11月24日、飛び石連休の中日の金曜日、夜にでかけて一泊、次いで25日(土曜)朝にこちらに。
豊川稲荷はもちろん知っていましたが、訪れたのは初めて。すごい規模、伽藍の数々に圧倒されっぱなし。こんな素晴らしいところだったとは。
特に訪れたかったのは、こちらの
霊狐塚。
1000体のお狐さんはどれ1つと同じものはないとのことですが、確かにいつまで見ていても見飽きることはありませんでした。
・・・・と、ゆっくり巡る時間もなく、残念ながらすぐに撤収。時間配分を明らかに見誤っていたなぁ、改めて訪問したいと思います。
この日は息子と落ち合う約束がありそちらに急ぎます。
豊橋地域に昨年就職した息子が、今年の3月にクルマを購入。今回の旅はその息子のクルマをドライブさせてもらうのがメインテーマだったのです。
さて、そのクルマというのは・・・
東海地域の スバル R1,R2 専門店といっても良いとある店舗に在庫していたこの個体、走行距離75000kmほどながら、そのお店で販売前にタイベル交換やらエンジンマウント交換やら、はてはバルブクリアランス調整もされていて、R1を探していた息子に「絶対お得だ!」と勧めていた個体。
予想通り現車を見に行って感動して息子が購入、というのが3月。
我が家のステラでスバル軽に魅せられてた(刷り込み成功してた?(^^;)我が息子、まさか本当にR1を購入するまでになるとは予想してませんでしたが、てなわけで、千葉と愛知、と離れてはいるものの、我が家には今、ステラ、R2,R1と最後の純性スバル軽が揃ってしまいました(^_^)
こんな状態の良いR1、一度ドライブさせてもらわねば、と思っていたのですが、この度、念願かなってついに実現したのでした。間近で見る息子の愛車は、内外装も非常に綺麗でした。
はてさて、さっそくドライブ開始。行く先は、これもかねてから行って見たかった、
奥浜名オレンジロードへ。
途中まで息子が運転し、オレンジロード手前でいよいよ交代!
(走行中の写真は助手席から息子が撮影してます)
文字通り
一面ミカン畑! 千葉では見られない景色です。
農道のはずがバイクのツーリングのメッカのようになってしまっているところ、
こんな看板もあります。幸い、バイクもクルマも少なめでした。
このワインディング、峠の山坂道と異なりほどよいアップダウン、たしかにドライブに最適だなぁ。ただ、そこそこカーブの連続で自然と速度も落ちますね(^^) いやいや、ここを走り屋のコースにしちゃ場違いもいいところ。
オレンジロードはこちらのyoutube↓で拝見していて、いつかはぜひドライブしてみたい!と思っていたので感激もひとしお!でした。
そうそう、ミカン畑ではミカンがゴロゴロと地面に沢山落ちてまして、ちょっとびっくり。嵐が過ぎた後なのか、この時期よくある風景なのか・・・・
こちらでお昼をいただきました。浜名湖方面を一望する圧巻な眺めとともに美味しゅうございました。
駐車場にて、R1と紅葉、そしてC4カクタス(^^;
R1もなかなかにレア車ですが、200台しか販売されなかったカクタスにはかないません(^^; いいなぁ、カクタス(^_^)
昼食後にオレンジロードを離れ、浜名湖方面へ南下。
一路、弁天島へ。
見事な松林。弁天島もいつか来てみたいと思っていたところで思いがけず実現しました。
こんな小さな埋め立て地で街が形成されているなんて、しかも埋め立ては昭和初期に行われています。
日本にもこんな場所があるんですねぇ。その痕跡がこれだけしっかり残っていることにもビックリです。
その後 弁天島海浜公園へ。海に浮かぶ鳥居と浜名大橋で有名なスポットですね。 自分もこの景色はガイドブックなどで見て知ってはいましたが、この公園だとは知らず、到着して、ああここなんだ!と(^^)
風は少し強めでしたがそれでも日差しが温かく気持ちよかったです!
(風のせいか、釣り人もあまりいませんでした)
ここでもシトロエンが!DS3と2ショット!(^^;
道中で、シトロエン車のオフミがあったので、シトロエンが多かったのかも。
リンちゃんや女の子たちって富士五湖あたりに住んでませんでしたっけ? そこからスクーターで来た、という設定なのか!(なんとアクティブ!(^^;
それはともかく、ここらでタイムアップ。弁天島駅で息子とは別れ、豊橋駅へ。
日本一横幅があるホームとかいう、弁天島駅。新幹線がばんばん通り過ぎていきました。自分も何度も横を通り過ぎているんだけどなぁ・・・と思いましたが、
考えてみたらいつも2列席(陸側)しか座らないから気付かないのも無理はなかったか。
さて、みんカラ的にはここからが本番(!?)のR1の試乗レポを。
クルマの紹介はもはや不要でしょう。今回ドライブしてみて、ことさら軽規格より小さいサイズが話題になるR1ですが、確かに外で見るとコンパクトさが目を引くものの、いざ乗り込むと思いのほか中はゆったりでした。
というのも、
前席はR2と殆ど同等サイズで(ダッシュボードが共通なのが証左)
前席に関しては窮屈さは皆無、絞り込まれたリア回りがコンパクトな印象に寄与しているように思います。その証拠?にリアシートの空間は居住性を無視した造りで、往年の「軽自動車のすべて」誌や、ウナ丼さんの動画で後部座席に座ってますが、大人が座る設計になっていませんね(^^;
そしてそのコンパクトさ、2ドアからくる構造故か、当然ながらステラ、R2、R1では、R1がダントツの剛性感の高さ。ガッシリ硬質なモノに囲まれ・護られてる感が素晴らしいです。
反面、ホイールベースの短さがモロに影響して、路面の凹凸をダイレクトに受けているかのような揺すられ感が比較的強め。とりたててバンピーというわけではないのに、ショックが大きく伝わってくる感じです。ただし、これとてR1のキャラクターを考えれば許容範囲ではないでしょうか。
ステアリング、ペダルの重さなどはR2と変わらないかな。
エンジンはNA DOHCの54馬力のタイプで、我が家のR2と同じですが、バルブクリアランスが適切だとなるほどこんなに音がスムーズか、と(^^; 我が家のR2も調整したいなぁ、と思ってしまいました。もっともうちのR2、諸々工夫したせいか、最近はだいぶ落ち着いてきてる感じですが。
(写真撮り損ねたので某クルマサイトから画像リンク)
そこへいくとR1のシートはもっともスペシャリティか、というと意外にそうでもなく、クッション圧、形状とも、ステラに近いです。3兄弟のなかでは、もっとも表皮がシンプルなR2こそがクッション圧が高く、さらには身体を支えてくれる構造で、欧州車的な出来の良さ。これは息子とも評価は同じでした。
もちろんR1(とステラ)のシートが悪いかといえばそんなことはなく、スバル軽3兄弟は、今となっては法外にコストがかかった質の高いシートであると思います。
今回、全体で70㎞くらいを走りましたが、乗って楽しい、見て楽しい、そして所有欲を満たしてくれる佇まい、スバルR1のすばらしさを堪能いたしました。
パーソナルなクルマとして、今こそ発売すれば大ヒットしそうな気がしますが、一方で、現代に製造したら価格は当時とは比較にならない高額となり、結局販売は苦戦して、一部のクルマ好きが購入するに留まるかもしれませんね。
ひとまずは息子に大切に乗ってもらうとして、いつかは、我が家の純正スバル軽を一同に会して記念写真を!なんてできたら良いなぁ、なんて妄想(^^;
そして、豊橋~浜名湖周辺の自然、景色、街並み、風、空気、すべてが素晴らしかったです。自分がこれほど魅了されるとは思いませんでした。(観光で訪れるのと実際に住むのとは大違いなんでしょうけどね(^^; )
また訪れてクルマで周遊したいですねぇ(^_^)