今日は先日のソーラー発電で容量一杯まで充電されましたので
放電することで蓄えられた容量を確認してみました。
バッテリーはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの12V100Ahの物。
公称12Vだけれどもリン酸鉄は12.8Vが定格電圧なので、
容量を定格で示すと、12.8v × 100Ah = 1280Wh = 1.28kWh 。
放電は、折角消費させるならこの電力もお金にしようということで
PCを使いマイニングでGPUをRTX A2000を6枚ぶら下げて作動。
電気代はタダで、少しばかりの報酬を貰います。
GPUだけで 約70W × 6枚 = 約420W(実414W)
PC本体や12V電源やら合わせて、
100Vインバーターからの出力測定した消費電力は505W。
電力計↓。写真は過去の物。
この条件で 1280Wh / 505W =2.53時間 作動可能な見込みで開始。
作動させると電力消費に伴いバッテリー電圧が徐々に下がりますが、
インバーターが持っている機能で
低バッテリーアラームが10.8Vで鳴り、
低バッテリーシャットダウンが10.3Vで作動しますので、
シャットダウンしてしまうと電力計も止まって表示が消えてしまいますので
アラームの鳴る10.8Vを下限にしそこまで測定します。
その結果がこれ
1.46kWh(1460Wh)を記録。約3時間動きました。
(金額は電力単価を適当に入れていましたので無視)
1458Wh / 1280Wh × 100% - 100% = +13%
+13%も定格より多いことになりました。
しかしですね、この測定はインバーター出力での測定。
バッテリーの消費電力はというと、
インバーター出力で 505W(100V系)の時、バッテリー出力(12V系)は 593Wで、
インバーターでの変換ロスを考慮すると、
1458Wh × 593W/505W = 1779Wh
1779Wh / 1280Wh × 100% - 100% = +39%
公称容量に対し+39%もの容量があることを確認できました。
このバッテリーの特性線がありましたので妥当性を確認。
これを見た限りでは、0.5C時のフル充電から10Vまでを150%と定義している様。
今回は約50Aのバッテリー放電でしたので100Ahバッテリーとしては0.5C放電。
オレンジ色の線。
開始が14.1Vで、終了を10.8Vとしましたので 140%くらいですね、
先ほど 139%の計算でしたのでほぼぴったりの特性を確保できていることを
確認できました。
容量詐欺や、内部バッテリーが中古が組まれているものもあるとうわさされる中、
優良な結果を確認できましたので大満足です(*'▽')
今日のスバル君
今日の天気は午前中はぽかぽかで良い陽気でしたので
スバル君はぐっすり
しばらくして様子を見てみたら逆向きに( *´艸`)
午後はどんより雲になり時より雨が。発電は全然で
前日と合わせてちょうど100%くらい(;´Д`)
つづく
Posted at 2023/02/18 18:32:37 | |
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