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PSAのミヒャエル・ローシェラー氏曰く

『「オペルはかつて（撤退劇により）日本の販売店やユーザーを失望させましたが、今度の復活後は撤退はしません」と明言』だそうで、そこまで豪語して大丈夫？(^^;

まぁ真面目な話し、せっかくファミリーに取り込んだオペルの利益率を上げるためにも、嫌も応もなく日本でのビジネスに利用しない手はない、要は多チャンネル化することでフランス車に興味のないユーザも取り込もう、てな感じでしょうかね。もはや日本市場なんて世界最大のマーケット？の中国への販売を考えればオマケ程度、リスクも小さい？

ひとまず販売はコルサ（旧ヴィータ）をはじめ3車種、とのこと。

コルサ↓

ちょっと見ない間に、ずいぶんとスバルぽい顔つきになってしまったなぁ(^^;

今回の導入話しで意外と堅実な（無茶をしない）ビジネスだなぁ、と思ったのが、

3車種のうち１つの「コンボ　ライフ」は

メリーバとか導入してくれれば・・・と思ったら、既にメリーバは生産終了車種なんですね(-_-)

今のクロスオーバーブームを考えれば、モッカも導入してもいいような。。。

それにしても、オペルが復活するとは夢か幻か、て感じ。トラヴィックでドイツ車の底力を学び、自分の中では、愛車スプラッシュを事実上「日本で最後に市販されたオペル車（※）」として乗ってきたので感慨深いものがあります。

※スプラッシュはスズキがオペルの乗り味に対する要求を忠実にエンジニアリングして再現したクルマなので。

（追記）モッカが導入されない・・・と書きましたが、導入されるCROSSLAND Xは、

プジョー2008ベースのそのものずばり！なクロスオーバー車ですね！

NAの出来がかなり良かっただけに、（細部の変更はあるとはいえ）基本的にキャリーオーバーのターボは見劣りするかな、と気になりましたが試乗してみたら杞憂でした。

また、NAで感じた足回りのバタつきも不思議と抑えられているような印象でした。
ターボの重量増（といっても僅か10㎏増）が功を奏しているのか、NAとターボで微妙にセッティングを変えてきているのか、もしかしたら両方？
（公式見解は「セッティングは同じ」かもしれませんが、ジオメトリとか細かく変えてる可能性は高いと思います。さすがにNAとターボでタイヤのコンパウンドまで変えてることはないかな～）

そんなわけで走行フィールにはドシリとした重厚感も加わっていました。

重厚感のターボか、はたまた軽快感のNAか、これは好みがわかれるところでしょう。
購入検討されてる方はしっかり両者を試乗して比較されることをお勧めします。

残念なのはハンドリング。NAと同じく、ハンドルをきったとき一瞬わずかながら「ぐにゃっ」とした反応の後にステアリングの動きにひきずられてフロントが追随していく、その反応が、気になりました。ステアリングとステアリングシャフトが切り離されて間に何か入っているかのようで、この感覚がなんとも気持ち悪い。

これらの要因である、新採用のステアリングパッドダンパーのセッティングはすぐにでも改善して欲しいなぁ、と思いました。

・・・と、この感覚は、河口まなぶ氏のこちらの動画↓の「もう少し直進性が欲しい」というのと近いと思います。

（7:42頃から）

ちなみに自分が購入検討するとすれば、パワー重視でターボを選択したいところですが、
高速道路の使用率も高いわけではないので、宝の持ち腐れ。
そうするとNAの「素の良さ」も魅力的で、大いに悩みそうです(^^)