現在車なし生活を満喫しているので、養生しながら次の車選びを楽しんでいます。
クルマの情報はさまざまアンテナを張り巡らせて、常に新しい情報を手に入れているつもりです。
次期車の選択肢としては、日本車、輸入車、新旧問わず。当然、中古車もマメにチェックしています。
元来、大きなクルマよりもコンパクトなクルマの方が好みで性に合っています。家庭環境もようやく落ち着いてきたので、そろそろコンパクトなクルマが良いかなぁと考え始めています。
そんな折、一台のモデルがとても気になり始め、頭から離れません。そのモデルはup!GTI。
≪画像は拝借しました≫
ゴルフ1GTIやルポGTIといった往年の名モデルの再来とも言われるモデル。それらモデルを現代流に解釈したのがup!GTIなのでしょう。
(参照: イイなup!GTI 、欲しいなup!GTI )
2018年6月に450台+150台の計600台が台数限定ながら日本国内で正規販売を開始。
up!GTIを欲しいと考える潜在的な顧客が多かったためか、比較的早期に完売したようです。人気のほどが窺い知れます。
2019年2月には"beats sound system"のプレミアムなサウンドシステムを奢った仕様の追加販売。台数限定ではありませんでしたが、決して多くはなかったはず。
さて、それから半年余りが経ち、昨年2019年9月頃のこと。担当セールスマン氏から、up!GTIを何台か確保できたという情報(悪魔の囁きとも言う。)を教えてもらいました(^_^;)
up!GTIは半年前でもうすでに完売したものと思っていたのですが、また新車で買うチャンスに恵まれたということなんですよね。これは願ってもないチャンス!
頭の片隅では何となく欲しいとは思ってはいたものの、以前の時は車を所有していたので、up!GTI所有なんて夢のまた夢の話です。
ところが、今回は事情がまったく違います。そもそも車がない状態なので、まずは移動手段の確保のためにも。そして、社会復帰のためにも車はマストアイテムなのです。それがup!GTIともなれば・・・ねぇ(^_^;)
その後、二週間ほどしてから再び担当セールスマン氏から、up!GTIの現車が入荷し、ショールームに飾ったのでぜひ観に来てくださいとの連絡があり、すぐに出向いた次第。
そこに飾られていたのはメインカラーのピュアホワイト。素直にカッコいい! というのが率直な感想。
現車を観たのはこれが初めてではないのですが、改めてup!GTIを目の当たりにし、購買意欲をより掻き立てられます(苦笑
つい先頃のネットのニュースで知ったのですが、昨年2019年のSUV新車販売台数で第1位となったのは、ホンダのヴェゼルなんだそうです。55,886台とか。
ホンダのサイトによると次のことがわかりました。
≪画像は拝借しました。≫
2013年の発売開始以後、2017年・2018年は2位だったようですが、それ以外の4年間は1位を守っているのですね。
ご存知、SUVで普及価格帯ではマツダCX-8やトヨタC-HR、日産ジュークなどクーペSUVのライバルがひしめいているのも特徴です。その中にあって、1位を死守するとは凄いこと!
そんなヴェゼル。実はシトロエンとは浅からぬ因縁?があります。
≪画像は拝借しました。≫
≪画像は拝借しました。≫
どっちがどっちだかわからなくなるくらい。まさかねぇ(^_^;)
ちなみに上の写真がヴェゼルで、下の写真がDS4です。見分けがつかない方のために念のため(^_^;)
もういっちょ。
≪画像は拝借しました。≫
≪画像は拝借しました≫
なお、ホンダの発表によれば、ヴェゼルはクーペSUVとのことですが、DS4というと、「高いドライビングポジションを持つセダンクーペ」とのこと。
デザインはどっちがどっちだかわかりにくいのに、ジャンルはまったくの別カテゴリー属するわけです。これがややこしいのです。
2011年にヨーロッパで販売開始となったDS4に対し、2013年12月に日本で販売開始となったヴェゼル。まさかねぇ(^_^;)
そんなDS4ですが、2011年日本発売から4年後の2015年にマイナーチェンジを実施しました。当時のキャッチコピーによると・・・
≪画像は拝借しました≫
突如として"SUV"を名乗ることとなりました。後の"CROSS BACK"こそSUVを名乗るに相応しいとは思うのですが、もうわけがわかりません、、、
そういう意味では、ヴェゼルは一貫してクーペSUVなわけですから、ホンダの販売戦略は成功と言えるでしょうし、発売から6年が経っても色褪せることなく売れ続けることは大したことでしょう。
ヴェゼルは今や一つのブランドとして成功していると言っても間違いないですね。ただ気になるのは、過去6年で最も少ない販売台数での第1位。ヴェゼルも商品力が落ちている証なのかもしれません。
私たちシトロエンファン、特にオーナーにとってヴェゼルは気になる存在でした。(憧れという意味ではまったくありません。)
DS4は2018年中に生産が終了してしまったことは残念なことですが、ヴェゼルを眺めていると現役で販売されていた当時のことが何となく思い起こさせるのです。
※1月24日21時15分追記
ヴェゼルの日本販売開始時に記した拙ブログもどうぞご参照ください↓
(参照: ヴェゼルとDS4のデザインコンセプトの違い )
現在、自己所有車がない状態なので、次期車の選定は楽しみながら検討中です(^_^;)
コンパクトなクルマが好きで、そんな中でも以前から注目しているのが、コチラ↓
≪画像は拝借しました。≫
500の4ドア版とでも言うべき、イプシロン。このクルマの場合は、当然のことながらランチアの方がアリなんだと思います。
しかし、本家ランチアはガレーヂ伊太利屋が正規輸入していたとは言っても、アフターフォローの面で心許ないので躊躇します、、、
その点、全国に正規販売網を持つクライスラーディーラーが取扱うイプシロンとなれば、それは話が違います。
但し、トランスミッションは2ペダルMTとなるデュアロジック一択で、他に選択肢がなく、信用性がちょっと引っ掛かるかなぁ、、、
2012年12月に日本で販売が開始となり、2014年中には販売が終了。実質二年はない販売期間だったので、極めてレアな存在なのかもしれません。
そこで、日本にはいったいどのくらいのクライスラー・イプシロンが輸入販売されたのか? とても気になったので、ちょっと調べてみました。
と言っても、正確な数字などどこにも挙がってはいないのですが、リコール情報から手掛かりはないかと思ってみました。
すると・・・
■外1927 ブレーキバキュームパイプに関わる改善措置(2013年4月26日)
2012年8月9日から2012年9月29日までの輸入分が該当 10台
■外2305 BCM(ボディコントロール制御ユニット)に関わる改善措置(2016年1月29日)
2012年10月1日から2013年3月1日までの輸入分が該当 301台
これまでに2回のリコールがあったもよう。これだけでも311台の輸入販売台数と少数なので、仮にリコールがない車両があったとしても全部で400台はいないのでは。。。
先述のとおり、2013年から本格的に販売が始まっているのですが、実は日本販売一年後の2013年下期にはもう叩き売り状態でした、、、
(参照: 国内新車販売終了したクライスラー・イプシロン )
そんな状況だったので、残念ながら日本では不人気車種に位置付けられてしまいました。ホント可哀相に(涙
やっぱり、「ランチア」ブランドで販売するべきだったと思うのは、当時も今も変わらない思いです。「ランチア」ブランドを纏って、ランチアディーラー(ガレーヂ伊太利屋)で積極的に販売していれば、全然違っていたでしょう。
大人の事情とは言え、「クライスラー」ブランドでは分が悪すぎです。純粋なアメリカンブランドのイメージが強すぎただけに残念なことです。
で、クライスラー・イプシロンですが、今見てもとても10年ほど前にデビューしたとはとても考えられないくらいにデザインが美しいです。
それと、コレにやられました!
≪画像は拝借しました。≫
ゴールドというロアグレードに装着のホイールなのですが、"ypsilon"の"y"があしらわれたデザイン。抜群のセンスに脱帽です♪
そんなわけで、ぜひとも所有してみたいと思うんですよね(^^; と思っていたところ、某所で留め置かれた車両を見つけてしまったんです! なぜかナンバープレートが外されてましたけど。。。
居ても立ってもいられなかったので、早速店員さんに尋ねてみました。譲っていただこうと本気で思ったもので。すると、そのイプシロンはエンジンがもうダメになってしまっていて廃車とのこと。嗚呼残念(>_<)
聞けば、今でも大事に所有されているオーナーさんがとても多いと教えていただきました。中には10万キロオーバーの方もいらっしゃるとか。
と言うことで、最後は特に好みの後ろから。
≪画像は拝借しました。≫
このアングルは見惚れてしまいます(^^; カタログを眺めながらじっくり考えることとしますか。
※きれいなお姉さんが紹介するUK仕様のクライスラー・イプシロン(MT)の動画を見つけたので、どうぞご覧ください♪
2015年に発売となった2代目XC90からボルボのデザインの方向性が大きく変わりました。
≪画像は拝借しました。≫
中国の吉利(ジーリー)汽車資本となり、プレミアムブランドへとなりました。そのことがデザインの方向性が変わったことに繋がっているのでしょう。
その後発売のS90やV90、XC60、XC40、V60、S60に至るまで、一目でボルボとわかるよう、デザインに共通性を持たせています。
さらに、トールハンマーと呼ばれるT字のDRLを採用しているのも最新ボルボの特徴。
≪画像は拝借しました。≫
こうしたところにもブランドイメージを持たせているのですね。
現代でこそステーションワゴンやSUVのイメージ強いですが、セダンも古くから存在しています。
■240セダン(1974-1993)
≪画像は拝借しました。≫
■740セダン(1984-1992)
≪画像は拝借しました。≫
■850セダン(1992-1997)
≪画像は拝借しました。≫
■960セダン(1991-1998)
≪画像は拝借しました。≫
いずれのセダンに共通するのはデザインが直線基調であること。このデザインが「安全性」にイメージに繋がっているのかもしれません。
960と850はフェイスリフトによって、960はS90を名乗り、850はS70を名乗るようになり、2000年頃まで生産されました。
S90はフルモデルチェンジでS80へ。
■S80(1999-2013)
≪画像は拝借しました。≫
S70はフルモデルチェンジでS60へ。
■S60(2000-2009)
≪画像は拝借しました。≫
この世代からそれまでの直線基調のデザインに角が取れて、丸みを帯びるようになりました。
個人的思いを言うのであれば、直線基調こそがボルボセダンの醍醐味だと信じてきたので、いよいよボルボもこの本流から外れてしまったかと、ちょっと残念に思ったのも正直なところ。
2016年に発売となった第二世代S90も最新のボルボデザインに則るもので、かつての直線を思い起こすと感じるのです。
■S90(2016- )
≪画像は拝借しました。≫
デザインが美しい。再びボルボのセダンに興味を持ち始めました。しかし、残念なことは日本国内では限定500台ということで、すでに完売です。。。
一方、S60。
■S60(2019- )
≪画像は拝借しました。≫
S90の美しいデザインの流れを汲むもので、趣きは多少異なりサイズは小さくなるものの、やっぱり美しい。見惚れます。
ということで、ボルボは現代ではステーションワゴンやSUVにどうしても注目が集まりがちでしょうけど、セダンも注目せずにはいられません。
「ボルボ=ステーションワゴン」というイメージをこれまで何となく持っていましたが、このデザインの美しさを見てしまうとセダンですね。ぜひ所有したい!
最後に後ろから。
≪画像は拝借しました。≫
S60は後ろから見た姿がとても美しいと感じてしまうのですよね(^^;
シトロエンは世界規模で年間100万台規模のメーカーへと遂げ、また、日本では2019年の登録販売台数が4,000台を超えるに至りました。(JAIA発表4,113台)
最新の数字では、JAIA(日本輸入車自動車組合)発表によると、2019年は4,113台を登録し、3,560台を登録した2018年に比べると、115.5%の伸びとのこと。
なぜこんなにも成長に至ったのか。先日、来日したシトロエン グローバル マーケティング アンド コミュニケーション ディレクターのアルノー・ベローニ(Arnaud Belloni)氏のCarWatchによるインタビュー記事が興味深いので、取り上げます。(リンクは下に貼っています。)
≪画像は拝借しました。≫
以下、記者との一問一答形式にて引用。
――シトロエンはグローバルで100万台規模のメーカーに成長している。この状況をどのように評価しているか。
ベローニ氏:結論から言うと非常によい成績だと思う。しかもここ5年間成長し続けてきている。現在、この中で約8割がヨーロッパ市場での販売なので、ほぼヨーロッパでの活躍が大きいということだ。(~中略~)さらに、アジアでは言うまでもなく、日本で2019年は4000台を達成する見込みで、過去最高の実績を目指している。
唯一課題があるとすれば中国市場だ。そこは気になるところなので、これから力を入れていきたいと考えている。
いくらグローバルと言っても、ヨーロッパのブランドなので、ヨーロッパで占める割合が8割というのは当然のこと。残りの2割が日本を含めたアジアなどということですね。
中国市場を課題としているのはマーケティング担当としては懸念材料なのでしょうね。経済不況に陥っているとも聞きますし、販売戦略の見直しが迫られるのかもしれませんね。
続けて・・・
――2019年、日本市場では4000台を超えようとしているが、本国から見てその台数規模をどのように評価するか。
ベローニ氏:数字だけを見ると確かに少ないと感じるかもしれないが、数量そのものではなく、非常に重要で価値のある数字だと捉えている。その理由は、日本という国自体が洗練され、またデリケートな国というバックグラウンドがあり、しかも非常に数多くのメーカーがある自動車大国だ。そんな日本市場は決して簡単に台数を増やせるところではない。そこでシトロエンが成長し続けることができていること自体に重要な意味があることだ。
お客さまの要求レベルが高い日本市場において成功することは、イコールどこの国でも成功できるという自負に繋がり、それを成し遂げている。つまり、過去数年発展し続けているということ自体に意味があると考えている。
こと日本ではコアな存在に捉えられがちのシトロエン。前衛かつ革新はシトロエンの根幹であり、決して他ブランドでは満足はできないオーナー含めてファンに支えられているのでしょう。
このことはマーケティング担当として誇るべきことであり、さらに緻密な販売戦略の下、攻めの姿勢に打って出るかもしれませんね。
さらに続けて・・・
――その成功要因は具体的にどのようなことなのでしょう。
ベローニ氏:日本市場で学んだことは、ある程度ニュースを継続的に発信することをキープしていかなければいけないということだ。これは日本に限ったことではないが、過去10年ほど、モデルを出した後はモデル末期になるまでそのまま出しっぱなしになっていた。その反省から、新しいものを継続的にどんどん市場に出していこうと進めてきた。そのことが日本市場でかなり大きく影響したのではないかと思う。
自動車事情ではかなり特異な日本市場で学ぶべきことがあったということは意外なことです。市場に飽きられることなく、常に新鮮さを持たせて、時にはPR方法を変えてみたのかもしれませんね。
続けて・・・
――ラインアップについて伺いたい。「ベルランゴ」が投入されることにより、ほぼフルラインアップになる。そこで、今後の日本市場における展開と、PSA内でのシトロエンのポジショニングについて教えていただきたい。
ベローニ氏:言われたとおり、日本市場においてもフルラインアップ化して、さらに次々とモデルを出していくことは確定しており、1年に1モデルは確実に出していく予定だ。また、フルラインアップ化のために、今何が足りないかと言うとセダンなので、今後はコンパクト系と大きめのセダンを導入する。
2019年はC3エアクロスにC5エアクロスと、一気に2モデルのSUVを日本市場に導入してきました。C3とC4スペースツアラーと合わせて4モデルなので、ブランド規模からすると、日本市場では「ほぼフルラインナップ」ということなのですね。
セダンは今一番期待したいカテゴリーですね。大きめのセダンとなると、やっぱり・・・
≪画像は拝借しました。≫
C6の後継モデルに期待したいですね♪
ベローニ氏が導入すると言う「コンパクト系」ってC1? C-ZERO? E-MEARI? いったい何なのか大いに期待したいところです(^^;
先のコメントの続きとして、次のことを発言しています。
そして現在、PSAの中でブランドの差別化はしっかりできていると自覚しています。プジョーはプレミアム、DSはラグジュアリーで、競合メーカーは、プジョーの場合はフォルクスワーゲンやボルボ、DSはアウディとなります。では、シトロエンはどうでしょう。ポピュラーでメインストリート系に属しますので、ヒュンダイやセアト、シュコダと戦っていくブランドになります。その中で際立ったブランドにしていきたいという狙いは変わりません。
グループPSAは今やプジョー・DS・オペルに留まることなく、フィアット&クライスラーとも同じグループとなりました。その中でシトロエンとしてのブランド意義を鮮明に出すことは、今後必須となります。
100周年を迎え、さらに飛躍するであろう今後のシトロエンに期待したいですね。
Avatar blue カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/04/22 20:58:34 |
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