昨年は武漢ウィルスで中止、一昨年はミューズの改修工事で狭山市民会館でしたね。今年は直前までどうなることやらと。5月2日、コンサート自体も本当に久しぶりで、チューニングのAの音が流れてきたときには少々うるうる。
ホールに響き渡る重厚な音、感動でした。当たり前ですけど、どんなに高額なオーディオシステムでもこのホールの音は出せない。体全体が音楽という音に包まれ、人間が何でこんな大きな音を出せるエネルギーを持っているのかと不思議。
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所沢市民吹奏楽団の「第44回定期演奏会」のお知らせと来場御礼のお知らせを。
第44回定期演奏会開催のご案内
所沢市民吹奏楽団第44回定期演奏会ご来場ありがとうございました。
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演奏は、東日本大震災のチャリティー作品として高橋宏樹氏が作曲なされた行進曲「希望の光」。氏の言葉として、『はじめはレクイエムのようなものも考えましたが、やはり「明るい未来へ向けて」というテーマのほうが頑張れる気がして、僕の得意分野でもある元気な6/8行進曲スタイルにしました。この曲が皆様の耳に届いたとき「明日を生きよう」「困難を乗り越えよう」そう思っていただけるよう作りました。』との事。
所沢市民吹奏楽団の演奏がなかったので精華女子の遠藤で行進曲「希望の空」を。(所沢市民吹奏楽団の演奏がアップされたら入れ替えます)
行進曲「希望の空」ー精華女子高等学校
そして最後はハチャトリアンのガイーヌから指揮者の林紀人氏による抜粋・編曲。冒頭にも書きましたけど、重厚な音色で音楽がホール全体に響き渡る快感を味わわせて頂きました。奏者の方々が音楽を楽しんでいるからこそですよね。
ロビーコンサートは恒例の「所吹チンドン仲間」の方々。これも恒例のチンドン太鼓から始まりました。最後まで楽しまさせて頂き有難うございました。
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開場前、公園の空を見たら入道雲、開場少し前から雨が・・・
プログラム第二部、ステージには五輪が。
休憩時間、入道雲はいなくなった模様。
ロビーコンサート。
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以前の定期演奏会から。
所沢市民吹奏楽団 第39回定期演奏会より ツィゴイネルワイゼン (Zigeunerweisen by Sarasate)
所沢市民吹奏楽団 第40回定期演奏会より 歌劇「蝶々夫人」より (Madama Butterfly, A Selection from the Opera)
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オーディオでは定位とか立ち上がりとか言うけれど、私の場合無縁。音が積み重なり、体全体が響き渡る音に包まれるのが好きなのでホールで座る位置もその音が聞こえる場所が好き。ハイレゾ云々と言うけれど、当り前だけど生音にはかなわないですよね。
仕事の関係で結構高価なスピーカーやアンプで聴くことが多かった。パワーアンプの筐体を設計していた時、音だしに付きあわせてもらって聞いていたけど、二千数百万円のスピーカー、アースポイントの違いが判るけどどうしても「音楽」を音楽ではなく「音」として聴いてしまう。
タンノイのオートグラフ、高価なアンプより上杉(高価ではあるけれど価格的にはハイエンドではありませんよね)のアンプの方が遥に朗々として音楽として鳴る。間を閉じると演奏者がそこにいるという姿が思い浮かぶ。でもコンサートとは違う。
人間が楽器を使って出す音、そのすざまじい音圧と音質、オーディオでは無理。だけど何処でも音楽を聴きたいという自然な欲求、より良い音で聴きたいというのも当たり前。どういう音で聴きたいかは各個人で様々、だから面白いんでしょうね。
Posted at 2021/05/04 08:17:52 | |
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