「韓国の反応翻訳ブログ」にこんなスレッドが紹介されていた、『韓国人「もし日本とドイツが戦争してたらどちらが勝ってたでしょうか?」「ドイツの圧勝」』。
『スレ主の韓国人:もし、米国が参戦しないでナチスドイツがロシアを飲み込み、日本がアジアを占領した状態なら、最後に両国が戦う場合、果たしてどちらが勝ちますか?
私はドイツが戦力上より強いと思うが、日本の奴らもその時は小銃と一緒に日本刀で狂気を振りかざしてた時期で、それなりに持ち堪えるだろうと思うが、両国が潰れて平和を手に入れたけど、果たして両国が戦争をしたらどちらが勝つのか?たまにこんな事を考えて見る事があります…ブルブル』
ま、結論はお決まりのように「日本は壊滅」、彼らの所謂自尊心から導かれる結論としては通常運転のように当たり前の結論なんでしょうけどね・・・
「もしも」という仮定でのスレッド、日本に向かって「論理的な話をするなと」言う彼らだけど、自分たちに不利な事実には全て目を塞ぎ、「こうであったら」という下らない叛の思いだけで歴史を捏造し続ける彼ら。当然、結論は一つしか導かれない。
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第二次世界大戦のヨーロッパ戦線、日本人(一世)の親に育てられた日系二世だけの戦闘部隊、ヨーロッパ戦線でドイツと戦い、全ての戦いでドイツを撃破したのは事実。彼らは「親の名誉と祖国アメリカのため(深く複雑な感情が入り混じっての)」に「Go for broke!」の言葉の基に命を代償に戦いましたよね。従軍した日系二世は約33,000人。
彼らは「Samurai」と呼ばれた、恐れずに突き進む、欧米人にはその行為を信じることが出来なかった、「日本人をそこに見た」と、だから彼らを「Samurai」呼んだ。少し話がずれるけど、浅田真央さんも、「Samurai MAO」と呼ばれた。
ユダヤ人捕虜収容所ダッハウ、解放したのは442連隊、処刑される寸前の少女が442連隊の突入で助けられた。後に、彼女はその後442連隊に感謝の礼を尽くした。「命のビザ」を書き続けたリトアニア・カウナス日本領事館の杉原千畝領事代理、ソ連のオトポール駅にナチスの迫害から逃れて行き場を失った数万のユダヤ難民、関東軍のハルビン特務機関長であった樋口中将が救出を決断した。
映画『442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍』予告編
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失われた大隊を救出せよ ~米国日系人部隊 “英雄”たちの真実~ PR動画
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総力で攻撃した連合軍が破れなかったドイツ最強の防衛線である「ゴシックライン」、442はここに瞬く間に穴を明けた。撃たれても敵に気づかれないように声を上げずに倒れ、ドイツ軍の投げた手榴弾の上に身を投げ自分の命を代償に仲間の命を守った。
How the Japanese American soldiers broke the Gothic Line during WWII
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平成27年5月、日系人部隊記念碑に献花する安倍総理大臣。
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よく引き合いに出されるウィリアム・ハルゼー大将の言葉、「いかに勇敢なアメリカ軍兵士と言えども、少なくとも生き残るチャンスがない任務を決して引き受けはしない」「切腹の文化があるというものの、誠に効果的なこの様な部隊を編成するために十分な隊員を集め得るとは、我々には信じられなかった」と。
ヨーロッパ戦線でドイツ・イタリアと戦った日系二世、そして大東亜戦争で戦った日本兵。日本では軍国主義・軍事教育で駆り立てられたと言う言葉が使われる。日系二世は日本で言われる「軍事教育」なんて全く無縁、日本人の親の教育があっただけ。
日系二世も日本人も同じように目的に向かって全く同じように突き進んだ、これは事実。日本の特攻隊、軍国主義教育の結果だと言う、だけど日系二世はそのような教育は受けていない、くどいが一世の親からの日本人としての教育を受けただけ。
東南アジアで戦った日本兵、「軍国主義」という言葉だけで括ろうとしている。ヨーロッパ戦線で戦った日系二世、「軍国主義」という言葉で彼らも括れるのか?
空母エンタープライズに特攻した富安俊助中尉、彼の遺書にある一文がある、「吾々は御国の防人として出て行くのです。・・・海軍に入る時に,当然死を覚悟していたのですから,皆様も淋しがることはないと思います。」と。死を覚悟してではなく、自身の「命」をどのように使うのか、その自問自答の結果だ。
日系二世は「親の名誉と祖国アメリカのため」に、そして日本兵も全く同じように「親の名誉と御国のため」。ハルゼー大将が信じる事が出来ないと言う強い意思により殉じた。
仏教の言う「諦観」、それが彼らの強い意思を導いたのではないかと思う。日系二世も同じ、「国のため、親兄弟の為」という「諦観」で。「軍国主義」なんていう軽々しい言葉で彼らは彼ら自身の「命」を使わなかった。ただし、当たり前だけど100%のの人たちがその方向を見ていたわけでは無いけど。
A Kamikaze Pilot Strike On The USS Enterprise
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WT短編映画「Divine Wind ~ たった一人で成し得た偉業」Fighter's Episode.03 Special
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↑冒頭、「夢も未来も何もかも捨てて死にに行く」とテロップが流されるけど、彼らは親兄弟の「夢と希望」を守るために攻撃した。夢も希望も捨てなかった。
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靖国神社が編纂している「英霊の言の葉」という小冊子がある。意図を持って編纂された「きけ わだつみのこえ」と対比すると、「英霊の言の葉」は分け隔てなく丹念に編纂されていると感じる方が多いと思う。
「命をどのように使うか」を考え詰めた彼ら、その遺書・書簡はその「諦観」を前提に読まなければと思う。下の動画のコメント、それをもとにすると捉え方の掛け違えがある場合がある事に気付くと思う。
【2ch歴史スレ】これが特攻隊の遺書。戦争は繰り返してはいけない。【ゆっくり解説】
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YouTube等には特攻隊に関する報道機関が作成した動画が数多くある。その中から一つだけ、ほとんどが当時の情勢を全く考慮に入れず、平和な現代の思想でそれを一方的に断罪している。街頭インタビューもそうだけど、シナリオを書いてからの取材なので結果は当たり前。
【NNNドキュメント】若者たちの死… 語られなかった特攻隊と遺族の記憶 NNNセレクション
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そして結論は・・・
憲法九条を錦の御旗にするピースボート、アラビア海で自衛隊に泣きつく「守って」と。危険地帯を護衛した自衛隊、だが、ピースポートの漂流が始まった。ピースボート「自衛隊さん助けて、国民をまもる義務があるでしょ!」と。
ピースボート自衛隊に泣きつく 国民の反応
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第75回ピースボートクルーズ 漂流中の生活記録
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自衛隊の基地を作れば「攻撃の的になる」と市民団体が反対する。太平洋戦争の時に日本各地の都市が絨毯爆撃された、そこに基地はあったのか。ウクライナ、ロシアが真っ先に攻撃したのは病院と学校、落胆させ、絶望させ、残虐な方法で厭戦させよようとしたロシア。
鶴瓶さん、あなたは「自衛隊は人殺しの訓練をしている」とおっしゃって非難されているけど、あなたは丸腰で話し合いをして解決するんですよね。まさかピースボートのように自衛隊に助けを求めないですよね。「丸腰で乾杯」、がんばって。
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8月15日、玉音放送を聞いた斎藤宗吉(北杜夫)、その日の日記にこう書いた。
8月15日(水)
永久に忘れ得ない悲壮なる日だった。
重大発表があると云うので広場に昼に集まった。
神国日本は敗れたのだ。
嗚呼、三千年の伝統は昨日遂に侵されたのだ。
俺達は泣いた。解散してからうなだれて俺達はだまっていた。
それから涙の中に立ち上がった。
涙の中で本を読んだ。
全く俺達より他に日本を再建する者はいないのだ。
この日の気持ちを忘れない限り、永久にファイトを出して頑張らねばならぬ。
眞の純なる涙をしぼりにしぼったこの日、この空を勝利の二字の前にこぼしたかった。
東日本大震災、ある高校生(だと思う)がインタビューに答えて「僕たちが東北を再建する」と意思を伝えていた。北杜夫氏と同じく、「何をすべきか」を状況から自然に考えて向かってゆく、教育だけでない日本人の特性なんでしょうかね。
東日本大震災70代のおじいちゃん「また再建しましょう」
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東日本大震災 ある中学生が起こした奇跡
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ウクライナの地下鉄に住む75歳の日本人 75-р?чний японець, який живе в укра?нському метро
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先日、ジェットスターの爆破予告で名古屋の中部空港に緊急着陸した事件、何気ない報道写真、普通の報道写真としてしか見ていなかった。しかし、海外からの目は違っていた、「ほとんどの人が手荷物を持たずに避難している、適切な対人距離(感染)を取っている」と。