シートレール加工

すでに、競技シーズンに突入してしまった競技車両
作業中の車は、まだ当店の作業スペースを占拠しています。

今度はドライビングポジションの修正です。
以前のブログでも軽く触れましたが？

オーナーさんは、ペダルの交換を希望してます。
オルガン式から吊り下げ式へ。
その場合、ペダル購入はもちろんですが、
吊り下げるためのフレームを製作し、
ブレーキ配管も作り直し。
オイルのリザーブタンク位置の変更と
修正箇所が山盛り！
すでにシーズンインしてるのに？
今更それは…
そもそも、そこはロールバー装着時にやる事です。
このまま、ガマン出来るレベルまで、調整を試みます。

まずは、シートを取付けしてみます。

シートはブリッドのCSです。
画像ではわかりにくいですが、
頭部分がロールバーに当たって後ろに下がりません。
まずは？

シートの固定位置で起こす方向で取り付けます。
当然、お尻が持ち上がってしまいます。
オーナーさんは座面が高いのを気にしています。
では？

シートレールを加工しましょう♪
右側(外側)のレールは、前方を４０mm、後方は５ｍｍ下げました。
もともとＳ系のボディは、フロア自体が後方が低くなってますので。
後ろにズラせれば自然に下がるからです。
低くし過ぎるとＶＲ３８に合わせて浮かせたボンネットで、
前が見えなくなります(笑)
左側は、レールで下げる事はできません。

車体のシートフレームが高くなっているので
コレを加工するしかなさそうです。

続く