中、SP8クラスにも劣らないラップタイムで序盤のロスを取り戻した。

レースは折り返し。これからの天候もレース展開も予断を許さない状態だ。



ニュルブルクリンク24時間:12時間経過もレースは雨に。ポルシェ勢は首位陥落

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、スタートから折り返しとなる12時間を経過した。11時間あたりからサーキットには雨が降り出しており、ウエットコンディションのなか波乱の展開となり、メルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3がトップに浮上した。

 多くのファンが詰めかけ、現地時間15時30分にスタートが切られたニュルブルクリンク24時間。序盤からレースをリードしたのは、ポールポジションからスタートしたマンタイ・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 R。盤石の走りを披露し、トップを快走していった。

これにメルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデス、そして911号車の僚友である912号車ポルシェがジワジワとポジションアップし続いていく展開に。マンタイ・レーシングとブラックファルコンという、ニュルブルクリンクの主役たちがトップ争いを繰り広げていった。

 ところが、すっかり暗くなった午前1時30分過ぎというところで、ロマン・デュマがドライブしていた911号車ポルシェはノルドシュライフェを走行中にコースサイドの砂に乗ってスピン。ガードレールに激しくヒットしてしまった。

 これでトップ争いは、マンタイ・レーシングの僚友912号車ポルシェと、メルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3が争う展開に。これにメルセデスAMGチーム・マンフィルターの47号車メルセデス、前年勝者のアウディスポーツ・チーム・ランドの1号車アウディR8 LMS、アストンマーチン・レーシングの007号車V12バンテージGT3らが続く展開となる。

 また、アウディスポーツ・チーム・フェニックスの3号車アウディ、ローヴェ・レーシングの98号車BMW M6 GT3といったところも10時間過ぎあたりまでは同一周回で続き、ドイツ車のGT3カーを中心とした優勝争いはまだまだ激しさを増しそうだったが、その状況を一変させるかのように、今度は深夜のニュルブルクリンクに雷が鳴り始め、深夜2時を過ぎたあたりからサーキットには強い雨が降りはじめた。

 この雨によってペースが鈍ったのが912号車ポルシェ。リヒャルド・リエツのドライブ中に、マヌエル・メツガーがドライブした4号車メルセデスAMGが急激にギャップを詰めていく。75周目、いよいよテール・トゥ・ノーズとなると、77周目にメツガーがリエツをオーバーテイク。これで4号車メルセデスAMGがトップに浮上した。

 一方、日本メーカーの2車は序盤アクシデントに見舞われた。SP-PROクラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLCは、序盤のブレーキトラブルに加え、接触によるエキゾーストの修復も実施。また、3速を失いミッション交換を実施。2時間ほどのストップを喫し、大きく総合順位を落としてしまったが、コースに復帰している。

 また、SP3Tクラスに参戦するスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIは、序盤のパワーステアリングのオイルパイプのトラブルの後は走行を重ねていたものの、排気音量制限に引っかかってしまうというトラブルでふたたびガレージイン。ただ、こちらは5分のタイムロスでふたたびコースに戻っており、SP3Tクラス首位を奪還している。ウエットに転じたことによってAWDのWRX STIは周囲と比べるとペースも速く、順位も取り戻しそうだ。

 一方、SP8クラスに参戦するNovel Racingの佐々木孝太/吉本大樹/ドミニク・ファーンバッハー/マリオ・ファーンバッハー組42号車レクサスRC F、43号車レクサスIS F CCS-Rの東徹次郎/小山佳延/松井猛敏/佐々木孝太組はクラス表彰台圏内を争いながら走行中。42号車はガレージインする時間があったため、現在は43号車が先行している。

 ウエットコンディションに転じたことで、まだまだアクシデントも多発しそうなニュルブルクリンク24時間。レースはまだ折り返しだ。



ニュルブルクリンク24時間スタート! 序盤からドイツ勢の激しい戦いが展開

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月12日、現地時間15時30分に長い決勝レースの火ぶたが切られた。序盤から上位を占めるドイツ車のGT3カーによる激しい戦いが展開される一方、日本メーカーの2台はトラブルも起きている。
 GT3カーをトップカテゴリーに、多種多様なマシンが集い難攻不落のニュルブルクリンクを舞台に争われるニュルブルクリンク24時間レース。今季も20万人に迫るのではないかという非常に多くのファンがヨーロッパ中から集まり、大歓声のなか15時30分のスタートのときを迎えた。
序盤からリードを奪ったのは、ポールポジションからスタートしたマンタイ・レーシングの911号車ポルシェ911 GT3 R(ケビン・エストーレ/ロマン・デュマ/バンスール/アール・バンバー組)。2~3周を過ぎる頃には早くもラップダウンが生まれはじめ、またピットインするチームも出はじめたことから、GT3勢の順位は混沌としていく。
 そんななか、クラッシュやトラブルによりピットインするチームも多く出はじめ、そのなかには日本からSP-PROクラスに参戦するTOYOTA GAZOO Racingの土屋武士/松井孝充/中山雄一/蒲生尚弥組56号車レクサスLC、SP3Tクラスに参戦するスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIも含まれてしまう。
 56号車レクサスLCは、序盤こそGT4カーたちと競り合っていたものの、開始から1時間を過ぎた頃にはブレーキにトラブルを抱え緊急ピットイン。ただ、こちらはパーツ交換をすれば修復できるもののようだ。また、スバルはパワーステアリング系のトラブルで、こちらも修復が行われた。2台ともに完走を目指し、ふたたびコースインできそう。
 現在ニュルブルクリンクは少しずつ陽が傾きはじめており、しばらくはドライのまま走行が続きそうだ。ただ、レース後半である5月13日の早朝から雨の予報も出ており、まだまだ予断を許さない展開になりそうだ。


【ニュル24時間】決勝スタート!…予選タイムはクラストップのスバル、雪辱なるか

5月12日午後3時30分(現地時間)、2018年の「ニュルブルクリンク 24時間レース」がスタートした。天候はおおむね良好。気温は19度との予報だが、夜半や明日は雨の予想もあり今年も波乱が予想される。

注目の日本勢はSP-PROクラスに出場するレクサス「LC」(56号車:トヨタGAZOOレーシング)とSP3Tクラスのスバル「WRX STI NBRチャレンジ」(90号車:スバルテクニカルインターナショナル)の2台。

トヨタは昨年、レクサス「RC」(SP3T)で惜しくもアウディ「TT」(LMSエンジニアリング)と4分差でクラス優勝を逃している。今年は車両をレクサスLCに変え、SP-PROクラスでの参戦となる。SP-PROクラスは試作車や既存カテゴリに分類できない車両のための特別公認クラスであり、出場車両も今年は56号車のレクサスLCのみ。したがって、目標は完走したうえで総合順位をどこまで上げることができるかだ。ちなみに、予選タイムは8分49秒591で総合34位となっている。決勝レースのスターティングドライバーは松井孝充選手。

昨年は無念のリタイアに終わったスバルは、WRX STI NBRの2018年バ―ジョンで、クラス優勝を目指す。今年のSP3Tクラスは4台のみのエントリー。昨年クラス優勝のLMSエンジニアリングは参加していないため、スバルはクラス優勝候補の筆頭だ。昨年3位入賞しているMSC SinzigのアウディTTの存在も気になるところだが、予選のトラブルでスタートしていない。トヨタ同様に、目指すは総合順位で一つでも上を狙いたいところだ。

90号車の予選タイムは9分7秒581で、クラス1位。総合で51位のポジションからのスタート。カルロ・ヴァンダム選手が1番手のドライバーを務めている。

他にもSP8クラスの42号車(レクサス「RFC」)と43号車(レクサス「ISF CCS-R」)に、日本人ドライバーがエントリーしている。SP9(FIA-GT3)に次ぐカテゴリでこちらも激戦が予想される。

Posted at 2018/05/15 22:44:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記
2018年05月15日 イイね!

レースは何があるかわからない…最終的にクラス優勝したから今回は良かったけどね

レースは何があるかわからない…最終的にクラス優勝したから今回は良かったけどねニュル24H:スバルWRX STIがクラス優勝飾る「本当によかったです」

第46回ADACチューリッヒ24時間レース(ニュルブルクリンク24時間レース)は5月13日、決勝レースのゴールを迎えたが、SP3Tクラスに参戦したスバル/STIのカルロ・バンダム/ティム・シュリック/山内英輝/井口卓人組90号車スバルWRX STIは、総合62位/SP3Tクラス優勝という結果を残した。

 2008年からWRX STIで、ニュルブルクリンクを舞台に飽くなき挑戦を続けるスバル/STI。今季はスーパーGTでもスバルを駆り、ニュルの経験も豊富な井口卓人が加わり、パフォーマンスを上げたWRX STIでニュルに挑んだ。

ただ、予選からWRX STIにはステアリングまわりのトラブルが相次ぐ。走行初日、2日目と別々のトラブルが出たが、メカニックたちの奮闘もあり修復。12日の決勝レースに挑んだが、レース序盤、ふたたびトラブルが出てしまう。原因は、パワステのオイルライン。SP3Tクラス首位から、早くも3周もの差をつけられてしまった。

 さらに、その後コースで計測されている排気音量の規制に引っかかっているとして、マフラー交換のためにピットイン。ただ作業も短時間で、その後はトラブルもなくWRX STIは快調に周回を重ねていく。

 みるみるうちに順位を回復したWRX STIは、レースが半分過ぎようかというところで首位を奪回。さらに、夜には雨が降りはじめた。雨といえばスバル自慢のAWDが本領を発揮する。ただドライブしていた井口、山内英輝に聞くと「雨はけっこうキツかったです(山内)」、「みんなそうだったと思いますけど、気温も低かったですし、タイヤもなかなか発動しなかったです(井口)」と決してイージーではなかったようだ。

 迎えた終盤には、霧による赤旗中断もあったが、その後も順調に走行していたWRX STI。しかし、残り1時間になろうかというところで、なんとグランプリコースのショートカットでストップしてしまった。原因はエンジントラブルだが、辰巳英治総監督によれば「まだはっきりしませんが、電気系みたいですね。雨がずっと降っていましたが、それから来ているのではないかと今は想像しています」という。
 とはいえ、なんとかピットに戻されたマシンは無事に修復されチェッカー! クラス順位も落とすことなく、見事目標でもあったクラス優勝を飾った。レース後、山内は「良かったです。いろいろありすぎて、喜んで良いのか良くなかったのか分かりませんでしたが、レース後のピットの雰囲気見て、喜んで良いのかなと思いました(笑)」と笑顔をみせた。

「最初の1時間と最後の1時間でいろいろありすぎて。途中は順調だったんですけどね」

 また、井口も「チェッカーを受けないとクラス優勝もなかったので、チームの『絶対にクルマをコースに戻す!』という思いがクラス優勝に繋がったと思います」とスバルでの初のニュル挑戦の結果に、ホッとした表情をみせている。

 こうして結果を残すことができたスバル/STIだが、予選日、そして決勝と細かなトラブルが起きたのも事実だ。辰巳総監督は「今年は『アマチュアだな』と思いましたね」と自戒をこめてレースを総括してくれた。

「僕たちは素人かもしれないけど、信念を通せばプロにも勝てると思うんです。でも、やっぱり落とし穴がすごくいろいろなところにあって、それを見抜けなかった。普通に走っているときは本当に速かったんですけど、世の中そんなに甘くない……ということをこの歳になって思い知らされましたね」

 とは言え、結果を残すことがレースでは最も重要なこと。スバルWRX STIの挑戦は、特に昨年悔しい思いをしているだけに、今季は“成功”と言ってもいいのではないだろうか。


【ニュル24時間】「神はどうしてこんなに試練を与えるのか?」STI 辰己総監督…困難乗り越えクラス1位に

13日の現地時間15時30分。ニュルブルクリンクの熱い戦いが終わった。総合で勝利を収めたのはポルシェ911 GT3 R。最終局面までメルセデスベンツ AMG GT3と白熱のバトルを繰り広げて勝ち取った栄光だった。

日本勢では、STIからエントリーしたSUBARU WRX STIが総合62位でSP3Tクラスのチャンピオンを獲得。レース序盤とゴール前のアクシデントで合計1時間半ものピット作業をおこなう厳しい戦いとなった。

「どうして神はこんなに試練を与えるのでしょうかね。世の中そんなにうまくはいかない。そのいい例となる闘いでした。決してなめてかかっているわけではありませんが、進化の過程では失敗があることを改めて感じました」とチームを率いたSTIの辰己英治総監督。

レース終了1時間前に発生したアクシデントの修理は、まさに時間との戦いだった。

「トラブルの原因は電気系ですね。まだはっきりとはわからないのですが、怪しいと思われる部品を取り換えたらエンジンがかかりました。

本当はGT3勢の中にもっと入りたかったですね。これまで調子がいいときは総合20番手くらいに入れていたので狙っていたのですが、序盤の(パワーステアリングの)トラブルが悔やまれます。あそこで1時間止まり、6周近く遅れてしまったのが痛かった」。



【ニュル24時間】トラブルの原因は雨?「我々は油断をしてしまった」STI 平川社長

2018年のニュルブルクリンク24時間耐久レースにおいてSUBARU WRX STIで戦うSTIチームは一周約25kmのサーキットを112周。レース終了1時間前に車両が停止してピットでの緊急作業をおこなったものの、そこまで稼いだリードに助けられてSP3Tクラスの優勝を獲得した。

STIの平川良夫社長はレースを振り返って以下のように語った。

「最初の1時間と最後の1時間に(ピット作業を伴う)トラブルがあったので、走った時間は約22時間でした。その22時間のなかで24時間分の走りをしてくれたドライバーとそれを支えたチーム員に感謝したい。

最初のトラブルによるピット作業で1時間ほど遅れて大きく順位を落としました。しかし、夜から降り出した雨の中でクラストップの車両を追い上げ、追い抜いた後に稼いだマージンのおかげで最後は救われました。

終盤に赤旗が出た時、もうこれで(レースが)終わると思って我々は油断をしてしまった。クルマを雨の下に置きっぱなしにしたことが(ゴール1時間に車両が停止してピット作業をおこなった)トラブルを生んだのかもしれません。

ボンネットに熱を逃がす穴が開いているのですが、クルマが止まった状態だとそこから雨がエンジンルームに入ってしまう。その影響で、コネクターなどに水がついて電気系統のトラブルを呼んだようです」。

夜の走行でWRX STIは、前を走っていた同クラスの車両に1周で約1分という大きなラップタイム差をつけながら周回を重ねて追い詰めた。そこに、4つのタイヤで駆動力を路面に伝えるAWDが優位に働いていたことは疑う余地がない。

「(WRX STIは)4輪のトラクションがあるのでしっかり走れます。滑りやすい路面でも挙動が乱れにくい。その結果、雨の夜という厳しい環境でもドライ路面に近い速さで走り続け、GT3マシンと同等のラップタイムで走れたのは有利に働きました。今年至らなかったことをしっかり見つめなおし、来年に挑みたいと思います」



【ニュル24時間】残り1時間で牙をむいたニュルの魔物、STIチームに何が起きたのか?

STI/SUBARU(スバル)が走らせた市販車ベースのレースカー「SUBARU WRX STI NBR CHALLENGE 2018」がSP3Tクラス優勝を飾って幕を下ろした第46回ニュルブルクリンク24時間レース。

2011年の参戦以来5度目のクラス優勝となり、終盤にリタイヤした昨年の雪辱を果たしたものの、その戦いは決して楽なものではなかった。

4台がエントリーするSP3Tクラスのなかでトップの予選タイムを叩き出して決勝レースをスタートしたWRX STI。1時間ほど順調に走ったものの、パワーステアリングのオイル漏れ(予選で生じた同様のトラブルとは別の個所)が発生してピット作業を実施。1時間弱のタイムロスとなるだけでなく、クラス首位の座を明け渡してしまう。

またスタートから5時間経過後には「パドルシフトの作動不良」というドライバーから報告によりエアシフターチェックをするのと同時に、オフィシャルから受けた騒音規制オーバーとの警告を受けてエキゾーストパイプを交換。素早いピット作業により交換に要した時間は5分ほどだったが、騒音規制オーバーによる失格を防ぐために、そこから先はエンジン回転数上限を抑えて走行することとなった。

その後は順調に走行を重ね、スタートから9時間経過後にはクラストップを奪回。2位以下とのリードを広げていく展開となった。

終盤戦のドラマのきっかけとなったのは、20時間が経過した後に出た濃霧による赤旗。WRX STIもピットに戻り、約1時間半後にレースが再開された。マシンは雨の中をハイペースで走行。「ここから先は、このまま走り続けていればクラス優勝」。誰もがそう思い始めた時、牙をむいたのがアイフェルの森に棲む魔物だ。

ゴールまで残り1時間というタイミングで突然のスローダウン。ストップしてしまったが、魔物にも優しさがあったのは止まった場所が山奥ではなくピットの近くだったたこと。オフィシャルの手により車両はピットボックスに戻され、そこからメカニックの崖っぷちともいえる戦いがはじまった。

クラス2位との差は16周。時間に換算すれば150分以上だから、「このままだとリタイヤだが、走り出すことができればクラス優勝」、しかしトラブルの原因は不明という状況だった。

メカニックの懸命の作業により疑わしき部品を交換してなんとかコースに復帰したのはレース終了わずか21分前(電気系統のトラブルだった)。北コースには入らずグランプリコースだけを1周して再びチェックのためにピットインし、本格的なレース再開はゴールまで残り15分というタイミングだった。ゴールに向けてピットレーンが閉鎖される数分前である。本当に「もはや後がない状況」だった。

現地時間13日の15時30分。車両を送り出してからわずかなタイミングで、最後までメルセデスベンツAMG GTと白熱したバトルを繰り広げたポルシェ 911がチェッカーフラッグを受けて24時間の熱い戦いが終了。最後の1時間でリタイヤの危機に直面したスバルのマシンも、最後の最後でレースに復帰できたことでリタイヤを免れ、2年ぶりのSP3Tクラス優勝を果たした。重ねた周回は112周で、距離にすると約3000kmとなる。


次期型はエンジンルームへの浸水対策やパワステ周辺を改修してくるんかな?最低限
排気音量の制限でレブ縛りは辛いよな…耐久レースだからエンジンへの保護って考えると悪くもないんだろうけど
Posted at 2018/05/15 21:25:48 | コメント(1) | トラックバック(0) | 富士重工 | 日記
2018年05月15日 イイね!

ここまで来るのが長かった…

ここまで来るのが長かった…BMW 8シリーズクーペ 新型、ルマン24時間の場でデビューが決定

BMWは5月14日、新型『8シリーズクーペ』を6月15日、ルマン24時間耐久レースの場で初公開すると発表した。

初代『8シリーズ』は、BMWの最上級クーペとして1989年秋、フランクフルトモーターショーで発表。1999年に生産を終了した。その8シリーズが、およそ20年ぶりに復活を果たす。

新型8シリーズクーペは、2017年5月に公開された『コンセプト8シリーズ』の市販バージョンとして、6月15日、ルマン24時間耐久レースの場で初公開されることが決定。BMWは今年のルマン24時間耐久レースに、新型8シリーズクーペの高性能モデルとして開発中の「M8」のレーシングカー、「M8 GTE」で参戦する予定。BMWのルマン復帰を、新型8シリーズクーペのワールドプレミアとともに祝福する。

なおBMWは、新型8シリーズクーペのティザーイメージを1点公開。M8 GTEの向こう側に、新型8シリーズクーペが佇む姿を披露している。




公開は6月15日か? BMW 8シリーズ カブリオレ、ルーフ全開&コックピットをキャッチ

BMWのフラッグシップ2ドアクーペ「8シリーズ」のオープンモデル「8シリーズ カブリオレ」生産型プロトタイプをこれまでで最も擬装の軽い状態でキャッチしました。

カモフラージュが薄くなりましたが、リアフェンダーの給油口は窪みがあり、その形状を隠すようクラッディングが残っているなど、ディテールはまだ不明な部分も多いです。キャビンにはデジタルクラスタや、センターの大型インフォテインメント・ディスプレイが見て取れます。

捉えた開発車両は、ルーフが全開になったことで、全長がかなり長い印象です。フロントマスクを見ると最新世代のLEDデイタイムランニングライト、また冷却効果を高め、燃費とエアロダイナミクスを向上させる「アクティブ・エア・ストリーム」を採用したキドニー・グリルの可能性が高いです。その下のセンターには巨大なセンサーが見られ、最新鋭のドライバー支援技術の投入が予想されます。

パワートレインは、最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒DOHCターボエンジン、並びに最高出力450psを発揮する4.4リットルV型8気筒DOHCターボエンジンがラインアップされると思われます。またMパフォーマンスの『M860i xDrive』には、『M760i xDrive』から流用される6.6リットルV型12気筒スーパーチャージャーエンジンが予想されています。

ワールドプレミアは6月15日、『M8 GTE』が出場するル・マン24時間サーキット場での展示が予想されていますが、クーペのみの展示となる可能性もあるようです。

(APOLLO)




BMW 8シリーズ 1カ月早く姿あらわす M8 GTEに合わせ

もくじ
ー 8シリーズ公開 計器類はデジタルに
ー 速さ/快適性の両立 ドライバー優先に
ー エンジンは7シリーズと共有 運転支援も
ー 多くのコンセプトカー アピールの一環

8シリーズ公開 計器類はデジタルに

BMW 8シリーズは薄暗い写真の中で、その全貌が公開された。もともと6月15日のル・マン24時間耐久レースで公開される予定だったが、それよりも1カ月早くなった形だ。写真はル・マンに出場するレース仕様のM8 GTEとあわせて撮影されていた。

8シリーズの革新的なポイントとして、デジタル・インストゥルメントをはじめとするダッシュボードのデザインがソーシャル・メディアで公開された。


LEAKED! BMW 8 series interior. How do you like it? Check my page for more pics. #bmw #M8 #bmwm8 #8er #m8convertible #8series #bimmer #bmwrepost #bmwm #prototype #erlk・・nig #autospot #N・・rburgring #nordschleife #gr・・neh・・lle #greenhell #carinstagram #carjournalism #instacar #dreamcar #hypercar #supercar #carporn #amazing #design #awesome #model


wilco blokさん(@wilcoblok)がシェアした投稿 – 2018年 5月月5日午前6時53分PDT

インスタグラムに投稿された写真からは、8シリーズは伝統的な文字盤を排して、デジタル・レイアウトを採用していることがわかる。これはアウディが採用したバーチャル・コクピットへの回答なのだろう。今までデジタル・インストゥルメントはi3とi8だけで採用されていたが、8シリーズからは方針が変わっていくようだ。

搭載される新技術はそれだけではない。8シリーズにはBMWの最先端サスペンション・テクノロジーが採用される見込みで、メルセデス・ベンツSクラスクーペやベントレー・コンチネンタルGTよりも楽しいドライビング性能を目指している。

速さ/快適性の両立 ドライバー優先に

開発の過程には、ウェールズのB級路でのテストも含まれていた。

エンジニアにとって「魅力的なスポーティネス」と「究極のコンフォート」を両立させるには短い期間だったが、最終調整は順調に進められ、ダイナミクスは十分に評価できるものだった。

これを実現するために、BMWはドライバーに重点を置いたソフトウェアとハードウェアを開発。例えば、アダプティブ・ダンパーやダイナミック・スタビリティ・コントロールは、セーフティネットを確保しつつも扱いやすさを追求したセッティングになっている。

BMW 8シリーズ・プロジェクト・マネージャーのマルクス・フラシュは語る。「コンフォートやスポーティネスについて、ドライバーはアクセルを踏んだり、ボタンを押したりすることで表現します。それに合わせて、完璧にセッティングを変えるのです」

AUTOCARはすでにM850i xDriveのプロトタイプに試乗した(初試乗 BMW M850i xDriveクーペ・プロトタイプ M8/AMG S63とどう戦う?)が、テクニカルな道でそのポテンシャルを遺憾なく発揮した。しかし、11月の発売日近くまで最終セッティングを確認することはできない。

エンジンは7シリーズと共有 運転支援も

これから発売を控えるBMWは、技術的には7シリーズセダンに近く、8シリーズの2ドアクーペは特にその傾向が強い。これはちょうど4シリーズと3シリーズの関係と同じようなものだ。

7シリーズとの関連性は深く、8シリーズは7シリーズセダンと名称やエンジンを共有する。つまり、iパフォーマンスのバッチを掲げるプラグイン・ハイブリッドがラインナップに加わり、エントリーグレードの730dに搭載される3.0ℓ6気筒ディーゼルは、830dとして8シリーズでも用いられる。

750iには530psを発生させる、パフォーマンス重視の4.4ℓV8が搭載されるが、これも四輪駆動システムのxDriveと合わせて8シリーズにラインナップされるはずだ。

BMW駆動システム部門のクリスチャン・ビリングによれば、「最高なのは、8本のシリンダーが、熟成を重ねたステップトロニック・トランスミッションと調和して、ダイナミックに加速していくときです。同時に、パワーの盛り上がりに合わせて自動的に、スポーツ・エグゾースト・システムがサウンドを高めるのです」

V12のモデルも8シリーズのライフサイクル半ばで登場するが、もっとも過激なモデルであるM8には、大幅に増強された軽量なV8が搭載される。これは600psを発揮する、最新型M5の4.4ℓツインターボV8と似たエンジンになり、M xDriveの四輪駆動システムもM5と共有されるはずだ。

8シリーズの内装には7シリーズと同様の最先端テクノロジーが使われ、これには最新の次世代半自動運転システムなどが含まれる。

多くのコンセプトカー アピールの一環

8シリーズはこれまで、近年の自動車の中でトップを争うような大掛かりなアピールが行われ、その一環として生産モデルが出る前から、コンセプトカーが披露されてきた。

まずは標準モデルを反映した8シリーズ・コンセプトが登場した。

いっぽう、M8グランクーペ・コンセプトはハイパフォーマンス・バージョンを示唆するモデルだった。

ほかにもレーシング・コンセプトが作られたが、これはM8 GTEに引き継がれ、今年からル・マンをはじめとするWECに参戦している。

BMWのラインナップが一部刷新されたため、8シリーズ・クーペは今年中に生産が終了する6シリーズクーペの間接的な後継となる。同じように、6シリーズ・コンバーチブルは来年、8シリーズ・コンバーチブルと置き換えられる。

そのほか、6シリーズ・グランクーペの後継モデルは8シリーズ・グランクーペとなる。一連のモデルシフトは5シリーズGTのモデルチェンジから始まり、5シリーズGTは6シリーズGTに置き換えられた。



BMW8シリーズクーペ、6月15日に公開へ

BMWは、同ブランドの最上級モデルに位置付けられる新型「8シリーズ」のクーペモデルを、6月15日(金)にワールドプレミアすると明らかにした。

6月15日は、世界三大レースのひとつ、ルマン24時間レースの開催前日にあたる。BMWはこのレースへ8シリーズのレースモデル「M8 GTE」を走らせる予定で、ここから8シリーズの新たな歴史が幕を開けることになる。

8シリーズとレースモデルのM8 GTEは、並行して開発が進められたとメーカーは述べている。これは8シリーズがレースカーのベースとなる高い基本性能を備えることを意味し、同時にレースモデルの方も後から性能アップをしたのではなく、初期の設計段階からレース前提で作られたことを意味する。

なおM8 GTEは、ルマン24時間レースを含むWEC(FIA世界耐久選手権)に参戦し、すでにベルギーのスパ・フランコルシャンや、アメリカのIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップでポテンシャルの一端を示している。

こうしたレース参戦のノウハウがふんだんに注ぎ込まれるのが、「M850i xDriveクーペ」であるという。同モデルはV8エンジン搭載のAWDモデルで、電子制御リアデファレンシャルや可変スタビライザー、20インチホイールを搭載しており、ダイナミックなハンドリング性能を実現しているとのことだ。

いよいよ姿を見せる8シリーズの市販モデル。その登場とルマン24時間レースでの活躍に期待したい。


ようやくだね


ル・マン24時間レース前にお披露目! 新型BMW 8シリーズ

ラグジュアリースポーツカーの8シリーズクーペが今年のル・マン24時間レース(2018年6月16日~17日)の前日に発表されることが明らかになった。

 今年86回を数える伝統的な耐久レース、ル・マン24時間で、そのレース前日に8シリーズクーペが発表される。この市販モデルと並行して開発されたレーシングカーのM8 GTEが2011年以来となるル・マン24時間参戦を果たすこともあり、現地では大いに注目されるだろう。M8 GTEはすでにWECやIMSAに参戦しており、WECでは初戦にして5位に入賞するなどそのポテンシャルの片鱗を見せている。

8シリーズはもちろんBMW最新のダイナミクス性能を誇り、フラッグシップグレードのM850i xDriveは新型V8エンジン、最新4WDシステム、インテグラルアクティブステアリング、アダプティブMサスペンション、20インチ軽量ホイールなどを装備し、高いダイナミクス性能を誇ると謳う。

(以下プレスリリースより抜粋)
 FIA世界耐久選手権(WEC)2018の第2ラウンドに、BMW Motorsportは2台のBMW M8 GTEを参戦させる。このレーシング・カーは、すでにシーズン初めのベルギー、スパ=フランコルシャン・サーキットで、またアメリカのIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で、その大きなポテンシャルを実証している。これに続いて、モーター・スポーツで集められた経験を余すことなく活用した駆動システム、サスペンション・システムを搭載した標準モデルがデビューする。サーキットで培った確かなノウハウは、特に新型BMW M850i xDrive Coupeに集約されている。BMW M850i xDrive Coupeは、新型V8エンジン、インテリジェント四輪駆動システム、制御式リヤ・アクスル・ディファレンシャル・ロック、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング、アクティブ・ロール・スタビライザー付きアダプティブMサスペンション・プロフェッショナル、高性能タイヤ付き20インチ・アルミ・ホイールを装備しており、傑出した走行性能を提供する。

 BMW AG研究開発担当取締役のクラウス・フレーリッヒは、次のようにコメントしている。「ニューBMW 8シリーズ クーペのワールド・プレミアに際し、ル・マン24時間レースに勝る舞台はありません。レースとは、情熱、運動性能、長距離走行に耐えうる能力を実証する場です。そしてこれらの能力は、BMWの新しいスポーツ・カーを際立たせている特性でもあるのです。」

 競合ひしめく環境において、新型BMW 8シリーズ クーペの比類ないキャラクターを特徴づけるのは、広範囲におよぶドライビング・エクスペリエンスである。極めてダイナミックな走行状況における胸のすく出力特性、ドライバーを魅了する俊敏性、高いレベルの正確性が、サーキットで証明されたこのスポーツ・カーの個性を強調している。新型BMW 8シリーズ クーペは、高速道路や幹線道路での長距離走行の快適性だけでなく、最新のラグジュアリー・カーとしての環境や高品質な装備を与えられた最高のクルーザーとしての役割も担っており、そのことに疑いを挟む余地はない。

 ル・マンにおける新型BMW 8シリーズ クーペのワールド・プレミアは、ラグジュアリー・クラスにおけるBMWブランドのモデル攻勢に向けたスタート・シグナルであり、多くの人の感情に訴える形で演出される。このセグメントでの存在感を増すことは、BMWグループがNumber ONE > NEXT戦略で定義した活動の一つでもある。2018年中に実施される新型BMW 8シリーズ クーペの市場導入によって、運動性能とドライビング・カルチャーに関するモデル・プログラム最高峰への熱い要望が満たされることであろう。
Posted at 2018/05/15 11:51:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | BMW | 日記
2018年05月15日 イイね!

MTにもスマアシが搭載してもらえるってのは良いね

MTにもスマアシが搭載してもらえるってのは良いね【新車】ダイハツ・ハイゼット トラックがマイナーチェンジ。軽トラック初の衝突被害軽減ブレーキを搭載

ダイハツ・ハイゼット・トラックが5月14日に一部改良を受けました。最大の目玉は、衝突回避支援システム(衝突被害軽減ブレーキ)である「スマートアシスト?t」の採用です。

軽トラックとしては初、またダイハツのMT車としても初となる衝突回避支援ブレーキ機能を搭載。「スマートアシスト?t」の開発・採用に関しては、軽トラックユーザーの使用用途として、業務用途のみならず日常用途との兼用が増加している点に着目したそう。

さらに、近年の安全志向の高まりや、軽トラックユーザーの高齢者比率が増加していることなどを受けて、軽トラックに最適化させた仕様の「スマートアシスト?t」を新たに開発したとしています。

同システムは、「スマートアシスト?」に採用されている世界最小サイズのステレオカメラを搭載。軽トラックの車両特性に合わせて、安全に減速し、衝突回避または被害軽減させるため、作動速度域を最適化。

また、「スマートアシスト?t」の採用により、「SA?t」グレードに、VSC&TRC、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステム(AT車のみ)、IR&UVカットガラス(フロントウインドゥ)、トップシェイドガラス、バニティミラー(運転席)が用意されています。

「スマートアシスト?t」以外では、フォグランプをLED化するとともに、ベゼルのデザインが変更されています。さらに、フォグランプのLED化に伴い、「スタイリッシュパック」とLEDヘッドランプを統合して「LEDパック」として新たに設定。また、フロントグリルとフォグランプベゼルをダークメッキからシルバーメッキへ変更されています。

ほかにも、「選べるカラーパック」にIR&UVカットガラス(フロントウインド)を追加するとともに、「農業女子パック」にトップシェイドガラスが追加されています。ハイゼット トラックの価格帯は、680,400円~1,398,600円です。

(塚田勝弘)

↑上のは文字化けしてるけど↓のはちゃんと表示できてるんだね

軽トラにも自動ブレーキ化の波が。ダイハツ ハイゼットが第1号に

ダイハツ ハイゼット トラックがマイナーチェンジで軽トラック初の自動ブレーキ(衝突回避支援ブレーキ)を搭載しました。軽トラに搭載されるのは初めて。OEMを受けるスバル サンバートラックにも装備されます。

「スマートアシストIIIt(スリーティー)」と、小文字の“t”が最後に付けられたシステムは、業務とふだん使いの共用が多い軽トラの使用速度(乗用車版より20~30km/hほど低い速度域)に設定しているとのこと。また、ダイハツのMT車としても初採用だそうです。

ダイハツの軽乗用モデルと同様、ステレオカメラを使い、対車両・歩行者共に約4~50km/hで自動ブレーキが作動。スマアシの最新版らしく、車両だけではなく歩行者にも対応しているのは心強いですね。

また、車線逸脱警報や、ペダル踏み間違いを防ぐ誤発進抑制制御機能(前方のみ、AT車)、先行車発進お知らせ機能といった、自動ブレーキ搭載車ではお馴染みの機能も装備されるほか、相乗効果として横滑り防止装置、ヒルホールドシステム(AT車)なども付きました。

ちなみに標準装備されるのは、後ろに“SAIIIt”が付く搭載グレードで、スタンダード・グレードの場合で5万4000円ほど高くなっています。ライバルのスズキ キャリイやホンダ アクティの動きも見逃せなくなってきました。



ダイハツ ハイゼットトラック、軽トラ初の自動ブレーキ搭載へ

ダイハツは、軽商用車『ハイゼット・トラック』を一部改良し、5月29日より販売を開始する。

今回の一部改良では、衝突回避支援システム「スマートアシストIII t」を採用し、軽トラックとしては初、またダイハツのMT車としても初となる衝突回避支援ブレーキ機能を搭載した。開発に際しては、業務用途のみならず日常用途との兼用が増加している軽トラックの使用用途に着目。さらに近年の安全志向の高まりや、軽トラックユーザーの高齢者比率が増加していることなどを受け、軽トラックに最適化させた仕様のスマートアシストIII tを新たに開発した。

さらにスマートアシストIII tの採用に伴い、VSC(横滑り防止装置)&TRC(トラクションコントロール)、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステム(AT車のみ)、IR&UVカットガラス(フロントウインドゥ)、トップシェイドガラス、バニティミラー(運転席)を「SA III t」グレードに標準装備した。

また、フォグランプをLED化するとともに、ベゼル意匠を変更。フォグランプLED化に伴い、「スタイリッシュパック」とLEDヘッドランプを統合し、「LEDパック」として新たに設定した。そのほか、フロントグリルとフォグランプベゼルをダークメッキからシルバーメッキへ変更。「選べるカラーパック」にはIR&UVカットガラス(フロントウインドゥ)を、「農業女子パック」にはトップシェイドガラスを追加した。

価格訂正は68万0400円から139万8600円。




ダイハツ「ハイゼット トラック」を一部改良、軽トラ初との衝突回避支援ブレーキ機搭載

ダイハツは、軽商用車「ハイゼット トラック」を一部改良し、5月29日(火)から全国一斉に発売する。

軽商用車「ハイゼット」は、1960年に発売し、農業や建設業、運送業、サービス業など幅広い業種のユーザーに愛され、そして累計生産台数は700万台を超え、現在のダイハツラインナップの中で最も歴史あるモデルだ。
中でも2014年9月に実施したフルモデルチェンジで登場した10代目「ハイゼット トラック」は、軽トラックに求められる積載性や耐久性、防錆性能等の基本性能の進化に加え、乗降性の向上や広い室内空間を確保した。
また、農林水産省が進める“農業女子プロジェクト”との連携から生まれた全8色のカラーバリエーションや、多彩な快適装備等、用途や志向に合わせたパックオプションを設定している。

今回の一部改良では、衝突回避支援システム「スマートアシストIIIt(スリー ティー)」を採用(“SAIIIt”グレード)し、軽トラックとしては初、またダイハツのMT車としても初となる衝突回避支援ブレーキ機能を搭載した。
開発に際しては、軽トラックユーザーの使用用途として、業務用途のみならず日常用途との兼用が増加している点に着目。さらに近年の安全志向の高まりや、軽トラックユーザーの高齢者比率が増加していることなどを受け、軽トラックに最適化させた仕様の「スマートアシストIIIt」を新たに開発している。

■ハイゼット トラック、一部改良内容

●スマートアシストIIItの採用

衝突回避支援システム「スマートアシストIIIt」搭載車は政府が交通事故対策の一環として普及啓発している「セーフティ・サポートカーS」の「ベーシック+」に該当する。「スマートアシストIIIt」は、「スマートアシストIII」で採用している世界最小サイズのステレオカメラを搭載しており、軽トラックの車両特性に合わせ、安全に減速し、衝突回避または被害軽減させるため、作動速度域を最適化する。



また、「スマートアシストIIIt」の採用に伴い、SAIIItグレードにはVSC&TRC、エマージェンシーストップシグナル、ヒルホールドシステム(AT車のみ)、IR&UVカットガラス(フロントウインドウ)、トップシェイドガラス、バニティミラー(運転席)という装備を標準で備える。



「スマートアシスト」は、2012年にダイハツが軽自動車として初めて採用した衝突回避支援システムだ。最新バージョンとなる「スマートアシストIII」は、2016年より軽乗用車をはじめ順次採用し、2017年11月には軽商用車「ハイゼット カーゴ」でも採用され、今回の一部改良で“IIIt”採用に至る。

●装備およびメーカーオプションの内容変更

フォグランプをLED化(※)するとともに、ベゼル意匠を変更・フォグランプのLED化に伴い、「スタイリッシュパック」とLEDヘッドランプを統合し、「LEDパック」として新たに設定した。
フロントグリルとフォグランプベゼルは、ダークメッキからシルバーメッキへ変更。さらに「選べるカラーパック」の仕様を見直し、IR&UVカットガラス(フロントウインドウ)を追加。また「農業女子パック」の仕様を見直し、トップシェイドガラスを追加している。
※:ジャンボ“SAIIIt”/ジャンボ、エクストラ“SAIIIt”に標準設定。その他(スタンダード“エアコン・パワステレス”は除く)は「LEDパック」としてメーカーオプション


スバルの方も当然変わるよね


スバル サンバートラック 一部改良、軽トラ仕様のスマアシIIIを採用へ

SUBARU(スバル)は、軽商用車『サンバートラック』を改良、軽トラック仕様の「スマートアシストIII t」を採用し、6月1日より発売する。

今回、軽トラックとして初となる衝突回避支援ブレーキ機能「スマートアシストIII t」を採用。ベースグレードの「TB」から展開(TC、グランドキャブは標準装備)し、働くクルマとしてだけでなく、日常の足としても使用されることも多い軽トラックの安全性を大幅に向上させた。

同時に、衝突回避支援ブレーキの作動車速を、軽トラックの車両特性に合わせて最適化。加えて、軽トラック市場にて需要が多いMT車にも衝突回避支援ブレーキを展開し、軽トラックユーザーに最適な安全・安心をサポートする。

価格は83万1600円から140万9400円。なおサンバートラックはダイハツからのOEM供給車。



スバル、「サンバートラック」に軽トラ初の衝突回避支援ブレーキ機能を搭載

■スバル「サンバートラック」改良モデルを発売

 スバルは、一部改良した「サンバートラック」を2018年6月1日(金)より発売すると発表しました。受注は2018年5月17日(木)より開始するといいます。

今回「サンバートラック」に、軽トラックとして初となる衝突回避支援ブレーキ機能「スマートアシストIIIt」を採用。ベースグレードの「TB」から展開(TC、グランドキャブは標準装備)し、働くクルマとしてだけでなく、日常の足としても使用されることも多い軽トラックの安全性を大幅に向上させました。

 同時に、衝突回避支援ブレーキの作動車速を軽トラックの車両特性に合わせて4~50 km/hに設定しています。加えて、軽トラック市場において、マニュアルトランスミッション(MT)車の需要が多いことを受け、MT車にも衝突回避支援ブレーキを展開し、軽トラックユーザーに最適な安全・安心をサポートします。

 スバル新型「サンバートラック」の価格(消費税込)は、83万1600円から140万9400円です。

※ サンバートラックはダイハツ工業株式会社からのOEM供給です。

【スマートアシスト?tの機能】・衝突警報機能(対車両・対歩行者)・衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)・車線逸脱警報機能・先行車発進お知らせ機能・AT誤発進抑制制御機能(前方誤発進)
Posted at 2018/05/15 11:46:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車業界あれこれ | 日記

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