10月中旬から下旬のお話です。
まず、スタッドレスタイヤから。
うちのEクラスはアバンギャルドではないので、タイヤサイズは基本的には16インチです。そうなると、タイヤサイズは225/55R16になるのですが、これがタイヤ屋さんに聞くとレアサイズだと大体の方が言います。
そのレアサイズ故に、お値段もお高い。
今年の夏に、ヤフオクで2017年製造の未使用品を2本で15,000円で手に入れました。冬までにもう2本探せばいいか・・・、と思っていましたが、なかなか未使用品、いや、中古品でさえも製造年の新しい程度の良いものは出てこず・・・。
仕方なく、新品2本を購入しましたが、春に買ったサマータイヤ4本より高い!
BSのブリザックだから仕方ないといえば仕方ないのですが・・・。
改めて、購入したタイヤは、
ブリヂストン ブリザックVRX2
サイズ 225/55R16
フロントには新品で購入した2019年製造のものを装着。
リアには、ヤフオクで購入した未使用品(ラベル付き)の2017年製造のものを装着。
いつものペースで舗装路を乗るとすぐに摩耗するので、今はおとなしく乗っています(笑)
このタイヤのインプレは、雪が降ってからにしますが、今のところ、静かでスタッドレスタイヤ特有のグニャグニャ感もなく良いタイヤです。そりゃそうですよね!お高いですから。
次に、整備関係。
今年の7月のオイル交換時に見つけた、左フロントのラジアスアームのボールジョイントのブーツの破れ。見つけたものの、特に気にせず乗っていましたが、徐々に段差を通過する時などに、
「コトコト」
と音が出てきたので、この車を診てくれている整備工場に状態を伝え修理しました。
これは、発見時の写真。わかりづらいですが、ゴムが破れていました。
交換後の写真。1本だけきれいなアームが(笑)
こういう構造のものが多用されているW211のフロントサスペンション。
こちらは、父が乗っていた時に交換している右のラジアスアーム。そのほか、違う箇所でボールジョイントだけ交換もしていることから、ある意味弱点なのかもしれません。
写真を撮るついでに、右もよく見てみると何か怪しげなゴムの状態。触ってみましたが破れている感じではありませんでした。異音はないので様子見、様子見(;^ω^)
お世話になっている整備工場の話では、車検時などにこういう部品の劣化に一気に手を付けるのでトータルで整備代が高くなる=ベンツの整備代は高いとなってしまうので、気になったら、その都度点検してピンポイントで手を付けると1回づつの修理代は安く済むとのことです。その通りですが・・・。
修理後、あの小さなボールジョイントの不良が、乗り心地に大きく影響していたことが実感できました。
「もうショックを交換しないとダメかな?」
と思うようなガタガタ、ヘロヘロに感じたサスの動きが、しっかりしっとりとした動きに変わったのです。
本来の乗り心地を取り戻したと感じました。足回りに不満を感じているなら、一度クルマの下をのぞいて確認してみるのが良いでしょう!
今回写真はないですが、11万キロで1度もやっていなかったATFの交換も行いました。
「ATFはマメに交換するか、交換しないならしないほうがいい→過走行で交換すると壊れる。」
などという巷のうわさをよく耳にします。うちのクルマも11万キロ無交換でしたが、キックダウン時に大きなシフトショックが出てきたので、交換することにしました。
これも整備工場では、ちゃんとした手順で作業や交換が必要な部品の交換を行えば絶対に交換するほうがいいというアドバイスでした。
普通よく目にするATF交換といえば、新しいオイルを入れて古いオイルを出す循環式の交換ですが、今回は、ミッションのオイルパンを外してオイルフィルター等数点の交換が必要な部品を交換しています。当然安くはありませんが、安く済ませてミッションを壊すより絶対良いです。
ATFを交換した後のフィーリングですが、まず、音が静かになったこと、変速ショックも皆無に近い(言い過ぎではないと思います)。
本来のW211の乗り味はこうなんだ!と感じております。
車に乗り始めて26年経ちますが、今まで古くて距離の走った車を所有したことがありませんでしたので、手を掛ければ幾らでも良い状態に持って行けることに驚いたと同時に大変勉強になりました。
お金はちょっとかかりますけどね(^^;
Posted at 2020/11/01 00:05:35 | |
W211 メルセデスベンツ E300 | クルマ