こんにちは。
今回はW211の方のネタです。
このE300を譲り受けた時から気になっていたフロントショックの疲れ具合。
過去のblogを振り替えると、2016年5月に約5万キロで純正ショックがオイル漏れを起こし、サックスの純正相当のショックに交換していました。
それから6年、7万キロ走行した訳ですが、前オーナーの父は毎日通勤にプライベートに雨の日も雪の日も、舗装路に、雪道をそれはそれはいいペースで走っていました。若い頃はアマチュアでラリーにも出ていたので、使い方が激しく、鋭い加速、鋭いブレーキング、鋭いコーナリング・・・。ショックは今でも抜けるところまで行ってはいませんが、タイヤは北海道なのに2シーズンもたない、ということは通年同じタイヤを履く地域だと1年もたないという状態。タイヤがなくなるたびに、私にネットで買ってくれと電話がくるもので、私としては毎年タイヤを買っているという状態(笑)
そんな使われ方をしてきたものですから、普通の使われ方より劣化は早く、私のもとにきた時には既に、減衰力が落ちていると感じる感覚。決して抜けているというわけじゃなく、ワインディングなどで自分の操作に対して一歩遅れる感覚。
決定的だったのは、今年の大雪の後の除雪の悪い路面。ショックが衝撃を吸収しきれなくなったようなバタつきが出てきたのでした。
そんな時、埼玉県で輸入車の整備をされている方のYouTube(S○a-○nチャネル)で、S211(Eクラスワゴン)のサスペンション交換をする動画を見まして、その中で、まず、ベンツを中古で買ったら、足まわりのリフレッシュはするべきと。消耗品の塊であり、意外と乗った状態が当たり前だと思って乗ってしまうが、リフレッシュする事で新車のように戻るから、と。
新車の時の状態に戻すことで、本来の車の性能が出るので、乗り心地がよく快適で楽しいW211に乗ることができると思い、まだ使えるであろうフロントショックを交換することにしました。
いつもなら、社外のちょっとスポーティな足をチョイスするところですが、クルマのキャラを考えて、また、純正の姿をできるだけ維持したいという思いから、敢えて純正相当のショックへ交換しました。
チョイスしたのは、
ザックス ショックアブソーバー。
今使っているものと同じものです。
↓今まで使っていたショック。
面白みはないものの、純正がダメになった時に取り替えるような仕様のショックで新車の時のフィーリングが戻ると信じて交換です。
昨日、200kmほど慣らし運転のドライブで高速道路を走ってきました。
感覚として激変したというほどの変化はないものの、高速道路の橋の継ぎ目など、これまでドライバーに伝わってきた「ガタン!」という振動は、「シュタ!」と心地よいものに変わりました。切り込んだ時の遅れのようなものはまだ試していませんので、これからが楽しみです。
これまで、フロントの足回りについてはコツコツと手を入れてきましたから、これで終わりにできれば〜と思っています。
Posted at 2022/07/18 12:20:28 | |
W211 メルセデスベンツ E300 | クルマ