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2020年01月30日 イイね!

スズキ ハスラー X 2WD 試乗(その2)

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総じて好印象な新型ハスラー。「残念なところ」ともったいをつけた割に、実はあまりないのですが、重箱の隅的にしいてあげれば・・・

■残念なところ

〇シャシーの限界

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まぁ、これはハスラーの、というよりハーテクトのシャシーの問題ですが、相変わらず凹凸に対して振動を抑えるのに苦労していて、「その1」でも上げた、構造用接着剤の効果か、かなり抑えられていましたが、この内外装の完成度、質感(そして価格帯)からくる期待値に比べると、振動の収まりが期待倒れの領域にある印象で「惜しい!!!」という感じです。

〇硬さの残る足回り

足回りも、先代に比べるとかなりコストカットの影響を受けていて、質感は先代比でダウンしてしまったと感じました。

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先代ハスラーの最大の美点は、先代ワゴンRの土台を使い、高めた最低地上高を足回りのセッティングに存分に活かしたかのような、しなやかに良く動くサスだったと思っています。軽自動車(というか国産車で見まわしても)殆どない、ゆったりした、なんとも懐の深い優れた足回り。「開発陣が楽しんで開発した」なかでも最たるものだったのでは、とさえ感じました。
 が、新型は、何しろビジネスの中核を為すモデルに成長したせいか、厳しいコスト管理の犠牲となり、足回りについては、先代のもつ魅力は正直失われていると思いました。まぁ、優秀な先代と比較されるのはハンディが大きい、ということもありますが・・・。

 もちろんコストカットの影響を最小限に食い止めるべく? 今回は例えばウレタンバンプストッパー採用など行っています。たしかに「並みの軽自動車より全然良い」のですが、国産車に多用される、路面の凹凸に対しては足を突っ張らせて抑える形式になり、内外装デザインなどで「軽自動車らしくない」を連発していたなかで、そのレベルに追い付いていないのがなんとも残念です。もしかしたら上記のシャシーの弱点も、この足回りが先代並みであればかなり解消できていたかもしれません。

〇ハンドリング

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あとハンドリングにもどうにもスッキリしないところが・・・
まず、インフォメーションが少ないというか、間に余分なフィルターが入っていて、伝達が阻害されている感覚があります。
また回頭したときの運転感覚とクルマのレスポンスが僅かにずれていて、特にステアリングの戻した際、微妙にボディの反応がひと呼吸ずれる(戻しに対してフロントの追随が一呼吸遅れる)印象でした。
 そういえば、いつも参考にさせていただいている下記の試乗動画でも、カーブ出口のハンドルさばきが、いつになくギクシャクしてる印象だったのですが、



実際に試乗して確かにね、と感じました。これらは、個人的には新採用のステアリングパッドダンパーの影響かと思います。
まぁ慣れでカバーできる範疇かもしれませんが、ここもできればもう少し熟成して欲しいところです。

〇その他
フロントドアは重厚感バッチリ!なんですが、リアドアはいつもながらの質感。できれば前後ドアとも同じ印象の質感にしてほしいですよね。割り切りといえばそれまでですが、「騙された!」とユーザに思わせたらそのプロダクトは「負け」だと思うのですよね、特にハスラーは、これだけ「イイモノ感」が強いだけに・・・。

あとこれはハスラーが、というよりこの手の軽自動車共通ですが、後席シートを一番前にもってくると、相変わらず乗降時に足がBピラーに干渉します。荷室を広めにしてフル乗車が多いユーザーのために、ピラーの根本形状を工夫して貰えればと思います。

■自分が買うならあとは・・・

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クルマとしての「走る」「止まる」「曲がる」にも影響する部分で今一つに感じたところはありますが、現代の自動車シーンのなかでは、間違いなく満足度は高いモデルと思います。先代で最後まで叶わなかった6エアバッグの標準装備!がようやく実現したのも個人的には大躍進、名実ともに「万人が選べる軽自動車」となったと思います。

「その1」にも書いたように、個人的にもこれなら後々の候補の一台にしたいかも、と思いました。
あとは先代中期からあった、シルバー色が設定されると嬉しいですね。

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今後の商品展開に期待しています。
そうそう、ターボモデルにも機会があったら試乗しようと思います。





Posted at 2020/01/30 22:59:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2020年01月28日 イイね!

スズキ ハスラー X 2WD 試乗(その1)

モーターショーで全容が公開されてから3ヶ月、ようやく1/20に発売、ディーラーで試乗できるようになりました。
先日入手した「ハスラーのすべて」で予習?もばっちり。いざディーラーへ!

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今回、千葉市内周辺では殆どの試乗車がNA。
数少ないターボ車がやはり本命なので、ディーラーをハシゴしてNA、ターボと乗り比べしようと思いました・・・が、最初に試乗したNAの出来が素晴らしくて満足してしまい(^^; ターボはまたの機会に、と帰宅。
いやはや、新型ハスラー、ちょこちょこと残念なところもありますが、今、新車で買うクルマのなかではかなり出来の良い部類と感じました。

■良かったところ
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初代の持っていた「遊べる軽」の雰囲気を継承しつつ、内外装デザインやパワートレイン、骨格設計など、質感アップが甚だしく、驚きの連続でした。

まず外観の存在感は立派になっただけでなく、デザインの面質が良いですねぇ。

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フロント部分の高さをUPしたことや、ピラーをボディカラー色にしたことなど、質実剛健な雰囲気が大幅に上がり、先代の持ち味だった「気軽さ」はスポイルされましたが、「遊べる軽」の基本は残っており、質感向上といいバランス取りだと感じました。

そして乗り込むと・・・運転席に座った瞬間の車内の広さ、解放感が素晴らしい!

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横方向は広さの追求だけではなく、程よい包まれ感もあって「居心地の良さ」が好印象。インパネも腕時計のベゼルを3個並べたようなデザインが特徴ですが、特筆すべきは乗員側への突出物(突起物)の少ない、フラットなデザインですね。これによっても解放感UPの一助になっていると感じました。

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そして特筆すべきはフロントドア!軽はおろか普通車もかくや!という重厚感!!特に閉めた瞬間の「ドス!」という音は、質感の高さにびっくりしました。スズキ(の軽)もここまできたか! 
例の軽自動車初の構造用接着剤の威力なのか、音質設計の賜物なのか、いずれにしてもオーナーの満足感UPに貢献するでしょう。

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で、ようやく走り出すと・・・走行フィールもなんともジェントル
往年のNA軽自動車にあった「出だしのもっさり感」はもはや過去の話し、のようです。そういった苦しさのような感覚は一切なく、ひたすらスムーズに加速。大人2人乗車であれば、幹線道路でも流れに乗るのはストレスを感じることはありませんでした。
これはひとえに、加速時のモーターアシストの効用だと思いますが、従来のマイルドハイブリッドでは(モーターの寄与は頭ではわかっていても)今一つチグハグな、「効いているの?」という印象もあったところ、このドライブフィールは、今回のエンジンの刷新によるモーターとのマッチングが向上した賜物と思いました。

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軽初という構造用接着剤使用の効果か、ボディの剛性感も高く、そして静粛性の高さは素晴らしい
走り出した瞬間から車内へのノイズの入り込みの少なさに驚き。かなり荒れた舗装でもロードノイズの入り込みはよく抑えられておりそこも安っぽさを払拭しています。

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メーカーオプションのナビの液晶の綺麗さとかも、質感の高さ、生活を共にしたときの満足感の高さを予感させる、とにかく完成度の高さが印象的です。

・・・と、さすが、大ヒット作の後継車、「中身の濃いクルマ」という印象で、
普通車イーター(今思いついた(^^; 既に使われてるかな?)」がまたも登場。
しかもかなり強力なモデルの出現です。

自分的にはこれなら将来のスプラッシュの次候補の1つにできるなぁ、と思ったほど。
もっとも「残念なところ」もあるにはあるのですが・・・(その2に続きます。。)
Posted at 2020/01/28 20:55:31 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ
2020年01月19日 イイね!

フィアット パンダのすべて?

新世代ハスラーがついに明日(1/20)発売

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発売前に三栄書房の「新型ハスラーのすべて」が届きました。

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ちなみに「ヤリスのすべて」も既に発売されてます。実際の発売よりマスコミ向け発表がかなり先行されている「イマドキ」らしい感じですね。Fitもマスコミ向け試乗会は開催済みなので、「Fitのすべて」もそんなタイミングで発売されるのでしょうかねぇ。

で「ハスラーのすべて」で個人的に特筆すべきことが!
ライバル車比較のコーナーに、フィアットパンダが登場してるではないですか!!!

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おそらく、「~のすべて」本史上、もっともパンダに関する記述量が多い(^^;と思います。(「名車アーカイブ アルファロメオ&フィアットのすべて」にも掲載されているようなんだけど)

これはもう自分的には事実上「フィアット パンダのすべて」です!<言い過ぎ(^^;
パンダの試乗インプレッションを読もうと思って買ったら、新型ハスラーと比較されてた、て感じ?<もういいって

まぁ、「すべて」本は、内外装使い勝手・メカニカル解説以外は基本提灯雑誌なので(おい)、比較結果は当然「ハスラーの方が優れている」になるんですが、そんなことはどうでもよく、ひたすら「掲載されて嬉しい~~!」です(^_^; 

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ところで新型ハスラー、デザインは個人的な好みからはまさにどストライク!の進化なんですが、どうにもバランスが馴染めません。具体的には斜め前からの眺めで、フロントセクションのボリュームが大きく、ボンネット位置が高くて鈍重な印象だし、キャビンと一体感が低いように思えてしまいます。おそらく、ブランドイメージ向上するため、初代以上に「本格ヨンク」のイメージを持たせる方向にシフトさせた結果(ガッチリ感、タフさ、を演出)でしょうけど、初代のもっていた「軽快感」「気軽に使える道具感」からは一歩後退してしまった気がします。
まぁ、街中で沢山走り出して見慣れれば印象も変わるのでしょうけれども・・・

試乗車が出揃う来週あたり、試乗したいと思います。


Posted at 2020/01/19 13:10:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 新車発表 | クルマ
2020年01月13日 イイね!

上志津ふれあい通り

今日は正月休みも終わり成人の日の3連休の最終日。ですが、先週の正月休みにぶら~とドライブしていたときのこと。そういえばこの近所に・・・と、ふと思いついて赴いたのがこちら↓ 上志津ふれあい通り です。

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こちら、県道沿いに、”L字”に設けられた「謎の」遊歩道。千葉市以北、八千代市(勝田台)~佐倉市(志津)~四街道市周辺で、国道16号を使わないときの裏道ルートとして時たま通過する度に、車窓から見える並木道が印象的で、「いつか寄ってみたいなぁ」と長年思っていました。ちょうど時間もあったので探索がてら訪問。
ステラを停めたここは、「L字」のカドッコに設けられた駐車スペース。以前はなかったと思います。(自分のような部外者には有難い配慮)

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駐車場から並木道をパチリ。左側に見えているのが千葉~志津&勝田台をつなぐ県道なので、結構な交通量があります。その県道に沿ってず~~~~っとイチョウ並木が続いてます。
実は5~600mくらいの遊歩道ですが、すごい長く思えます。ああ、秋は綺麗だろうなぁ。

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イチョウ並木を歩いてきて振り返ったところ。

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ここ、道路脇にわざわざ遊歩道をつくるような都市計画があったわけではなく、調べてみたら、戦後の開拓時に植林された防風林の名残りだそうです。
民間への払い下げが相当に遅れたために開発から取り残され、結局、遊歩道として整備・保存された、とのこと。

2枚目以降はイチョウ並木が印象的ですが、1枚目の写真の奥は桜並木となっていて、春はとても綺麗でしょうねぇ(混雑必至で駐車することは出来ないでしょうけど)。
上記リンクによれば彼岸花の時期も綺麗なようです。
まずは温かくなったらまた訪れたいと思いました。




Posted at 2020/01/13 13:38:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | ステラアレコレ | クルマ
2020年01月04日 イイね!

お正月三が日

皆様 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

元旦はいつものように、おなじみの神社・お寺に初詣に。
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大網白里市の宮谷八幡神社へ。
以前も書きましたが、「宮谷」は「みやざく」と読みます。難読地名が多い北総地域、ここもふりがな(やローマ字表記)がないと読めません。。。

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参道の石段を登りきったところ。今年も無事登れました。健康のバロメータ代わりになってます(^^; それはともかく、この石段の両側の杉林が軒並みなぎ倒され、無残な姿になっていました。昨秋の台風の被害はここでも少なくありませんでした。

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例年より遅くお昼時に参拝に行ったら、ひとしきりの混雑も終わった後のようで、だいぶ空いていました。落ち着いて参拝できました。

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続いて、本堂の両サイドにあるお社にも参拝・・・と思ったら向かって左側、春日大明神のお社が傾いている! 周囲に支柱が追加されています。
横の看板によると台風19号の強風の影響だそうです。

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土台がめくりあがってしまってます。もしかして、倒壊したのを、ひとまず戻したって感じなのか?
小高い丘の上にあるので、台風の強風が諸にぶちあたり、被害が大きくなったんでしょうね・・・。
一日も早い修復をお祈りしています。

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反対側の天照大神のお社は無事でした。本殿と背後の断崖が壁になって護られたようです。

はてさて、続いて神社のお隣の法流山本国寺にもお参り。

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こちらは台風の影響は幸い特に見られませんでしたが、いつになく寂しい感じでした。
そういえば、こちらには犬の住職さんがいたんですが(単にこちらで買われているワンちゃん(^^;)、その姿もなく、ひっそりしてました。
その分、こちらも落ち着いて参拝させて頂きました。

1月2日にはふと思い立って、千葉ポートパークに家人を連れて行きました。

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元旦のぽかぽか天気からうって変わって、千葉は雲が多く、冷え冷えした感じ。
なのでちょっとだけ外を散歩してすぐ撤収。
出歩いている人も少なめで閑散としてました(^^;

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こちらも海岸の公園なので、台風の被害は免れず、結構な倒木や撤去痕がみられました。台風15号では千葉市中央区で観測史上最高の57.5 m/sの風速でしたから、この程度で済んだのが幸いだった、といえるのかもしれませんが、とにかく今年こそ、天災のない穏やかな1年でありますように。

で、今回訪れたのはこちらの松並木が目的でした↓

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千葉みなと地区が整備されて30年。松も成長してこんな立派な杉並木となりました。
ここは公園の外れ、埋め立て地の奥に位置しているので「知る人ぞ知る」という感じ。いつもクルマの交通量は少なめでおススメです。
自分は千葉みなとのボルボディーラーでの試乗コースで訪れて知りました。こんな思いがけない「副産物」が得られるのも試乗の楽しみです(^_^)

で、1月3日は、また初詣に(^_^;
塾講師のバイトをしている大学生の息子、元旦から出勤してて、元旦の初詣には一緒に行けず、ようやく休みになったこの日に初詣。どうせなら運転の練習も兼ねて、と、本人に運転させて行った次第。
勝手に一人で行かせても良かったですが、一応、ナビも兼ねて自分は助手席に。

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1枚目のスプラッシュの写真と同じところに駐車(^^)
同じ神社・お寺に、正月に2回参拝したのは人生初だったかも(^_^;
まぁ人一倍お参りさせて頂きましたので、今年も家内安全、皆が健康で一年遅れますよう。

ちなみに、息子の運転は殆ど問題なく(本人の素質云々ではなく、教え方・カリキュラムがアタリの教習所に通えたためと思います(^^))、ホントは、低価格の中古軽自動車を入手して、どんどん乗り回す(長期休暇では日本中にクルマで旅に行くとかね)と、ドライブの楽しみも覚えるし、運転上達の近道になると思うのですが、駐車スペースの問題もあってかなわず。
都市部の若年層の自動車離れの一因を垣間見た気がしています。

そんなこんなで、今年もよろしくお願いいたします。

Posted at 2020/01/04 11:46:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマアレコレ | クルマ

プロフィール

「デリカミニのCMがコミカル調なのが残念(^^; アウトドアをカッコよくフィーチャーした感じでは「スかしてる」とか「身近じゃない」とか不評なのかしらん。個人的には「乗って、みら~じゅ!」の再来に思えます。心配(^^;」
何シテル?   05/04 17:24
なとりです。よろしくお願いします。 クルマの話大好きです。暇さえあれば試乗に行って研究してます。 写真はそのうちに(^^;
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