3月31日で免許取得から1年が経った息子。
ようやく若葉マークが外れました。
マイケルジャクソン的なポーズを決めておりますが・・・
「そこ」の若葉マークは外れていないのか?(笑)
ここで若葉マーク卒業記念でコペンに、コレを付けることにしました。
Pivot POWER DRIVE PDX-01 D-SPORTコラボモデル。
遂にサブコンに手を出します。
推奨のレベルで64馬力/9kgmが、76馬力/10.4kgmに出力が上がるみたいです。
ノーマル状態で本当に64馬力が出ているのか怪しい遅さなので、単純に10馬力上がれば、少しは速くなると思います。
インプレ記事などでは、少し排気量が上がったような余裕が出る程度で劇的変化はない様な事が書かれています。
今回はこれを、息子に黙って取り付けて気がつくかどうかドッキリを仕掛けてみることにしました。
4月2日。午前中から地下鉄で出かけて行った息子を見届けて、作業開始。
ここからは作業記録です。
1.キット内容
サブコンユニット本体、ハーネス、両面テープ、タイラップ(大2本、小8本)、レベル調整用?と思われるマイナスドライバー、取説。
2.配線接続方法を確認。
電源をプラスから取り、圧力センサーに割り込ませるだけです。
3.サブコンユニットを取り付けるエアクリーナーのボックス(推奨なのか?ここが例として表記されています。)を清掃、脱脂しします。ユニットは両面テープで固定するだけです。
4.バッテリーのマイナス端子を外す。
工具は10mmのスパナ、メガネ等。(写真は12mmが写っていますが、裏側が10mmになった工具です。)
外したら、ショート防止のため、ビニールテープで絶縁しておきます。
5.プラス端子のカバーを外して、同じく端子を緩め、電源線を接続する。
ネジロックが塗布されているので、緩めるに従って硬くなりますが、ハーネスの電源線のクワ型端子をナットと端子の間に挟み込むので、広めに開けた方が作業性はいいです。
プラス端子のカバーは爪で引っ掛かっているだけなので、硬いですが、握って横からこじれば外れます。
クワ型端子の口が狭いので、端子に入りづらく、ペンチで少し広げて付けました。
6.電源線をバルクヘッドは側に配線するため、端子カバーの蝶番部分の隙間に流しました。
色々配線方法がある様で、端子カバーの下の方に流してからバルクヘッド側に立ち上げてもいいかと思います。
7.圧力センサーの場所を確認。
この配管の下に隠れています。
拡大。
8.圧力センサーのコネクタを外す。
上の配管を少しずらさないと作業は厳しいです。手で強引に、少しだけずらします。コネクタは上部に爪の嵌合部がある。硬いので、爪を浮かす部分を握って少し揺さぶりながら引き抜きます。
9.圧力センサーとサブコンハーネスを接続。
車両の圧力センサーにサブコンのハーネスのコネクタ(メス)を接続。サブコンハーネスのオスのコネクタと車両から外したコネクタを接続する。
この周辺の配管類は熱を持つので、コネクタ類は密着しない様に少し浮かせて固定した方が良いと思われます。
10.配線
電源線を元からバルクヘッドに配線されている所に固定。
センサーハーネスも、同じように固定。
エアクリーナーボックス手前から曲げて、インテークパイプに沿わせて固定しました。ヒューズボックスにサブコンユニットを取り付けている方もいるようです。
最終的に、エアクリーナーを交換する時にタイラップを切らなくても作業できるように固定しています。
配線ルートは写真の通り。配線のルートは色々あると思いますので、これはあくまで参考です。
ハーネスとサブコンユニットの接続コネクタの位置が、線長が微妙、配線ルートによっては空中で遊んでしまいます。振動でおかしくなっても嫌なので、無理矢理固定しています。
バッテリーのマイナス側をもとに戻して完成!
出力レベルは推奨の7番に。デフォルトで7番になっています。
11.エンジンをかけて、ユニットのLEDが点灯しているか確認。また、バッテリーを外しているため、時計などがリセットされているので合わせたりする作業があります。
で、試運転♪
前評判を知っているので、先入観を持ちながら、1速に入れてクラッチミートしたら・・・!
低速トルクが出たのがすぐわかりました。ノーマルは油断するとエンストしそうになる感じでしたが、それがかなり低減されました。
大通りに出て、少し引っ張ってみる・・・。
ダイハツの軽ターボ車汎用エンジンのKF-VETは、スポーティーな回転フィールとはお世辞にも言えないのですが、サブコンによって適正化されているのか、低中速は、インプレ記事などの通り、少し排気量が上がった様なトルクの厚みが出て、更に雑味が取れた様なスムーズさとなって気持ち良くなりました。我々世代が期待する様なパワーの劇的変化はないものの、今までシフトダウンして登っていた坂をそのまま行ける様になった感じです。
高回転は高速に乗らないとわからないと思い、高速道路も走ってみましたが、特に5,000回転からレブの7,500回転付近までが非常に苦しい回り方だったのが、キレイにスムーズに一気にレブまで回るようになりました。もうとにかく、ガンガン回して気持ちいい!そんな感じです。
一人、楽しんだワタクシ。その日帰宅した息子は、車に乗らないまま、翌日。
妻はまた、女子会、女子会? で午前中から出かけて息子と二人。
昼食を食べにコペンで出かけます。
久しぶりに息子の横に乗りましたが、私と違って、非常に大人しい運転スタイル。2,000〜3,000回転程度しか回さず、うまく流れに乗った走り。いいんだけど、結局帰宅するまで、
「速くなった」
とか、
「乗りやすくなった」
などのクルマの変化のことは一切口にせず(・_・;
気が付くまで黙っていようと思っていましたが、痺れを切らせて言ってしまったワタクシ(笑)
息子、
「はぁ!?マジで?ミリも分からんかったわ!」
と(笑)
で、エンジンルームを確認する息子。
その夜、バイト上がりに少し走りに行って帰ってきて、ようやくわかったようで(^ ^)
感想は、私と全く同じ。特に高回転側のフィールは好印象のようですし、ギアを落とさなくてもある程度加速できるのは良かったそうです。
このパワー感を維持するにはハイオクガソリンが必須になりますが、元々、燃費が良くなるとのことでハイオクを入れていた息子は特に、そこは問題視せず。
今回のパーツ代も、楽天で36,000円で私が購入しましたが、息子が15,000円、後からくれました。大人になったのう(^.^)
こうして、ドッキリを仕掛けるも、黙っていられなくて、ネタバラシするという結末を迎えたプチモディファイでした。
おしまい。