こんにちは!
今日は、コペンの少し早めの1年点検を受けてきました。
来月で納車になって1年経つのか・・・、早いなぁ。
15,000kmも乗ってるじゃないかΣ(・□・;)
びっくりするわ。
今回は、1年経ってこの車の気になるところに手を入れてみました。
1点目。
屋根を開け閉めするときに、
「キュルキュルキュルー!」
と、非常に不快な音が時々します。
どこからしている音なのか・・・、後ろの方からだなぁ。
自分では発見できず、ネットで調べてみた。
部品の名前はわからなかったのですが、ここ。
このシリンダーにシリコンスプレーを少し吹くだけで治るみたいです。
少ししか使わないのですが、近所のホームセンターで安く売っていたので、
このシリコンスプレーを買ってきました。一生使えそう(笑)
ここに極々少量吹付け、何度かルーフを開け閉めして完了。
今日は、いや、今日に限って異音がしなかったので、結果はわからず。
また発生したら、ルーフの関節部分にも吹いてやろうと思います。
2点目。
ボディ剛性不足が気になります。
いくらGRグレードで剛性パーツが最初から装着されているとはいえ、やはり軽のオープンカー。しかも北海道の過酷な冬を超えたせいか、荒れた路面でのボディの緩さ加減やルーフの軋み音が気になってきました。
もっと補強パーツを入れてしまえば済む話ですが、パフォーマンスダンパーなんかを最初から入れちゃったら、息子のスキルアップにならないし・・・。
ということで、まず手軽なところからジワジワ攻めてみようと思いまして、
TRD ドアスタビライザ―(GRロゴ入り 品番:MS304-00004)を装着してみることにしました。
このパーツ、メーカー公式にはコペンは適合表にはなく、ヤリスクロスとC-HRなどに適合するものがコペンに偶然装着可能なだけ。それがネットで広まってみんな付けている、といったもののようです。
そのネットの情報を色々見ていくと、どうやらトルクスのT-40とT-30にトルクレンチが必要。しかも5N・mで締めるボルトと23N・mで締めるボルトのようで、そんなトルクレンチは持っていないのでトルクレンチも用意しなければいけない・・・。
こんな小さめのトルクに対応したトルクレンチって、行きつけの工具屋さんにも無いし、Amazonなどではビットソケットがセットになったものが5,000円くらいします。
どうせこの作業にしか使わないから、安く済ませたい。
ネットで漁っていたらメルカリで5~25N・mに対応した1/4のトルクレンチが2,800円で出品されていました。他を探してもこれより手ごろなものはなさそうだったので、アカウントを持っている妻に、頼みづらいけどお願いして購入。
何に使うのか結構ツッコミがありましたが、
「コペンがガタガタするのを治すためだよ~(;'∀')」
と、間違ってはいない理由を述べ(笑)
後は1/4の差し込みに合うトルクスですが、トルクスのビットは持っているのに、1/4の差し込みのトルクスのビットソケットを買うのは勿体ない。DIY愛好家の味方、アストロプロダクツで商品検索をしていたら、1/4の差し込みでビットを使える変換アダプタ―を発見。なんと187円!
早速お店に行って購入。
揃えた工具類はこちら。
さあ、取り付け。
取説通りに作業を進めます。
1.車両側のストライカー(と言うらしい。)をT-40のトルクスでボルトを外して取り外す。ボルトは再利用。このボルトはなかなかしっかり絞められているので、柄の長い工具で回すのがおすすめ。規定トルクの23N・m締まっていると感じる固さ。
2.ドアスタビライザ―のストライカーを取り付ける。スライド部分をづらさなとボルトを締められないので、意外と面倒。最後はトルクレンチで規定トルクの23N・mで締めます。
3.適合車種じゃないからだと思いますが、スライド部分がボディーと干渉して傷がつくという情報があったので、ビニールテープを張りました。
4.ドア側のキャッチ部分についているボルト手前2本をT-30のトルクスで取り外す。こちらは割と緩いです。規定トルクの5N・m程度の固さに感じましたが、これが後でハマる・・・。
5.ドアスタビライザ―のベースプレートを取り付ける。
規定トルクの5N・mで絞めるのですが・・・。何時までたっても、5N・mの設定でカチって言わないで、回る。そして手ごたえが軽くなる・・・。
もしや、と思いボルトを抜いてみると、ボルトのねじ山は健全でしたが、キャッチ側のねじ山に切り粉が!部品側の部材、あまり強度がないみたいで、5N・mじゃ強すぎなんじゃないかと気が付きました。なので、ここはトルクレンチは使わず、ドライバーで感覚で締めこみました。皆さんご注意を!
6.ベースプレートにプレートを取り付ける。
完成!
これで、ドアの隙間にスペーサーが入る状態となり、開口部の剛性が上がる・・・とは公式には書いていませんが、ステアリングレスポンスが良くなるということらしいのです。
今回も息子がバイトで居ない間に勝手に取り付けました。
性能を確かめるべく、同期会に出かける妻を会場まで送りに行きました。
クローズド状態で、ルーフの継ぎ目なのか内張りなのかわからないですが、ちょっとした段差でも発生していた軋み音が、感覚的には8割程度消えたと感じました。妻も静かになったと言いましたので、プラシーボ効果ではないと思います。ボディの歪みで逃げていたと思われるサスの動きにもしっかり感、接地感が出た・・・ような気がします。
オープンにして走ると、やはり今までより剛性感が高くなり、きちんとサスが動いている「シュタッ!」と段差を乗り越える感覚を感じました。装着前は「ダダン!」といかにも剛性がない変な振動がありましたから、激変!ということは無いですが、明らかに効果はあるパーツと言えるでしょう。
気分が良くなった私は外気温14℃にもかかわらず、オープン状態でお山のワインディングに繰り出し、少しペースを上げて走ってみました。剛性が少し良くなったことでサスの動きが分かりやすく、今まで感じなかったGRの足回りの味付けを改めて感じることが出来ました。このサスはしなやかで腰がある、ツーリング向きなんだなぁと理解しました。固さで言えばきっとGRじゃなくてビルシュタインサスが入ったSグレードの方が固いのではないかと妄想してみたりして。
今回も、いや、今回こそは息子が気が付くかどうか、バラさず見守ってみることにします。あ、流石にドアを開けたら気が付くか・・・。