すでに多くの方々が取り上げていらっしゃるけど・・・
「マッターホルン・ライトプロジェクション」、このプロジェクトはツェルマット観光局。ツェルマットと姉妹都市の妙高市、そして富士河口湖町。二国間の長い友好、今回の難局を一緒に乗り越えようとマッターホルンの東壁と北壁に跨ってプロジェクションマッピングで「日本の友人たちに、この困難を乗り切る希望と強さの印を送る」と日の丸が投影。日本だけでなく、姉妹都市を結んだ国々の国旗も投影されましたよね。
日章旗の画像に付けられたキャプション。(rising sun と)
Japan
Switzerland and Japan have maintained a close exchange for many decades. With Myoko and Fujikawaguchiko, Zermatt has two sister cities in the land of the
rising sun . We greet our Japanese friends, partners and guests and send them a sign of hope and strength to overcome this unusual and difficult time
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日本とスイスの国交樹立150年記念の2014年、辻井伸行氏はスイスに。戦乱で追われたラフマニノフ、やっとスイスのルツェルン湖畔に安住した。辻井伸行氏がバーゼル交響楽団と演奏したのはそのラフマニノフのピアノ交響曲第二番。
Nobuyuki Tsujii in Switzerland 2014 -- Part 7 (FINALE)
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ラフマニノフが残した言葉『音楽というものは、平和で平穏なところでないと成立しないものだ』と。浅田真央さんが演技したラフマニノフの「鐘」。彼女も天才!
浅田真央(Mao Asada)選手 4CC 渾身の「鐘」 実況解説無し
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辻井伸行氏のお母様の辻井いつこさん、ダイアモンドオンラインのインタビュー記事『
辻井伸行の母はどう息子の才能を見抜いたか 』でこのように語られていた。
・・・引用ここから
生後8ヵ月を迎えたころ、私はあることに気づきました。ショパンの「英雄ポロネーズ」をかけると、曲が盛り上がるところで決まって伸行が寝ている部屋のふすまがバタバタと音をさせるのです。そっとのぞくと腹ばいになった伸行が、足をふすまに当てて全身でリズムをとりながら、バタバタと音をたてていて、しかもそのバタバタがCDの演奏と見事に合っていました。「伸行は本当に『英雄ポロネーズ』が好きなんだなあ」と、日々ほほえましく眺めていたものです。
ところが、あまりにも毎日聞きすぎるので、CDに傷がついて音が出なくなってしまいました。私は、もう一度あの喜ぶ顔が見たくて、同じ曲が入ったCDを買い直して聞かせたところ、まったく喜ばなくなってしまったのです。
「あんなに喜んでいたのに、どうしてだろう……。伸行の喜ぶ顔がもう一度、見たい」と思い以前のCDと見比べてみた時、思わず「あっ!」と叫びました。
最初に伸行が喜んで聞いていたものと、後から買ったCDの演奏者が違うのです。でも、まさか、まだ話すことすらできないあの子に演奏者の違いが分かるなんて。半信半疑でCDショップに向かい、再び前のCDと同じブーニンが演奏したものを買い求めて聞かせると、再び足をバタバタさせて喜ぶではありませんか。赤ちゃんだから飽きたのだろうと、あきらめていたら、それに気づくことはなかったと思います。
私の中の「まさか」は、この瞬間「確信」に変わりました。伸行が好きだったのは、「英雄ポロネーズ」ではなく、「ブーニンが演奏する英雄ポロネーズ」だったのです。
・・・引用ここまで
そのブーニンが演奏する英雄ポロネーズ。(ショパンコンクールの時の映像)
(Bunin)Chopin Polonaise Op.53
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そして辻井伸行氏が演奏する英雄ポロネーズ。
辻井伸行 ショパン 英雄ポロネーズ Nobuyuki Tsujii Chopin Heroic Polonaise Op. 53
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東日本大震災で被災された方々を想い、辻井氏が作曲した「それでも生きてゆく」。カーネギーホールでのアンコール、大粒の涙をこぼしながら演奏する。その映像を観、その観た自身の思いを伝えたいがために為に自身を映像で表した方がいらっしゃった。
Pianist in tears!!!. Most moving piano performance.
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Nobuyuki Tsujii LIVE AT CARNEGIE HALL
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辻井伸行氏、辻井いつこさんによると『「全盲のピアニストではなく、ピアニストの僕が、たまたま目が見えなかっただけと彼はよく言います」』と。多くの方も全く同じことを仰っている「名ピアニストがたまたま目が見えなかっただけ」と。
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マッターホルンと言うとスイスの登山家ウーリー・ステック氏が思い浮かぶ。アイガー・グランドジョラス、そしてマッターホルンの三大北壁のスピード登攀記録を作った。残念な事にヌプチャで亡くなられた。合掌。
A tribute to Ueli Steck (1976-2017)
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上の動画で最後の方の映像で映る山はアイガー北壁。氏は北壁を登ってミッテルレギ尾根に出て山頂に向かうけどこのミッテルレギ尾根、この尾根を初登攀したのは1921年9月10日、槇有恒。このアイガーもスイス。
アイガー、ミッテルレギ尾根
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スイス
アメリカ
スイス国内で三番目に感染者が多いスイスのカントン・
ドイツ
イギリス
スペイン
フランス
ポルトガル
スイス、面積はほぼ九州と同じく4万1285平方キロメートル、人口は857万人。
swissinfo.ch によると感染者数は4月17日現在で26,929人、死者は1,323人。4月16日、感染者数の減少からロックダウンの段階的緩和を始めた。
ニュース、日テレの藤井アナの心にしみるアナウンス、それ以外は罵り煽るばかり。ワイドショー、専門家と言われる方々の含蓄のないお言葉、有難くもない!医療崩壊と言いながら検査数を増やせと言う、何で?わけがわからない。少し静かにしていてくれまいか。
Posted at 2020/04/18 14:47:59 | |
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