発電量が足りなくて節電しろって?
原発反対の人が居るから火力発電が頑張ってるんですって?
油代が高いから電気代値上げするんだって?
CO2を削減したいから電気自動車で走れって?
電気自動車買う人には補助金が出るんだって?
電気足りないのに?
夜充電すれば電力足りる?
ソーラー発電所って夜は発電しないらしいよ。
原発動かそうとしたら動かし方わかる人がもう少ないんだってよ。
(だからねえ、危険だとか言って止める方が危ないんだよ。続ければ研究も進んでどんどん安全になるだろうに)
まあ、そんな世の中の昨日今日のおかしなことは技術革新には関係なく。
クルマは電気で動くものが増えてきたけど。
みんな知らないかもしれないけど電車って電気で動いてるんだよね、結構前から。しかも電池積んでないの。コレね、重量と航続距離でものすごく有利なんだよね。
電池積むってデメリットでしか無いからねえ。
トラックとかハイエースが完全電動にならない理由って、最大積載量1tのトラックで電池500キロ積んだら荷物半分しか積めなくなっちゃうからね。そりゃ無理だよね。
電動車と言えば必ず話に上がる、心配事は航続距離とか。
航続距離が足りない!そんなちょっとしか走れないクルマ買うわけないだろ!って声をよく聞くけど。
電池大きくすれば航続距離も増えるけど、値段も高くなるし。
なのに航続距離がそれほどでもない軽の電気自動車がバカ売れだってね。
おもしろいねぇ。
航続距離が欲しい人は電動の文句言わず内燃エンジン車に乗ればいいと思うけどね。
最近じゃ、バイクも電動が増えてきてるらしいね。
航続距離も最大積載量もあまり気にしないからむしろいいのかもね。
街走ってもスイカ柄のヘルメットかぶってると店先とか民家の軒先で充電させてもらえるみたいだし(笑)
スイカヘルメットで乗る車種よりももう少しアトラクション性がある電動バイクがあるらしく。
近くの山の上にずっと放置されて廃墟?(多少メンテはされていた感じはある)だったレストハウスがちょっと前にバイク向けの立ち寄りスポット、情報発信基地としてオープンしたのだが。
いろんなバイク乗りの方のブログや動画で見かけるようにはなっていて、きれいで高そうなバイクがたくさん集まって。
入場料(500円。施設維持協力費)がかかるセレブ施設。なかなか庶民には500円の壁は高く、立ち寄ってみた事は無かったのだが。
その施設の一画に専用のオフロード?トレッキング?コースが作られそこで電動バイクに乗れると。
系列の同じ内容の体験施設は海老名の屋内施設に既にちょっと前からあったのだが、なかなか面白そうと思いつつ、海老名は遠いなぁ。と、思っていたところ、おお!近所に出来るのか!
というわけで(話が長い!)入場料を払う理由が出来たので行って来た。
庶民が払うに高額なハードルなのできっと高級車だらけで肩身が狭いだろな。
と思ったら持ってる車種しか居なかった(平日だし、天気微妙だし)
セローと、1100RSと(笑)
中に入ると、月替わりで展示品が変るらしいが、今月はBMWという事で。
ハーレーかと思った。
ハーレーのカテゴリはハーレー独占で、売れるためにはそこに当てていくという手はあるからね。
時間を速度で買うBMWはもう昔話のようだ。(ラインナップはあると思うけど)
施設全体はさすがにオシャレできれいで、
ゴミ箱がドラム缶
タバコ部屋もおしゃれ
レンタルバイクとか用品ブースがそれぞれ野外にコンテナで
レンタルバイクのナンバーが伊豆、函南町。さすが町内。
(ここに伊豆ナンバーで来る非ツーリング感たるやw)
コンテナは飛ばないようにアンカーとワイヤーで固定
トイレがバケツ
そんなこんなで電動バイクの受付に。
注意事項と操作方法などをインストラクターの口頭と教育ビデオ(ビデオって死語かね?)教育動画を20分程度。
モトクロス的に走るな、速度は8キロまで、路面掘れちゃうからウイリーするな、跳ねるな飛ぶなという走行上のルールも説明を受け、
壊したり怪我したりするかもだけどわかってますよと同意書にサインして。
やっと走行。
のその前に、準備運動とバイクの扱い方をもう一度おさらいして。
やっと走行。
のその前に、まずは手前の練習スペースで、インストラクターのあとをついてバイクと地面になれるための慣熟走行。
今日初めてバイクに乗る(免許無くても可)って人も対象のアトラクションなのでインストラクターがちゃんと丁寧に。
「あんたバイク乗れるからここまで必要ないと思うけど一応順番にやらせてね」って事で、カリキュラム通りに。
練習スペースで慣れたらやっとコースへ。
トライアルまではいかないけどちょっとした起伏やちょっとした段差のセクションがところどころに用意された1周300メートル程度のオフロードコース。
オフロードっても土の上にウッドチップ敷詰めでドロドロにはならず。なかなか面白い感触の路面ではあったが。
初めての人でも走れるセクションなので、さほど難易度は高くは無いが、バイクには乗るがオフロードみたいなところは走った事が無い。という人には最初チャレンジングな起伏段差なようだ。
1周目はインストラクター先導で、セクションごとに説明受け。2周目からは先導無しで自分のペースで。
簡単ではあるが、なかなか面白いコース。
天気曇りで、下界30℃、現地22℃、時々霧な天候。下界に比べ暑くは無いが走ればうっすら汗ばむ運動量で。晴れていればもう少し景色もいいかも。
んで、電動バイク。50㏄相当と125㏄相当の2種類あるようだが乗ったのは125㏄相当。
電動なのに、125相当なのに、それにしてはトルク弱いなと思って聞いてみたら、出力制限しているらしい。
まあ、バイクに乗った事ない人がフルパワーで乗ってうっかり飛んでっちゃっても危ないし壊されちゃうからね。
ハードウェア変えずに出力制限したり、出力特性をプログラムで自由自在に変更できるところが電動の良いところだよね。
(この機種がどの程度の変更を受け付けるかは知らない)
ガソリン車はスロットル開けてクランク回ってくるの待ってピストン下がってやっと混合気吸い込んでさらにクランク回るの待って圧縮して点火してここでやっとトルク発生。というスロットル開けてから随分長い時間待たないと駆動力がかからないが、
電動車はスロットルに瞬時に追従してトルク出るから操作にリニアで駆動コントロールが抜群。
しかも音が静か!
さらに無臭!
リヤブレーキが左手!
(右足ブレーキって状況によっちゃ使いにくい。足出しちゃうと止まれないし)
いいじゃんコレ!。
なかなか面白い。
機械の操作としてはガソリン車の方が難解で”間”があるからそこが難しくて面白いところなんだけども。
クルマで電気自動車というと、ドライビングプレジャーを捨てるのが当然と思ってるごとく、移動空間、移動家電を目指してどんどん快適で高性能になっているようだが。
バイクの電動車はライディングプレジャーがしっかりあるからね。
日常実用、移動手段という部分では(特に今回の車種は)全くそういう方向で作られて無いのでなかなか厳しいけど、個人的にはむしろそれでいいと思うんだ。
電動車でコースに来てコースでガソリン車を走らす。行き帰り道中がエコ(直接CO2排出無し)という世の中に向かってきたが、
現実的にはまだしばらくはガソリン車でコースに来て、コースで電動車を走らすという、使い方があってもいいと思うんだよね。
電動で来て電動で遊ぶってのが昨日今日のエコだのSDGSだのの行き先かもしれないけど。
(SDGS ってなんだよ、日本語で言えよ。何が持続可能なんだ?電力不足で明日にも途切れそうじゃん(笑))
今や何でもかんでも持続可能ってつけりゃいいと思って全く無意味に持続可能って文言が説明の間に入ってるのだらけだね。中身変ってないだろ今までも持続してただろ。何を今さら。
持続可能っても今決め打ちでそれを未来永劫使えって話でも無かろうに。
手段は電気だけとは限らないと思うのでいろいろミックスでいいんじゃないの?
で、帰ってきてガソリン車で練習(行き帰りもガソリン車だったけど)
スロットルとトルク特性がリニアじゃないしその上クラッチの伝達滑り加減でトルクがリニアじゃないし。操作に対して反応が遅れ遅れだから先読みでファジーに動作せねばならん。
乗りにくいったらありゃしない(笑)
こういうのは絶対電動がいいよ(笑)