自撮り？セルフ撮り？

RCヒコーキ飛ばす時、フライトレコーダー的意味合いも含めてなるべく飛行動画を撮りたいのだが。
（墜とした時とかどういう姿勢でとか、操作なのか特性なのかトラブルなのか後で確認したいのもあるからね）

オンボードでカメラを搭載できる機種は空撮かねてカメラごと飛ばしてしまうのだが、そうでない機種は陸から対象を追って撮影するしかない。

自分のヒコーキが飛んでる姿を撮るだけが目的であれば、上級者の人に操縦をお願いして自分で撮ればいいのだが、それはそれで。

撮影に慣れた誰かが現場にいればいいが、そうとも限らず。

都度慣れない人にお願いするのもアレなので。


ウェアラブルカメラを頭につけて（こういうやつね）撮ってみるが。

人間の目線、画角を再現しようと思うから何しろ広角。
（実際人間の目は固定でそこまで広角じゃないけど脳内パノラマだからね）

すると、手元や、例えばサーキットの車載カメラとか機体に積んで空撮の時なんかは非常にハマって便利なのだが。

遠く（１００メートルとか）に飛んで行った小さいもの（１メートルぐらい）は映っても点。

点に映ればまだましだが。

こりゃ何とかならんか、カメラの性能（画素数）上げたら点がもう少し鮮明に映るかと、発売から時間がたって値段がだいぶこなれてきたカメラを導入してみたが。



今までのカメラじゃ映らなかったぐらいの距離でも点には映るが。画角が広すぎることに変わりはない。



残念なことにパソコン側のスペックが４Kに全然対応できなくて編集含め、単純に再生だけでも恩恵がないという課題もあるのだが。

もう少し画角が狭く（望遠）にならんかね。と、いろいろ調べると、モデルガン界隈ではガンカメラとしてこの手のカメラを望遠に改造して使ってる人たちがいるようで。

この手のカメラ、レンズやらなんやら専用設計と思わせて、なんと規格品が使われていると。

つまり、その規格に合ったレンズなりなんなり使えば望遠も広角も自由自在！
（一眼レフカメラのレンズ脱着みたいにはいかないけど）

物もピンからキリまで探せばそこそこ流通ありで、さっそく試しにそんなにお高くないお手軽なものを取り寄せ。

本体分解！



レンズ装着。

純正状態



レンズ装着状態　おお！画角狭くなった！使える！。が、真っ赤



どうやらIRカット（赤外線カット）フィルターってやつが必要らしい。

IRカットコーティングのレンズも売り物はあるみたいだが、（コーティング以外も）本気仕様すぎてそこそこのお値段。お試しお気軽改造にはちょっと手が出ない。

かといってドンピシャなフィルターなんてものなかなか探し当てれず。

適当なサイズのを買って切り出すか。切れんのか？あきらめて純正に戻そうか。と、悩んで思いついた。

車体裏面とかにつけてタイヤの動き見たり、捨てカメラとして活躍してた安いドライブレコーダーが作動不良でゴミのまま放置、その辺に落ちてるはず。

発掘して分解。

やっぱりね。レンズは同じ規格。そしてIRカットフィルター装備。



やっぱりゴミは捨てずにとっておくもんだな。

で、若干加工して貼り付けて組み立て。

もともと防水で各部パッキン入ってるので、せっかくなのでパッキンが機能するようにその辺に落ちてたアルミ削ってカラー作って組付け。水に浸けないにしても埃りとか入っても嫌だからね。
（つけた安いレンズが防水かどうか不明なので防水は期待できない）








普通の色になったぜｗ



安物レンズの解像度がヘッポコなので、若干映りに不満はあるが仕方がない。

で、ヒコーキ自撮り？セルフ撮り





対象を大きく映すにはもう少し望遠じゃないとダメだけど。

これより画角が狭くなると対象が画角から出ちゃう時間が増えてしまう悩みどころ。

頭につけてるからつまり首の動きで追いかけてるのだけれど、人ってある程度は首動かさないで目で追いかけるんだね。目で足りなくなってきたら首も動かす発見。すごい精密にリンクした動きなんだな。

まあ、点ではなくなったからいいかな。

気が向いたらもう少し解像度の高い本気なレンズに変えてみよう。


おまけ

向かってきて機首上げて飛び立つ大迫力映像。の予定だったんだけどカメラ上向き過ぎた。。



他撮り



スケール滑走路ほしいねｗ