今年の春先からずっと気になっていた、コペンのルーフの異音。
GRで補強が入っているとはいえ、北海道の冬の道路を走ったら、流石に少しにヤレ感が出てきて、クローズド状態の時にルーフの軋み音が気になりはじめました。
この軋み音、分割式ルーフの合わせ目からの軋み音と、内張からの干渉しているようなカタカタ音の2つあるみたいなのですが、今回は内張の対策をしてみました。
また、天井の断熱対策も同時に行います。これも昨年の夏から息子がずっと気になっていて、できていなかったのですが、コペンのルーフは黒なので夏はすごく暑くなります。車内もすごく暑くなります。夏の暑い時期に作業したくないし、寒くなってから内張を外したくない・・・、涼しくなって忘れる・・・。今年の夏、暑くなって思い出す(笑)
まずは、内張を外すところからスタート。同じコペンで対策している方のブログを参考に、まず、ルーフのキャッチの金物を外します。
トルクスT-30のビスを外します。
内張をクリップ位置を確認して、バコッと外します。外す前にウェザーストリップを内張から外しておきます。
ペラペラなので、割りそうで怖い。
外れた状態がこちら。
もし、内張とルーフが干渉しているなら、カタカタと異音がしそうな作りです。
次に天井の内張。クリップで2ヶ所泊まっているだけですので、内張外しで外します。
どんなクリップかと思えば、
こんな感じ。回しても取れません。こじって取るしかない。あまり力任せにすると折れるそうです。
外した天井の内張がこちら。
断熱性?なんて多分考えていない、ハッチバックの荷物室のトノカバーみたいな薄い布みたいなヤツでした。
内張が外れた車内。
なんかレーシーでカッコイイ(^ ^)でも、天井はペラペラなFRPが1枚。このままだと夏は相当暑いでしょうね(笑)
異音を調べるためにこのまま走ってみたのですが、カタカタ音はほとんど出ず。やはりプラスチックの内張が原因か?
外した内張を家に持ち帰り、
作業します。
内張の干渉対策は、
隙間テープを使用しますが、材質として一般的なものよりも耐久性があるEPDMゴムの「Nittoエプトシーラー」がおすすめのようでしたので、この製品を使ってみます。サイズは厚さ5mm、幅15mmが万能かもしれません。
内張の出っ張り部分にテープを貼りました。
次に天井の内張の断熱対策。いろいろネットで調べてみると内張を剥がして、アルミのレジャーシートを入れるのがメジャーな対策のようです。ですが、市販のレジャーシートの対応する温度が60℃まで。真夏は絶対60℃を超えると思うと、車内でのアクシデントを避けたいので、
フロントガラスに装着するアルミの遮熱シートを使用することとしました。
内張のサイズを測り、
広げて内張のサイズ似合わせてカット。
固定方法は、両面テープを使ってもイイかもしれませんが、温度が上がるとテープ自体がベタベタになりそうなので、内張を止めているクリップで留められるようにシートに穴を開けました。
写真はテープで留まっていますが、仮押さえの為で、車に付ける時は剥がしています。
全て元に戻しまして、試乗に出ました。
カタカタ音は、完全には消えませんでしたが7割程度は消えたかなぁ〜という感じです。内張のカタカタ音が減ったら、今度はルーフのキャッチの金物からのカタカタ音が気になりました。オープンカーの宿命でしょうか(笑)ここの対策はもう少し走ってみて考えることとします。
天井の遮熱は、暑い時期は過ぎたのでわかりませんが、息子曰く、冬も寒いらしいので、もしかすると少し暖かくなれば効果ありと判断できるでしょう。
整備手帳はもう少し効果を確認してから上げたいと思います。
Posted at 2022/10/02 19:47:05 | |
コペンGRスポーツ LA400A | クルマ