あけましておめでとうございます。
暮れの間にアップしようと思ったのですが、仕事が忙しく適いませんでした。
せっかくなので年明けになりましたがツラツラと。
(それにしてもこの年末年始、新型コロナの感染者が増加こそすれ減らない状況(都心の陽性率もじわじわと上がっていて個人的に懸念材料です)、加えて各方面の帰省自粛要請にもかかわらず、自宅周辺のお宅でも他府県(他都市)ナンバーのクルマをかなり見かけます。
無症状で親族に感染させてしまうリスクを考えないのか・・・後で「あのとき、帰省しなければ死なせることがなかったのに」と後悔しても遅いのですがね。
自分なぞは何より医療機関の逼迫を考えたら、日々の行動も慎重になっています。
こちらの調査では約3割が帰省する、ですか。各ご家庭の事情があるとは思いますが、「このくらいいいだろう」は通用しません。
少なくとも我々大人は子供の手本となる行動を心掛けたいですね。もっとも政府がこの期に及んでも、率先して無自覚に何も対策しないですからねぇ(嘆))
閑話休題。
(1)2020年の(個人的に)良かったクルマ・残念なクルマ
・・・というほど試乗もできなかったのですが(^^;、2020年発売のモデル中、試乗したなかでは、個人的なベストは、ダイハツ タフトです。
DNGAボディ3車種目ですが、同プラットフォーム中、最も小型ということもあり、ボディ剛性は最も効果を発揮していますし、それが足回りにも功を奏しています。スライド機構を設けなかったリアシートも出来が良い感じ。全体の出来として内外装に比してドライブフィールは穏やかな印象ですが、クルマとしては至極真っ当と感じました。
とはいえ、全体として二人乗り主体に割りきっていたり、(自分的にはマイナスの)黒ライニングだったり、と、なぜそこまで(ハスラーに比べて)”ユーザーを限定する造り”にしてしまったのか・・・惜しいですね。
個人的に気に入ったのは三菱ekクロススペース でした。
使っているパーツ、特に足回りのショックに軽自動車らしからぬコストがかかっている印象がありました。ダイナミックシールドのフロントデザインも完成度高く、もっと評価されてもいいのでは、と思いますが、ライバルより高めの車両価格、そして何より(当の三菱が考えている以上の)ブランド力の凋落ぶり、自分の周りだけかもしれませんが、同じ高価格帯でも圧倒的にルークスの方が見かけます。ekクロススペースは数えるほどしか実物にお目にかかりません。フロントデザインを比較して「丁度いい塩梅」とルークスを選ぶユーザーも少なくない、という側面もあるのでしょうね。
さて、個人的に昨年残念だったクルマは、ホンダ フィットです。
ブログにはアップしなかったのですが、現行フィットが登場時、フィットクロスターのハイブリットをデビュー早々に試乗しました。先代フィットの派生車としてブラジル・インドで販売されていたWR-Vの導入を切望していた自分にとって、フィット・クロスターは関心度の高いクルマだったのです。
(WR-V)
現行4代目フィットのデザイン・コンセプトは個人的に歴代フィットのモデルチェンジのなかでは最良だったと思っています。明解なコンセプトとクリーンなデザインで、商品の方向性も明解。それは広報戦略との親和性の高さにも現れていると思います。自分の中のベスト・オブ・フィットは初代なのですが、初代フィットそのままで発売できない(当然ですが)のなら亜流をリリースするしかないわけで、その意味では、今回の戦略はホームランに近いと思っています。実際、発売後のスタートダッシュはヤリスより成功していた印象でした。内装の質感の高さも魅力的でした(車両価格の高さを考えると当然ですが・・・)
が、試乗してみると・・・クルマとしてのまとまりの低さに唖然。ボディに4つの車輪があって、動力で前輪が動いて走るだけ。クルマはそれだけでなく「一本芯が通ったまとまり」が必要と思いますが、フィットにはそれは希薄、というか殆ど感じられませんでした。クルマとしてのまとまりは二の次三の次、ハイブリッドシステムの制御のとりまとめで精一杯、時間切れになってしまったのか、と邪推してしまいました。
まぁ、これが100万円くらいのクルマなら良いのですが、諸々300万円のクルマとしてはあまりに哀しい出来・・・N-BOXのドライブフィールを考えると、同じメーカーのN-BOXより上位モデルと思えません。ぜひ熟成をして良いものに仕上げて欲しいものです。
(2)今年はこの愛車の車検です。
今年は愛車のステラが2月に車検を迎えます。我が家に嫁いできて早くも2回目の車検。
今のところ致命的な不具合はないですが、エンジン始動時の排気ガスが異様にくさいのが気になっています。寒くなってきたので触媒が温まるまで、排気ガスがくさい(不完全燃焼)のは当然ですが、車検通るのかな、と思うくらいの異様な臭さ。
スパークプラグの寿命? 入庫時に相談してみようと思います。
それはともかく、ジェントルな走行フィールにはとことんヤラレてます。スバル純正軽自動車に魅了されるオーナーが多いのも納得。自分もその一人になりました。初年度登録から10年を突破した我が家のステラですが、長く乗っていきたいものです。
そうそう、元日の千葉は超快晴でした。寒波・大雪に見舞われている地域の皆さんには申し訳ありませんが、雲一つない、おまけに風も殆どない穏やかな元旦でした。
ということで、今年こそは新型コロナも終息が見えて、クルマにワクワクできる1年でありますように。皆様今年もよろしくお願いいたします。
Posted at 2021/01/02 07:44:00 | |
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