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2022年07月30日 イイね!

RX-8はなぜ突然死するのか? おまけ パワーチェック

自走不可不動車を買って、なんとか始動できるまでにはなったがガラガラと音が
エンジン本体ダメか。載せ替えよう。
降ろしたエンジンを分解してみた。


からのおまけ。

前期5速車と前期6速車が手元にあるのではたして何が違うのか?

いや、エンジンのポートが違うんだけど。
(ミッションとかギヤ比とか前ブレーキとか足回りのセットも違うんだけど)

レシプロエンジンで言うところのバルブタイミングとリフト、つまりカムシャフトが違うのね。

世界に誇る?ホンダエンジンで有名な可変タイミング可変リフトなカムシャフト、VTEC。
焼き鳥ネギ間でカムシャフト切り替えを思いついたという話だが。

焼き鳥カムより以前はるか彼方、REは生まれた時からそこ、可変なのだよ。(マツダの場合)

カムは無いけどな。

RX-8の5速車とFDとかFCとかSAのターボ付き、HCルーチェ、JCコスモは2段階。低速ポートと高速ポート
(VTECで言うところの低速カムと高速カムね。)

RX-8の6速車とSA後期ターボ無しとHBコスモのターボ無しは3段階。低速ポートと高速ポートと高速ポート補助(補助ってなんじゃい(笑)高速ポートが2段階切り替えな感じね。)
(VTECで言うところの低速カムと高速カムとさらに高速カムかな?)
(そんなVTECは無い?)

それ以前のREは2段階、ざっくり5速車と同じね。

で、それぞれ、車種キャラクターや排ガスの基準、何回転でトルク何キロ何馬力が違うので、ポートタイミング(レシプロで言うところのバルタイ)が違う。
つまり、2段階が劣って3段階が優秀とかそういう事ではなく。
(ちなみにFDの13BとJCコスモの13Bだと微妙にポートタイミングと面積が違ってコスモの13Bの方がパワー出せるらしい)

どのタイミングでどのくらいの混合気を燃焼室にどう効率よく入れるかがそれぞれ違うのだ。
(専門店がパワー出すんでポート削るのはレシプロで言うタイミングとリフトを変えてるんです。カム交換です)

んで、RX-8で言うと、主に中低速重視で街乗りとか普段ユースに寄せましたよってのが5速車、お前らぶん回してガシガシ速く走りたいんだろ?ってのが6速車。

というキャラクター設定。(だったはず。多分)

乗った感じで言うと、

街乗り領域は圧倒的に5速車の方がトルクフルでアクセルのツキが良い。
(電スロのセットも違うので余計にそう感じる)

高回転まで回転回すと吸い込まれるように加速する、世間で言う「これぞロータリーエンジン!」な回転フィールな6速車。
(9000rpm回る市販REはRX-8が初だから「これぞ!」じゃなくて新領域なんだが)

どちらも甲乙つけがたく。

どっちが速い?で言うと5000rpmぐらいまでは5速車、7000rpm越えると6速車。

6速車は8000rpm越えると特に速い。が。

なかなか悩ましい。

走った感じのフィールだけの比較なので、

カタログ値のパワーの差は実際どうなんだ?

ホントに街乗り用に低回転のトルクを増やしてあるのか?

ホントに高回転でパワー出てるのか?

所有するなら5速か6速か?



というわけで。
(本題です。毎回本題までが遠いな)

それぞれ同じ日に同じシャシーダイナモでパワーチェックしてみた。

5速車 





176ps
21.2kgm
カタログ210psだっけな。
(10万キロ超えエンジン、そこそこちゃんとしてるじゃん)
実力的には86前期とじゅうぶん渡り合えるレベル。
(同じシャシーダイナモで86前期が同じくらいらしい)

6速車





219ps
19.9kgm
カタログ250psだっけな。
S2000と余裕で戦えるw
(同じシャシーダイナモで純正コンディションのS2000はこれ以下の個体が多いらしい)
中古エンジン当たりだったな。
ちょっと慣らして圧縮6.9kgf/㎝2 7.5kgf/㎝2ぐらいなんだけど。
圧縮8キロ超えてないとパワーが出ないとかいうけど。どうなんでしょうねぇ(笑)


RX8、5速車と6速車の比較。


5速車、6速車それぞれ176ps、220ps、21.2kgm、19.9kgm



カタログスペックの馬力差、トルク差、回転域きっちり再現(笑)。
6000rpm以下は完全に5速車が速い。(はず)
街乗り、高速巡航で圧倒的に5速車の方が速く乗りやすいのがきっちり可視化された。
6000rpm以上は圧倒的差で6速車。
コース行ったら6速車は速いんだろうな。
5000rpmから9000rpmまで使える。
どちらも「山とか谷って?」というレベルでトルクバンド広い、ロータリーならでは。
(レシプロも最近はカムとかバルタイ可変でトルクフラット特性のが増えてきたけど可変ポートだからREはいつの時代もわりと低回転からフラットだから)

なかなかおもしろいね。

ちなみにどちらも仕様はドノーマルね。

パワーが上がるかもしれない社外品とか、多少速くなるかもしれないけど耐久性を犠牲にする社外品とかは付いてません。

そこそこ状態がちゃんとしたエンジンオイルが入ってるだけです(笑)
(話の流れは一連の前記事読んでね)


ちなみにちなみに、
純正そのままだとレブリミッターより速度リミッターに先に到達してしまうため、レブリミッターまでパワーチェックできません。リミッターカットしないとパワー計測できないんです。

んだって。

車輪速センサー引っこ抜いておけば速度リミッターは検知しないので計測できます。
「車速信号入ってこないんだけど・・・・・ちょっちょっ、走っちゃてんじゃん。ダメダメダメヤバいヤバい、VSAとかABSとかパワステ制御止めるぜ」ってメーターに警告が出ちゃうけど。
(なので実走行にはこの技使えません)

警告ありと無しで測り比べたけど差は無いので警告出てもエンジンマネージメントはそのまま、出力制限はないみたいでよかったが。


結局はどっちがお好みか?というレベルで。

5速車に6速車のスロットル特性と足回りがいいなぁ(笑)
Posted at 2022/07/30 03:37:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2022年07月28日 イイね!

RX-8はなぜ突然死するのか? 続の続

自走不可不動車を買って、なんとか始動できるまでにはなったがガラガラと音が
エンジン本体ダメか。載せ替えよう。
からの続編。


ガラガラいってるんだから何か壊れてるに違いない。

何がどう壊れているのか?

なぜ突然壊れるのか?

そもそも突然なのか?

突然壊れるなんてある?

というわけで、ロータリーエンジンという普段見慣れない?エンジンを分解してみる。



本体までが遠い


配線のカプラーパリパリ折れる。

再組み立てしないつもりだからいいけど。

6PI、インマニの構造がややこしいな。


どう考えてもエンジンスタンドが弱かった。緩めようとするとコケる。


インパクトレンチ優秀




あれ?カウンターウェイトは?


と思ったけどよく見たら縁の厚みが違う。
なるほど。

オイルパンとストレーナーにあり得ない粉破片。




メタル回ってる。


リヤメタルの当たりがおかしい。


フロントメタルはもっとおかしい


リヤローターのメタルもおかしいぞ


リヤローターメタル虫食い。焼き付きだね


フロント側のローターメタルは回っちゃって外れてる














ハウジングも減ってるなあ。


アペックスシールの両端のあたりが強いな。






波打ってるなあ。


シール減ってるなあ。


真ん中が摩耗してるね。


そりゃ変な音もするさ

想像以上に壊れているようだ。

面白すぎる(笑)

なんでメタル回る?しかも前後とも。

オイル入ってたんか?回ってたんか?

前と後ろでローターの汚れ方違いすぎるし。

アペックスシール減りすぎだし。真ん中減ってるし。(限度値下回り)
*アペックスシール高さ基準値5.3㎜限度値4.3㎜ 実測値4.04~4.30 

ハウジング波打ってるし。

リヤサイドハウジング7万キロっちゃ7万キロ感な当たりだが前は20万キロぐらいじゃ?

アペックスシールは30万キロぐらいの減りか?

ローターハウジングに50年前に解決したはずのチャターマークが?!

ロータリー専門店じゃないので何ともだけど。

突然壊れたって言ってたけど突然じゃないね。


ではなぜこんな事に?

うん。分らん(笑)

ロータリー専門店さんなんかのブログやらなんやらで見かけるのは「オイルレベルが低くて」「RE専用オイルじゃないと」とか?

オイルレベルに関しては可能性があり得る。

REはオイルを燃焼室噴射でシール潤滑してるので(ゆえにメタリングオイルポンプのオイル経路は重要だ、ここが不調だと壊れますよと前の前に書いたが)オイルを消費する。なので、オイルが減る。

オイルが減りすぎると潤滑や冷却が間に合わなくなってしまうので、注意喚起のためオイルレベル警告灯なるものがメーター内に装備されているわけだが。

専門店が言うにはどうやらそのランプが点灯する頃には走行条件によっては必要に十分には若干足りない状態だそうだ。

量が足りなくて行きわたらなくて、とか、行きわたらないゆえに冷却が間に合わず局部的に高温になって焼き付く。はあり得る話。

そして油量が減ればオイルそのものの温度が高くなる(熱容量の低下)

硬いオイル使えばそういう時に油膜切れは防げるね。って思ってる人居るかもだけど、硬いオイルはまわりが悪い。

低粘度オイル前提で作られているエンジンは特に、低粘度オイルを使う前提の油路、各部クリアランスになっているのでそこに硬いオイルを入れればオイル滞って油温が上がりやすかったり、そもそも必要なところに油がどかない。

という事は、油膜切れを恐れ、不用意に硬いオイルを使って壊れた。という可能性も否定できない。
(今どきのオイルでそれはあんまりないと思うけど)


そしてコレは専門店のウンチクでもほぼ見かけたことが無いんだけど
(見つけられてないだけかもだけど)

プラグかぶらせたらオイル交換してくださいねー♪

軽微なかぶりならそこまで必要ないですが。
酷くかぶらせたとき、デチョークを知らない人がデチョークせずにひったすらセル回し続けた時とか。

燃焼室の真下がオイルパンのレシプロエンジンに比べれば、エンジンオイルのガソリン希釈は少ない構造のはずなのだが。
ひどくかぶらせると液体のガソリンがエキゾーストがら垂れてくるレベルの構造と始動時燃料噴射量のロータリーエンジン。

それだけエンジン内に液体のガソリンが回ると(通常、エンジン内の燃料は気体です。液体じゃ燃えないので)エンジンオイルがガソリンで薄まります。

オイルがガソリンで薄まるとどうなるか、オイルじゃなくなっちゃいますねー。

薄まった直後に上手に温度が上がれば揮発してオイル性能はキープ出来てるかもしれませんけどね。

ちなみに余談ですが、ターボだから固いオイル、NAだから柔らかいオイルって通説ですが、なんで?
ターボはタービンが熱持ってなんとかかんとか?違いますね。圧掛けて詰め込んでる分燃焼カロリーが大きいのでピストンの熱膨張が違うのです。熱膨張が違うという事は冷間時のシリンダーとピストンのクリアランスが違うんですね。ターボの方が隙間が広い。つまり、オイルパンに落ちるガソリンの量(ブローバイ)がターボの方が多い。(適温運転時は相応のクリアランスなのでターボもNAも隙間に大差ないが)ゆえにオイルがガソリンで薄まるペースがターボの方が早い。なので例えば5000キロの交換サイクル指定なら5000キロの間オイルがオイルである必要があるので薄まってもオイルの性能が保てるオイルを。という大昔の話。(その前提で油路も硬いオイル前提で作られてますけど)
「最近のターボ車はターボなのにこんなに柔らかいオイルで油膜大丈夫なのか?!」っていう人も多いですけど、最近のクルマは温度管理きめ細やかでクリアランスの変化が少ないくブローバイがごくわずか(ブローバイが多いと排ガスクリーンとは程遠いので減らす策多数)なので、大昔のターボ車とは違います。
そしてエンジンで一番潤滑がきついのは実はカムシャフト。(油圧かかって無いし面圧高いし)

何だっけ、そうそう、かぶると液体のガソリン駄々洩れで油が薄まっちゃいますよって話。ガソリンで燃焼室面脱脂しちゃいますし。

つまり、かぶらせてシャバシャバになったオイルで状況構わず高負荷掛けたらどうなるか?
粘度が低いオイルとガソリンで薄めて粘度が下がったオイルは別物ですからね。
そりゃまあ、壊れますな。

あと考えられるのは過回転。

アクセル踏んでる側でちょっとやそっとエンジンまわしたってそんなんで壊れちゃうエンジンはありません。レブリミッター付いてるし。そうそう過回転にはなりませんが。(意図的に休みなくレブリミッター回転近辺で何分も回し続けたら冷却間に合わなくて壊れるでしょうけど)
過回転で壊れるのはだいたい減速側ですね。3速8000回ってる速度で2速に落とせばどうなるか?
2ペダル車なら運転手に壊されないようにクルマが勝手にシフトダウン可能な速度になるまで2速に落としませんが。みんな大好き3ペダル、運転手が自由自在に壊せます(笑)

つまり、

わざと(下手くそで)ダウンシフトでレブ超え繰り返したか、

ひどくかぶらせてガソリンで薄まったエンジンオイルで高負荷、長時間走ったか、

無駄に硬い粘度などエンジン設計に合ってないエンジンオイルを使ったか、

油量が足りない状態で走ったか、

のどれか。

突然壊れたのではなく、徐々に壊れ(壊し)ていることに気が付かず、ある日致死量を超えただけ。

かぶらせと油量かな。

圧縮低下でかぶりやすくなって、オイルに影響が出たのか?

オイルがダメでメタル回ってローター振って圧縮が落ちたのか?

どっちが先かあるいは同時進行かそれはちょっとわからないけど。

前々回にも書いたが

つまり、

壊さない秘訣は

相応の品質のオイルをこまめに交換するしか無い。

これにつきますね。

乗りかたで言えば水温油温が適温(停止しての暖気は必要ない。走りながら駆動系の暖気も同時に)になるまで無駄に負荷かけない回転上げすぎない。
シフトダウンはしっかり減速してから。

だけ。

RX-8は突然壊れません。

(多分w)
Posted at 2022/07/28 04:16:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業日記 | 日記
2022年07月19日 イイね!

時代は電気だぜ?

発電量が足りなくて節電しろって?

原発反対の人が居るから火力発電が頑張ってるんですって?

油代が高いから電気代値上げするんだって?

CO2を削減したいから電気自動車で走れって?

電気自動車買う人には補助金が出るんだって?

電気足りないのに?

夜充電すれば電力足りる?

ソーラー発電所って夜は発電しないらしいよ。

原発動かそうとしたら動かし方わかる人がもう少ないんだってよ。
(だからねえ、危険だとか言って止める方が危ないんだよ。続ければ研究も進んでどんどん安全になるだろうに)



まあ、そんな世の中の昨日今日のおかしなことは技術革新には関係なく。

クルマは電気で動くものが増えてきたけど。

みんな知らないかもしれないけど電車って電気で動いてるんだよね、結構前から。しかも電池積んでないの。コレね、重量と航続距離でものすごく有利なんだよね。

電池積むってデメリットでしか無いからねえ。

トラックとかハイエースが完全電動にならない理由って、最大積載量1tのトラックで電池500キロ積んだら荷物半分しか積めなくなっちゃうからね。そりゃ無理だよね。

電動車と言えば必ず話に上がる、心配事は航続距離とか。

航続距離が足りない!そんなちょっとしか走れないクルマ買うわけないだろ!って声をよく聞くけど。

電池大きくすれば航続距離も増えるけど、値段も高くなるし。

なのに航続距離がそれほどでもない軽の電気自動車がバカ売れだってね。

おもしろいねぇ。

航続距離が欲しい人は電動の文句言わず内燃エンジン車に乗ればいいと思うけどね。


最近じゃ、バイクも電動が増えてきてるらしいね。

航続距離も最大積載量もあまり気にしないからむしろいいのかもね。

街走ってもスイカ柄のヘルメットかぶってると店先とか民家の軒先で充電させてもらえるみたいだし(笑)


スイカヘルメットで乗る車種よりももう少しアトラクション性がある電動バイクがあるらしく。

近くの山の上にずっと放置されて廃墟?(多少メンテはされていた感じはある)だったレストハウスがちょっと前にバイク向けの立ち寄りスポット、情報発信基地としてオープンしたのだが。

いろんなバイク乗りの方のブログや動画で見かけるようにはなっていて、きれいで高そうなバイクがたくさん集まって。

入場料(500円。施設維持協力費)がかかるセレブ施設。なかなか庶民には500円の壁は高く、立ち寄ってみた事は無かったのだが。

その施設の一画に専用のオフロード?トレッキング?コースが作られそこで電動バイクに乗れると。

系列の同じ内容の体験施設は海老名の屋内施設に既にちょっと前からあったのだが、なかなか面白そうと思いつつ、海老名は遠いなぁ。と、思っていたところ、おお!近所に出来るのか!

というわけで(話が長い!)入場料を払う理由が出来たので行って来た。



庶民が払うに高額なハードルなのできっと高級車だらけで肩身が狭いだろな。
と思ったら持ってる車種しか居なかった(平日だし、天気微妙だし)



セローと、1100RSと(笑)

中に入ると、月替わりで展示品が変るらしいが、今月はBMWという事で。

ハーレーかと思った。









ハーレーのカテゴリはハーレー独占で、売れるためにはそこに当てていくという手はあるからね。

時間を速度で買うBMWはもう昔話のようだ。(ラインナップはあると思うけど)

施設全体はさすがにオシャレできれいで、

ゴミ箱がドラム缶


タバコ部屋もおしゃれ


レンタルバイクとか用品ブースがそれぞれ野外にコンテナで


レンタルバイクのナンバーが伊豆、函南町。さすが町内。
(ここに伊豆ナンバーで来る非ツーリング感たるやw)


コンテナは飛ばないようにアンカーとワイヤーで固定


トイレがバケツ


そんなこんなで電動バイクの受付に。

注意事項と操作方法などをインストラクターの口頭と教育ビデオ(ビデオって死語かね?)教育動画を20分程度。

モトクロス的に走るな、速度は8キロまで、路面掘れちゃうからウイリーするな、跳ねるな飛ぶなという走行上のルールも説明を受け、

壊したり怪我したりするかもだけどわかってますよと同意書にサインして。

やっと走行。



のその前に、準備運動とバイクの扱い方をもう一度おさらいして。

やっと走行。

のその前に、まずは手前の練習スペースで、インストラクターのあとをついてバイクと地面になれるための慣熟走行。

今日初めてバイクに乗る(免許無くても可)って人も対象のアトラクションなのでインストラクターがちゃんと丁寧に。

「あんたバイク乗れるからここまで必要ないと思うけど一応順番にやらせてね」って事で、カリキュラム通りに。

練習スペースで慣れたらやっとコースへ。

トライアルまではいかないけどちょっとした起伏やちょっとした段差のセクションがところどころに用意された1周300メートル程度のオフロードコース。

オフロードっても土の上にウッドチップ敷詰めでドロドロにはならず。なかなか面白い感触の路面ではあったが。

初めての人でも走れるセクションなので、さほど難易度は高くは無いが、バイクには乗るがオフロードみたいなところは走った事が無い。という人には最初チャレンジングな起伏段差なようだ。

1周目はインストラクター先導で、セクションごとに説明受け。2周目からは先導無しで自分のペースで。

簡単ではあるが、なかなか面白いコース。

天気曇りで、下界30℃、現地22℃、時々霧な天候。下界に比べ暑くは無いが走ればうっすら汗ばむ運動量で。晴れていればもう少し景色もいいかも。



んで、電動バイク。50㏄相当と125㏄相当の2種類あるようだが乗ったのは125㏄相当。

電動なのに、125相当なのに、それにしてはトルク弱いなと思って聞いてみたら、出力制限しているらしい。

まあ、バイクに乗った事ない人がフルパワーで乗ってうっかり飛んでっちゃっても危ないし壊されちゃうからね。

ハードウェア変えずに出力制限したり、出力特性をプログラムで自由自在に変更できるところが電動の良いところだよね。
(この機種がどの程度の変更を受け付けるかは知らない)

ガソリン車はスロットル開けてクランク回ってくるの待ってピストン下がってやっと混合気吸い込んでさらにクランク回るの待って圧縮して点火してここでやっとトルク発生。というスロットル開けてから随分長い時間待たないと駆動力がかからないが、

電動車はスロットルに瞬時に追従してトルク出るから操作にリニアで駆動コントロールが抜群。

しかも音が静か!

さらに無臭!

リヤブレーキが左手!
(右足ブレーキって状況によっちゃ使いにくい。足出しちゃうと止まれないし)

いいじゃんコレ!。

なかなか面白い。

機械の操作としてはガソリン車の方が難解で”間”があるからそこが難しくて面白いところなんだけども。


クルマで電気自動車というと、ドライビングプレジャーを捨てるのが当然と思ってるごとく、移動空間、移動家電を目指してどんどん快適で高性能になっているようだが。

バイクの電動車はライディングプレジャーがしっかりあるからね。

日常実用、移動手段という部分では(特に今回の車種は)全くそういう方向で作られて無いのでなかなか厳しいけど、個人的にはむしろそれでいいと思うんだ。

電動車でコースに来てコースでガソリン車を走らす。行き帰り道中がエコ(直接CO2排出無し)という世の中に向かってきたが、

現実的にはまだしばらくはガソリン車でコースに来て、コースで電動車を走らすという、使い方があってもいいと思うんだよね。

電動で来て電動で遊ぶってのが昨日今日のエコだのSDGSだのの行き先かもしれないけど。
(SDGS ってなんだよ、日本語で言えよ。何が持続可能なんだ?電力不足で明日にも途切れそうじゃん(笑))
今や何でもかんでも持続可能ってつけりゃいいと思って全く無意味に持続可能って文言が説明の間に入ってるのだらけだね。中身変ってないだろ今までも持続してただろ。何を今さら。
持続可能っても今決め打ちでそれを未来永劫使えって話でも無かろうに。

手段は電気だけとは限らないと思うのでいろいろミックスでいいんじゃないの?


で、帰ってきてガソリン車で練習(行き帰りもガソリン車だったけど)



スロットルとトルク特性がリニアじゃないしその上クラッチの伝達滑り加減でトルクがリニアじゃないし。操作に対して反応が遅れ遅れだから先読みでファジーに動作せねばならん。
乗りにくいったらありゃしない(笑)

こういうのは絶対電動がいいよ(笑)
Posted at 2022/07/20 02:17:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記

プロフィール

「近道は無いよ http://cvw.jp/b/564484/47515500/
何シテル?   02/06 03:47
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