今日はススの出ている時の話
先日アイテムを導入することで理屈はわからないけれどススが出なくなるかも
しれないということでボクの車で試してみましたが残念ながら効果は見られま
せんでした。
アイテムの効果はさておき、レヴォーグさんススが多すぎなので走行中の
どういうときに発生している可能性があるのかを少しだけ分析してみました。
ススが出るときは大きくはA/Fがリッチ(理論空燃比に対して燃料が濃い状態)
の時と思われます。
スス付着テスト開始時のテストコースでのデーターロガーデータがありますので
チェックしてみます。
テストコースの走行全体はこんな感じ。項目はたくさんありますが省略。
まず、この時の走行でのA/F指示値と測定値のずれを見てみます
イメージがわかりやすいようにエアが濃いところを青、燃料が濃いところは赤にしています。
こう示すと想像とずいぶん違うことがわかります。
14.7以上では大きくずれるような指示をしていないことがわかります。
14.7を指示していても実際には上から下までひろい値になることがわかります。
全体的には実際には14.7以下のストイキ~リッチの範囲を使っており、
14.7のピンポイントではなく、多少のずれという範囲を超えてリッチ目を使って
いることがわかりました。
以下測定A/Fが他の軸とどういう関係を示すのかいくつか見てみました。
エンジン回転数に対する感度です
800rpmと1300rpmあたりに縦に集中していることがわかりますが、
アイドルと、発進時のCVTの制御で大きく二つの山ができるのでしょうか?
街中ですからあまり高回転側を使っていませんのでこういう分布になるのでしょう。
速度に対する感度です
どの速度領域でもストイキ~リッチ目を使っていることがわかります
負荷に対する感度です
なんとも言えません
ほかにも過給圧、エア流量、燃料流量など組み合わせてみましたが
特徴のあるものは見られませんでしたのでいつも通りの時経グラフを軸を絞って
見てみます。
一番下の緑が測定値ですが、走行の状況に応じ上下していることがわかります。
細かくはもっと深堀しなければなりませんが、パッと見た感じ定常状態で濃くなったり薄くなってりしているわけではなく踏み込んだ時、減速でアクセルを抜いた時など
に現れているような気がします。
今日の分析は結論が出ていませんがここまで(;^ω^)
強いて言うと、結構リッチな状態で走行していることがわかってしまいました。
縦横のグラフでは各点の頻度は示していないため一度でもそこの値が出てしまえばプロットされてしまいますので、走り方によりそこに点が置かれるかもしれないけれど
常にそういう走行をしているわけではないため頻度の見せ方を考えないといけませんね。
注意してほしいのはボクの弄った車の状態での結果です。皆さんの車に
そのまま当てはまるかはわかりませんので。
今日のスバル君
遊んでほしいモード(^^)
でもSWを押すと、停止(*'▽')
つづく
Posted at 2020/08/25 22:55:40 | |
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